■ヴィクラム


■オススメ度

 

インドのドンパチ映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.6.5(MOVIX京都)


■映画情報

 

原題:Vikram

情報:2022年、インド、171分、R15+

ジャンル:麻薬取締官殺人事件にまつわる陰謀を描いたアクション映画

 

監督&脚本:ローケーシュ・カンガラージ

 

キャスト:

カマル・ハーサン/Kamal Haasan(アルン・クマール・ヴィクラム/Commander Arun Kumar Vikram:伝説の「黒部隊」の司令官)

カマル・ハーサン/Kamal Haasan(カルナン/Karnan:殺害される謎の一般人、プラバンジャンと S・ラージの養父)

 

ヴィジャイ・セトゥパティ/Vijay Sethupathi(サンダナム/Sandhanam:麻薬王、腰布ギャングのリーダー)

マヘシュワリ・チャナキャン/Maheshwari Chanakyan(カウサリヤ/Kausalya:サンダナムの最初の妻)

ミーナ・ナンディニ/Myna Nandhini(カイケイ/Kaikeyi:サンダナムの2番目の妻)

シヴァニ・ナラヤナン/Shivani Narayanan(スミトラ/Sumitra:サンダナムの3番目の妻)

 

ヴィノス・ムンナ/Vinoth Munna(サンダラムの叔父、教育係)

ラメシュ・ティラック/Ramesh Thilak(イランゴー/Elango:トイレに籠るサンダナムの親族)

ジャファー・サディク/Jaffer Sadiq(ニッパー男/Cutting Plier:サンダラムの部下)

サムパット・ラム/Sampath Ram(サムパット/Sampath:サンダナムの部下)

ゴクル・ナス/Gokul nath(サンダラムのギャングメンバー)

ジャイ・ヴァルマ/Jai Varma(サンドラムの家族)

ナンビ/Nambi(麻薬製造所の技術者)

 

スーリヤ/Suriya(ロレックス/Rolex:サンダナムのボス)

アルジュン・ダス/Arjun Das(アンブー/Anbu:ブツを盗まれるギャング)

ハーリッシュ・ウタマン/Harish Uthaman(アダイカラム/Adaikalam:ブツを盗まれるギャング)

 

ファハド・ファーシル/Fahadh Faasil(アマル/Amar:秘密部隊のリーダー、特殊工作員)

サンディープ・ラージ/Sandeep(アマルの仲間)

アルノダヤン/Arunodhayan(アマルの仲間、技術者)

シュリークマール/Shreekumar(アマルの仲間)

ラグー/Raghu(アマルの仲間)

 

ガヤトリー・シャンカール/Gayathrie Shankar(ガヤトーリ・アマル/Gayathri Amar:アマルの妻)

 

ナレイン/Narain(ビジョイ/Bejoy:元黒部隊のメンバー)

サンタナ・バラティ/Santhana Bharathi(ウッピリ/ウピリアッパン/Uppiliappan:元黒部隊のメンバー、情報担当)

エランゴ・クマラヴィル/Elango Kumaravel(ローレンス/Lawrence:元黒部隊のメンバー、兵器担当)

ヴァサンティ/Vasanthi(ティナ/ヴァリアマル/Valliammal:家政婦になりすますエージェント)

アニシュ・パドマナバン/Anish Padmanabhan(元黒部隊のメンバー)

ファットメン/Phathmen(元黒部隊のメンバー)

プラディープ/Pradeep(元黒部隊のメンバー)

Vishwa(元黒部隊の若いメンバー)

Vicky(元黒部隊の若いメンバー)

 

カリダス・ジャヤラム/Kalidas Jayaram(プラバンジャン/Prabhanjan:殺された麻薬取締官、カルナンの養子)

スワティシュタ・クリシュナン/Swathishta Krishnan(プラバンジャンの妻)

Baby Dharsan(ブラバンジャンの息子、赤ん坊)

ハリーシュ・ペラディ/Hareesh Peradi(スティーヴン・ラージ/Stephen Raj:ヴィクラムの養子、麻薬取締官)

 

