【映画鑑賞まとめ】2026.9.21→2026.9.30【映画紹介】

■映画鑑賞まとめ■

 

9月下旬(2026.9.21~2026.9.30)

 


■八つ墓村(2026年の映画)

 

■オススメ度

 

清水崇作品に耐性のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.22(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、117分、G

ジャンル:疎遠の母の死によって生まれ故郷に戻る青年を描いたミステリー映画

 

監督:清水崇

脚本:尾ヶ井慎太郎&清水崇

原作:横溝正史『八つ墓村』

 

キャスト:

尾上松也(金田一耕助:辰弥を探している奇妙な探偵)

 

奥智哉(井川辰弥:将来が見えない大学生)

堀田真由(森美也子:八つ墓村に住む謎の未亡人、金田一の依頼主)

 

小野塚勇人(里村慎太郎:要蔵の甥)

永瀬莉子(里村典子:慎太郎の妹)

 

佐野岳(工藤修平:八つ墓村の青年会のメンバー)

中山慎吾(隼雄:青年会のメンバー)

小林大斗(勇:青年会のメンバー)

 

笹野鈴々音(豊川恵美:フリフリさんと呼ばれる辰弥を敵視する謎の女)

   (幼少期:𠮷田萌果)

永津真奈(豊川真由美:恵美の母)

 

中島亜梨沙(井川鶴子:要蔵の妾、辰弥の母)

 

川瀬陽太(久野恒実:村の診療所の医者、田治見家の親戚、1人目の被害者)

 

小籔千豊(磯川:八つ墓村の警部)

中村莟玉(矢島:八つ墓村の巡査部長)

今野浩喜(石坂:村の駐在)

 

高島礼子(田治見小竹:辰弥の大叔母)

高島礼子(田治見小梅:小竹の双子の妹)

 

滝藤賢一(田治見要蔵:田治見家の元当主)

八木景子(田治見おきさ:要蔵の妻)

滝藤賢一(田治見久弥:要蔵の長男、田治見家の現在の当主)

 

高嶋政伸(田治見庄左衛門:田治見家の当主、460年前)

たっくー(庄左衛門の従者、460年前)

 

渋川清彦(尼子:出雲国の大名、460年前)

本山力(尼子の落武者)

 

吉見一豊(バスの運転手)

五頭岳夫(山本:農夫)

 

■映画の舞台

 

1566年&現代、

岡山県:舞羽郡

明神下

 

ロケ地:

岡山県:高梁市

三座神社

https://maps.app.goo.gl/SYxjUHqxxg6FazTE6?g_st=ic

 

広兼邸

https://maps.app.goo.gl/kqDFXnJoCRAZ2xU37?g_st=ic

 

宇山洞

https://maps.app.goo.gl/tZwLkypfcgyc8P7u9?g_st=ic

 

亀岡市消防団 旭分団本部

https://maps.app.goo.gl/mHyYXaZNnkLdbr7N7

 

薪窯ピザ庵えん

https://maps.app.goo.gl/gCCs7AXAuUk8SUCa8

 

■簡単なあらすじ

 

ことごとく就職の面接で不採用になってしまう大学生の井川辰弥の元に、ある日、警察がやってきた

聞けば、母親に関することだったが、辰弥は幼い頃に母親に捨てられ、養護施設で育ってきた

「関係はない」と告げるものの、警官は「母親が亡くなったから確認してほしい」と言い、辰弥は仕方なく、指定された岡山県のとある村を訪れることになった

 

警察署で身元を確認した辰弥は、警部の磯川から「母が死んだ場所」を教えてもらう

そこは断崖絶壁の滝の上で、はるか彼方には「大きな屋敷」が見えた

辰弥はそこに何かあるのではと思い、バスでそこに向かうものの、その道中で奇妙な探偵を名乗る男・金田一と出会った

 

金田一は「ある女性の依頼であなたを探していた」と言い、2人はそのまま、依頼主である美也子と共に、いわくつきの屋敷「田治見邸」に赴くことになった

辰弥はどうやら田治見の血を引く子孫であり、腹違いの兄・久弥が弟を探していたという

その場には、大叔母とされる小竹・小梅の双子、いとこにあたる里村慎太郎と妹・典子、村の医者で叔父にあたる久野などが集まっていた

久弥は病床に臥し、当主の座を明け渡すことになるのだが、それが別の血筋に行くことを避け、妾の子どもだが直系である辰弥を当主にしたいと目論んでいたのである

 

テーマ:怨念の連鎖

裏テーマ:怨念の終結

 

■ひとこと感想

 

原作は未読、数々の映画化も未鑑賞という状態で突入

「祟りじゃあ」というセリフは超有名で、金田一探偵の名前も知っていますが、あまり縁がないままでした

清水崇監督作ということで、「八つ墓村」ってミステリーじゃなくてオカルトホラーだったのね、と思いましたが、原作がそういう系統なのかはわかりません

まあ、レビューの酷評さを勘ぐると、オカルトホラーではないのだけはわかります

 

金田一という名探偵が事件を解決する系だと思っていましたが、彼が活躍するのはほんの一瞬で、冒頭の神楽と過去の因縁、現在起きている事件が繋がっている、というのを鑑賞者に知らせる役割になっていましたね

もっとも、ある程度勘が効く人ならば、冒頭の「次々と倒れていく動物の仮面の演者」と、プロローグの辰弥の母が「仮面を被って頭身自殺をした」という段階でわかると思います

この仮面を被るというのを見逃してしまいそうですが、表面の映像から背後に切り替わった段階でツノのようなもの(うさぎの耳)が見えたと思うので、「鬼面か何かを被って自殺した」というのはわかると思います

その後、あの神楽があって、そこで「うさぎの面が真っ先に死ぬ」「2番目の医者もそれに準えて死ぬ」という段階で、「犯人が意図的に神楽と同じ順番で殺している」ことはわかると思います

 

その後、460年前の村の成り立ちみたいなものが「ある女」によって知らされるのですが、あのあたりの「探偵でも一線踏み越えまくってるところ」が「謎解きのためにそれをしたらいかんでしょ」というラインを超えていましたね

とは言え、ミステリー風味のオカルトホラーなので、そういったところは度外視という感じになっています

監督の名前で「まともなミステリーではない」ということはわかると思うのですが、横溝正史作品の映像化となると、違う機体をする人の方が多いかもしれません

また、原作ファン、過去の映画化のファンからすれば「憤慨もの」のようなので、その辺りを俯瞰して眺めるのが正しい楽しみ方なのかな、と思ったりもしました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】八つ墓村(2026年の映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105477/review/07000716/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/yatsuhakamura-movie/


■ワンオペレーション

 

■オススメ度

 

視野狭窄に陥る女性を描く映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.9.24(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:If I Had Legs I’d Kick You(あなたには立つための足がない:主張や立場を支えるものが何もない)

情報:2025年、アメリカ、113分、PG12

ジャンル:子育て中のカウンセラーに訪れる理不尽の連鎖を描いたヒューマンスリラー

 

監督&脚本:メアリー・ブロンスタイン

 

キャスト:

ローズ・バーン/Rose Byrne(リンダ/Linda:摂食障害の娘を育てる心理療法士)

ディライニー・クイン/Delaney Quinn(リンダの娘、小児摂食障害)

クリスチャン・スレイター/Christian Slater(チャールズ/Charles:リンダの夫、船員)

 

メアリー・ブロンスタイン/Mary Bronstein(スプリング医師/Dr. Spring:娘の主治医)

 

エイサップ・ロッキー/A$AP Rock(ジェイミー/James:モーテルの管理人)

アイビー・ウォルク/Ivy Wolk(ダイアナ/Diana:横柄なモーテルの従業員)

 

Mark Stolzenberg(小児医療センターの駐車場の係員)

 

コナン・オブライエン/Conan O’Brien(リンダのセラピスト、同僚)

 

ダニエル・マクドナルド/Danielle Macdonald(キャロライン/Caroline:新米ママ、リンダのクライアント)

 

Ella Beatty(ケイト/Kate:リンダのクライアント、Z世代)

Daniel Zolghadri(スティーヴン/Stephen:リンダのクライアント、青年)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク州

 

ロケ地:

アメリカ:ニューヨーク州

モントーク/Montauk

https://maps.app.goo.gl/4gwPP9CKFYpkNT2D8?g_st=ic

 

ブルックリン/Brooklyn

https://maps.app.goo.gl/8NfKD3Yz1ooT2kzi8?g_st=ic

 

ロング・ビーチ/Long Beach

https://maps.app.goo.gl/xZ6a8RkGYCu5zQsy6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

セラピストとして複数の患者を受け持っているリンダは、船員で数ヶ月家を空ける夫チャールズとの間に、摂食障害を患っている娘を授かっていた

今では胃瘻にてチューブを差し込んで、栄養を投与しているものの、なかなか目標の体重には届いていなかった

経口での食事を嫌がる娘に苛立ちを隠せないリンダは、自身の同僚セラピストに相談をするものの、「解決」への道は遠ざかるばかりだった

 

ある日のこと、天井から水が漏れ出し、天井が崩落する事件が起きてしまう

修理をする間、近くの安いモーテルに移り住むことになったが、そこの店員に態度の悪さに苛立ち、管理人のジェイミーは怪しい話ばかりしていた

娘が寝付いてからようやく自由な時間が取れるものの、夜は酒類の販売は禁止されていると言い、さらにタバコも切れて、苛立ちは募るばかりだった

 

そんな折、患者のキャロラインが目を離した隙に赤ん坊を置いて失踪し、さらに他の患者からも無理難題を言われてしまう

同僚が助け舟を出すものの、キャロラインの夫からはなじられ、さらにチャールズは事態が分からないのに好き勝手言い出してしまう

リンダは精神的に限界を迎え、患者の母親の会合で悪態をつき、さらに疲弊したまま、モーテルに戻ってしまうのである

 

テーマ:解決と共感

裏テーマ:閉塞の先にある行動

 

■ひとこと感想

 

邦題は『ワンオペレーション』ということで、てっきり「ファストフードのワンオペでやばいことが起きる系」かと思っていました

主人公がセラピストということは分かったので、どういうワンオペになるのかと思いましたが、斜め上のワンオペになっていたと思います

幼い子どもを抱える「出産初めての女性」だと共感性が高いと思うのですが、子育てを終えた世代、男性などの視点だと「もっとできることがあるだろう」と思ってしまいます

それでも、これは第三者的な視点だからそう見えるだけで、「子どもの顔もまともに見れないほどに疲弊している母親」からすれば、これでも生ぬるいという感じなのかもしれません

 

映画では、理不尽で起こっていること、リンダが感情的になった故に起こっていることなどが絡まっていて、余裕がないと段々と視野も思考も狭くなっていくことがわかります

セラピストとの会話でも、「解決方法が欲しい」と明言しているのですが、セラピストは「助言を行う」というのが仕事だったりします

自身がセラピストだから職域を分かっているのだと思いますが、それすら頭から消えてしまっている状況であると言えます

 

この状況をワンオペというのかはわかりませんが、キャパ以上のことを行なっているという意味では通じるのでしょう

そして、理想系だと動いていくものも、ひとつのアクシデントで連鎖的に状況が悪化していくのもリアルでしたね

それでも、第三者的に見てしまうと「ここが分岐点だな」とわかるが残酷であるようにも思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ワンオペレーション【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103469/review/07014084/

 

公式HP:

https://synca.jp/oneoperation/


■モネと時間旅行

 

■オススメ度

 

ベルエポックを描く作品に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.9.24(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:La Venue de l’avenir(未来の到来)、英題:Colours of Times(幾つもの色彩)

情報:2025年、フランス、126分、G

ジャンル:ある先祖にまつわる過去を探る子孫たちを描いたヒューマンミステリー

 

監督:セドリック・クラビッシュ

脚本:セドリック・クラビッシュ&サンティアゴ・アミゴレーナ

 

キャスト:

スザンヌ・ランドン/Suzanne Lindon(アデル・ムニエ/Adèle Meunier née Vermillard:セブたちの先祖)

バランタン・カンパーニュ/Valentin Campagne(ガスパール/Gaspard Cassandra Cano Leslie:アデルの婚約者)

 

アブラム・バプレ/Abraham Wapler(セブ/Seb:アデルの遠い親戚、祖父と暮らす映像クリエイター)

François Chattot(マルセル/Marcel:セブの祖父)

Raïka Hazanavicius(ローズ/Rose:モデル、セブの恋人)

クレール・ポメ/Claire Pommet(フルール/Fleur:セブのクライアント、歌手)

 

バンサン・マケーニュ/Vincent Macaigne(ギイ/Guy:アデルの遠い親戚、養蜂家)

Alexandra Anside(ジュジュ/Juju:ギイの妹)

 

ジュリア・ピアトン/Julia Piaton(セリーヌ/Céline:アデルの遠い親戚、交通関係のエンジニア)

 

ジネディーヌ・スアレム/Zinedine Soualem(アブデル/Abdelkrim:アデルの遠い親戚、定年間近のフランス語の中学教師)

 

ポール・キルシェ/Paul Kircher(アナトール/Anatole:ル・アーヴル出身の画家の卵、アデルの旅仲間)

Vincent Perez(テオフラスト/Oncle Théophraste:アナトールの叔父)

 

バシリ・シュナイダー/Bassili Schneider(ルシアン/Lucien:アナトールの親友、写真家の卵、アデルの旅仲間)

フレッド・テスト/Fred Testot(フェリックス・ナダール/Félix Nadar:写真家、風刺画家)

 

サラ・ジロドー/Sara Giraudeau(オデット・ヴェルミラール/Odette Vermillard:アデルの母)

 

セシル・ドゥ・フランス/Cécile de France(カリクスト/Calixte de La Ferrière:アブデルの教え子、シングルマザー)

Evelyne El Garby Klaï(ドゥニア/Dounia, l’experte en peinture:アンドレマルロー美術館の絵画専門家、カリクストの友人)

 

オリビエ・グルメ/Olivier Gourmet(クロード・モネ/Claude Monet:画家、1895年)

(1974年:アブラム・バプレ/Abraham Wapler)

 

■映画の舞台

 

現代&19世紀、

フランス:

ノルマンディー&パリ

 

ロケ地:

フランス:パリ

サン・ラザール駅

https://maps.app.goo.gl/pNZjYatrXfT6HUcW7?g_st=ic

 

オラン・ジュル美術館(冒頭の撮影場所)

https://maps.app.goo.gl/PQc1tsUfVohijHQy6?g_st=ic

 

オルセー美術館

https://maps.app.goo.gl/8TZufVBa2UTSxk9o7?g_st=ic

 

ラ・ヴェスピエール=フリアーデル/ La Vespière-Friardel

https://maps.app.goo.gl/b7H1KFy4AtQkiHbu5?g_st=ic

 

メニル=シュル=イトン/Mesnils-sur-Iton

https://maps.app.goo.gl/RGHGTLjYjpw6mhZJ8?g_st=ic

 

エトルタ/Étretat

https://maps.app.goo.gl/Cd17GWsm2LVE6PcD8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

現代のパリにて、アデルと呼ばれる女性の血縁関係者が一同に集められた

都市開発の一環として、1940年代から放置されている屋敷を巡るもので、その土地を市が買い取ると言う話が持ち上がっていた

そこで市長たちは、数多く残っている子孫の中から4人を代表者として選び、それによって屋敷の売買手続きをするめることになった

 

代表になったのは、グラッフィックデザイナーのセブ、養蜂家のギイ、交通関係のエンジニアのセリーヌ、そして定年間近のフランス語教師アブデルだった

彼らはアデルの屋敷に向かい、そこに残された多くの写真などを見て、どの人物が自分のルーツなのかを語り合っていく

だが、そんな中でセブはある写真を見つけ、さらにある肖像画が残されていること気づく

子孫たちはアデルがどのような人物だったのかを想起することになり、どのような過程を経て、著名な写真家フェリックス・ナダールの被写体になったのか、絵画の肖像画のモデルとなったのかを紐解いていくことになった

 

