■ガール・ウィズ・ニードル


■オススメ度

 

実話ベースの映画に興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.5.22(MOVIX京都)


■映画情報

 

原題:Pigen med nalen(針を持った女性)、英題:The Girl with the Needle (針を持つ女性)

情報:2024年、デンマーク&ポーランド&スウェーデン、123分、PG12

ジャンル:不遇の裁縫師と訳あり菓子職人を描いた犯罪映画

 

監督:マグヌス・フォン・ホーン

脚本:マグヌス・フォン・ホーン&リーネ・ランゲベク

 

キャスト:

ビク・カルメン・ソネ/Vic Carmen Sonne(カロリーネ・ニルスン/Karoline:行方不明の夫を持つ妻、裁縫師)

 

トリーヌ・ディルホム/Trine Dyrholm(ダウマ・オウアビュー/Dagmar:カロリーネを助ける女性、菓子屋店の店主)

アヴァ・ノックス・マルティン/Ava Knox Martin(イレーナ/Erena:ダウマの娘、7歳)

Ari Alexander(スヴェンセン/Svendsen:ダウマのセフレ)

 

ベーシア・セシーリ/Besir Zeciri(ピーダ・ニルスン/Peter:行方不明のカロリーヌの夫)

Maciej Berezowski(スーシー:カロリーネの赤ん坊)

 

ヨアキム・フィェルストプ/Joachim Fjelstrup(ヤアアン/Jørgen:カロリーヌの縫製工場の社長)

Benedikte Hansen(男爵夫人:ヤアアンの母)

 

テッサ・ホーダー/Tessa Hoder(フリーダ/Frida:カロリーヌの友人)

Lizzielou Corfixen(フリーダの妹)

Magnus von Horn(フリーダの夫)

 

Per Thiim Thim(オラフ・イエンスン/Olaf Jensen:家主)

Clara Shahrazad Kokseby(新しい入居者)

Tone Suvi Ellegaard(新しい入居者の娘)

 

Søren Sætter-Lassen(リングマスター/Ring Master:縫製工場の技術者)

Thomas Kirk(フォアマン/Foreman:工場の管理職)

 

Anna Tulestedt(老いた家主)

Peter Secher Schmidt(検察官)

Cordelia Majgaard(ヤアアンの家の若いメイド)

Tommy Wurtz Petersen(砂糖工場の職長)

Liv Vilde Christensen(赤ん坊を抱いた少女)

Monika Kepka(浴場の若い店員)

Petrine Agger(年配の浴場の助手)

Anna Terpilowska(厳格な女性)

Ragnhild Kaasgaard(砂糖工場の女性、助産)

Jakob Højlev Jørgensen(産婦人科医)

Jonas Mikkelsen(追い返される菓子屋の男性客)

Nela Lapka(汚れた顔の少女)

 

Dan Jakobsen(クロード/Claude:サーカスのドワーフ)

Agnieszka Przyborowska-Mitrosz(ナンシー/Nancy:髭面の女性)

Robert Trempski(サーカスの団長)

Slawomir Macias(盲目のミュージシャン)

Gabriel Zubowski(鳥男)

 

Hector Engelbrecht(号外と叫ぶの少年)

Torsten Sonne(孤児院の院長)

Birgitte Marianne Krogh(裁縫工場の秘書)

Lasse Haastrup(警官)

Peter Sand Magnussen(警官)

Anders Hove(裁判官)

Helle Marianne Sommer(法廷で激怒する女性)

 

Frederik Birkely(若い男)

Lars Ulrich Larsson(陪審員)

Pia Hvilsted Sperling(新しいテナントの入居者)

 


■映画の舞台

 

1919年、

デンマーク:コペンハーゲン

 

ロケ地:

ポーランド:

クウォツコ/Klodzko

https://maps.app.goo.gl/cXZeBkysQkoYU11x7

 

ビストシツァ・クウォツカ/Bystrzyca Klodzka

https://maps.app.goo.gl/bQWQa9vhs5AcH2iZ9

 

デンマーク:

コペンハーゲン/Copenhagen

https://maps.app.goo.gl/mpoB3AAynAsMU6627

 


■簡単なあらすじ

 

