■架空の犬と嘘をつく猫


■オススメ度

 

歪な家族の物語が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.1.17(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

情報:2026年、日本、125分、 G

ジャンル:不協和音の多い家庭で育った姉弟を描いたヒューマンドラマ

 

監督:森ガキ侑大

脚本:菅野友恵

原作:寺地はるな『架空の犬と嘘をつく猫』

 

キャスト:

高杉真宙(羽猫山吹:常に優しさを醸し出す青年)

   (幼少期:立川利仁

   (中学時代:堀口壱吹

 

伊藤万理華(佐藤頼:山吹の小学校時代の同級生)

   (幼少期:中野翠咲

 

深川麻衣(遠山かな子:山吹の初恋の相手)

   (中学時代:森美理愛

 

安藤裕子(羽猫雪乃:次男の死を受け入れられない山吹の母)

向里祐香(羽猫紅:高校時代に家を飛び出した長女、山吹の姉)

   (小中高期:藤中璃子

林碧海(羽猫青磁:山吹の弟、写真)

安田顕(羽猫淳吾:家族から逃げた山吹の父)

余貴美子(羽猫澄江:山吹の祖母、骨董屋)

柄本明(羽猫正吾:山吹の祖父、遊園地作りが夢)

 

ヒコロヒー(緒方樹:風景写真家、紅のルームメイト)

 

高尾悠希(佐々木練司:山吹の幼馴染)

   (幼少期:室伏翔斗

森田想(メグ:練司の恋人)

 

鈴木砂羽(遠山以名子:かな子の母)

後藤剛範(森脇:以名子の◯番目の夫)

 

松岡依都美(鮎子:スナックのママ、淳吾の愛人)

 

長友郁真(伊藤:山吹の中学時代の塾の先生、かな子の叔父)

 

はなわ(山吹と頼のバイト先の店長)

 

太田悠資(アキラ:孤児院の子ども)

 

【その他の出演者】

牛島恵

山田高廣(孤児院の院長)

竹下三和子(澄江の友人)

泉日菜

くらら

福島杏里紗

 

湊かよこ

川崎瑠奈(看護師)

吉村志保

太田智子

畑中ひなつ(芽衣:孤児院の子ども)

白浜芽空(孤児院の子ども)

鳥巣涼羽(孤児院の子ども)

納戸美依(孤児院の子ども)

天野晃希(孤児院の子ども)

田原イサヲ(居酒屋の客)

賀谷亮祐(居酒屋の客)

西正(居酒屋の客)

徳丸英器(居酒屋の客)

谷口文章

森ひより(紅の高校時代の友人)

山田悠愛(紅の高校時代の友人)

中里公美

金谷義輝

福山美穂己

大竹好実(仲居風の女性)

岩橋信子

るい

久冨典子

田口心暖

瀬上祐輝

松永龍(声の出演)

小塩熟士

 


■映画の舞台

 

1988年~2003年、

佐賀県のどこか

 

ロケ地:

佐賀県:伊万里市

ドライブイン鳥伊万里本店

https://maps.app.goo.gl/qbUpFc5Cfsmqvv8T9?g_st=ic

 

佐賀県:佐賀市

ROOM CAFÉ

https://maps.app.goo.gl/ChEBkHyWbJh3Arfr7?g_st=ic

 

旅館 先曲荘

https://maps.app.goo.gl/k3JiQaF9Gj3zSw248?g_st=ic

 

まいづる百貨店

https://maps.app.goo.gl/NMmw11zEgaZe18DX7?g_st=ic

 

佐賀県:武雄市

森とリスの遊園地 メルヘン村

https://maps.app.goo.gl/jHmV94ZoahZYchqk9?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

佐賀のとある街に生まれた山吹は、幼い頃に弟の青磁を亡くしていて、母親はそれを受け入れる事ができなかった

母の異変に父は耐えられなくなり、外で愛人を囲い出す

山吹は母の世界に付き合うように、青磁に成り切って「嘘の手紙」を出し続けた

 