1944年、ノルマンディー地方に住んでいたアデルは、祖母の死を受けて、疎遠な母オデットに会うためにパリへと向かった

恋人のガスパールを残しての旅は、船にて写真家の卵ルシアンと、画家の卵アナトールと共にすることになった

公証人から「お金を送金していたのはオデット」と知らされ、彼女が働いている場所へと案内される

そこは豪華な娼館であり、母がそのような仕事をしていたことにショックを受けた

母親と会うことができたが、すぐに逃げ出してしまい、アデルはルシアンとアナトールが泊まっているホテルへと足を運ぶことになったのである

 

テーマ:ルーツの先にある物語

裏テーマ:家族を考えるきっかけ

 

■ひとこと感想

 

現代と19世紀を同時進行で描いていく作品で、現代パートでは相続関係の末に「写真と肖像画の発見」があり、アデルとはどのような人物なのかを想起していくパートになっています

一方の19世紀に関しては、彼らの脳内妄想というよりは、きちんと彼女の足取りを追っていく流れになっていて、祖母の死を受けて、疎遠の母親に会いにいくアデルが描かれています

そして、後半のあるシークエンスにて、現代に生きる子孫の代表4人がベルエポックの時代にタイムトリップする、みたいな流れになっていました

 

アデルの母オデットは娼館で働いていて、そのお金が祖母名義でアデルへと渡るようになっていました

アデルは21歳であり、母にと離れ離れになったのは20年前と言う設定になっていました

それからは祖父母に育てられてきましたが、祖母の死亡により、彼女は1人になってしまいます

そして、意を決して母に会いにいくためにパリへと向かうことになりました

 

現代と19世紀を行ったり来たりする作品で、同じ場所で時間が入れ替わると言う面白い転換が起きていました

半分は子孫たちの妄想になりますが、時系列を追って、アデルがナダールとモネに出会う様子を描いていきます

史実ベースかどうかはわかりませんが、アデルは意外な人物の血筋であり、それはセブたちにも流れていることになります

それこそが世紀の発見になってしまうと思いますが、肖像画を含めて、ベルエポック時代の再現もなかなか見応えのあるものになっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】モネと時間旅行【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/106358/review/07014087/

 

公式HP:

https://monetojikan.com/


■マッチング TURE LOVE

 

■オススメ度

 

前作が良かった人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.25(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、106分、PG12

ジャンル:マッチングアプリーツアーで起きた惨劇を描いたスリラー映画

 

監督:内田英治

脚本:内田英治&木江恭

 

キャスト:

土屋太鳳(唯島輪花:イベント会社の社員、ツアースタッフ、マッチングアプリ殺人事件の関係者)

佐久間大介(永山吐夢:輪花の恋人)

   (幼少期:角田蓮介)

 

クァク・ドンヨン(イ・ソンイル:韓国人実業家)

   (幼少期:石田頌馬)

花瀬琴音(高田綾子:恋愛に踏み出そうとする韓国語を話せる会社員)

 

片山麻美(伊藤尚美:マッチングアプリ事件の被害者、輪花の親友)

豊嶋花(伊藤愛羅:尚美の妹)

倉悠貴(野村安蘭:物静かな芸大生)

 

冨手麻妙(氷室瑠璃:化粧品会社の経営者)

伊島空(清水海斗:YouTuber)

 

塚田僚一(天野由太郎:トレーナー)

瀧七海(松橋梨絵:呉服屋の令嬢)

 

濱正悟(一条克彦:脳外科医)

加藤史帆(日向ゆら:エステティシャン)

 

根矢涼香(佐々木万由子:輪花の同僚、マッチングツアーの責任者)

 

後藤剛範(堀井健太:警視庁捜査一課の刑事)

真飛聖(西山茜:警視庁捜査一課の刑事)

 

片岡礼子(唯島美知子:輪花の母)

杉本哲太(唯島芳樹:輪花の父)

金子ノブアキ(影山剛:吐夢の異母兄弟)

斉藤由貴(影山節子:吐夢の母、芳樹の不倫相手)

 

■映画の舞台

 

沖縄県:

リゾートアイランド月影島

 

ロケ地:

沖縄県:島尻郡

サイプレスリゾート久米島

https://maps.app.goo.gl/YSGvxG4X1hSMYhkHA

 

神奈川県:相模原市

野呂ロッジ

https://maps.app.goo.gl/MaNxDykbc888A29g9

 

神奈川県:川崎市

おさやん川崎総本店

https://maps.app.goo.gl/NCtQWKT8hWqEVSJG8

 

■簡単なあらすじ

 

前作にて、永山吐夢と恋人同士になった輪花は、彼の行ったこと、その素性などを知らずに過ごしてきた

吐夢は「運命」を信じ、輪花も呼応するものの、彼のプライベートには不可思議なものが多かった

ある日、彼の部屋に泊まった輪花は、そこで彼のルーツとも思える写真を見つける

そこにはある施設の礼拝堂の前に少年少女たちが集まっている集合写真だった

 

翌日輪花が目覚めると、そこに吐夢の姿はなく、その写真はどこかに消えてしまった

それから2ヶ月が経っても音信不通のままで、輪花は新しい日常へと溶け込んでいった

輪花はウェディングプランナーからイベントの企画会社に転職し、そこで様々な企画にトライしていく

そんな折、先輩の万由子は、「マッチングアプリを使用した恋愛リアリティーショーの担当をしないか」と打診してきた

 

マッチングアプリに痛い目に遭わされていた輪花はそれを固辞するものの、親友の妹・愛羅がそれに参加することになり、スタッフとして同行することになった

そのイベントでは、南方のリゾート地を貸し切ってのイベントで、ベストカップルになった人にはツアー会社から世界旅行がプレゼントされると言う

愛羅も意中の人を見つけるものの、彼の言動はとても奇妙で、ある時彼は、輪花の部屋の前に警告とも取れる置き手紙を残した

輪花が気味悪がっていたのも束の間、突然全室のモニターがジャックされ、カップルとして成立した参加者が鎖に縛られた状態で、執行人と名乗る仮面の男に顔を切り刻まれてしまうのである

 

テーマ:愛の最終形

裏テーマ:愛の究極形

 

■ひとこと感想

 

前作は観たはずですがほとんど記憶になく、予習する間もなく突入

親切なことに、映画の冒頭で前作のあらすじを完結まで説明してくれ、どのような状況で物語が始まるのかがわかります

ほとんど記憶になかったので、「そんな話だったっけ?」と思っている間に、物語が加速していく感じになっていました

 

前作はウェディングプランナーということで、マッチングアプリ婚をした人たちが次々に殺されるという内容でした

犯人は吐夢で、彼と輪花は異母兄妹という関係なのですが、輪花はそれを知らない状態で彼と付き合っているということになっていました

とは言え、付き合っているという雰囲気はなく、そばにいるだけみたいなテイストになっていましたね

 

本作では、予告編でほぼ内容が説明されていて、あるリゾート地で惨劇が起こるという内容になっています

今回も吐夢の仕業なのか、と思っていたところに、後出しジャンケンのような話がブッ込まれてきましたね

施設育ちはデフォだとしても、そこの園長がちょっとヤバいとか、時折吐夢の脳裏に登場する髪の長い少年は誰なのか、というところをミステリーにしていました

 

個人的には、同僚がめっちゃ怪しいなあと思っていて、それは半分正解で、半分不正解という感じになっています

とは言え、犯人が裕福だとしても、島全体を妨害電波で覆うとか、それでも世界に動画は配信できるとか、意味不明な展開が多く、肝心なところでバンされるのは「運営もぐグルなのかと思わせる展開になっていましたね

とにかくミスリードを作りすぎていて散漫で、謎解きというよりは、精神的におかしい人たちがさらにおかしくなっていくのを「ソフトに仕上げている」という感じになっていたように思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】マッチング TRUE LOVE【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105204/review/07016445/

 

公式HP:

https://movies.kadokawa.co.jp/matching/


■藁にもすがる獣たち

 

■オススメ度

 

ドタバタクライム映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.25(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、95分、PG12

ジャンル:1億円の入ったボストンバッグを巡る人々を描いたクライムスリラー

 

監督:城定秀夫

脚本:小林靖子&城定秀夫

原作:曽根圭介『藁にもすがる獣たち』

 

キャスト:

鈴鹿央士(佐藤寛治:弱小YouTuber、ボストンバッグを発見するネカフェの店員)

   (幼少期:渡辺雄大)

 

