■映画鑑賞まとめ■

 

12月、第2週(2022.12.5〜2022.12.11)

 


少女(2019年の韓国映画)

 

■オススメ度

 

陰湿なドラマを堪能したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.12.8(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:죄 많은 소녀(罪深い女の子)、英題:After My Death(私の死後)

情報:2017年、韓国、113分、G

ジャンル:ある女生徒の失踪を巡って犯人扱いされる女子高生を描いた心理的ホラー映画

 

監督&脚本:キム・イソク

 

キャスト:

チョン・ヨビン/전여빈(ヨンヒ:ギョンミンと最後に一緒にいたことで疑われる女子生徒)

コ・ウォニ/고원희(ハンソル:ギョンミンとヨンヒの親友)

 

イ・ボム/이봄(ダソム:ギョンミンにある言葉を浴びせた女性徒)

イ・テギョン/이태경(ユリ:ダソムを追い詰める女生徒)

 

ソ・ヒョヌ/서현우(ギョンミンたちの担任)

パク・ギルス/박길수(校長)

 

チョン・ソニ/전소니(ギョンミン:行方不明になる女子生徒)

ソ・ヨンファ/서영화(パク・ヘスク:執拗にヨンヒを疑ってかかるギョンミンの母)

 

ユン・ジェミョン/유재명 (キム刑事、捜査班のリーダー)

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

漢江に架かる橋(どこかはわからず)

 

ロケ地:

韓国:ソウル

 

■簡単なあらすじ

 

ソウルにある女学院では、ある生徒の失踪が表面化し、警察が付近の捜索を続けていた

女生徒はギョンミンと言い、その母は警察の捜索に惜しまずに協力をしていた

彼女の最後の姿が橋に向かうトンネルの防犯カメラだけで、そこではもう一人の女生徒と「キスをしている」場面が映っていた

 

そこで警察は最後まで一緒にいたヨンヒに尋問をかける

二人のただらならぬ関係を奥底に秘めながら、ヨンヒはそこであったことを話し出すものの、ギョンミンの母は怒りをぶちまけて殴りかかってしまう

 

こうしてヨンヒはクラスからハブられ、いじめの対象になっていく

二人の関係を知るハンソルは固く口を閉ざしたままで、ギョンミンの遺書が見つからない中、警察は事故死として処理をしていく

 

そんな折、ようやくギョンミンの遺体が上がるものの、状況は変わることはなかった

そして、葬式に参加したヨンヒはある行動に出てしまうのである

 

テーマ:思春期の不安定さ

裏テーマ:慟哭と執念

 

■ひとこと感想

 

どんな話かをほとんど知らないままに鑑賞

冒頭の手話の生徒が誰かを把握するのに時間がかかりましたが、そのシーンの手話の字幕が出ないという演出はなかなか凝ったものだったと思います

 

その後、自殺したとされる女生徒と最後にいたという理由で犯人扱いされたり、ギョンミンの母の執拗な絡み方が完全にホラーでしたね

周囲の人間の攻撃性というか、手のひらを返す自己保身というか、気味の悪いシーンがとてもリアルに描かれていました

 

学校が自殺をどう処理しようとするかというところもリアルで、担任の逆ギレとかありえないレベルでしたが、現実でもこんな奴がいるんだろうなあと思ってしまいます

特に韓国は儒教の国で、授業が終わるたびに先生に深々と頭を下げさせる方針なので、より一層現実味があったかなと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】少女(2019年の韓国映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/385155/review/2d751107-64dc-4de0-b932-4045a395ceda/

 

公式HP:

http://www.toei.co.jp/movie/details/1206809_951.html


ラーゲリより愛を込めて

 

■オススメ度

 

山本幡男さんの人生に興味がある人(★★★)

戦争を扱った映画に興味がある人(★★)

収容所の生活に興味のある人(★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2022.12.9(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2022年、日本、134分、G

ジャンル:訳もなくシベリアの収容所に入れられた抑留者たちが山本幡男という人物に影響を受けていく様子を描いたヒューマンドラマ

 

監督:瀬々敬久

脚本:林民夫

原作:辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書(1898年、文藝春秋)』

 

キャスト:

二宮和也(山本幡男:スパイ容疑でラーゲリに収容される希望を捨てない抑留者)

北川景子(山本モジミ:日本で帰りを待つ幡男の妻)

市毛良枝(山本マサト:幡男の母)

 

寺尾聰(山本顕一:山本家の長男、老齢期)

 (幼児期:小松夢生

 (幼少期:城戸俊嶺

 (青年期:奥智哉

前出燿志(山本厚生:山本家の次男、青年期)

 (幼少期:塚尾桜雅

佐藤優太郎(山本誠之:山本家の三男、青年期)

 (幼少期:阿久津将真

尾崎丹子(山本はるか:山本家の長女、少女期)

 (幼少期:長尾柚乃

 

松坂桃李(松田研三:自分を卑怯者と罵る抑留者)

 

中島健人(新谷健雄:生まれつき足が不自由な青年)

桐谷健太(相沢光男:人を名前で呼ばない元軍曹)

安田顕(原幸彦:幡男の同郷の先輩)

 

クロスケ&ダイキチ(クロ:抑留者を支えた愛犬)

 

■映画の舞台

 

第二次世界大戦後

ソ連:

スヴェルドロフスク州

https://maps.app.goo.gl/1Hjcme57K4BfDGkb8?g_st=ic

 

ハバロフスク

https://maps.app.goo.gl/uQ2qzpbq42Hzi2H8A?g_st=ic

 

満州国:ハルビン

 

日本:

島根県:舞鶴市

島根県:壱岐島

 

ロケ地:

千葉県:南房総市

 

埼玉県;入間市

西洋館

https://maps.app.goo.gl/iAecGKKzRkp8D7wV9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

1945年、満州国ハルビンにて終戦を迎えた山本幡男は、妻子と離れ離れになってシベリアの強制収容所に入れられることになった

妻モジミと交わした約束を胸に日々を耐えていくものの、そこに希望があるとは思えなかった

 

シベリアのスウェルドロフスクからの解放が決まった幡男たちだったが、一部の抑留者だけがハバロフスクで下されてしまう

そこで行われた無意味な裁判にて、幡男はスパイ容疑で25年の刑を言い渡されてしまう

 

そこでは共産主義者の巣窟になっていて、その思想者になれば優先的に母国に帰られると言う

そんな中、幡男はそこで晒し者になっている元上官・原と再会する

原は「私には近づくな」と言い、心の距離を絶望的に広げてしまう秘密があったのである

 

そんな中でも幡男は信念を貫き、徐々に彼を慕う抑留者が溢れてくる

だが、そんな彼にある異変が起こりつつあったのである

 

テーマ:信念の伝え方

裏テーマ:希望と絶望の境目

 

■ひとこと感想

 

戦後のシベリア抑留を描いているジャニーズ映画なので、スイーツ向けのあっさりしたものなんだろうなあと思いながら鑑賞

原作本のタイトルでほぼネタバレになっていましたが、映画のタイトルの改変はアリかなと思います

 

映画としては可もなく不可もなしといった感じで、感動するとかそういった心の動きはほとんどなかったですね

なんというか、丁寧に作られた「綺麗すぎる再現VTR」と言えばしっくりくるのでしょうか

 

山本幡男という人物が人々を感化させていくのですが、その信念の波及というものがうまく描かれているとは思えません

また、最後の遺書の件は創作っぽさが強すぎて、本当に「事実に基づく」のかは微妙な感じに思えました

 

もし、この顛末が事実なら、見せ方が悪いとしか言えませんが、「事実に着想を得た」というレベルに思えてしまうのは力量不足なのかなと思ってしまいます

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ラーゲリから愛を込めて【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/382116/review/a05dabc0-2312-4219-8b56-126f087afc2f/

 

公式HP:

https://lageri-movie.jp/


ハッピー・ニューイヤー

 

■オススメ度

 

ほんわかするラブストーリーが好きな人(★★★)

笑顔で新年を迎えたい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日2022.12.10(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題해피 뉴 이어(あけましておめでとう)、英題:A Year-End Medley

情報:2021年、韓国、138分、G

ジャンル:高級ホテルで巻き起こる様々な恋愛群像劇を描いたラブコメ映画

 

監督:クァク・ジョヨン

脚本:ユ・スンヒ

 

キャスト:

ハン・ジミン/한지민(ソジン:ホテル「エムロス」の支配人、15年間告白するのをためらっていた仕事人、元バンドのボーカリスト)

 

イ・ドンウク/이동욱(ヨンジン:ホテル「エムロス」のCEO、イヨンに一目惚れする)

ウォン・ジナ/원진아(イヨン:ミュージカル女優志望のホテルルームメイド)

 

カン・ハヌル/강하늘(ジェヨン:自殺願望のある就活生)

イム・ユナ/윤아(スヨン:モーニングコール担当、ジェヨンの相談役)

 

キム・ヨングァン/김영광(スンヒョ:ソジンの想い人、元バンドメンバー)

コ・ソンヒ/고성희(ヨンジュ:ジャズ・ピアニスト、スンヒョが連れてくる婚約者)

 

ソ・ガンジュン/서강준(イ・ガン:シンガーソングライター&DJ、ホテルでコンサートを行う歌手)

イ・グァンス/이광수(サンフン:イ・ガンをメジャーに押し上げたマネージャー)

 

イ・ジヌク/이진욱(ジンホ:毎週土曜日にホテルに来て、将来の結婚相手を探す整形外科医)

 

チョ・ジュニョン/조준영(パク・セジク:イム・アヨンに恋をする高校の水泳選手、ソジンの弟)

ウォン・ジアン/원지안(イム・アヨン:フィギュアスケーター、セジクの想い人)

 

イ・ヘヨン/이혜영(キャサリン・リー/イ・ボンヨプ:娘の結婚式に出席するために帰国した実業家)

 (若年期:チョン・ユジン/정유진

チョン・ジニョン/정진영(カン・サンギュ:かつてキャサリンと恋仲だった「エムロス」のドアマン)

 (若年期:チャ・ドンハ/차동하

 

■映画の舞台

 

韓国:ソウル

ホテル「エムロス」

 

ロケ地:

韓国:慶州

ラハン・セレクト・ギョンジュ/Lahan Select Gyeongju(ホテル内)

https://maps.app.goo.gl/M9bruUT9Pv4cW2Li7?g_st=ic

 

韓国:江原南

ハイワン・グランドホテル(ホテル内)

https://maps.app.goo.gl/VJtatBPFJpxPvvgSA?g_st=ic

 

緑莎坪陸橋(イヨンが踊る歩道橋)

https://maps.app.goo.gl/bEcmn2XhH9Cq64d67?g_st=ic

 

サムチョンドン

https://maps.app.goo.gl/JSQwZYZUadGEfZit5?g_st=ic

 

蚕室・ソウルオリンピック主競技場内スケートリンク

https://maps.app.goo.gl/PrZY6EAgBhFNwgg29?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

ソウルの高級ホテルの統括マネージャーをしているソジンは、仕事一筋だったがそれは意図したものではなかった

彼女には15年間想い続けているものの、それを伝えられずにいる相手がいた

 

クリスマスを控えたある日、ホテルの常連の整形外科医のイ・ジンホから「今年、告白されますよ」と言われて浮かれ気分になる

ホテルは繁盛期を迎え、そんな最中に、CEOのヨンジンが自宅のボイラーが故障したとのことでスイートに泊まることになった

 

その部屋を任されたイヨンは先輩たちとともに気を引き締めてルームメイキングに励んでいく

だが、ミュージカル女優を目指していたイヨンは、こともあろうにヨンジンの部屋の中でダンスの練習をしてしまい、それは彼に見られてしまった

 

その頃、就活生のジェヨンは彼女に振られて絶望し、アパートを解約して人生の最期にホテルに泊まろうと考え、スジンの弟セジクはフィギュアスケーターのアヨンへの想いを拗らせていく

 

そんな中でスジンは、想い人のスンヒョから衝撃の告白を受けてしまう

スンヒョはヨンジュと言うジャズピアニストと婚約をしていて、その結婚式をソジンのホテルで挙げると言う

 

ソジンは複雑な想いを抱えたまま、クリスマスを迎えることになり、様々な想いを抱えた人々に尽くすことになったのである

 

テーマ:告白のタイミング

裏テーマ:人の幸せと自分の幸せの関係性

 

■ひとこと感想

 

クリスマスにたくさんの人が集まって、そこで様々な恋愛模様が繰り広げられると言うことはわかっていて、下調べをしないとしんどいかなと思っていました

でも、公式HPでもネタバレなしのキャラ説明はあるし、それほど混乱するほどでもありませんでしたね

 

ホテルを舞台に、月一で見合いを失敗する整形外科医とか、40年ぶりに初恋の相手を会う壮年とか、人生最期に贅沢しようとする孤独な男とか、様々な人々がいる中で、主人公にもロマンスがきちんと用意されていました

自分の幸せそっちのけでみんなを世話しないとダメだったりとタイヘンな中でいて、一番キツい展開が用意されていると言うのは結構ヘビーな導入になっていました

 

それでも、それぞれのカップルにそれぞれの窮地がきちんと用意されていて、それぞれにきちんと着地点があったのは良かったですね

大晦日のレイトショーで観て、映画が終わったら新年になっている、とかだったら最高かもしれません

どこかでそんなニクいスケジュール組んでないだろうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ハッピー・ニューイヤー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

Yahoo!映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://movies.yahoo.co.jp/movie/384714/review/5e27547f-b862-42d1-830d-d8ce7d0c71f0/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/happynewyear/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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