■ナタ 魔童の大暴れ


■オススメ度

 

中国の3DCGアニメに興味がある人(★★★)

封神演義が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.4.10(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

原題:哪吒之魔童鬧海(ナタ:悪魔の少年)

情報:2025年、中国、144分、G

ジャンル:悪の力を持つ少年の覚醒を描く3DCGアクション映画

 

監督:餃子

脚本:餃子&王競

原作:許仲琳&陸西星『封神演義』

 

キャスト:

ルー・ヤオティン/呂艷婷(ナタ/哪吒:混元珠の魔丸を引き継いだ少年)

   (幼少期:ヨン・センセフ/囧森瑟夫

 

ハンモ/瀚墨(ゴウヘイ/敖丙:霊珠の生まれ変わり、敖光の三男)

 

ルー・チー/綠綺(イン/殷夫人:哪吒の母)

チェン・ハオ/陳浩(リセイ/李靖:哪吒の父、陳塘関の総兵)

 

チャン・ジアミン/張珈銘(タイオツシンジン/太乙真人:哪吒の師匠)

 

ヤン・ウェイ/楊衛(シンコウヒョウ/申公豹:太乙真人の武道仲間、アオ・ビンの師匠)

ワン・ヅゥシン/王智行(シンヒョウショウ/申小豹:申公豹の弟)

チャン・ヅィー/張稷(シェン・ジェンダオ/申正道:申公豹たちの父、第二試練「飛天瀑」の相手)

 

ワン・ドゥーシュン/王德順(ムリョウセンオウ/無量仙翁:太乙真人と申公豹の師匠、仙人)

チャン・ユンシー/張運氣(カドウ/鹿童:無量仙翁の弟子)

シン・リンアー/杏林兒(カクドウ/鶴童:無量仙翁の弟子)

 

ユー・チェン/雨辰(ゴウコウ/敖光:東海龍王:ゴウヘイの父)

リー・ナン/李南(東海龍王の龍の姿)

チュー・ユンシー/周泳汐(ゴウジュン/敖閏:西海龍王:敖光の兄弟)

ハン・ユーゼ/韓雨澤(ゴウジュン/敖順:北海龍王:敖光の兄弟)

ナン・ユー/南嶼(ゴウキン/敖欽:南海龍王:敖光の兄弟)

 

ユー・チェン/雨辰(マイヅゥ/賣字先生:捕まる妖怪?)

 

レン・チンハン/任俊鵬(海夜叉:申公豹に助太刀する妖怪)

ゴン・グアァー/龔格爾(章魚怪:申公豹に助太刀する妖怪)

チェン・ホーリン/陳厚霖(鯊魚怪:申公豹に助太刀する妖怪)

ツィ・カイ/崔凱(蟹將:申公豹に助太刀する妖怪)

ツィ・カイ/崔凱(龜兵:申公豹に助太刀する妖怪)

チュー・ユンシー/周泳汐(シャービン/蝦兵:申公豹に助太刀する妖怪)

 

チュー・ユンシー/周泳汐(モクタ/木吒:哪吒の兄、九宮山白鶴洞)

ツィ・カイ/崔凱(キンタ/金吒:哪吒の兄、五龍山崎雲霄洞)

 

シャオブイ/小V(セッキニャンニャン/石磯娘娘:第三試練の相手、髑髏山の住人)

ファン・ティン/幻聽(トンジン/銅鏡:石磯娘娘の鏡)

 

リャンシュン/良生(ドウコウテンソン/道行天尊:金仙大会の仙人)

ファン・ティン/幻聽(ジコウドウジン/慈航道人:金仙大会の仙人)

リン・シー/零柒(コウリュウシンジン/黃龍真人:金仙大会の仙人)

レン・チンハン/任俊鵬(フガクシンジン/普賢真人:金仙大会の仙人)

チェン・ホーリン/陳厚霖(レイホウダイホウシ/靈寶大法師:金仙大会の仙人)

チェン・ホーリン/陳厚霖(セイキョドウトクシンクン/清虛道德真君:金仙大会の仙人)

ツィ・カイ/崔凱(コウセイシ/広成子:金仙大会の仙人)

シュン・チェン/巽辰(ギョクテイシンジン/玉鼎真人:金仙大会の仙人)

ダー・ハイ/大海(セキセイシ/赤精子:金仙大会の仙人)

イー・ヂョウ/一舟(モンジュコウホウテンソン/文殊広法天尊:金仙大会の仙人)

タオ・ユエン/陶淵(クリュウソン/懼留孫:金仙大会の仙人)

 

ヨン・センセフ/囧森瑟夫(結界獸左:陳塘関の守り神)

リン・シー/零柒(結界獸右:陳塘関の守り神)

 

リャンシュン/良生(シュウ老人/鼠老大:第一試練「土肥坡」の鼠のボス)

リャンシュン/良生(シュウ老婦人/鼠婦人老二:第一試練「土肥坡」のボスの妻)

 

ゴン・グアァー/龔格爾(采藕大爺:レンコン摘みの町人)

ゴン・グアァー/龔格爾(采藕大媽:レンコン摘みの町人)

タオ・ユエン/陶淵(李府管家:李家の使用人)

 


■映画の舞台

 

中国奥地の峠

陳塘関

 


■簡単なあらすじ

 

前作にて、哪吒と敖丙は敵を打ち破ることに成功したが、肉体を失って、魂だけの状態になってしまった

そこで彼らの師匠でも太乙真人は「七色宝蓮」の力を使って、肉体の再生を試みた

だが、敖丙の体は不完全なまま衝撃を受けてしまい、そこで敖丙の魂を哪吒の体に一時的に保管することになった

再度、七色宝蓮の力を使うためには「玉液瓊漿」を手に入れるしか無かったが、それは仙人になって、無量仙扇から授かるしか術が無かった

 

そこで哪吒と敖丙は仙人試験に挑むことになり、敖丙が哪吒の体を使って挑むことになった

太乙からもらった眠り薬で哪吒の意識を失わせるのだが、徐々に薬の効果も薄まってしまう

 

そんな折、申公豹は龍宮にて密約を交わし、裂空爪を手に入れて、陳塘関に攻め入ろうとしていた

哪吒の父・李靖と母・殷は抵抗するものの、圧倒的な武力の差でなす術もなくなってしまう

その知らせを聞いた哪吒は怒りに支配され、試験そっちのけで申公豹と戦うことになったのだが、そこには「裏」があったのである

 

テーマ:生き様と生きがい

裏テーマ:完全体に必要なもの

 


■ひとこと感想

 

いきなり公開になった中国の3DCGアニメーションで、まさかの続編から公開となっていました

さすがに意味わからんかなあと思っていましたが、「前作の内容」をさらっと説明してくれていたので、モブキャラの関連性以外はわかると思います

ともかく、哪吒と敖丙という二人のキャラが「混元珠」が分かれてしまって憑依したみたいに思っておけば良いのだと思います

 

本作では、陳塘関という場所を巡る申公豹の暗躍の裏には黒幕がいたみたいな感じになっていますが、そのあたりの流れは何となくわかるぐらいでしたね

前作における因縁の部分がわからず、龍宮が怒っているのは東海龍王・敖光の息子が死んだと思っていたから、みたいな感じになっていました

申公豹の思惑を利用する黒幕という感じで、二転三転するのですが、それを追いかけるには情報が足りないかな、と感じました

 

映画は、大画面でアクションを眺めるという作品で、そのクオリティはすごいものがあります

フィギュアとか作れば売れそうに思いますが、パンフレットも作っている余裕もないようなので公開されただけ奇跡のような感じなのかもしれません

映画としては、思いっきり続きがあるような感じで終わるので、続編が公開されたら良いなあと思いました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

前作の情報がほぼゼロで、やろうと思えば各種違法動画サイトで「映像」だけを堪能することは可能でしょう

でも、それよりは中国語版のWikiを翻訳で読んだ方が早く、余計なリスクもないと思います

https://zh.m.wikipedia.org/wiki/%E5%93%AA%E5%90%92%E4%B9%8B%E9%AD%94%E7%AB%A5%E9%99%8D%E4%B8%96

 

本作は、魂だけになった少年二人が共闘する中で、それぞれが親離れをするという内容になっていて、わかりやすい展開を迎えていきます

大ボスにたどり着くのも結構早く、どんでん返しのネタバレがちょっとわかりにくいかなあと思いました

このあたりは、前作を観ていない故の弊害で、申公豹がどうして攻撃を仕掛けるのかとか、弟に内緒で暗躍しようとしているのかがわかりにくいからだと思います

 

CGに関してはさすがのクオリティで、キャラ造形も格好良かったですね

これだけの作業には膨大な人がいるだろうなあと思っていたら、案の定、エンドロールがえらい長さになっていました

コミカル要素もたくさんあって、妙に暗い話にもなっていないので、本当に「前作」が公開できなかったのは勿体無いなあと思いました

 


■哪吒とは何者か

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■ざっくりと前作解説

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103459/review/04974258/

 

公式HP:

https://www.nezha2.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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