■ボディビルダー


■オススメ度

 

闇落ちする男の映画に興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.12.22(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Magazine Dreams(雑誌の表紙を飾る夢)

情報:2023年、アメリカ、123分、PG12

ジャンル:プロのボディビルダーを目指す男の苦悩を描いたスリラー映画

 

監督&脚本:イライジャ・バイナム

 

キャスト:

ジョナサン・メジャース/Jonathan Majors(キリアン・マドックス/Killian Maddox:人付き合いが苦手なボディビルダー、スーパーAの店員)

 

ハリソン・ペイジ/Harrison Page(ウィリアム・ラティモア/William Lattimore:キリアンの祖父、ベトナム戦争帰還兵)

ハリエット・サンソム・ハリス/Harriet Sansom Harris(パトリシア・ウェルドロン/Patricia Waldron:キリアンのカウンセラー、アンガーセラピー)

 

ヘイリー・ベネット/Haley Bennett(ジェシー/Jessie:キリアンの同僚、スーパーAのレジ係)

 

マイケル・オハーン/Michael O’Hearn(ブラッド・ヴァンダーホーン/Brad Vanderhorn:キリアンの憧れのボディビルダー)

 

Bradley Stryker(ケン・ドナヒュー/Ken Donaghue:「ジョージ&サンズ」の店員)

Teddy Day(ケンの息子)

Vivianne Neely(ケンの娘)

 

テイラー・ペイジ/Taylour Paige(ピンクコートの女)

 

Craig Cackowski(2016年のNPC大会の審査員/Biddle Aged Man)

 

【その他の出演者】

Krystin Goodwin(ニュースアンカー)

David Maurice Johnson(NPCの大会委員長、2016年)

Blake Bynum(シャキール・ヴォーン/Shaquille Vaughn:ボディビルダー)

Jodi Bianca Wise(挙動不審な白人女性)

Tim Martin Gleason(マック/Mack:スーパーAの店長)

Justin Cuomo(ジョン/Jon:ケンの連れ)

Peter Ivanov(ネイト/Nate:ケンの連れ)

Kimberly Christian(救急の看護師)

Dan Donohue(プレスコット医師/Dr. Prescott:救急医)

Andrea Figliomeni(ダイナー「バックウッズ・イン」のウェイトレス)

Alfretz Costelo(NPCコンテストの従業員)

César Alejandro(コンテストの観客)

Haylee Baldwin(コンテストの観客)

Mark Rhino Smith(バイス/Bryce:NPCの審査委員長、現在)

Glen Wilson(ブラッドのカメラマン)

Dominique Thaysen(Go Go Dancer)

Jeffrey Johnson(クラブのシンガー)

Sophia Bui(クラブで騒ぐ人)

Nikki Nevarez(クラブで騒ぐ人)

Sofia Randahl Norschau(金髪のクラブで騒ぐ人)

Tess Cline(ジェナ/Jamie:クラブのバーテンダー)

Sonny Valicenti(ジミー/Jimmy:クラブの酔っ払い客)

Ezra Bynum(路上の客引き)

Tristan Henry(キリアンの父、回想)

Tiffany Jackson(キリアンの母、回想)

 


■映画の舞台

 

アメリカ:カリフォルニア州

ロサンゼルス

 

ロケ地:

アメリカ:カリフォルニア州

サンタ・クラリタ/Santa Clarita

https://maps.app.goo.gl/dhuect7XR5utZqUf9?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

プロのボディビルダーを夢見ているキリアンは、怒りをコントロールできずに問題ばかり起こしていた

今ではセラピストのパトリシアとの対話を続けているが、なかなかうまくは進まなかった

彼には憧れのビルダー・ブラッドがいて、彼のポスターを部屋に貼っては、日々の糧にしていく

ストイックすぎる鍛錬に多量のステロイド、そして気を紛らわせるためのドラッグに溺れていた

 

ある日のこと、同じ職場のレジ係のジェシーに声をかけたキリアンは、奇跡的にデートをすることができた

だが、緊張して余計なことを喋りすぎ、彼女は完全に引いてしまって、彼の元を去っていく

さらに追い討ちをかけるかのように、素行不良と無断欠勤を指摘され、スーパーを解雇されてしまった

 

失意の中、祖父が依頼した家の塗装の件で電話をすることになった

店員は聞く耳を持たず、ブチ切れたキリアンは店に出向いて破壊の限りを尽くす

そして、逃げるように車に乗り込んだキリアンは、その帰途にて大事故を起こしてしまうのである

 

テーマ:魂の救済

裏テーマ:自己肯定と承認欲求

 


■ひとこと感想

 

ボディービルダーが闇落ちするというプロットだけ調べて参戦

どうやら憧れのビルダーがいるとのことで、彼に近づこうとトレーニングに励んでいる主人公が描かれていました

職場には気になる女の子もいて、格好をつけようとするけどうまくいかずという感じで、前半は見ていて辛いものがありましたね

 

中盤からは「どうなってしまうんだろう」という不安感がずっと付き纏い、自分自身を褒める相手を探していくことになります

彼の祖父はベトナム帰還兵で、彼のことを誇りに思っていて、そんな祖父はいつでも彼を肯定してくれます

それでも渇望が止まないのは、人には認められたい相手以外の賞賛を許容できないという難儀な特性があるからのように思えます

 

映画は、ホアキン・フェニックスの『ジョーカー』を彷彿させる部分があり、社会の底辺でもがく男に容赦のない仕打ちというものが待っています

そして、暴力の先にある「仮初の力の取得」によって、物語の不穏さというものが際立っていくのですね

さすが「銃社会」という感じで、宅急便で届くし、捨てるときも「大丈夫かよ」と思ってしまうシーンがありました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画のネタバレはキリアンがどうなってしまうのかという部分で、後半では「妄想」が入り混じる構成の中で、なんとか自我を保ったまま終わるという結末になっていました

ちょっとホッとしたというのが正直な感想で、一歩間違えばブラッドのショーで無関係の客をも乱射しかねない雰囲気がありました

アメリカ人にとっての銃のポジションがよくわかる作品で、それでも一線を越えるにはハードルがあるという感じになっていました

 

キリアンを肯定するのが祖父とピンクコートの女、そしてクラブの酔っ払いなのですが、ネットサーフィンで出会った自己啓発の言葉とかも人生に意外な影響を与えていきましたね

それは自分の中にある感情とか概念の言語化が進むという感じになっていて、ラストの「Be Bold:Change History(大胆であれ、歴史を変えろ)」は強烈な言葉だったと思います

この言葉を受けて出陣してしまうので、そんな爪痕で良いのかと思いましたが、ラストで本当に「ホッと」してしまいました

 

大会審査の男とブラッド惨殺は彼の妄想ではありますが、その起点となる酔っ払いの「山に登るのはどうしてだ?」という哲学的に見える件もすごかったですね

あんな感じに言葉を吐き捨てる人はたくさんいるのですが、ネットサーフィンの言葉以上に人を感化させる力があるのですね

街に溢れている色んな言葉はその影響を加味しないままそこに存在しますが、そう言ったものに意味を見出してしまうのは人の性のように思います

ある意味において、それだけ自己の言語化が難しいとも言えるし、しっくりきてしまう言葉の怖さというものがあるのだと思い知らされます

 


■人を変える10の言葉

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


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■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104740/review/05961995/

 

公式HP:

https://transformer.co.jp/m/bodybuilder/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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