■ウォーフェア 戦場最前線
Contents
■オススメ度
戦争体験映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.1.16(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:Warfare(戦闘状態)
情報:2023年、アメリカ、96分、PG12
ジャンル:イラク戦争にて敵に囲まれたネイビーシールズの脱出を描いた戦争映画
監督&脚本:レイ・メンドーサ&アレックス・ガーランド
キャスト:
【ネイビーシールズ:アルファ1小隊】
ウィル・ポーター/Will Poulter(エリック/Erik:アルファ1小隊のリーダー)
ジョセフ・クイン/Joseph Quinn(サム/Sam:アルファ1小隊の主席兵曹、IEDで負傷)
ディファラオ・ウン・ア・タイ/D’Pharaoh Woon-A-Tai(レイ・メンドーサ/Ray:アルファ1小隊の通信兵)
コスモ・ジャーヴィス/Cosmo Jarvis(エリオット・ミラー/Elliott:アルファ1小隊の主任狙撃兵、手榴弾で負傷)
マイケル・ガンドルフィーニ/Michael Gandolfini(マック/マクドナルド/Lt. Macdonald:アルファ1小隊の海兵航空管制官、モルヒネ誤射)
キット・コナー/Kit Connor(トミー/Tommy:アルファ1小隊の機関銃手、最年少)
テイラー・ジョン・スミス/Taylor John Smith(フランク/Frank:アルファ1小隊の撃てなかった狙撃兵)
アダイン・ブラッドリー/Adain Bradley(ラエルス/Sgt Laerrus:アルファ1小隊の海兵航空管制官補、イギリス海兵隊)
【ネイビーシールズ:アルファ2小隊】
チャールズ・メルトン/Charles Melton(ジェイク/Jake:アルファ2小隊の隊長、第1小隊を途中から指揮)
ノア・センティネオ/Noah Centineo(ブライアン・アザラヴィ/Brian:アルファ2小隊の隊員、バルコニーで応戦)
フィン・ベネット/Finn Bennett(ジョン/John:アルファ2小隊の通信兵)
エヴァン・ホルツマン/Evan Holtzman(ブロック/Brock:アルファ2小隊の狙撃兵)
Alex Brockdorff(マイキー/Mikey:アルファ2小隊、砲手、バルコニーで応戦)
Aaron Deakins(ボブ/Bob:アルファ2小隊の隊員)
エンリケ・ザガ/Henrique Zaga(アーロン/Aaron:アルファ2小隊の先鋒役)
【イラク兵】
ネイサン・アルタイ/Nathan Altai(ファリド/Farid;イラン軍兵士、通訳)
Heider Ali(シダール/Sidar:イラク軍通訳官)
【その他の出演者】
Aaron Mackenzie(ケリー/Kelly:ネイビーシールズ)
Joe Macaulay(モー/Mo:ネイビーシールズ)
Laurie Duncan(ピート/Pete:ネイビーシールズ)
Jake Lampert(テッド/Ted:ネイビーシールズ)
Tom Dunne(AJ/AJ:ネイビーシールズ)
Rayhan Ali(フラー/Falah:ネイビーシールズ)
Sima Pollitt(アリア/Alia:イラク人家族の母親)
Aso Sherabayani(サミール/Samir:イラク人家族の父親)
Amira Dutton(サマ/Sama:イラク人家族の娘)
Inbal Amram(アミラ/Amira:イラク人家族の娘)
Donya Hussen(ヌール/Noor:イラク人家族の娘)
Ravi Multani(イラク人家族の母親)
John Adkins(マンチュー/Manchu X-Ray:航空管制通信官の声)
Alexander Angelikis(ブッシュマスター/Bushmaster:火力攻撃通信兵の声)
Marton Virag(アルカイダの戦士/Al-Qaeda Fighter)
■映画の舞台
2006年11月19日、
イラク:ラマディ
ロケ地:
イギリス:
ボービンドン・エアフィールド・スタジオ
■簡単なあらすじ
2006年11月19日、ラマディでの戦いを終えたネイビーシールズの面々は、次の戦いに向けて、ある邸宅内に隠れ家を作ることになった
二世帯住宅になっていたその家を占拠したアルファ1小隊は、そこで向かいにある建物の監視体制に入っていく
だが、その動きが看過されたのか、敵の動きが慌ただしくなり、さらにスナイプ用の小窓から手榴弾を投げ入れられてしまう
スナイパーのエリオットは負傷し、彼を護送するための作戦を始めるものの、各地で戦闘が激化して、思うように援軍も来られない
指揮官のエリックは、JTACのレイと通信兵のレラスを通じて航空支援要請を行い、威嚇飛行などを行なっていく
それでも、危険な状況は変わりなく、ようやく到着したブラッドレー(歩兵戦闘車)もIED(即席爆弾装置)の攻撃を受けてしまう
ブラッドレーに乗り込もうとしていた隊員がその爆発に巻き込まれ、エリオットは気絶し、下士官のサムも足に深い損傷を負ってしまった
エリックはアルファ2小隊のジェイクに救助要請を行うものの、付近は交戦状態のため思うように近づけない
1小隊は戦禍に呆然として指揮命令系統を消失しており、さらに敵は真上にも潜んでいることがわかり、絶体絶命のピンチに陥ってしまうのである
テーマ:行動哲学
裏テーマ:サバイバルにおける冷静さ
■ひとこと感想
イラク戦争のある一部分を切り取った作品で、ほぼリアルタイムで展開するラマディからの脱出を描いている作品となっていました
観客を戦場に放り込むというコンセプトがあり、それを忠実に再現したようなところがあり、人間ドラマが挟み込まれる余地というものがありません
わずか90分の実録的なサバイバルに置いて、そんなものは不要というよりも、それを考えている暇はない、というのが正解なのだと思います
イラク人のある二世帯住宅を占拠するという内容で、彼らがどうして見つかったのかは描かれませんが、ある日突然知り合いの家族が誰も出てこないとなると、怪しまない方が不思議だと思います
かと言って、家族の誰かに口止めをさせて外出させることも難しいでしょう
あくまでもネイビーシールズ側の視点なので、相手が何を見てきたのかは全く分からず、第三者的な観客にすら、その奥行きを見せないように作られていました
情報が錯綜し、あらゆる場所での交戦に関する通信が飛び交い、自分たちに援軍が来ない絶望というものが迫ってきています
そんな中で、指揮権を放棄したり、任務を忘れたりする隊員がいて、屈強に思える特殊部隊でも、簡易な攻撃(手榴弾とIED)で脆くも崩れ去ってしまうことがわかります
ある意味、高度な戦闘などはなくて、可視化されない接近戦においては、逆に高度化されたものは致命傷を引き起こすようにも思えます
フィクションの世界では高度に思える技術が役に立つように描かれますが、実際にはそこまでうまく使えるものではないし、陣形が崩れたことによる精神的ショックから立ち直るには時間も余裕もないことがよくわかる内容になっていましたね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、ある地点からの事実に基づく脱出なので、そこまでドラマ性はありません
ラストでは、モデルになった人物が登場しますが、ほとんどの人の顔にモザイクが入っていましたね
英雄的な戦闘でもないし、協力はできても顔出しはしたくないという兵士も多かったのだと思います
イラク人家族の写真もガチというのが怖いのですが、よくあの家族は無事だったなあと思ってしまいました
物語としては、危機的状況においてどうすれば生き延びれるかを描いていて、エリックが指揮権をジェイクに渡すところが象徴的でしたね
ある意味、冷静になっていて、仲間が2名重傷の状態で、まともに指揮ができないと判断したのでしょう
その決定に隊員たちも自分がすべきことを優先し、一致団結して行くのですが、彼らが脱出できたのはジェイクが優秀だったから、というふうにも思いました
アルファ1小隊も2小隊もそこまで能力差があるとは思えませんが、邸宅侵入の前にエアロビダンスなどで戯けていることを考えると、優位に進んできた戦闘に対する驕りというものがあったのかもしれません
映画は、とにかく音が重要な作品で、できるだけ高音質な劇場を選んだ方が良いと思います
劇中ではほとんどの隊員の区別をつけるのは難しいのですが、各小隊のリーダーと通信兵、狙撃手などの見分けがつけばOKだと思います
■この戦いの地点について
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■戦闘状態で起こり得ること
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103745/review/06064564/
公式HP:
https://a24jp.com/films/warfare/
