■万事快調<オール・グリーンズ>


■オススメ度

 

田舎の若者を描いた映画に興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.1.16(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

情報:2026年、日本、119分、PG12

ジャンル:田舎から脱出を企てる女子高生を描いた青春映画

 

監督&脚本:児山隆

原作:波木銅『万事快調 オール・グリーンズ』

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キャスト:

南沙良(朴秀美:ラッパーを夢見る高校2年生)

出口夏希(矢口美流紅:陸上部のエースの2年生)

吉田美月喜(岩隈真子:朴の親友、漫画家志望)

 

羽村仁成(藤木漢:岩隅の後輩、漫画オタクの化学部)

黒崎煌代(ジャッキー/山路智晶:秀美の友人のラッパー、「東海村サイファー」のメンバー)

 

大政凜(武智晴二:野球部)

櫻井健人(村上春紀:野球部)

 

小坂竜士(山下:担任)

池田良(東京の怖い人)

 

金子大地(佐藤幸一/a.ka.ノスフェラトゥ:.地元のトラックメイカー)

Pecori(画餅児:「東海村サイファー」のラッパー)

 

和田庵(朴俊:秀美の弟)

テイ龍進(朴成俊:秀美の父)

松岡依都美(朴幸子:秀美の母)

ソ・ヨリコ(朴晴美:秀美の祖母)

 

安藤裕子(矢口晴子:美流紅の母)

新井和之(矢口和吉:美流紅の父、原発作業員)

 

【その他の出演者】

田中佐希(原田瑞穂:交差点の女)

荒川学斗(クラスメイト)

古庄菜々夏(仲山重美:クラスメイト)

別府由来(クラスメイト)

豊溝亮(地元の怖い人)

古河耕史(教師)

宮本和武

早坂柊人

DANNY JIN(東京の怖い人)

池浪玄八(校長先生)

本庄司

関本拓文

長嶋葉生

加藤翼

安清光星(「東海村サイファー」のメンバー?)

岡田昌士

芋畑富蔵(東海村のご当地キャラ)

金城小百合

金城琥百合

 


■映画の舞台

 

茨城県:東海村

東海工業高等学校

 

ロケ地:

神奈川県:横浜市

神奈川工業高等学校

https://maps.app.goo.gl/3zWXezWF3A5QuaZ47?g_st=ic

 

ブックエース東海店

https://maps.app.goo.gl/qpJHzGnPrYtGYRrk8?g_st=ic

 

茨城県:那珂市

あまや座

https://maps.app.goo.gl/nL9zaNbfDeYmBBvYA?g_st=ic

 

茨城県:日立市

Kー1 BOWL

https://maps.app.goo.gl/upDtExhfq3qMR2Wr7?g_st=ic

 

茨城県:日立市

豊岡海岸

https://maps.app.goo.gl/7gDRZBYWN17TDKuC7?g_st=ic

 

グルービー樅の木公園

https://maps.app.goo.gl/8NEhh51YmXso5LuF9?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

東海村の工業高校に通う朴秀美は、暴力的な父、そんな父に従順な母、引きこもりがちの弟と暮らしていた

学校でも面白いことはなく、彼女は夜な夜な駅前にたむろし、仲間たちとストリートラップに興じていた

リリックを褒められた秀美は、有名なトラックメイカー佐藤に紹介されるようになり、彼の家に出向くことになった

 

佐藤は「もうすぐ結婚するから、これが最後の仕事になる」と言い、曲を提供する代わりにセックスをさせろと言い出す

そして秀美を襲うものの、激しく抵抗され、その辺にあったマイクで頭を殴打されてしまった

さらに自分が仕込んだ睡眠薬で自爆することになり、秀美は何とか性被害から免れることになった

 

その後、部屋を物色し始めた秀美は、佐藤の金庫の中にある植物の種を見つけてしまう

秀美はそれを奪って逃走し、いつしか身につけて持ち歩くようになっていた

 

一方その頃、クラスカーストの最上位だった美流紅は、実習の時間に指を切り落としてしまい、状況が一変してしまっていた

取り巻きは離散し、クラブ活動も辞めることになった

ある夜のこと、美流紅が駅前に行くと、そこにはラップに興じている秀美がいた

彼女が気づいて逃げ出すものの、陸上部の速力に勝てるはずもなく、あっさりと捕まってしまう

秀美は美流紅に警戒心を持っていたが、彼女の事故の真相を知って距離を縮めることになる

そして、美流紅は「ラップをやって見せてよ」と秀美に言い放つのである

 

テーマ:青春の後始末

裏テーマ:閉塞の中にある自由

 


■ひとこと感想

 

ポスタービジュアルとキャッチコピーなどから、主演3人がラップグループを作って成り上がると勘違いしていましたね

まさかの「◯◯栽培映画」とは思いもせず、田舎で育った女子高生の鬱憤破壊映画に驚いてしまいました

緑の作業服でラップをするみたいなイメージがありましたが、斜め上すぎて、なかなか強烈だったように思います

 

映画は、田舎であり、原発で全てが壊れた村が舞台となっていて、家庭環境がそれによって複雑化した家族などが描かれていきます

やりたいことがあってもうまくいかない人もいれば、認められたと思ったら、単に性的な捌け口でしかなかったなど、若者の心を抉る大人が多かったように思います

そんな世界において、3人が自由のために犯罪を犯していくという内容になっていて、やっていることがヤバすぎて、それを詳細に描いているので大丈夫かな、と心配になってしまいます

 

それでも、今どきっぽさがあって、◯◯を手に入れた後からの行動力は凄いものがあります

バカに見えても、きちんと調べて正確な方法を知っていくし、それらが全てネットに転がっている時代だったりします

ラップのシーンも秀逸で、共感性羞恥が凄いとは思いますが、若者の叫びっぽくて良かったのではないでしょうか

パンフレットは文庫本サイズで少々高めではありますが、中を見れば「作るのにお金がかかっている」ということがよくわかりますね

◯◯は入っていなかったので、健全に紅茶のパックを入れておくなどして、誰かにプレゼントするのもありなのかもしれません

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

女子高生が大麻を育てて大金をゲットしようとする物語で、田舎の閉塞感を打ち破ろうと努力する姿が描かれる作品となっていましたね

その方法が色々とアレですが、家庭のみならず、生活環境も最悪だし、かと言って生活に困っているわけではないというギリギリのラインで生きながらえていたように思います

バターの賞味期限が2025年なのでほぼ現在軸の内容になっていて、震災からすでに10年が経っている、ということになります

 

屋上からダイブする作業員の父親とか、それが原因で壊れた母親なども登場し、一見してスクールカーストの最上位に見えるものも全て虚構となっていました

実際にも表面的なものでは中身はわからないもので、生活圏の変化というのはマインドひとつで変わって行ってしまいものだと言えます

子どもが理想を演じるというのは、ある種の生命維持のための防衛反応であり、女性は精神的な反逆を、男性は物理的な反逆を行うのが青春期というものなのだと思います

 

映画では、とある筋から奪うことになった大麻を育てていくことになり、そこに複数人の生徒が巻き込まれていきます

その離散も、顛末も想定内だと思いますが、トラックメイカーに仕返しをする件とか、大麻煙が卒業式会場に流れていくとか、なかなかカオスな展開になっていましたね

関わった何人かがハイにならなかったのは耐性があったということだと思いますが、そのシーンを描くとR15になってしまうと思うので、あえて割愛したのかな、と思いました

 


■自分に降り注ぐ全てが青春

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■深淵を言葉にする理由

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104356/review/06064566/

 

公式HP:

https://www.culture-pub.jp/allgreens/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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