■グッドワン
Contents
■オススメ度
おじさんに容赦ない映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.1.21(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Good One(いい子、大したもんだ)
情報:2024年、アメリカ、89分、 G
ジャンル:父とその友人と一緒にキャンプに行く娘を描いた青春映画
監督&脚本:インディア・ドナルドソン
キャスト:
リリー・コリアス/Lily Collias(サム/Sam:キャンプに来る17歳の少女)
ジェームズ・レグロス/James Le Gros(クリス/Chris:サムの父)
演者なし(エイプリル:クリスの元妻)
Diana Irvine(ケイシー/Casey:クリスの現在の妻、サムの継母)
Valentine Black(ヴァル/Val:ケイシーとクリスの息子、サムの歳の離れた弟)
ダニー・マッカーシー/Danny McCarthy(マット/Matt:クリスの友人)
Julian Grady(ディラン/Dylan:マットの息子)
演者なし(ステファニー:マットの元妻)
演者なし(アンジェラ:マットの昔の遊び相手の女の子)
演者なし(シャロン:クリスの部下)
Sumaya Bouhbal(ジェシー/Jessie:サムの親友)
Becca Morrin(レストランのウェイトレス)
Sarah Wilson(ジャニー/Janie:ショップの店員)
Samuel Lanier(ザック/Zach:ハイカー3人組)
Eric Yates(アンディ/Andy:ハイカー3人組)
Peter McNally(ジェイク/Jake:ハイカー3人組)
■映画の舞台
アメリカ:ニューヨーク州
キャッツキル山地
ロケ地:
アメリカ:ニューヨーク州
キャッツキル山地/Catskills
https://maps.app.goo.gl/3CGNXyParMrMBUUV9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ニューヨークに住む17歳のサムは、ある日、父クロスと彼の友人マット、マットの息子ディランとともにキャッツキル山地にキャンプに出かけることになった
だが、巡り合わせが悪く生理が来てしまい、さらにマットの家庭問題のためにディランが不参加となってしまう
仕方なく3人でキャンプに出かけるものの、どこか不穏な空気が漂っていた
キャンプ場に着いた3人は荷物を整理して目的地へと向かうものの、途中で3人組のハイカーと合流したことでさらに不穏感が増していた
精神的に不安定になっているサムは、父とマットがお互いに攻撃しあっていることに気づき、それを他人の前で行うことに嫌気を指していた
その後も、言葉の端々に配慮のなさが滲み出ていて、楽しいはずのキャンプもどこか気まずい時間の共有となってしまう
マットは妻ステファニーと別れたばかりで、ディランはそのことで父を責め立てていた
サムは冷静に2人を観察しながら、物事には原因があると言い、それは父の離婚にあると考えていた
だが、父親は頑なに他人を責め立て、さらにマットのある言動に対して何もしなかったことに対し、サムの怒りは一線を超えてしまうのである
テーマ:デリカシーと利己主義
裏テーマ:良い子でいられる限界点
■ひとこと感想
父と娘、父の友人がキャンプに行くという内容で、冒頭から整理で体調が悪くてブルー入っているという状況が示されていました
さらにディランがいないことで同世代の話し相手がいなくなってしまい、自然と大人の会話に巻き込まれてしまいます
そこでサムはある違和感を抱えながらも、父の傍若無人な態度に怒りを示し、さらにマットの不快な言動が決定機となってしまいます
父親目線だとスリラーのような感じですが、娘目線でも「こいつらマジか」という感じになっていたと思います
この不協和音の正体に大人は全く気づくことがなく、さらに自分の弱さを曝け出して、言ってはいけないことを言ってしまいます
そこで娘よりも友人を庇う方向に向いたことで、サムの限界点が超えた、という内容になっていました
家庭内不和があって、そこには男性側の視点と思考しかない
サムは「相手の立場に立ってみたら?」と助言をするものの、「賢い」と言うだけでそれを実践しない大人たちが描かれていきます
ハイカー3人との会話でも無駄なマウント合戦であるとか、相手にわからない人の話をするなど、とにかく「この場にいたくねえ」と言う作品でしたね
青春映画のくくりになると思いますが、ぶっちゃけるとスリラーだったようにも思えました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画のタイトルは『Good One』で、いわゆる「良い子」みたいな意味になりますが、スラング的な側面だと「上手いこと言うね」「皮肉を込めた大したもんだ」みたいな意味になります
大人2人はともに離婚経験者で、クリスの方には後妻がいて、彼女との間に子どももいました
サムとしては、複雑な家庭環境になっていて、その逃げ場所がジェシーと言う存在でした
彼女はキャンプにはついてこないのですが、本来くるはずだったディランがいれば、もう少し精神的にマシだったのかもしれません
17歳と言う年頃の女の子前でするべきではない話がたくさん登場し、離婚した母親のことを笑い話にしたり、例え話で女性関係を揶揄したりしていました
サムの言う「相手の立場に立ってみたら?」と言うのは、あなたが私の立場だったら、その話をこの場で聞きたいか?と言う意味になりますね
それはハイカー3人組の会話でも随所に現れていて、その場のノリで合流したのなら、相手に敬意を払う必要があると思います
少なくとも、個人的な話題でマウントを取るとか、空気を支配すると言うのはもってのほかであると言えます
極め付けは「酔った勢いで一緒に寝よう発言」で、「こいつ何を言ってるんだ」と言うところからの「父親がマットを咎めない」と言う対処にサムがブチ切れることになりました
河辺の石をリュックに詰め込むのですが、あれは「あの場で積まれて死んでしまえ」ぐらいの勢いの怒りだったと思います
そして、自分たちの何が悪かったのかを最後まで理解しないのですが、これが世の中年の感性ですよと突きつけられているみたいで怖かったですね
意味がわかる人にはホラー的な感じになっていて、この空気の重さがわかる人はギリギリセーフなのかな、と思ってしまいました
■相手の立場に立つと言うこと
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■来た道なのに理解できない理由
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102874/review/06084446/
公式HP:
https://cinema.starcat.co.jp/goodone/
