■K-POPガールズ デーモン・ハンターズ


■オススメ度

 

K-POPが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.6.11(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

原題:K-Pop Demon Hunters

情報:2025年、アメリカ、100分、G

ジャンル:歌声によって世界の平和をもたらすアイドルグループを描いたミュージカルアニメーション映画

 

監督:マギー・カン&クリス・アッペンハンス

脚本:ダニヤ・ヒメネス&ハンナ・マクメチャン&マギー・カン&クリス・アッペルハンス

 

キャスト:

アーデン・チョ/Arden Cho(ルミ/Rumi:「ハントリックス」のメインボーカル)

   (幼少期:Rumi Oak

   (歌唱:EJAE

メイ・ホン/May Hong(ミラ/Mira:「ハントリックス」のダンス担当)

   (歌唱:オードリー・ヌナ

ユ・ジヨン/Ji-young Yoo(ゾーイ/Zoey:「ハントリックス」のラップ担当)

   (歌唱:レイ・アミ

 

アン・ヒョソプ/Ahn Hyo-seop(ジヌ/Jinu:「サジャ・ボーイズ」のメインボーカル)

   (歌唱:アンドリュー・チェ

チョ・ソンウォン/SungWon Cho(アビー/Abs:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)

ダニー・チョン/Danny Chong(サジャ・ベイビー/Baby:「サジャ・ボーイズ」のラップ担当)

アラン・リー/Alan Lee(ミステリー/Mystery:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)

ジョエル・キム・ブースター/Joel Kim Booster(ロマンス/Romance:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)

 

キム・ユンジン/Yunjin Kim(セリーヌ/Celine:元「サンライト・シスターズ」のメンバー、ルミの育ての親)

   (歌唱:レア・サロンガ

 

ケン・チョン/Ken Jeong(ボビー/Bobby:「ハントリックス」のマネージャー)

 

イ・ビョンホン/Lee Byung-hun(グウィマ/Gwi-ma:デーモンのボス)

 

Daniel Dae Kim(ハン医師/Healer Han:ルミを診察する医師)

Rumi Oak(若いファン)

Joel Kim Booster(バラエティ番組の司会者/アイドルステージの司会者)

Liza Koshy(オープンインタビューの司会者)

Alan Lee(デーモンのパイロット/バラエティ番組の司会者)

SungWon Cho(銭湯の客/SNSのファン)

Maggie Kang(CAのデーモン/叫ぶデーモン/ニュースキャスター)

Nathan Schauf(タトゥーを入れたファン/警備員)

Charlene Ramos(ファンの女の子)

Kira Tamagawa(ファンの女の子)

 

【その他の声の出演者(Additional Voice)】

Cori Baik

Jennifer Sun Bell

John Eric Bentley

Ranjani Brow

Esther K. Chae

Claudia Choi

Alexandra Bokyun Chun

Eddie Frierson

Jonathon Ha

Josh Han

Jason Her

Chase Kim

Monique Kim

Yong Kim

James Kyson

Ashley Lambert

Judy Alice Lee

Josiah D. Lee

Megan Lee

Piotr Michael

Andrew Morgado

Clarissa Park

Cathy Shim

Yong Yea

Eugene Young

Johnny Young

Daniel J. Kim

 


■映画の舞台

 

韓国:ソウル

 


■簡単なあらすじ

 

過去の韓国では、デーモンハンターズが幾度となく結成され、彼女たちは同時にアイドルとして君臨していた

彼女たちの歌声はファンを獲得し、デーモンから世界を守るための「ホンムーン」と言うシールドを作り上げてきた

そんなデーモンハンターズは今やトップアイドルの「

ハントリックス」が担っていて、ホンムーンも完成間近とされていた

 

だが、メインボーカルを務めるルミは、人間とデーモンのハーフとして生まれ、それを隠して育てられてきた

メンバーのミラもゾーイも知らぬまま、育ての親のセリーヌは「ホンムーン」が完成すれば、デーモンの証であるアザも消えると考えていた

 

ある日のこと、新曲「Golden」のリリースを終え、そのファーストパフォーマンスに挑むことになったハントリックスだったが、突然ルミの声が出なくなり、サビの高音が出せなくなってしまう

秘密裏に医師にかかるものの、何かしらの壁があると言う意味不明な診断となり、気休めの薬を出されるだけだった

 

そんな彼女たちの前に、5人組のアイドルグループ「サジャ・ボーイズ」が現れた

彼らは徐々に人気を獲得し、ハントリックスと肩を並べるところまで来てしまう

だが彼らは、デーモンで構成されたグループで、ハントリックスは別の意味でも彼らと戦う運命に巻き込まれてしまうのである

 

テーマ:自分らしさを受け入れること

裏テーマ:愛されるために必要なこと

 


■ひとこと感想

 

ネットフリックスで話題となっていて、楽曲『Golden』だけは歌えるレベルなのですが、肝心の作品は「みたことがありません」でした

ネトフリに入っていないので、この作品のために入ると言う選択肢はなかったのですが、『Golden』のカバー動画だけはやたらSNSで流れてくるので、自然に覚えてしまいましたね

その後、中の人(歌唱役)たちがメディアに露出するようになっていて、その後もあるアイドルのカバーは口パクだった疑惑で盛り上がっていました

 

映画は、「そう言う話だったのね」と言う感じで、意外とルミの正体があっさりをバラしちゃうのねと思ってしまいました

そこからは話の展開は読めてしまうので、「どんな感じで『Golden』が使われるんだろう」と言う興味しか湧きませんでした

映画としてはまとまっているものの、真新しさはない感じで、ルミのポジション的なキャラと言うのも、これまでの創作でたくさんいるし、そこで生まれる葛藤なども既視感があるものばかりでした

 

楽曲に関しては、流石に賞を取るだけのことはあって、代表曲以外にも良い曲が多かったですね

サジャ・ボーイズの楽曲も良かったし、韓流アイドルの特徴をうまく捉えているなあと思いました

ぶっちゃけると「韓国アイドルを主人公にしたアメリカのアニメーション映画」なので、これで韓国がドヤ顔するのはどうなのかと思ってしまいます

このコンテンツを本国で作れたら良いと思うのですが、アニメにはあまり力を入れていないイメージがありますね

版権の関係はあると思いますが、中の人で実写版を作ったら面白いんじゃないかと思いました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は、ジャンル的にはミュージカルになりますが、気持ちをいきなり歌う系とは違って、歌唱シーンはきちんと歌唱としての役割がありました

コンサート、配信番組、野外ゲリラライブなどがありますが、彼らがアイドルなので不自然に思えるシーンはありません

セリフが歌になるのがミュージカルだとすると、本作はミュージカルとは言えないのかもしれません

 

映画は、実はルミがデーモンと人間の子どもだったと言うものですが、本作内では父親が誰かまでは描かれていません

てっきりジヌあたりが父親とか言い出すのかと思いましたが、彼は後天的にデーモンになったので、それでは辻褄が合いません

そもそも、サンライト・シスターズの時代からデーモンハンターの中にデーモンと近しい人がいて、夫の種族を殺しまくって来たという設定が驚きを隠せませんでした

 

それでも、ハーフ故の悩みみたいなものがメインで、良い感じになりそうなジヌとは寸前のところですれ違うことになりました

アイドルなのに異性のアイドルと二人きりで会うと言うコンプラ大丈夫な問題はありましたが、まあそっち方面のスキャンダルでお茶を濁す系の映画ではなかったのだと思います

結果として、どのように仲間割れをすることになるのかが命題となっていて、それはハントリックスの絆の深さがホンムーンを強化すると言う趣旨があったからだでした

 

最終的にミラとゾーイがどのように折り合いをつけたのかは分かりませんが、ルミが自分自身を偽らずにファンの前に出たことを受けて、それに同調したのだと思います

映画では、会話は字幕で表示させるのですが、歌唱に関しては英語表記がされるだけでしたね

ネトフリで観るとどうなのかは分かりませんが、これだけラスト歌唱の歌詞に意味がある作品なので、最初から最後まで「歌詞もきちんと字幕で出す」と言うのが公開のスタートラインのように思います

そう言った意味において、すごく不親切な公開の仕方をしているなあと思ってしまいました

 


120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

映画の翻訳をどこまでするかは映画の演出とも関わりがあります

主人公が理解できていない言語を字幕で出さなかったり、それでも観客には伝えるために<>みたいな括りで「主要言語ではない言葉」とわかるように字幕表記されることもあります

本作は全編英語の作品なので、日本で公開される時は「すべての言語が翻訳される」と言うのが常だと思います

背景の音楽でも「シーンに意味をもたらすとき」に翻訳されるもので、本作ではほとんどのシーンで歌唱に字幕がないと言う不思議な作品になっていました

 

劇中では「Take Down」も歌詞の内容で言い争っているし、「Golden」そのものがルミの心情を表している楽曲であると思います

それらを踏まえると、そこまで難しい英語じゃないからなんとなくわかったけど、と言う域を出れていないと思うのですね

本編でも英語詞があのように表示されていたと思いますが、このような場合でも「右上」とかに字幕表示されることがあって、本作でも幾度となく右上字幕というものがありました

英語詞に重ねるのは良くないと思いますが、ここまで歌詞に意味がある作品で、ネイティブ以外は理解できなくても知らないというスタンスがどうなのかな、と思いました

 

ネトフリ公開から1年後に劇場公開というタイミングは意味不明なのですが、劇場公開に関しては良いと思うのですね

楽曲のクオリティは高いし、映像も好みは分かれると思いますがキャッチーなものだったと思います

それでも、物語を半分ぐらいしか楽しめないのは微妙な感じで、もしネトフリ版で歌詞が日本語訳されているのなら、そちらの方で観た方が良かったでしょう

ある意味、ネトフリで一度観て、歌詞の内容を理解している人が「音響目的で映画館で観る」というのならアリだと思いますが、それだと興行収入的には厳しくなると思います

ネトフリにお客さんを呼び込みたくても、ネトフリでも日本語字幕は歌詞にはつかないと思われてしまうので、そのあたりが少し残念だなあと思ってしまいました

パンフレットもない作品なので、よほどの思い入れがない限りは楽曲の歌詞の翻訳を探さないと思うので、そういった方面でももったいないが多いなあと感じましたねえ

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101889/review/06616923/

 

公式HP:(ネトフリの作品ページ)

https://www.netflix.com/jp/title/81498621?source=35&fromWatch=true

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投稿者 Hiroshi_Takata

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