■シェルター
■オススメ度
ジェイソン・ステイサム映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.8.29(MOVIX京都)
■映画情報
原題:Shelter(隠れ家)
情報:2026年、アメリカ&イギリス&カナダ、107分、PG12
ジャンル:政府から追われる男が巻き込まれた戦友の姪を救う様子を描いたアクション映画
監督:リック・ローマン・ウォー
脚本:ウォード・バリー
キャスト:
ジェイソン・ステイサム/Jason Statham(マイケル・メイソン/Mason:元MI6の「ブラックカイト(トンビ作戦)」のメンバー、特殊工作員)
ボディ・レイ・ブレスナック/Bodhi Rae Breathnach(ジェシー/Jessie:元同僚の10代の姪)
Michael Shaeffer(ジェシーの叔父、メイソンの海兵隊時代の仲間)
ビル・ナイ/Bill Nighy(スティーヴン・マナフォート/Manafort:MI6の長官)
Bryan Vigier(ジェームズ・ワークマン/Workman:ブラックカイトの工作員)
ハリエット・ウォルター/Harriet Walter(フォーダム/Prime Minister Fordham:THEA/トータルヒューマンエンゲージメントアナリティクスを支持するイギリスの首相)
ナオミ・アッキー/Naomi Ackie(ロベルタ・フロスト/Roberta:マナフォートの後任、THEAの管理者)
Celine Buckens(マディソン/Maddison:THEAのシステムエンジニア)
Bally Gill(アジズ/Aziz:MI6の職員、THEA作戦室の責任者)
Daniel Mays(アーサー・ブース/Booth:メイソンの友人、TEHAの開発に関わったエンジニア)
Tom Wu(カマル・シャー/Kamal:ナイトクラブのオーナー、裏組織のボス)
【その他の出演者(登場順)】
Anna Crilly(ハネロン/Haneron:公的調査委員会の委員長)
Bronson Webb(デイキンス/Deakins:MI6のメンバー)
Eugenia Caruso(ストーノウェーの雑貨店の店員)
Andrew Fagan(通行人の女子高生)
Denise McAvaney(通行人の女子高生)
Laurent Buson(上陸兵、アルファ隊)
Rodaidh Findlay(カラム/Callum:農夫の息子)
Ryan Fletcher(カラムの父、農夫)
Tomi May(ロス/Ross:マナフォートの側近)
Ansko Pitkänen(クラブのホステス)
Paweł Kotyński(クラブの用心棒)
Louise Laag(クラブのダンサー)
Sofian Francis(ナイトクラブのドアマン)
Kai Martin(ナイトクラブのドアマン)
Polina Tyan(クラブの従業員)
Billy Clements(カマールのボディガード)
Derek Carroll(特殊護衛グループ、密入国支援)
Tom Delahunty(漁師)
Gordon Alexander(正規班のリーダー)
Steven Blades(ロブ・ウィルス/Rob Wills:メイソンを追う傭兵)
Adam Collins(MI6の工作員)
Jon Slayer(MI6の幹部)
Damien Donnelly(MI6のアナリスト)
Harriet Barrow(ニュースレポーター)
Tara Hoyos-Martinez(スペインの喫茶店のサーバー)
■映画の舞台
スコットランド:
アウター・へブリディーズ諸島
スコットランド:ストーノウェー
イギリス:ロンドン
スペイン:ロンダ
ロケ地:
アイルランド:
Travelahawk Beach
https://maps.app.goo.gl/HVeHRNR5dVp6NpeL7?g_st=ic
Wicklow Town
https://maps.app.goo.gl/VJi2QU1B7aEgq8ib6?g_st=ic
The Black Castle
https://maps.app.goo.gl/Vioo97ybqiT5aNaZA?g_st=ic
Clermont House
https://maps.app.goo.gl/Jwfjce2bkSFJ22fw8?g_st=ic
Sally Gap
https://maps.app.goo.gl/4zH1hdi4o3LY2QRGA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
元海兵隊で特殊部隊に所属していたメイソンは、今ではスコットランドの沖合にある孤島で暮らしていた
愛犬と過ごし、海兵隊時代の同僚に物資を届けてもらう生活を続けていて、彼の姪のジェシーがメイソンのところまでそれらを運んでいた
ある日、物資とともにプレゼントの小包を置いたジェシーだったが、メイソンはそれを受け取ることもなく、そのまま放置していた
翌月の運搬に訪れたジェシーは、彼がプレゼントを受け取らないことに怒り、普段は行かない家の前まで行くことになった
「挨拶ぐらいしたら」と言うものの、メイソンは無言のまま、彼女を追い出した