デンマークのコペンハーゲンに住むカロリーネは、縫製工場の裁縫師として働いていたが、家賃を滞納して退去させられてしまう

仕方なく家を追われることになったカロリーネは、家主の紹介でボロい部屋に移り住むことになった

時は第一次世界大戦末期、その影響で縫製工場は軍服ばかりを作らされていた

 

カロリーネには戦争に駆り出された夫ピーダがいたが、彼は行方不明の身で、寡婦年金を受け取ることができなかった

そこで彼女は、工場の社長ヤアアンに近づき、彼もカロリーネを気に入って、体を重ねるようになっていく

カロリーネはヤアアンの子どもを身籠り、結婚へと踏み出そうと考えていた

 

ある日のこと、カロリーネの元に夫のピーダが帰ってきた

彼は戦争で顔を負傷し、仮面をつけないと人前には出られなかった

やむを得ずに彼を部屋に招き入れるものの、「新しい人ができた」と言って彼を追い出してしまう

 

カロリーネの出産は間近だったが、ヤアアンの母は二人の結婚を認めなかった

ヤアアンに捨てられた彼女は子どもを堕ろしたいと考え、針を突き刺して堕胎させようとする

その様子を見ていた菓子職人のダウマは彼女を止め、力になると寄り添った

 

テーマ:命の後始末

裏テーマ:行きすぎた正義感

 


■ひとこと感想

 

かつて実際にあった事件をベースにしていて、里親探しでお金を得て、そのまま赤ん坊を殺害するということが起きていました

カロリーヌがそれに加担する様子が描かれていて、当時の時代背景を知った上で鑑賞するのが良いのかな、と思いました

時代は第二次世界大戦直後ぐらいのデンマークが舞台になっていて、虐げられ続けるカロリーネが描かれていきます

 

夫が行方不明なので寡婦年金ももらえず、戦争が終わったことによって、負傷した夫が帰ってきてしまいます

死んだと思っていた矢先に顔を潰された夫が戻ってくることになり、良い感じだった社長との仲もその母親に壊されてしまっています

出産しても子どもを育てることができず、里親に出すことになりますが、実はという展開を迎えます

その部分がヤバい実話となっていて、それが何なのかが描かれるのは後半になっていましたね

あくまでも、養子を見つけるまで預かっているように見えるところが悪質のように思えます

 

事件のネタバレを知っていると「事件」が起こるまでかなり時間を要することがわかります

なので、何も知らずに観た方が、初見のインパクトは大きいように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

いわゆる育てられない子どもを始末するというもので、お金を取って、里親を探すふりをするだけというものになっていました

精神的にキツイようで、これまでに実行してきたダウマも薬物依存に陥っていて、エーテルを使用していましたね

カロリーネの夫も痛みを緩和させるためにモルヒネを使っていましたが、それによって現実逃避させている部分があったのでしょう

冒頭の歪んだ顔の映像は、後半になって使用するエーテルが見せる幻像であり、徐々に現実から乖離させる効果があったように思いました

 

映画には色んな「育てられない人」がいるのですが、実の娘ではないイレーネとずっと一緒にいるという関係性も不思議なものになっていました

時代性とか、国民性みたいなものがあると思いますが、1番の要因は戦争なのでしょう

多くは語られませんが、ダウマのモデルの人は自分の子どもは殺さず、他人の子どもはあっさりと殺していくのですね

法廷でも「正義だ」と確信している部分があって、彼女の事件が世界に与えた影響などを考えた方が自分なりの意見が生まれるのかな、と感じました

 

そんな彼女とは価値観を共有できないカロリーヌがいて、子どもながらに何をしてきたのかを知っているイレーネがいました

彼女がそれを行うに至った理由などは映画で語られませんが、自己肯定感の強い人間が暴走すると止められないのですね

そう言った意味において、社会が生み出した魔物なのかな、と感じました

でも、結局のところ、自分の肯定感を出すために薬物に浸りつつも、これまでの行為を後悔していたりするのですね

ダウマに感情移入する人はそこまでいないように思いますが、彼女のような他人に丸投げしておきながら、法廷に立たされた途端に「私の子どもを返して」という親もヤバすぎるように思えます

 


■実際の事件について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■人を人たらしめるのは行動原理

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101600/review/05127368/

 

公式HP:

https://transformer.co.jp/m/needlemovie/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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