【映画感想】マッチング TRUE LOVE【後半:ネタバレあり】

■マッチング TURE LOVE


■オススメ度

 

前作が良かった人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.9.25(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

情報:2026年、日本、106分、PG12

ジャンル:マッチングアプリーツアーで起きた惨劇を描いたスリラー映画

 

監督:内田英治

脚本:内田英治&木江恭

 

キャスト:

土屋太鳳(唯島輪花:イベント会社の社員、ツアースタッフ、マッチングアプリ殺人事件の関係者)

佐久間大介(永山吐夢:輪花の恋人)

   (幼少期:角田蓮介)

 

クァク・ドンヨン(イ・ソンイル:韓国人実業家)

   (幼少期:石田頌馬)

花瀬琴音(高田綾子:恋愛に踏み出そうとする韓国語を話せる会社員)

 

片山麻美(伊藤尚美:マッチングアプリ事件の被害者、輪花の親友)

豊嶋花(伊藤愛羅:尚美の妹)

倉悠貴(野村安蘭:物静かな芸大生)

 

冨手麻妙(氷室瑠璃:化粧品会社の経営者)

伊島空(清水海斗:YouTuber)

 

塚田僚一(天野由太郎:トレーナー)

瀧七海(松橋梨絵:呉服屋の令嬢)

 

濱正悟(一条克彦:脳外科医)

加藤史帆(日向ゆら:エステティシャン)

 

根矢涼香(佐々木万由子:輪花の同僚、マッチングツアーの責任者)

 

後藤剛範(堀井健太:警視庁捜査一課の刑事)

真飛聖(西山茜:警視庁捜査一課の刑事)

 

片岡礼子(唯島美知子:輪花の母)

杉本哲太(唯島芳樹:輪花の父)

金子ノブアキ(影山剛:吐夢の異母兄弟)

斉藤由貴(影山節子:吐夢の母、芳樹の不倫相手)

 

【その他の出演者】

酒巻誉洋(殺人事件の被害者)

八鍬有紗(殺人事件の被害者)

堂ノ下沙羅(吐夢の同僚)

滝山康平(吐夢の同僚)

麻木貴仁(捜査員)

佐藤達(マスコミ)

紺野ふくた(マスコミ)

椿原愛(ツアー参加者)

湊みそら(ツアー参加者)

千葉青八(ツアー参加者)

中原陸人(ツアー参加者)

小島彩乃(ホテルの支配人)

後藤さり(ホテルの従業員)

白土りょうすけ(ホテルの作業員)

嶺結(ホテルの従業員)

中村敦(ホテルの従業員)

小林博(孤児院「エデン」の園長)

Jiro P

Son Ujin

兼原良太郎

澤奈央(輪花の同僚)

乙木瓜広

北村瞳(事件の被害者、写真)

小林敏和(事件の被害者、写真)

多田羅りか(レポーター)

重松りさ

打田マサシ(声の出演)

 


■映画の舞台

 

沖縄県:

リゾートアイランド月影島

 

ロケ地:

沖縄県:島尻郡

サイプレスリゾート久米島

https://maps.app.goo.gl/YSGvxG4X1hSMYhkHA

 

神奈川県:相模原市

野呂ロッジ

https://maps.app.goo.gl/MaNxDykbc888A29g9

 

神奈川県:川崎市

おさやん川崎総本店

https://maps.app.goo.gl/NCtQWKT8hWqEVSJG8

 


■簡単なあらすじ

 

前作にて、永山吐夢と恋人同士になった輪花は、彼の行ったこと、その素性などを知らずに過ごしてきた

吐夢は「運命」を信じ、輪花も呼応するものの、彼のプライベートには不可思議なものが多かった

ある日、彼の部屋に泊まった輪花は、そこで彼のルーツとも思える写真を見つける

そこにはある施設の礼拝堂の前に少年少女たちが集まっている集合写真だった

 

翌日輪花が目覚めると、そこに吐夢の姿はなく、その写真はどこかに消えてしまった

それから2ヶ月が経っても音信不通のままで、輪花は新しい日常へと溶け込んでいった

輪花はウェディングプランナーからイベントの企画会社に転職し、そこで様々な企画にトライしていく

そんな折、先輩の万由子は、「マッチングアプリを使用した恋愛リアリティーショーの担当をしないか」と打診してきた

 

マッチングアプリに痛い目に遭わされていた輪花はそれを固辞するものの、親友の妹・愛羅がそれに参加することになり、スタッフとして同行することになった

そのイベントでは、南方のリゾート地を貸し切ってのイベントで、ベストカップルになった人にはツアー会社から世界旅行がプレゼントされると言う

愛羅も意中の人を見つけるものの、彼の言動はとても奇妙で、ある時彼は、輪花の部屋の前に警告とも取れる置き手紙を残した

輪花が気味悪がっていたのも束の間、突然全室のモニターがジャックされ、カップルとして成立した参加者が鎖に縛られた状態で、執行人と名乗る仮面の男に顔を切り刻まれてしまうのである

 

テーマ:愛の最終形

裏テーマ:愛の究極形

 


■ひとこと感想

 