その日は海が荒れている日で、ジェシーの伯父は早く船に戻るように言う
だが、メイソンとのやりとりに加え、荒れた海をうまく移動できないままに、伯父の船は転覆し、自身も海に投げ出されてしまった
それに気づいたメイソンは、急いで船を出し、なんとかジェシーだけは助けることができた
その後、ジェシーの怪我の治療のために買い出しに出たメイソンは、通行人のテレビ通話に映り込んでしまい、ある組織に居場所がバレてしまった
その組織こそ、メイソンが所属していたイギリスの諜報部門MI6の制御室だったのである
テーマ:過去との決別
裏テーマ:護るために捨てるもの
■ひとこと感想
ジェイソン・ステイサムのいつものやつをくれと言ったら、希望通りのものが出てきたと言うタイプの作品で、このテイストがOKだったら大丈夫と言う映画だと思います
舞台がスコットランドなので敵はMI6と言う設定になっていて、孤島でのアクションというよりかは、ロンドンを含めた街のいろんなところで逃亡するという内容になっていました
敵側が駆使するのが全人類行動分析(THEA)というシステムで、監視カメラなとの映像を即座に分析して人定するというもので、スマホの自撮りに映り込んだものでもオンラインでその映像が流れていればOKという感じになっていました
今更ながらの設定で、元相棒的な立ち位置の人間がラスボスというのも使い古されたもののように思います
加えてジェイソン・ステイサムなので、死なないことが前提で「どのようなハンデをつけるか」という感じになっていて、犬ではなく扱いづらい人間になっていました
でも、このキャラが意外なほどに主人公を助ける側になっていたりします
ともかく、可もなく不可もない映画で、これまでの焼き増しをどれだけ許容できるかという感じでしょうか
時間が空いた時に、あまり何も考えずに済む娯楽を求めるのならOKかなと思います
あと、鑑賞した映画館では、メイソンの仁義なき名刺みたいなのをもらうことができましたね~
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
設定を聞いた瞬間にネタバレも何もあったものではなく、大体想像の通りに進んで、想像通りの結末を迎えることになりました
敵側が使うシシテムもこれまでに登場したものばかりで、技術の方が追いついてきたので、ややリアルに感じられるかな、という感じになっています
それでも、戦い方はかなり単純で、組織だったものはないので、派手な展開にはなっていなかったりします
敵側も統一されておらず、裏に回ったMI6長官と長官代理が派遣するチーム(正規チームと傭兵)の両方に追われるのですが、さほど緊張感がなかったりします
ほぼ捕まることもなく、「脱出」というお約束もないので、かなり淡白に進んでいくように思えました
ハンデとなるジェシーが意外と有能なのですが、伯父がいろいろ仕込んだのかはよくわかりませんでしたね
THEAというシステムは画期的とまでは言いませんし、これまでのスパイ系の映画ではフィクションとして捉えられていたものでした
実際の技術が追いついて、その運用がリアルになりましたが、セキュリティゼロのガバガバシステムになっていて、それが実運用されていて、スペインの防犯カメラもハッキングしているという方がホラーだったりします
最終的に足長おじさんのような関係になりますが、美女と絡むという年齢でもないので、これからはこの路線になるのかな、と感じました
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
本作は、主演のこれまでのキャリアの延長線上にある作品となっていて、お仕事系から少し離れて、元職場とドンパチやる系になっていました
現在の職業柄、銃火器に制限があるのですが、この手の有能な特殊工作員にハンデを与えるとしたら、「武器、荷物、人質」くらいしかネタがないのですね
これを打破するアイデアが出てこない限り、このタイプの映画で真新しいものができるということはないと思います
今回のハンデは「ジェシー」ということになりますが、当初は足を怪我して身動き取れないというところから、アクションさせることを優先してあっさりと動けるようになります
その後は、そこまでパニックになることもなく、冷静に「一度聞いただけで飲み込む」という対応能力を見せていきます
ほぼバディのような作品になっていて、それゆえにステイサム度がやや低め、という感じになっていたように思いました
今回の映画で斬新な話にするならば、ジェシーが実はステイサムを守るために作られたマシンのような存在で、それゆえにステイサムが苦悩するという流れになるのでしょうか
映画の構成上で登場するアーサーも、病気を理由にそこまで協力できることもなく、それでも忘れた頃に遠隔操作でバックアップをしていたりしました
THEAの設定がかなりブレブレなのでアレですが、まあ「AIがこれまでの作品を学習してそれっぽいのを作った」と言われても仕方ないほどにサプライズがない映画だったなあ、と思いました
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105507/review/06897277/
公式HP:
