■口に関するアンケート
Contents
■オススメ度
清水崇作品が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.7.3(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2026年、日本、89分、G
ジャンル:ある音源の真相の向こう側にある「呪い」を描いたホラー映画
監督:清水崇
脚本:山浦雅大
原作:背筋『口に関するアンケート』
キャスト:
板垣李光人(村井翔太:心霊スポットに出かけた大学生)
綱啓永(伊藤竜也:翔太の親友)
吉川愛(杏:翔太の元カノ)
MOMONA(原美玲:竜也の彼女)
森愁斗(堀田颯斗:呪いの木を探しにいく青年)
西山智樹(川瀬健:堀田に巻き込まれる友人)
柄本時生(西:オカルト系雑誌の編集者)
中村獅童(草壁:音声データの真相を追う刑事)
中井千聖(喫茶店の店員)
上垣晧太朗(原田:大学の職員)
木ノ本峰浩(刑事)
小林大斗
井上真帆
ダナヲ(美玲の友人)
まゆり(美玲の友人)
こと(美玲の友人)
たっくー(刑事)
けんご@小説紹介
ただの大学生(大学生)
あとむ(大学関係者)
今里まゆ奈(大学生)
南山莉來(大学生)
瀬戸みちる(大学生)
寧々(猫)
■映画の舞台
愛知県:霞ヶ原霊園(架空)
ロケ地:
栃木県:那須塩原市
千本松牧場
https://maps.app.goo.gl/VonFSogqHNTk2ec97?g_st=ic
小太郎茶屋
https://maps.app.goo.gl/QmewLQNwsVdodV4w7?g_st=ic
千葉県:流山市
江戸川大学
https://maps.app.goo.gl/RwXVgWZwXQa4Nykp9?g_st=ic
静岡県:富士河口湖町
ヤマザキYシャップ 精進湖店
https://maps.app.goo.gl/aqF6TPd4RkW8pwTk9?g_st=ic
富士すばるランド
https://maps.app.goo.gl/kfRhKHWDLT6cZYdp8?g_st=ic
ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園
https://maps.app.goo.gl/tENrfAqVykgfgLnj7?g_st=ic
東京都:小金井市
レストランホーマー
https://maps.app.goo.gl/eeLkcEMb2Tw58QdE6?g_st=ic
東京都:葛飾区
常盤仙
https://maps.app.goo.gl/FfqVqBB9YFWCaDCE6?g_st=ic
東京都:板橋区
カラオケトマト高島平店
https://maps.app.goo.gl/8zjThZqqdSXt6MKe8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
大学生の翔太は、友人の竜也、杏、美玲たちと一緒に、とある霊園にあるとされる呪いの木に肝試しにいくことになった
その日は何も起こらないものの、翌日に杏が姿を消し、奇妙なことが起こるようになっていた
彼らはあるYouTube動画に触発されてその場所を訪れていて、元動画を撮影した二人にも不可思議なことが起こっていた
彼らはそれぞれスマホのボイスレコーダーに言葉を残しており、刑事の草壁は事の真相を探ることになった
彼らの証言を聞き、彼らの大学、バイト先などを訪ねていく
だが、レコーダーに残された証言に登場するある女性の存在は確認できなかった
翔太が作ったとされる杏捜索のチラシにも彼女の姿はなく、また翔太が残した告白には、ある木の前で「あること」を口にしたという
それをひどく後悔していたが、すでに取り返しのつかないことになってしまっていたのである
テーマ:因果応報
裏テーマ:呪いの力を借りる方法
■ひとこと感想
ドアップで次々と証言者が起きたことを語るという予告編があり、それがどのようにタイトルに結びつくのかはわからないまま鑑賞
清水崇監督のホラーなので、造形の怖い何かが登場するのだとは思っていましたが、それ以上に木にこびりついていた何かがとても気持ち悪かったですね
集合体恐怖症とか、虫がダメな人はスルーした方が良いと思います
映画は、とにかく不協和音が鳴りまくる作品で、小説で感じる叙述的な怖さとは違う印象がありましたね
徐々に真相がわかるという怖さはなく、その起点というものも想像の範囲の事のように思います
それよりも、映像作品ということで、どのように怖さを演出するのかというものになっていたと思います
個人的には、怖さよりも気味悪さがある作品で、生理的に無理という感じの映画でしたね
基本、最前列で鑑賞するのですが、終始ドアップの映像は流石に疲れてしまいます
そして、幾度となく鳴る気味の悪い音を浴びる感じになっていて、そっち方面の不快さというものが強かったように思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
肝試しに行ったら大変なことになってしまう系のホラーで、大学生になってまで何をしているんだろうという感じでしたね
大学生特有の人間関係の複雑さみたいなものはあると思いますが、行動の精神年齢は中学生ぐらいのように感じられます
彼らの少し頭のゆるそうな会話にひたすら付き合わされるので、それはそれでしんどかったですね
証言タイムの繰り返しによって、物語は前に進みますが、そこにあるとされる「呪い」というものを利用しようとしていた人物がいました
それが思わぬ方向に「呪い」が発動することになって、というものなのですが、幽霊的なものよりも、喫茶店の店員さんの雰囲気の方が怖かったりします
恐怖をどのように感じるかはそれぞれだと思いますが、何かの動きがあるシーンよりは、意味ありげに突っ立っているだけ、みたいな方が不気味さは増すように思えました
映画では、刑事が真相を追うという展開になっていますが、ある言葉を口にするまでは「真相は見えない」ようになっていました
それを口にすることで「呪い」というものが見えるようになっていて、それがタイトルと結びついているのだと言えます
伝承によって、何もなかったところに「呪い」が生まれるというもので、その連鎖はやがて、ある人物を含めた全員を呪い殺すことになっていました
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
いわゆる顔芸映画に近いのですが、内容的にはあまり怖くなくて、こいつら何やってんだと俯瞰してみることになります
基本的にホラー映画の登場人物は知能が弱い人が多く、わざわざ危険なところにいくというマインドについていけません
なので、登場人物が魅力的かどうかというところが焦点となっていて、今回の主要6人に愛着を持てるかどうかにかかっていると思います
大学生4人と心霊スポットに突撃した2人(こちらも大学生)がメインとなっていて、先発二人の映像を見た翔太が「ある目的のために3人を連れて行った」ということになります
彼の目的を考えると、竜也だけを連れて行った方が良かったんじゃね?と思ってしまいます
全員を連れて行ったことで悲劇が起きていて、その行動は浅はかすぎて笑ってしまいます
恋愛沙汰が拗れていることが後半になって判明しますが、この恋愛行動ももう少し幼い感じに見えてしまいます
映画は、呪いでもなんでもなかった木が、多くの人の伝承によってその力を持ってしまった、というものでしたね
何もないところに何かを生み出したように思えますが、日本だと八百万の神というように、全てに神様が宿っていたりします
その神様を悪魔呼ばわりする感じになっていて、そりゃあバチも当たりますわという感じになっています
忌みすべきものというのを何かに封印するような形になると思うのですが、そういったものに言霊を押し込めてしまうのも日本の伝統のように思えますね
そう言った観点だと、起こるべくして起こったことだったのかなあ、と思ってしまいました
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105111/review/06697212/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/kuchi-movie/
