■6人ぼっち
Contents
■オススメ度
現役高校生(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.14(大阪ステーションシティシネマ)
■映画情報
情報:2025年、日本、85分、G
ジャンル:クラスで浮いている5人+不登校生徒が修学旅行で同じ班にさせられる様子を描いた青春映画
監督:宗綱弟
脚本:政池洋佑
キャスト:(概要間違ってたらすまん)
野村康太(加山糸:透明人間のようなクラスメイト、班長に抜擢)
吉田晴登(飯島祐太郎:引きこもり)
三原羽衣(馬場すみれ:女子高生TikToker)
鈴木美羽(新川琴:真面目なガリ勉)
松尾潤(五十嵐大輔:空気読めない目立ちたがり屋)
中山ひなの(山田ちえ:気弱で地味)
小西詠斗(長谷部:生徒会長、クラス委員)
賀屋壮也(島先生:担任)
木津つばさ(菊池:お好み焼き屋に来る同級生)
Sora(小島:五十嵐をハブるクラスメイト)
八条院蔵人(矢島:五十嵐をハブるクラスメイト)
雪見みと(綾乃:クラスメイト)
溝口奈菜(桜:クラスメイト)
伊吹とよへ(村上:加山にぶつかるクラスメイト)
篠崎彩奈(あゆみ:長谷部の彼女っぽいクラスメイト)
倉本琉平(斎藤:クラスメイト)
河本景(明里:クラスメイト)
下野由貴(美穂:「ぼっち班」と言っちゃうクラスメイト)
黒江こはる(香奈:すみれとコラボしたいクラスメイト)
神志那結衣(奈美:美穂と仲が良いクラスメイト)
桜木那智(宗森:琴に怒られるクラスメイト)
宗綱弟(お好み焼き屋の店長)
■映画の舞台
広島県各所
ロケ地:
広島県:広島市
おりづるタワー(記念写真)
https://maps.app.goo.gl/4CG9u6fmvtCRFi2c6?g_st=ic
広島城
https://maps.app.goo.gl/iDUCBBxvPAHVquyZ7?g_st=ic
平和記念公園
https://maps.app.goo.gl/ZYaTtrHFii6h77xG6?g_st=ic
五ェ門(広島焼き屋)
https://maps.app.goo.gl/2dfp2KrbUge9bFeZ6?g_st=ic
CHOUECCHA(カフェ)
https://maps.app.goo.gl/UsUsgCXkNPb3G7aX8?g_st=ic
観音バッティングセンター
https://maps.app.goo.gl/9R6iZr7ba5ZcPS399?g_st=ic
■簡単なあらすじ
高校3年生の加山糸は友だちができないまま卒業を迎えようとしていた
クラスには陽キャグループからハブられている五十嵐、インフルエンサーとして高く止まっているすみれ、勉強以外興味のない琴、気弱で話かけられないちえもいて、彼らは「ぼっち」として高校生活を送っていた
修学旅行の自由行動の班決めをすることになった2年3組だったが、加山を含めた5人はどこの班にも入れなかった
そこで担任の島は「ちょうどいいから5人で班を組め」と言い、班長に加山を抜擢した
旅行当日、これまでまったく学校に来なかった飯島が現れ、島は加山の班に彼を入れることになった
初日は定番の場所をみんなで見学し、2日目から自由行動が始まっていく
だが、すみれも五十嵐も別行動をしたいと言い出してしまう
単独行動をすると反省文と言われていた加山は、なんとかして5人を繋ぎ止めようと考えた
テーマ:ぼっちとは何か
裏テーマ:期間限定から生まれるもの
■ひとこと感想
高校生のぼっち6人が修学旅行の同じ班になると言う内容で、それによってどうなるのか、と言う顛末が描かれていました
ぼっちになる理由は色々とありますが、映画では「各生徒の見えない闇」「担任の放置」などが挙げられていましたね
実際にはこんなに単純なものではないと思いますが、テンプレとしてはわかりやすくて重すぎないものを選んでいたと思います
主人公の加山には背景がなく、どちらかと言えばコミュ障っぽさがありました
インフルエンサーのすみれは自分の得にはならないことには動かない打算的な部分があり、これは琴にも言えることのように思います
飯島の過去は本編で登場しますが、ネタバレなのでお口チャックしておくとして、五十嵐に関しては空気の読めなさと我が我がと言う性格がウザがられているように見えました
ちえに関してはいまだに家族の過去が尾を引いているようですが、当時はかなり周囲に距離を置かれてしまい、その詰めかたがわからなくなったのかな、と感じました
自由行動でアクシデントが起きて結束と言うお約束な感じではありますが、あまり気を衒わない方が共感は得やすいでしょう
とは言え、真のぼっちとはほど遠い印象で、そこにふれてはいかないんだなあと思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
高校3年の修学旅行のシーズンまでぼっちでも耐えてきた加山ですが、急に将来に不安を覚えると言うのはなんとも言えない部分があります
何かしらの些細な出来事があって、急に怖くなると言うことがありそうですが、そう言った背景については語られていません
コミュ障っぽさがあってもいじめられているわけではなく、これまでの学生生活でどのように過ごしていたのかを描いても良かったように思います
加山はいじめられて不登校の飯島に対して何も言えないのですが、思考に関しては回っているようで、先読みをしすぎて言葉に出せないと言う感じにも思えます
無関心ではないけれど、自分の言葉の軽さを感じている部分はあるし、思慮が浅いと感じているところもあるように思えます
他人に無関心なすみれと琴は「ぼっちでも問題ない」と考えているし、誰かいればそれはそれで良いと考えていて、自分の聖域を守るために防御壁を張っています
大人になればわかるのですが、本当のぼっちと言うのは、馴れ合っているけど本心を見せない間柄に生じるもので、孤独と言うのは周囲に人がいればいるほどに増していきます
リア充代表の長谷川に関しても、少し踏み外せば「友だちと呼べる人はいなかった」みたいなもので、単に高校生活を楽しんで過ごせば良いと言う限定的なアイテムであることの方が多いのですね
こう言うと夢も希望もありませんが、実際にはこれくらいドライなもので、社会人になると、その傾向が一層強まっていくし、そう言った環境に晒されると、学生時代に仲の良かった人たちの絆というものが深まったりもするので、学生生活において深まらないことをそこまでネガティヴに考えなくても良いのだと思います
■ぼっちとは一体何か?
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■ぼっちでも大丈夫な人の特性
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103342/review/05098916/
公式HP:
