■突き抜けたものがなく、アクションPVとしても質は低めでしたね


■オススメ度

 

橋本環奈さんのファンの人(★★★)

原作ファンの人(★★)

アクション映画が好きな人(★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2022.8.19(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

情報:2022年、日本、111分、G

ジャンル:殺し屋デリバリーの最強殺し屋がヤクザの抗争に巻き込まれてしまうアクション映画

 

監督:瑠東東一郎

脚本:江良至

原作:沢田新&浅井蓮次(2016年、小学館、やわらかスピリッツ)

 

キャスト:

橋本環奈(菊野ケイ:簿記専門学校に通う学生、裏の顔はデリヘルサービスを装った殺し屋派遣サービス「ぷるるん天然娘特急便」のヒットマン)

杉野遥亮(テラノ:ヤクザの金庫番)

 

鈴鹿央士(渡辺:ケイに想いを寄せる専門学校の同級生)

 

馬場ふみか(店長:殺し屋派遣サービス「ぷるるん天然娘特急便」の店長)

太田夢莉(だりあ:「ぷるるん」専属のスナイパー)

 (幼少期:滝口芽里衣

岡村隆史(ヅラさん:「ぷるるん」の専属ドライバー)

 

佐藤二朗(伝馬組三代目組長:ヤクザの組長)

森崎ウィン(金子:テラノを嫌うヤクザのスナイパー)

大東駿介(アヤベ:狂犬ヤクザ、木下組の参謀)

猪塚健太(クラ:テラノの親友の鉄砲玉)

城田優(みちたかくん:ケイを狙う最狂の殺し屋)

 

兵動大樹(国津:ヤクザの次期組長候補、国津派のドン)

高橋克典(木下:ヤクザの次期組長を狙う野心家、木下派のドン)

 

箭内夢菜(りっか:BL大好きな専門学校の同級生)

 

くっきー!(「ぷるるん」で暴れる大男)

 


■映画の舞台

 

都内のどこか

 

ロケ地:

千葉県:千葉市

飲み処ひと笑

https://goo.gl/maps/1qsJ4QaY649DQnyp8

 

千葉県:木更津市

れすとらん さぼーる

https://goo.gl/maps/fM5T6ZQqm6mamfS6A

 

山梨県:山梨市

幸せの丘ありあんす

https://goo.gl/maps/Pe9wjNofQASdnFsz9

 

東京都:江東区

有明教育芸術短期大学

https://goo.gl/maps/YAR69T7rPAfgVMBy7

 

東京都:練馬区

えこてん

https://goo.gl/maps/MNBXpudsEvQyD1Cu6

 

栃木県:足利市

 


■簡単なあらすじ

 

日商簿記検定2級を目指す学生のケイは、実は殺し屋デリバリーサービスの敏腕エージェントだった

どんな依頼でも受けるそのデリバリーサービスは、売られそうなアイドルの救出であるとか、ヤクザの抗争のヒットマンなど多岐にわたっていた

 

ある日、伝馬組の内部抗争に巻き込まれることになったケイたちだったが、持ち前の能力で暴力団を圧倒する

だが、その抗争は歪な方向へ向かい、金庫番のテラノが組の金を全て持ち出してしまうのである

 

木下組からテラノの殺害依頼がケイの元に舞い込むものの、テラノはかつてケイが街角で知り合った好青年だった

ケイは仕事を完遂することを信条としていて、テラノに銃を向ける

だが、その時、テラノの処遇に関して、木下組の上層である伝馬組から別の指令が入ることになったのである

 

テーマ:想いの強さ

裏テーマ:泳がせる胆力

 


■ひとこと感想

 

橋本環奈さんがアクションをするということで、物語性は皆無と確信しながら参戦

うーん、どうなんでしょう

あそこまでカット割が激しすぎると、アクションが凄いと感じが全くしませんでしたね

 

物語はあってないようなもので、無駄な設定やシーンが多すぎて失笑を禁じ得ません

原作漫画がどのようなものかはわかりませんが、この内容になってしまう経緯の方が逆に気になってしまいますね

 

映像的には風景ショットのかっこよさはありましたが、人を映すのが絶望的にセンスがなく、アクションの構図に真新しさもなければ、印象的なシーンもありません

 

相変わらず「男性を弱く見せて女性を強く見せる」というやってはいけない前半でお茶を濁しながら、VSみちたかくんでは圧倒的なフィジカルさでボッコボコにされるという描き方になっていて、ケイの強さというものがあまり伝わりません

また、簿記設定もほぼ死んでるし、渡辺の存在意義もわからないし、三角関係も舞台にすら上がっていませんでした

 

総じて、何を見せたかったのかよくわからない内容で、全てが中途半端すぎて、話題にすらならないのではないでしょうか

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


■ネタバレ感想

 

華奢な女の子が実は殺し屋という古典設定の継承ではありますが、ロリ度低め、セクシー度低めという女性ヒットマンの系譜としても特徴のない設定になっていました

「ぷるるん」の組織の規模はほぼわからないし、彼女がどうやってここまで強くなったのかとか、なぜ簿記を勉強しているのかなどの背景はほぼすべてスルー状態になっていましたね

 

一般人代表の渡辺も存在感が薄く、コミカル担当のヅラさんもスベり倒しているし、ヤクザの抗争は無駄に長いけど怖さを感じないというマイルドさがありました

殺し屋が人を殺しまくる映画でほとんど血が出てこないし、残虐描写もほぼ皆無

コミカルに寄せる場合は悪趣味な死体が転がりまくったりしますが、自主規制が必要そうなシーンもありません

 

セクシー担当は店長の馬場ふみかさんになると思うのですが、それも小学生でもドキドキしないぐらいの薄めになってしまっていますね

アイドルが拉致られて木馬に縛らされているという描写も残念極まりなく、本当にどこにターゲットを持ってきたのかよくわかりませんでした

 

 

以下、サーバーアカウント停止にて、未復旧の部分になります

テーマとしては「この映画がどうやったら歴史に名を刻めたか考察」「勝手にスクリプトドクター」というものを描いていました

かなり酷評していたと思います

 

素人が考えたさいつよでは、「黒幕をテラノにして、骨の髄までケイを利用する」と言うものでした

 


■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/381302/review/456f3bb2-f4af-441b-b841-d0ebbefaa4aa/

 

公式HP:

https://www.va-movie.jp/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA