■ランド・オブ・バッド


■オススメ度

 

しょうもない会話劇が多い映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2024.8.19(MOVIX京都)


■映画情報

 

原題:Land of Bad(悪の国)

情報:2024年、アメリカ、113分、PG12

ジャンル:遠隔戦闘における孤立を描いたスリラー映画

 

監督:ウィリアム・ユーバンク

脚本:デビッド・フリジェリオ&ウィリアム・ユーバンク

 

キャスト:

リアム・ヘムズワース/Liam Hemsworth(JJ・キニー/JJ Kinney:空軍軍曹、米軍特殊部隊デルタフォースに加わるJATC/統合末端攻撃統制官の新兵、コールネーム「プレイボーイ」)

ラッセル・クロウ/Russell Crowe(リーパー/エディ・グリム/Eddie Grimm’Reaper’:空軍軍曹、無人戦闘機「MQ-9リーパー」の操縦者)

 

ルーク・ヘムズワース/Luke Hemsworth(エイベル/Abell:デルタフォースの軍曹、ティア1のメンバー)

リッキー・ウィトル/Ricky Whittle(ビショップ/Bishop:デルタフォースの軍曹)

マイロ・ビンティミリア/Milo Ventimiglia(シュガー/ジョン・スウィート/John ‘Sugar’ Sweet:デルタフォースの曹長)

 

Chika Ikogwe(ニア・ブランソン/Nia Branson:二等軍曹、エディの相棒オペレーター)

 

Daniel MacPherson(ダズ・パケット/Duz Packett:大佐、エディの上司)

 

Robert Rabiah(サイード・ハシミ/Saeed Hashimi:反乱軍のリーダー)

Jack Finsterer(ヴィクトル・ペトロフ/Victor Petrov:現地在住のマフィア、元KGBの武器商人)

Manix Butterfield(ペトロフの息子)

Anna Loren(ペトロフの妻)

 

Chris Masters Mah(髭を生やした敵兵)

Jaylen Hill-Suadnyana(少年兵)

Macca Adamson(馬に乗る敵兵)

Matt Seutin(馬に乗る敵兵)

Alan McWilliam(護衛)

 

Francisco Sagad(アセット:囚われているCIAエージェント)

 

Lincoln Lewis(ドリップ派の若い空軍兵)

Lachlan Engeler(電話番を任される空軍兵)

Miguel Usares(神経質な空軍兵)

Timothy Latimer(ブラックバードのパイロット)

Michael Joaquin(ヘラクレスの副操縦士)

Joey Vieira(トレヴァー・ピナー/Trevor Pinner:パイロット)

Gunner Wright(デヴィッド・アンドリュース/David Andrews:リーパーを引き継ぐ大尉)

Eric Zivic(リー・ミラー/Lee Miller:大尉)

Rhonda Hargrave(救命医)

George Burgess(クーパー/Cooper:二等兵)

William Eubank(ボーイングのパイロット)

Karsten Schröder(スーパーホーネットのパイロット)

Mikee Joaquin(ヘリのパイロット)

Patricia Violan(航空隊員)

Daniel Goodwin(航空隊員)

Eric Lee(アメリカ空軍兵)

Sal Torrisi(航空隊員)

 

Jeanda St James(スーパーの女性客)

Charles Allen(スーパーの老いた店員)

Rockie Frigerio(スーパーの女の子)

 

Natalia Belkina(民間人)

Dhilan Sabapathy(エイベルの娘)

 


■映画の舞台

 

南アジア:スールー海の孤島/Sulu Sea

 

フィリピン:パラクニ空軍基地

 

アメリカ:ネバダ州

ネリス空軍基地

https://maps.app.goo.gl/b3ttJptECmnFV8SY8?g_st=ic

 

ロケ地:

オーストラリア:クイーンズランド

ゴールドコースト/Gold Coast

https://maps.app.goo.gl/HpBCNjAhM3qRC197A?g_st=ic

 

オーストラリア:アドヴァンスタウン

ヒンズダム/Hinze Dam

https://maps.app.goo.gl/hj1Q9kL7DyaUwYmu5?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

フィリピン近郊にあるスールー海に浮かぶ孤島には、CIAエージェントのアセットという人物が幽閉されているとの情報が入った

アメリカ空軍のタスクフォース部隊は、その島に潜入して、アセットを確保する指令を受けていて、無人機「MQ-9」、通称リーパーとのコンタクトのために、JATC(統合末端攻撃統制官)のキニーが同行することになった

彼らはフィリピンのパラクニ空軍基地から飛び立ち、パラシュートで海からの侵入を試みる

 

当初は順調だったものの、アセットが匿われているとされる敵のアジト似て、武装勢力による銃撃戦が始まってしまう

元KGBの武器承認ペトロフは殺され、キニーたちはその銃撃戦に乗じて侵入を試みる

だが、敵に感知され、タスクフォースのエイブルが負傷し、シュガーとビショップがRPGの餌食になってしまった

キニーは1人で戦場に取り残され、脱出のためにリーパーに助けを求めることになった

 

指示された救護所に向かうものの、敵はどこからともなく多数現れ、リーパーの操縦者であるエディの指示に従いながら敵を交わしていく

エディはすでに超過任務に差し掛かっていて、パケット大佐は事態の収拾までの勤務延長を認めることになった

大佐たちはバスケの試合に夢中になっていて、基地の電話にロクに出ようとしない

その日はエディの妻の出産が近づいていた日で、陣痛が始まると連絡が入るはずだった

 

テーマ:運と生存本能

裏テーマ:職務放棄の代償

 


■ひとこと感想

 

架空の島にCIAエージェントを探しにいく特殊部隊を描いていて、その中に無人戦闘機との連絡係が加わるという内容になっていました

特殊作戦は初めてのようで、ヘリからの降下も初めてのように描かれていました

3人のベテランと新人という組み合わせで、現代的な戦闘が描かれていきます

 

一方のネバダ州のネリス基地では、大学のバスケの試合に夢中になっている隊員たちがいて、基地の電話にもロクに出なかったりします

他のチームが任務を遂行している時にあんなことをしている軍人がいるのかはわかりませんが、本当にいたら懲戒もののように思います

 

映画は、無人戦闘機に送られる座標を基に攻撃が行われる様子が描かれていて、JTACであるキニーは最前線で正確な座標を伝える役目となっていました

訓練を受けているとは言え実戦は初めてのようでしたが意外と強かったですね

爆弾が落ちてきまくる前半は派手なのですが、それまでの隊員同士のどうでも良い感じの会話劇がやたら長かったように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレと言えば、作戦は成功するのかというところが第一段階で、それは見事に失敗していましたね

それによって苦しい逃亡劇が始まるし、無人機のシステムがあっさりと故障したりしました

とにかくピンチをどのように作るのかというところが肝の映画で、思った以上に緊張感を保てていたと思います

それでも、なんとなくコメディ映画っぽさというものが最後まで残っていたように思えました

 

映画のタイトルは「悪の国」なのですが、映画を見る前は「戦場」のことを意味しているように思っていましたが、最後まで見ると「職場」のように思えてしまいます

特殊部隊2名が亡くなっていて、CIAのエージェントを含めた3人の命運を握っていたのに「バスケの試合で電話に出なかった」というのはあり得ない失態だったでしょう

 

結局のところ、最新鋭の武器を手にしていても、それを使う人がアホだと話にならないということなのですね

無人機の能力はすごいと思うし、ピンポイントで爆撃する精度とかは、リアルでもあんな感じなのでしょうか

空からの監視の精度も高く、相手が所有している武器までわかったりするのですが、その正確さゆえに敵にバレてしまうというのも皮肉なものだと思いました

 


■無人戦闘機について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101281/review/05470268/

 

公式HP:

https://land-of-bad.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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