前作は観たはずですがほとんど記憶になく、予習する間もなく突入

親切なことに、映画の冒頭で前作のあらすじを完結まで説明してくれ、どのような状況で物語が始まるのかがわかります

ほとんど記憶になかったので、「そんな話だったっけ?」と思っている間に、物語が加速していく感じになっていました

 

前作はウェディングプランナーということで、マッチングアプリ婚をした人たちが次々に殺されるという内容でした

犯人は吐夢で、彼と輪花は異母兄妹という関係なのですが、輪花はそれを知らない状態で彼と付き合っているということになっていました

とは言え、付き合っているという雰囲気はなく、そばにいるだけみたいなテイストになっていましたね

 

本作では、予告編でほぼ内容が説明されていて、あるリゾート地で惨劇が起こるという内容になっています

今回も吐夢の仕業なのか、と思っていたところに、後出しジャンケンのような話がブッ込まれてきましたね

施設育ちはデフォだとしても、そこの園長がちょっとヤバいとか、時折吐夢の脳裏に登場する髪の長い少年は誰なのか、というところをミステリーにしていました

 

個人的には、同僚がめっちゃ怪しいなあと思っていて、それは半分正解で、半分不正解という感じになっています

とは言え、犯人が裕福だとしても、島全体を妨害電波で覆うとか、それでも世界に動画は配信できるとか、意味不明な展開が多く、肝心なところでバンされるのは「運営もぐグルなのかと思わせる展開になっていましたね

とにかくミスリードを作りすぎていて散漫で、謎解きというよりは、精神的におかしい人たちがさらにおかしくなっていくのを「ソフトに仕上げている」という感じになっていたように思いました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


■ネタバレ感想

 

本作におけるネタバレとは、輪花と吐夢がどうなるのかというところであって、連続殺人の犯人が捕まるかどうかはどうでも良いという感じになっています

予告編でほぼ見せていて、執行人が吐夢でないことは前作を見せているとわかります

また、警察も前回とは犯人が違うと考えていて、模倣犯が何かしたのメッセージを吐夢に向けていることは初歩中の初歩みたいなテイストになっていました

 

10人5組のカップル全員が裁かれるのかと言えばそうでもなく、実質4人だけが吊し上げを喰らっていましたね

犯人がその4員の素性を知っていたのかはわかりませんが、マッチングが成立した段階で「嘘っぽいカップル」というのはわかってしまうと思います

それでも、施設の場所は思った以上に遠いので、この犯罪の質と労力を考えたら、そりゃねえだろと思ってしまうのも無理はないでしょう

あの犯行の段階で「男性確定」で、しかも両力者がいないと成立しない部分もあるのですが、モニターを観ている人の中に犯人はいない訳で、注意深く観ていたら、この段階で誰が犯人かというのはわかってしまうと思います

 

映画は、その審判がメインではなく、あくまでも「吐夢をおびき寄せるために計画した」という筋道があるのですが、愛羅が参加する意思がなかったら誘い込めません

姉がマッチングアプリ関連で巻き込まれて死んでいることを知っているので、この企画に愛羅が能動的というのが一番意味不明だったように思いました

それ以外にもたくさんのツッコミどころがあるのですが、それをひとつひとつ指摘する意味はないと言えるのではないでしょうか

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

結局のところ、犯人はそのリゾートに輪花と吐夢を来場させるという目的があり、それを可能にするためには、愛羅が能動的でなければなりません

それを踏まえた上で、輪花は巻き込まれていくのですが、彼女の感情の振れ幅が大きすぎて、最終的に自分を取り戻せているのかはわからなかったりします

ラストでは、犯人はちゃっかり生きているし、逮捕されているようにも思えません

吐夢の死体は上がっていない=死んでいないというのがこの手の映画の骨子なので、そこは無理に捻らなかったんだなあと思いました

 

マッチングを恋愛リアリティにしようとしているのですが、どのタイムのリアリティショーにしたかったのかはよくわかりません

犯人には複数の目論見があったということになるのですが、それゆえに物語の軸がブレブレになっていたりします

「真実の愛とは何か」みたいなテンプレ度の高いテーマになっていますが、それが映画で語られても身に沁みるということはないのでしょう

それは、結局のところ、ジェットコースター的なエピソードがないと、輪花以外のカップルの成立は不可能に思えました

 

映画は続編ありきっぽい終わり方をするのですが、マッチングアプリで殺人事件というのはすでにネタとして古いと思います

とは言え、真実の愛とは何かみたいなことには一定の答えが提示されたのですが、かなりわかりにくかったりします

途中でチョコチョコ時代背景をいじっているように見えました

この手の内容は10年前に擦って何も出ないレベルの案件でもあったと思うのですが、それでも観客はベターな物語を模索していたりします

愛する人に殺されることで、この恋愛は全てが完結するというテイストになっていますが、続編作る気満々ですやんという内容になっていましたね

今回の模倣犯は死んでおらず、捜査の対象から外れているのですが、そういうところに罠があるというのが、前作の内容だったんじゃないかな、と感じました

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105204/review/07016445/

 

公式HP:

https://movies.kadokawa.co.jp/matching/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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