【映画感想】プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争【後半:ネタバレあり】

■プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争


■オススメ度

 

恐竜映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.8.18(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:Primitive War(原始的な戦争)

情報:2025年、オーストラリア、133分、PG12

ジャンル:ベトナム戦争下にて、恐竜に襲われる特殊部隊を描いたアクション・パニック映画

 

監督&脚本:ルーク・スパーク

原作:イーサン・ペッタン『Primiteive War : Opiate Undertow』

 

キャスト:

ライアン・クワンテン/Ryan Kwanten(ライアン・ベイカー/Baker:バルチャースクワッド(ハゲワシ部隊)の隊長)

 

トリシア・ヘルファー/Tricia Helfer(ソフィア・ワグナー/Sofia:ソ連の古生物学者)

 

ジェレミー・ピベン/Jeremy Piven(アマデウス・ジェリコ/Colonel Jericho:バルチャースクワッドを組織する指揮官)

 

【ハゲワシ隊/Vulture Squad】

アドルファズ・ウェイリー/Adolphus Waylee(ゼイビア・ワイズ/Xavier:副隊長)

アンソニー・イングルーバー/Anthony Ingruber(ジェラルド・キーズ/Keyes:狙撃手)

アーロン・グレナン/Aaron Glenane(ローガン・ストヴォル/Logan:狙撃手、独り言)

カルロス・サンソン・Jr/Carlos Sanson Jr.(リオン・バーン/Leon:新米の無線通信士)

アルバート・ムワンギ/Albert Mwangi(チャーリー・ミラー/Miller:元空挺騎兵隊)

ニック・ウェクスラー/Nick Wechsler(エリ/Eli/イーライ・テイラー:元空挺騎兵隊)

 

【ソ連関連】

ジェレミー・リンジー・テイラー/Jeremy Lindsay Taylor(グレゴリー・ボロディン/Borodin:ソ連の将軍)

Ryan Panizza(トルストイ/Tolstoy:ヴァルチャーズを追うソ連の「戦争の犬/Dogs Of War」のメンバー)

John Reynolds(アレクサンドル/Aleksandr:「戦争の犬」のメンバー)

Ben Corlett(ニキータ/Nikita:離脱する「戦争の犬」のメンバー)

M.J. Kokolis(セルゲイ/Sergei:離脱する「戦争の犬」のメンバー)

Brooke Marsden(ボロディンのアシスタント)

Blair Hiscock(ジェジー・ベロウスキ/Jerzy Belowski:ロシア軍の高官)

 

アナ・トゥ・グエン/Ana Thu Nguyen(コン・ネン/Con Nhen:ソ連兵を誘導するベトコンの女戦士)

 

【グリーンベレー】

マーカス・ジョンソン/Marcus Johnson(アイベックス/Ibex:MACV-SOGのエージェント、捕虜)

ヘンリー・ニクソン/Henry Nixon(ビショップ/Bishop:MACV-SOGのエージェント、捕虜)

Roberto Garcia(ガルシア/Garcia:恐竜に遭遇するグリーンベレー)

Nathan Lust(ケンドリック/Kendrick:恐竜に遭遇するグリーンベレー)

 

【ベースキャンプ】

ジェイク・ライアン/Jake Ryan(ビル・ウォレス大佐/Major Wallace:グリーンベレーの指揮官)

リンカーン・ルイス/Lincoln Lewis(ジマー/Zimmer:軍事顧問)

Freddie Joe Farnsworth(上級軍曹)

Aaron Huang(ジェイデン・ケンプ/Jayden Kemp:ベースキャンプの曹長)

Kawakawa Fox-Reo(リカルド/Ricardo:ヘリのパイロット)

 

【その他】

Grady Ferricks-Rosevear(研究クルーのチーフ)

Serzas Lazaris(ベースキャンプの護衛)

Lan Thuy Do(ベトナム人の女性)

Gia Hy Dang(ベトコンの運転手)

Jarrod Tetro(ドアガンナー、ヘリの射手)

Balin Biddle(ドアガンナー、ヘリの射手)

Adam Fraser(米兵)

Elijah Meincke(グリーンベレー)

Finn J Williams(兵士)

Bodhi Zantvoort(兵士)

 


■映画の舞台

 

1968年、

ベトナム

 

ロケ地:

オーストラリア:クイーンズランド州

ゴールドコースト

 


■簡単なあらすじ

 

1968年、米軍はベトナムと戦争状態にあり、その渦中にてグリーンベレー小隊にあるものを捜索させていた

だが、音信不通となってしまい、指揮官のジェリコは「ハゲワシ部隊」と呼ばれる小隊に「音信普通のグリーンベレーの捜索」を命じた

捕虜奪還のミッションから戻ったばかりの小隊は、束の間の休息を与えられ、任務へと向かうことになった

 

小隊長のベイカーを中心としたクルーは、新人のリオンが無線通信士として参加し、狙撃手のローガン、キーズ、もと空挺団のチャーリー、イーライが参加し、副隊長はゼイビアが務めることになった

彼らはベイカーが選んだメンバーでもあり、数々の死線を潜り抜けてきた男たちだった

 