チェンバン・ヴィノッド/Chemban Vinod(ホセ・ジョーズ/Jose:警察本部長)

Vinodh Munna(ムンナ/ Munna:警察署長)

G・マリムトゥ/G. Marimuthu(ナガラージ/Nagaraj:警察長官)

 

ゴーサム・スンダララジャン/Gowtham Sundararajan(ヴィーラパンディアン/Veerapandian:PWD公共事業局の職員)

Aruldoss(ルドラ・プラタップ/Rudra Prathap:公共事業の請負業者)

Girija(ルドラの娘、花嫁)

Krish(新郎)

Adhirchi Arun(ルドラの妻)

 

カルティ/Karthi(ディリ/Dilli:麻薬強奪の賞金首の声)

ディーナ/KPY Dheena(カマッチ/Kamatchi:ディリのトラック運転手)

 

ポンディ・ラヴィ/Pondy Ravi(S・パンディドゥライ/S. Pandidurai:?)

 

ShobanBabu(警部)

ガジャラージ/Gajaraj(警官)

Jai Krishna(巡査)

Pondy Ravi(巡査)

 

プリヤダルシニ・ラージクマール/Priyadharshini Rajkumar(娼婦の管理者、「レッドドール」のマネージャー)

マヤ・S・クリシュナン/Maya S. Krishnan(娼婦)

 

ベイビー・モニカ/Baby Monica(アムダ/Amudha:ドリル屋の娘)

 

Dr. Aarthi Ramesh(ジムのメディカルトレーナー、カルナンの親友)

Karthink(ジムのセクハラ野郎)

Balla(ジムのセクハラ野郎)

Abihishek(ジムのセクハラ野郎)

Vijay S Veeramani(サンダナムのクリニックの患者)

Pranav(水の配達人)

Syed(鉄道の職員)

Dr. Aarthi Ramesh(アニー医師の声)

PediaTrician(医療スタッフ)

 

Maya Krishnan(ガヤトーリの同居人?)

Priyadarshini Rajkumar(ジムの利用者?)

 

【Vollage CookingChannel(結婚式の料理人)】

Periya thambi

Subramanian

Murugesan

Ayyanar

Tamilsevan

Muthumanickam

 

【サンダナムの家族】

Gokul

Maha

Gopal

Praveen

Mass Ravi

Lawrence

Ramana

Jai Varma

Vishiwa

Chandru

Mogli

Vinoth Narayanan

Gopi Gpr

Guna

Inba

Arul

Ramesh

Maari

Kannan

Maari Sampath

Naatu Raja

 


■映画の舞台

 

インド:チェンナイ

https://maps.app.goo.gl/yTjevEkzVYvkS5Dh6

 

ロケ地:

インド:

カライクディ/Karaikudi

https://maps.app.goo.gl/onuJUCn58ACBWkkk9

 

タミル・ナードゥ州警察博物館/Tamil Nadu Police Museum

https://maps.app.goo.gl/TauSVsUQh1uxWtCw8

 

コインバートル/Coimbatore

https://maps.app.goo.gl/wJfafvZrDFEfWFRk9

 

イーストコーストロード/East Coast Road

https://maps.app.goo.gl/8q4TtSQnCxZ1DVtA8

 


■簡単なあらすじ

 

2019年3月9日、インドのチャンナイにて、麻薬取締官のスティーヴン・ラージとプラバンジャンは、ギャングのアンダイカラムとアンブーを追跡し、コカインの原料となるエリスロキロシンを押収することに成功した

だが、それから半年経ったある日、ラージとプラバンジャンは非業の死を遂げ、その捜査に「黒部隊(ブラック・スクワット)」が導入されることになった警察本部長のホセ・ジョーズはリーダーのアマルに捜査を一任し、彼は超法規的活動をすると宣言した

 

アマルは、2人の麻薬捜査官と同じように殺された60歳の一般人カルナンに目を付ける

彼は2人の養父だったが、養子に入れたのではなく、養父として迎え入れたことがわかった

アマルは友人のふりをしてプラバンジャンの妻と家政婦、カルナンの友人たちから聞き込みを開始する

だが、有力な手掛かりを得ることはできなかった

 

一方その頃、押収されたブツを血眼になって探している男がいた

「腰布ギャング」のリーダーとして恐れられていたサンダナムだったが、彼をも子ども扱いするロレックスの存在に恐れを為していた

ブツを見つけなければ一族共に殺されると焦っていて、裏で繋がっているホセに発破を掛けていた

 

そんな折、汚職に手を染めていたヴィーラパンディアンが殺されるという事件が勃発する

彼は請負業者のルドラ・プラタップと共に暗躍していたが、それが「謎の覆面軍団」のターゲットになっていた

その覆面軍団は、3件の高級警察と一般人の殺害に関与されていると考えられていて、アマルたちも本腰を入れて追うことになったのである

 

テーマ:語り継がれる未来のために

裏テーマ:後世のための浄化

 


■ひとこと感想

 

インドのアクション映画ということで、インターバルを挟んだ171分の長丁場となっていました

ヴィクラムが何者かがわかるところで前半が終わり、後半は彼の「動機」を明かすパートでしたね

ネタバレもあったものではないのですが、ヴィクラム=カルナンは「観る前から情報がダダ漏れ」という感じになっています

 

映画では、真の麻薬王ロレックスにビビる地域の麻薬王サンダナムが、地元の警察とつるんでいたというもので、それを知っていたのかはわからないものの、麻薬捜査官がブツを押収したことでややこしい展開を迎えることになりました

ぶっちゃけると「インド人の顔を見分けられないと何が起こっているかわからない」という感じになっていて、パンフレット(うっすいのにびっくりするほどの誤植がある!)はほぼ役に立たない感じになっていました

キャスト欄を作る際に色々とググりましたが、キャスト名がわかっても「映画内の誰かを識別するのがほぼ不可能」に近い印象がありました

数人ほど「正直なところわからん」という人物がいました

 

物語はそこまで複雑ではないのですが、ともかくキャラを識別できてこそ理解できるという内容でしょう

脚本の下手さが随所に出ていて、主要人物の名前が呼ばれないために、特に警察関係は誰が誰なのかわからない感じになっています

役名は「ホセ」でも、劇中では「ジョーズ」と呼んでいたりするので、そこんとこはフルネームでクレジットしてよと思ってしまいます

とは言え、あのクレジットを読めるのは超人だけだと思いますが

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレの第一弾は「死んだ一般人カルナンの死は偽装で、彼こそが幻の黒部隊のリーダー・ヴィクラムだった」というものになります

でも、ウィキを踏んだ段階で「一人二役」がわかってしまうので、同一人物なんだろうなあとわかってしまいます

稀に親子を一人で演じるパターンもありますが、今回はひねりのない感じの同一人物になっていたと思います

 

映画の後半にて、ヴィクラムとローレンスとウッピリには格好良い紹介があるのですが、それまでに奮闘していたティル(ティラク)にそれが無いのはかわいそうでしたね

あと、最初に捕まって拷問受けていたビジョイにも格好良い紹介も無いので、そこの扱いは平等にしてあげようよ、と思いました

一応は、生き残った旧黒部隊(翻訳が酷い)のメンバーだけ(ティナも含めて)の紹介となっていました

 

汚職警官と麻薬王がつるんでいて、それが麻薬捜査官にバレてしまうという導入になっていて、そのブツを探すために拷問したけれど見つけることはできなかったのですね

そして、麻薬捜査官を誤って殺してしまったために偽装工作をすることになり、それをヴィクラムに真似されるという構図になっていました

アマルが前半だけで退場なのかなと思っていたら、まさかの続投&メンバー加入みたいな感じになっていましたね

ラストでは「明らかに続きがある」という終わり方をしていたので、次作はヴィクラムVSロレックスの戦いになるのだと思います(ちゃんと配給してくださいよ)

 


■インドの麻薬汚染事情

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■復讐ではなく浄化を目指す意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/97306/review/05177650/

 

公式HP:

https://www.vikram-movie.com/index.html

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投稿者 Hiroshi_Takata

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