中学に入った頃、成績の上がらない山吹は塾に通うようになる

姉の紅は、未だに続く家族の不和に嫌気を出して、とうとう家を飛び出してしまった

音信不通のまま月日が流れ、山吹はアルバイトを始める事になった

そこには、小学校のときに引越しをした頼が働いていて、2人は急速に距離を近づけていく

だが、そんな2人の前に、塾の先生の姪っ子・かな子が現れ、2人の関係に波風が立とうとしていた

 

遊園地を作ろうと夢を語る祖父は亡くなり、家族を繋げていた祖母もこの世を去ろうとしていた

さらに、母にも病気が見つかってしまい、山吹は姉に連絡を入れる事になった

祖母の病床で再会する事になった家族は、それぞれの想いを胸に、吐き出せないまま沈黙を守ることになったのである

 

テーマ:自分に向ける優しさ

裏テーマ:贖罪の先にある不協和音

 


■ひとこと感想

 

公開週は正月スケジュールで時間が合わず、なんとか2週目に滑り込んで鑑賞

タイトルが意味不明でしたが、あえて何も調べずに向かいました

1988年からの約30年間を描いていて、山吹に関しては3人の俳優が演じていました

それに対して、姉の紅は小学校高学年から高校生までを1人で演じるというすごい事になっていて、しかも演技未経験という逸材を目の当たりにすることになりました

 

物語は、次男の死によって不和が生じている家庭を描いていて、姉と弟がどのように生きてきたのかを中心視していました

高校時代に家出をした後は音信不通になる姉ですが、成人後は写真家とルームシェアをしていました

映画でははっきりと描きませんが、幼少期から男の子向けを欲しがったり、化粧するクラスメイトを軽蔑の眼差しを向けるなど、家庭内不和よりも自分自身のらしさを追求する事になったのだと思います

 

映画は、山吹の人生のターニングポイントを章立てにしていて、当時の経済状況を父の読む新聞で表現していました

特にバブル崩壊を目の当たりにした人生で、務めていた印刷会社も倒産に追い込まれていました

家業を継ぐ事もなく、2000年代に入った頃に閉業していて、そう言った先に思いもしない展開が待っていました

 

かなりナイーブな内容になっていて、それぞれが抱えてきたものが徐々に噴出して行きます

家庭を維持しようとした山吹と、そんな空気感が嫌だった紅は対象的ではありますが、紆余曲折を経ても離婚していない両親は凄いなあと思ってしまいます

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

タイトルの意味が何なんだろうなあと考えながら見ていて、孤児院の少年のところで「おお!」と思いながら、冒頭の犬は幻覚だったのか?とか余計なことを考えてしまいました

頼からもらった犬のぬいぐるみを心の中にずっと置いていたとも言えるので、随分と回りくどい告白にもなっていましたね

でも、彼の人生を考えると「恋愛どころではない」ということもあったのかな、と思いました

 

物語のピークは、バスの中での頼への告白のシーンになると思いますが、バスの運転手は乗るのを止めようとしていましたね

おそらく運転席にいたのだけど、こりゃ席を外さないとダメだと思ったのかもしれません

そんな事もお構いなしに家族全員が乗り込んで、異変を察知してバラバラに座って聞き耳を立てていたというのは印象的なシーンだったと思います

 

そこで交わされたのが、「子どもができても、妻以上に愛せるかわからない」というもので、これを両親の前で言ってしまうという凄いシーンになっていましたね

両親が聞いてどう思ったのかはわかりませんが、夫婦を辞めなかったところにも2人なりの夫婦論があったようにも思います

そんな中で、同性愛者だった紅からすれば、複雑でありながらも、どこか自分に通ずるものを見つけたようにも思えました

 


■家族は語らない

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■それぞれの人生を生きること

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104698/review/06068168/

 

公式HP:

https://usoneko-movie.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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