■アンティル・ドーン


■オススメ度

 

繰り返し系スラッシャー映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.8.5(TOHOシネマズ二条)


■映画情報

 

原題:Until Dawn(夜が明けるまで)

情報:2025年、アメリカ、103分、R18+

ジャンル:失踪した姉を探しに来た妹とその仲間を描いたホラー映画

 

監督:デビッド・F・サンドバーグ

脚本:ゲイリー・ドーベルマン&ブレア・バトラー

原作:PlayStation5/PC用ゲーム『Until Dawn 惨劇の山荘』

 

キャスト:

エラ・ルービン/Ella Rubin(クローバー・ポール/Clover:行方不明の姉を探す女性)

 

マイケル・チミノ/Michael Cimino(マックス/Max:クローバーの元カレ)

 

オデッサ・アジオン/Odessa A’zion(ニーナ・リム/Nina:クローバーの友人、記帳する鼻ピアス)

ベルモント・カメリ/Belmont Cameli(エイブ/Abe:ニーナの恋人、心理学部生)

 

ユ・ジヨン/Ji-young Yoo(ミーガン/Megan:クローバーの義理の妹、スピリチュアル)

 

マイア・ミッチェル/Maia Mitchell(メラニー・ポール/Melanie:行方不明になったクローバーの姉)

 

ピーター・ストールメア/Peter Stormare(ヒル博士/Dr. Hill:心理学者)

ティボール・ザウアーヴァイン/Tibor Szauervein(サイコ/Psycho:コテージに潜む暴漢、のちにジョシュア・ワシントンと判明)

マリアン・ヘルマニ/Mariann Hermányi(廃墟に住む老婆)

 

ピーター・ストールメア/Peter Stormare(ハートリー/Hartey:雑貨店の店主)

 

ロッタ・ロステン/Lotta Losten(炭坑事故を報道するレポーター)

 

ウィレム・ファン・デル・フェクト/Willem van der Vegt(ビデオテープに映っている男)

 

ゾフィア・テメスヴァリ/Zsófia Temesvári(メラニーのウェンディゴ/Melanie Wendigo)

アダム・ボット/Ádám Bot(ウェンディゴ/Wendigo)

アダム・コチス/Adam Kocsis(ウェンディゴ/Wendigo)

エイドリン・メッツ/Adrienn Mész(ウェンディゴ/Wendigo)

アダム・ザンブリツキ/Adam Zambryzcki(ウェンディゴ/Wendigo)

ボグラルカ・ヘイム/Boglárka Heim(ウェンディゴ/Wendigo)

 


■映画の舞台

 

アメリカ:ペンシルべニア州

グロア・バレー(架空)

 

ロケ地:

ハンガリー:ブダペスト


■簡単なあらすじ

 

失踪した姉メラニーを探すために義理の妹ミーガン、友人のニーナとその彼氏エイブ、元カレのマックスたちと旅をするクローバーは、大した成果もなく、姉のSNSに映っていた店を訪ねていた

そこの店主に姉の写真を見せると、同じように何回も何回も聴かれると言い、この道の先にある観光案内所のことを教えてくれた

 

5人はそこに向かうものの、突然の豪雨に見舞われてしまう

先の見えない場所だったが、何度か同じ場所を通るうちに天候は回復し、目の前に案内所が現れた

そこの来名簿にはメラニー・ポールと書かれていて、どうやら何度も訪れているようだった

 

夜になった頃、クローバーに姉の声を聞き、外に出ると雨の向こうに人影が見えた

マックスは彼女を追いかけ、同じころ、ジュリアは洗面台であるものを見つける

ニーナは来客簿の異変を感じ、エイブは壁面の資料の奥に失踪者の写真を見つける

 

そんな折、彼らもとに、謎の仮面の男が姿を現し、次々と殺していくのである

 

テーマ:招聘の理由捜し

裏テーマ:因果の先にある邂逅

 


■ひとこと感想

 

元ネタがゲームのようで、とある場所に引き込まれる若者たちを描いていました

死んだら元の場所に戻る系のループもので、彼らは「ここに連れてこられた理由」というものを探し始めます

当初は失踪した姉探しがメインでしたが、途中からは「どうやって脱出するか」というのがメインになっていました

 死んだらやり直し系だけど、徐々に肉体はおかしなことになっていって、最後にはゾンビになってしまうみたいな感じなのでしょうか

 

クローバーが姉を探すために友人たちを巻き込んでいるのですが、元カレを連れてきたり、義理の妹がいたりと、意外と関係性がすんなり入ってこないキャラになっていました

姉のSNSを手掛かりに探しているようで、偶然写り込んだ雑貨店を辿るところから物語は始まり、店主に教えてもらった「グロア・バレー」という場所に行くことになりました

周囲をウォーターウォールに囲まれている謎の場所で、いわくつきの観光案内所を探索することになります

 

このあたりはゲームの設定で、そこで仮面を被った謎の暴漢に襲われるようになります

さらに観光案内所を探索する中で、奇妙な来場者名簿と失踪者のポスターなどを見つけたりします

どうやら観光所周辺は1998年の10月で止まっているようで、そこに迷い込んだという内容になるのだと思います

 

面白いかどうかは何とも言えないのですが、音で驚かせるとか、その場所で過去にあることがあったとか、そこまでサプライズがある内容ではなかったですね

スラッシャー系ホラーなのでグロ耐性が必要ですが、思ったほどではないという感じに思えました

それにしても、あのオチはどうなんでしょうか

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は、過去に炭鉱事故があった場所を舞台にしていて、そこで生存者の心のケアをしていた心理学者が登場します

彼が何かの研究をしていて、事故現場に研究対象の被験者がいましたね

それがウェンディゴとなって襲ってくるという内容になっていました

 

冒頭の雑貨店の店主がその心理学者だったというオチで、クローバーは彼の患者だったことがわかります

でも、彼との会話において「夢だが現実だ」みたいなものがあって、クローバーが作り出した妄想なのか、実際に起こっている出来事なのかははっきりしないように思えました

リープ系は超常的な仕掛けがある以外は妄想系になると思いますが、おそらくは姉が炭鉱事故で亡くなり、精神的に不調をきたしていたクローバーをヒル医師が診察をしていたのでしょう

 

クローバーの妄想としては人物の選定が何とも言えず、なぜ元カレを選んだのかはよくわかりません

おそらくはマックスとエイブは友人関係というのと、ここで良いところを見せられたら復縁できると考えているマックスがいた、ということでしょう

でも、妄想だとするならば、クローバーの中にマックスへの未練があるように思えてしまいます

 

映画は雰囲気を楽しむ映画だと思いますが、姉が助からないのはウェンディゴになっているからでしょう

炭鉱事故によって生き埋めになった町があって、その生存者相手にヤバい実験をしていたのですが、それが起こったのが20年前ということになります

メラニーのウェンディゴは子どものようで、彼女の時間が20年前で止まっているのは理解できるのですが、だとしたら現在軸として描かれていく「家を出ていくメラニー」ってなんだったのでしょうね

それとも、事故で忘れられた町にたまたまメラニーがやってきて実験体になったのでしょうか

このあたりはゲームをすればわかるのかもしれませんが、そんな暇はないのでWIkiっとくことにしようかな、と思いました

 


■原作ゲームはどんなゲーム?

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■ウェンディゴについて

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103852/review/05407634/

 

公式HP:

https://untildawn.jp/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA