■さよならはスローボールで


■オススメ度

 

おっさんたちの草野球に興味のある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.10.22(MOVIX京都)


■映画情報

 

原題:Eephus(止まって見えるほどの超スローボール)

情報:2024年、アメリカ&フランス、98分、G

ジャンル:取り壊される野球場で最後の試合をするおっさんたちを描いたヒューマンコメディ

 

監督:カーソン・ランド

脚本:ネイト・フィッシャー&カーソン・ランド

 

キャスト:

フレデリック・ワイズマン/Frederick Wiseman(ブランチ・モアランド/Branch Moreland:ラジオのアナウンサーの声)

 

【アドラーズ・ペイント(Adler‘s Paint)】

Johnny Tirado(エイドリアン・コスタ/Adrian Costa:1番センター)

Timothy Taylor(ケヴィン・サントッチ/Kevin Santucci:2番ショート)

Ethan Ward(ティム・バセット/Tim Bassett:3番セカンド)

Jeff Saint-Dic(プレストン・レッド/Preston Red:4番サード)

キース・ウィリアム・リチャーズ/Keith William Richards(エド・モータニアン/Ed Mortanian:チームの監督、5番先発ピッチャー)

Theodore Bouloukos(チュック・ポリーン/Chuck Poleen:6番レフト)

David Pridemore(トロイ・カナハン/Troy Carnahan:7番レフト、中継ぎ&リリーフ)

Brendan Burt(ボビー・クロンプトン/Bobby Crompton:8番ファースト)

John R. Smith Jnr(ジョン・ファイエラ/John Faiella:9番キャッチャー)

Nate Fisher(メリット・ネトル/Merritt Nettles:控えのピッチャー)

Conner Marx(クーパー・バセット/Cooper Bassett:控えの選手)

 

【リバー・ドッグス(River Dogs)】

Ari Brisbon(ウィルトン・パラシオス/Wilton Palacios:1番ショート、ビール持ち込み)

Keith Poulson(デレク・ディカプア/Derek DiCapua:2番レフト)

Stephen Radochia(グラハム・モリス/Graham Morris:監督、3番サード、工事担当者)

Patrick Garrigan(ローガン・ガリーガン/Logan Evans:4番センター)

Peter Minkarah(グレン・マーレイ/Glen Murray:5番ファースト、元大学野球)

Ray Hryb(リッチ・コール/Rich Cole:6番レフト、花火持参)

Russell J. Gannon(ビル・ベリンダ/Bill Belinda:7番セカンド、家族が観戦)

Chris Goodwin(ギャレット・ファーニヴァル/Garrett Furnivall:8番キャッチャー、遅刻)

David Torres Jr.(ディルベルト・D・ヌエス/Dilberto D Nunez:9番ピッチャー、途中で棄権)

 

【その他】

ビル・リー/Bill Lee(リー/Lee:伝説の野球選手)

クリフ・ブレイク/Cliff Blake(フラニー/Franny:スコアラー&審判)

ウェイン・ダイアモンド/Wayne Diamond(主審)

 

ジョー・カスティリオーネ/Joe Castiglione(マリナーリ氏/Mr. Mallinari:エドの兄、姪っ子の洗礼式に参加)

 

Annie Tisdale(ジュリー/Julie:歌を歌うビルの娘)

David Metskhvarishvili(ジョー/Joe:ビルの息子)

Timber Holmes(リンダ・ブリンダ/Linda Belinda:ビルの妻)

 

Isabelle Charlot(メラニー/Melanie:エイドリアンの彼女、観客)

 

Lou Basta(ホーウィー/Howie:主審の兄)

 

Joe Penczak(ルイーズ/Louis:ピザ屋の主人)

Gregory Falatek(レジー/Reggie:若い観客)

Paul Kandarian(クラーク/Clark:老いた観客)

Robert Josey(ボブ/Bob:観客)

Peter Lund(トッド/Todd:観客)

Luis Vicente(エディー/Eddie:野球がわからない観客)

Stephen Gauthier(チャッキー/Chucky:タバコ吸う少年)

 

Amber Frost(RBの客/タイヤチェーン店の広報担当者)

Adam DePalma(タバコを吸う男)

 

Jack DiFonso(ジャック/Jack:?)

Jason Barbieri(トム・プタック/Tom Ptak:?)

