■恋脳Experiment
Contents
■オススメ度
女子を苦しめる概念に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.4.14(アップリンク京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、110分、G
ジャンル:恋愛と可愛いを呪いと考えた美大生を描いたヒューマンドラマ
監督:岡田詩歌
脚本:岡田詩歌&岡田和音
キャスト:
祷キララ(山田仕草:恋愛とカワイイに悩む美大生)
(14歳時:大月美里果)
(幼少期:塚尾杏樹)
平井亜門(佐伯翔太:仕草の恋人、コンテンポラリーダンス命)
河井青葉(山田菫:仕草の母)
佐藤和太(後藤晴人:仕草の中学時代の彼氏)
関谷翼(城戸樹里亜:仕草の塾の生徒)
二見悠(栗原昌文:仕草の中学時代の塾講師)
中島多羅(岸部美誠:女子生徒にイジられる塾の先生)
中山雄斗(丹下凌:仕草の大学の友人)
門田宗大(塚本一生:仕草の大学の友人、卒業制作の手伝い)
小林リュージュ(西川敦:仕草の憧れのデザイナー)
小野まりえ(西川麻理恵:敦の妻)
演者不明(ミナミ:淳の娘)
中島歩(金子エイジ:西川の元同僚)
川郷司駿平(村崎雅人:金子の友人)
佐藤京(黒岩藍美:佐伯の社会人時代の彼女)
新明來々(?)
沼尻紗和(?)
神津優花(仕草の中学時代の友人)
岩間美星(?)
菅野汐音(?)
安西稟(塾の同級生)
福田学人(塾の同級生)
品田ひでこ(大学の教授?)
富井大遥(丹下の友人、大学生)
加川星空(大学の後輩?)
木村鈴香(大学の後輩?)
飯島伊吹(大学の後輩?)
千葉崇登(?)
篠原雅史(大学の後輩?)
松尾彩加(大学の後輩?)
天満夕歌(?)
村山明果(ワークショップの生徒)
濱田裕翔(?)
増田具佑(歌番組の司会者?)
金澤智(美大の教授)
森本あお(ラーメン屋の店員)
演者不明(ユキコ:晴人をフる女の子)
演者不明(歌番組の少年)
■映画の舞台
関東圏某所
ロケ地:
群馬県:高崎市
高崎白衣観音眼院(キャンプ)
https://maps.app.goo.gl/SKMdPh3SA1XbqCgW8?g_st=ic
高崎商科大学
https://maps.app.goo.gl/qwVFADgNz9NhGMvq6?g_st=ic
居酒屋 小塙
https://maps.app.goo.gl/CQ4NF3ocxGn2Y1126?g_st=ic
三ツ寺公園
https://maps.app.goo.gl/66MV2twwhtZnbJP67?g_st=ic
高崎シティギャラリー
https://maps.app.goo.gl/afhttkZhMohF22mE7?g_st=ic
麺処 ミディアムレア
https://maps.app.goo.gl/A7n8f2BLQBrGsXW7A?g_st=ic
シネマテークたかさき
https://maps.app.goo.gl/WA9eFYGvBQisBdd67?g_st=ic
■簡単なあらすじ
中学2年生の仕草は、どこかで聞いた「恋愛をすれば可愛くなれる」という言葉を信じて、フラれたばかりの同級生・晴人に告白をして付き合うことになった
だが、手を握られそうになると体が拒否をし、友人たちからも怪訝な顔をされてしまう
さらに、晴人と一緒に歩いているところを見られた後、晴人は全力で「付き合っていること」を否定した
それから数年後、美大に入った仕草はコンテンポラリーダンスに一筋の佐伯と出会い、そのまま付き合うことになった
通い妻のような関係になっていたものの、仲間内から「恋愛で丸くなった」と言われた佐伯は、卒業制作に集中すると言う理由で仕草をフってしまう
だが、そのことがきっかけで、「恋愛」が呪いであるということに気づくようになった
その後、インターンからデザイン事務所に入った佐伯は、憧れのデザイナー西川のチームに加わることになった
西川は仕事はできるがパワハラ気質のところがあり、口癖のように「可愛いね」と仕草に言い続けていた
そんな折、西川の家でのパーティーに参加した仕草は、彼の友人の金子に出会うことになった
テーマ:恋愛の効能
裏テーマ:女子にとっての呪い
■ひとこと感想
女性監督による体験談のような作品で、女性が感じている違和感というものを主題にしていました
いわゆる「可愛い」「恋愛」が女性の人生にもたらす功罪のことで、恋愛脳ではないけれど、それに振り回されてきた女性を描いていました
劇中では3人の男性と付き合うことになりますが、男目線でもクズ男に片足突っ込んでいるような人ばかりだったと思います
映画は、幼少期に人形を抱き抱えているところから始まり、そこで何かを悟る様子が描かれていきます
そこから章立てになっていて、「1.ある子供とおままごと」「2.仕草と初恋未満」「3.佐伯と俺の未来」「4.卒制彼氏」「5.かわいいね」「6.仕草のカルマ」「7.子供が好きな子」「8.仕草の葬式」「9.仕草と営み」と続いていきました
幼少期、中学時代、大学時代、就職という流れになっていて、そこまで難しい話は出てきません
何となくではありますが、芸術を勉強した人が作った映画という感じで、計算され尽くしている感がありましたね
そのあたりは好みの問題だとは思いますが、物凄くストレートな内容だったように思いました
キャスト欄は頑張ってみましたが、ググっても何も出てこない人もいましたね
おそらくはスタッフの家族さんとかなのかもしれません
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
全体的に、かなり攻め込んだシュールな内容だったなあと思いました
それぞれの会話が切れ味鋭くて、知らない間に敵を作ったりしていましたね
特にラーメン屋さんでの店員の仕返し(何かされた訳ではないけど)は笑ってしまいました
美大が絡んでいるせいなのか、現代アートっぽさがあって、卒業制作なども攻め込んでいたように思います
面白いと感じるかどうかはそれぞれですが、クスッとするネタが多くで、日頃から溜まっている男性へとヘイトが凝縮されているような内容になっていました
これを見て反省する人はハナからそういうことをしない人でしょうが、痛いところをつかれたという人も多いように思います
映画は、美大とか芸大とかに在籍経験がある人なら楽しめる様子が多いようで、独特の言い回しとか単語が出てきましたね
あまり大衆的な感じの作品では出てこない感じの言葉が多かったので、面白いなあと思ってみていました
物語に登場する人物は周りにはいないタイプですが、あの無自覚な感じと、そこでそれを言う?と言うタイミングの悪さは絶妙だったように思いました
■恋愛は上から目線?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■かわいいって言ったらダメですか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/99970/review/04990140/
公式HP:
https://rennou-experiment.com/