ヘリにて降下地点に向かった彼らは、「第四研究所」という場所を目指す

だが、洞窟に差し掛かった彼らを待ち受けていたのは、見たこともない生物で、それらは群をなしてベイカーたちを襲った

ベイカーとリオンが別行動となり、ともに「第四研究所」を目指して捜索を開始する

ゼイビアは4人を率いて森を抜けようとするものの、各所に見たこともない巨大な生物がウヨウヨしていたのである

 

テーマ:傲慢の代償

裏テーマ:依存と本能

 


■ひとこと感想

 

この夏は「転生ものが熱い」という感じで、本作では「粒子加速器の影響」にて、奴らがベトナム戦争に加わることになりました

よくわからない任務にてベトナムの奥地に向かうことになったベイリー小隊ですが、上層部は「奴らがいること」を知っているようでしたね

目当ては「加速器の技術を盗む」というものでしたが、それを使って何をしたいのかはよくわかりませんでした

 

映画は、1小隊が恐竜と遭遇したらどうなるかというもので、その舞台設定としてベトナムが選ばれていました

その理由も「その実験は自分の国では嫌だから」という身勝手なもので、それによって、ベトナム中に恐竜が放たれることになっています

ほんの序章という感じで北ベトナム一帯に広がっている感じですが、空気の成分とか違うのに「どうして生きているんだろう」というのは野暮なツッコミなんだと思います

とにかく、恐竜が暴れまくるのが見たいという人向けの作品で、『オークストリートの異変』が物足りなかった人向けという感じになっていると思います

 

物語性はほぼなく、とにかくどうやって脱出するかというもので、軍の上層部に不信感を持っているリーダーが「恐竜以上に暴れ回る」みたいなことになっていました

さらにロシア人の古生物学者がさらに上を行く暴れっぷりを見せていて、「食われないかなあ」と思ってしまいましたね

顛末はスクリーンで確認してもらうとして、ミニシアターでパンフ売り切れ、やむを得ずにひと駅歩いてシネコンでゲットでしたのは幸いでしたね

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は、とにかく恐竜が出てきて暴れまくるという感じで、さまざまなタイプの恐竜が登場していました

陸海空で登場させるために展開の工夫がなされていて、落ち着いたと思ったら次の展開が待っているという感じになっていました

特殊部隊なので隠密的な行動はできても派手な爆撃はできない感じになっていて、ラストの撃ち合いがクライマックスとなっていました

ハリウッドで作れば、ここで絨毯爆撃をするんだろうなあという感じで、ベトナム戦争の真っ最中に森を焼き尽くすみたいな「この後どうするの?」みたいな展開になっていたように思います

 

恐竜に関してはパンフレットで解説が為されていて、「ハゲワシ隊」のメンバー紹介などもありました

ひと駅歩いた甲斐はあったという感じで、貴重な情報がたくさんありましたね

シネコンで爆音で見たかったのですが、メジャー作品にスクリーンを奪われていて、しかも時間帯が最悪でしたね

しかも夏休み時間になっていて、朝イチ8時開始などにスケジュールが持っていかれているので、それによって微妙な時間に上映されることが多くて困ってしまいます

 

ネタバレとしては、わかりやすくソ連を悪として描いているパターンで、これがオーストラリア人監督が作っているというのが不思議でしたね

ベトナムからすれば、ただでさえアメリカは悪なのに、さらに巨悪が森の中で悪さをしているという感じになっていました

ベトコンの女戦士はアメリカ兵を目の敵にしていましたが、自国が無茶苦茶になっているのはソ連の影響の方が多いように思います

また、ソ連古生物学者が英語を話しているのは笑うところなのでしょうか

ベトナム人は何言ってるかわからない描写があったのに、ソ連人と流暢な会話ができているのは作劇の都合ということでスルーするしかないのかもしれません

 


120分で人生を少しだけ良くするヒント

 

映画は、古代の生物をどのように持ってくるかという難題があって、化学兵器の暴走のような説明が為されていました

後半になって、研究をやめさせるために施設に入りますが、そこでは「プラグを抜けばOK」というかなり雑な展開が待っていました

さらに「機械が動いているからプラグを抜けない」みたいな感じになっていて、シュールなギャグが連発している感じになっています

最後はお構いなしに爆発させていたけど、何も起こっていませんでしたねえ

 

恐竜は陸海空で11種類ほど登場し、それぞれが見せ場を作っていました

遺伝子組み替え系ではないので、実際の恐竜が登場するという展開なので、「恐竜映画を観たい人」にとっては最高の展開になっていたと思います

ミニシアターでも迫力は凄かったので、4DXとかだったら、もっとえげつなかったんだろうなあと思ってしまいます

配給の弱さからスクリーンの確保が難しかったみたいですが、少しずつでも延長されれば良いのにな、と思いました

 

映画は、次作があるのかないのかという展開になっていて、原作を使わないオリジナルストーリーで制作されるなんて話もありましたね

実際に制作されるのかはわかりませんが、物語的には「あの爆発でポータル開いた系」なんでしょうねえ

あるいは、あのままアジアに拡大していって、いろんなところで恐竜と戦う軍隊が登場するというのもありかもしれません

インド像VS恐竜だと、やっぱり恐竜の方が強いのでしょうか

そう言った「現存の動物」との対決も見てみたいのですが、CGでも文句を言いそうなアホな団体がありそうなので悩みどころなのかもしれませんねえ

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/106040/review/06858280/

 

公式HP:

https://primitivewar-jp.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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