 

Will Menaker(ロバート・ブレンダン/Robert Brendanの声、ラジオCM)

Will Sennett(ドン・フィオーレ/Don Fioreの声、ラジオCM)

David Sabot(ピザ屋の店員)

Amy Drummond(フラニーの手)

Alex Flynn(建設作業員)

Mark Towle(建設作業員)

 


■映画の舞台

 

1990年代のとある10月16日

アメリカ:マサチューセッツ州

ダグラス

ソルジャーズ:フィールド野球場

https://maps.app.goo.gl/oa5KF2hudP91FSfu5?g_st=ic

 

ロケ地:

アメリカ:マサチューセッツ州

ダグラス


■簡単なあらすじ

 

1990年代のとある日曜日、再開発によって取り壊されることになった「ソルジャーズ・フィールド野球場」には、アドラーズ・ペイントチームとリバー・ドッグスチームの面々が集結していた

彼らはその球場の最後の試合をするために訪れていて、スコアラーはフラニーが務めていた

思い出作りのための親善試合だったが、ともに真剣にゲームに取り組んでいた

 

リバードッグスの中心選手グラハム・モリスは球場の再開発の担当者として肩身の狭い思いをしていたが、それを揶揄するものの、強く非難することはなかった

試合はアドラーズのエドとリバー・ドッグスのDとの投げ合いになっていたが、年相応のプレーで、ぐだぐだになりつつあった

そんな折、エドの兄マリナーリが球場に来て、姪の洗礼式があると言って彼を連れ出してしまう

 

さらに、主審も残業はしないと中途半端なところで試合を投げ出し、仕方なくスコアラーのフラニーが審判を務めることになった

だが、照明設備のない球場は夕暮れと共いボールが見えなくなり、試合どころではなくなってしまうのである

 

テーマ:区切りをつける

裏テーマ:時代の波に抗う心

 


■ひとこと感想

 

おじさんチームが廃止寸前の球場で試合をするというもので、草野球的なグダグダ感がありましたね

試合よりもオフトークの方が面白くて、あんまり説明はないものの、キャラが際立っていたと思います

とは言え、両チーム合わせて20人にスコアラー、審判が4人(映るのはほぼ2人)、さらに選手家族、恋人、観客に出張ピザ屋まで出てきていました

 

キャラの把握は難しいのですが、冒頭のラジオ番組の背景で、フラニーが書いているスコアブックがあって、そこに全てのメンバーと配役が書かれていましたね

ある種のキャストロールのようなもので、そこを覚えることは難しいのですが、わちゃわちゃやっているのを眺めればOKの作品だと思います

 

映画は、始めてしまったものを何とかして終わらせようとする人々を描き、途中からは選手の貸し借りなどもあって混沌としていましたね

映画の原題は『Eephus』で、その意味は「超スローボール」を意味していましたね

イーファスを投げられるのはごく一部の選手だけで、それを見せるために一瞬だけ伝説の投手が登場していました

 

試合展開はかなり無茶苦茶で、後半は照明がない中で試合をしているので何が起きているのかほとんどわかりません

そんな中でもとにかく最後の試合だからということでやり切るのは良かったですね

結末もグダグダですが、ジャッジには逆らえないという結びになっていたと思います

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画のラストにて、フラニーのモデルとなったフランシス・ウィットフォードの名前がありました

球場自体も実在したもので、今では球場の名前がついた通りが残っていたりします

史実がベースのようですが、あの試合が本当にあったのかはわかりません

それでも、スコアラーをしていたフラニーは実在の人物で、彼が試合に出ないのは色々と意味があるのだと思います

 

映画では全くふれませんが、高齢だからということよりも、後半は彼の目線で試合に対する感想が述べられたり、野球しに残る偉大な選手の言葉などが「章」のように登場していましたね

確認できたのはベーブ・ルースの「空振りはホームランの第一歩」とか、ヨギ・ペラの「早くても遅い時間になった」、サチェル・ペイジの「ボールをバットから遠ざける」などがあったと思います

あとはハンク・アーロンの言葉もありましたね

 

これらはフラニーの心の声で読み解かれていて、何らかの理由で最後の試合に参加できなかった後悔というものがあったように思います

彼は暗闇の中で審判をしながら試合を完結させるのですが、最後のボールはほとんど見えていなかったでしょう

彼が言うから四球判定で押し出しになっていましたが、誰かが試合を終わらせないとどうにもならなかったので、ある意味助け舟になっていたのかな、と思いました

 


■名残の中で生きること

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■時代の終わりに立ち会うこと

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104245/review/05733971/

 

公式HP:

https://transformer.co.jp/m/sayonaraslowball/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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