成宮寛貴(江波戸良介:生活安全課の不良警官)

小手伸也(肥後勝次:東京から来た刑事)

 

森七菜(し~な:夜の気配を漂わせる謎の女)

 

MEGUMI(庄田美奈:デリヘルに身を染める主婦)

朝井大智(庄田竹男:美奈の暴力的な夫)

前田旺志郎(武藤真哉:美奈を慕う青年)

 

岩松了(郷田巌:ヤクザの親分)

二ノ宮隆太郎(デメキン:組員)

青木マッチョ(エリンギ:怪力男、組員)

 

風吹ジュン(佐藤富子:寛治の祖母)

 

清乃あき姫(杉原ナツ:寛治のバイト仲間)

 

宮下貴渚(加茂井純:江波戸の同級生)

徳井優(寿司屋の大将)

 

■映画の舞台

 

関東圏のどこか

 

ロケ地:

群馬県:安中市

理容サトウ

https://maps.app.goo.gl/smyj3S8zUBFGGLUE8

 

群馬県:前橋市

前橋中央通り商店街

https://maps.app.goo.gl/qKA7e6Yd7g8V7wEJ9

 

前橋スズラン

https://maps.app.goo.gl/GwJP7LJaP6oC4nZY7

 

呑龍横丁

https://maps.app.goo.gl/sw54yrzkBzDXfXCs7

 

前橋弁天通り商店街

https://maps.app.goo.gl/PLrJjyfhhD4uhU8B9

 

ホテル123前橋マーキュリー

https://maps.app.goo.gl/fFHQYhjh3otnQakc6

 

やきやき酒場こうちゃん家

https://maps.app.goo.gl/oB37d3xqNNwnCeLD7

 

東京都:杉並区

下高井戸八幡神社

https://maps.app.goo.gl/D3qJZnvDJxN8kC3V6

 

■簡単なあらすじ

 

ネカフェでアルバイトをしている佐藤寛治は、祖母・富子と一緒に暮らしていたが、祖母は認知症がひどくなっていて、すぐにトラブルを起こしていた

彼はYouTuberとしてVlogなどを投稿していたが、フォロワーは一向に伸びず、なぜかバイト仲間の杉原だけは全ての動画を隈なく閲覧していた

 

ある日のこと、利用者が戻らないブースを掃除することになった佐藤は、そこに大金が入ったボストンバッグを見つけてしまう

魔が差しそうになるものの、とりあえずは忘れ物置き場にそれを隠すことになった

だが、自宅でボヤ騒動が起き、さらに祖母が遺産を使い潰している現実を目の当たりにした佐藤は、それを家に持ち帰ってしまう

 

一方その頃、夫・竹男のDVに悩む主婦・美奈は、デリヘルで金を稼ぎつつ、客の真哉から真剣交際を求められていた

真哉は美奈のためには何でもすると言い出し、美奈は夫を殺して、保険金を得ようと考える

そこで真哉は事故に見せかけて、竹男を殺そうと考える

だが、真哉が殺したのは別の男で、夫は無傷で自宅に帰ってきてしまうのである

 

テーマ:お金を巡る魑魅魍魎

裏テーマ:救いようのない阿呆の末路

 

■ひとこと感想

 

韓国版を鑑賞したことがあり、どういう感じに改変してくるのかな、と思っていましたが、大筋はほとんど変えておらず、キャラの属性を変えているという感じになっていました

ボストンバッグを巡る騒動を描きつつ、それがどのようにして佐藤の元に来たのかというのを描いていくことになりました

キャラは多いのですが、わかりやすい色が付いているので、そこまで混乱することもないと思います

 

どこまでグロ路線を行くかと思いましたが、そのあたりはソフトな感じで、途中でスプラッターな感じになる程度でしたね

キャラの背景と目的がきちんと描かれているので、行動要因に疑問を挟む余地はなく、それでも「間抜けさ」というのを忘れてはいません

極限状態に落とし込まれた人々を描いているので、視野が狭くなっているのはデフォのように思います

 

映画では、マリアという謎の女性が事態をかき乱しますが、この配役が意外な感じでハマっていましたね

寂れた人妻系デリヘルにMEGUMIを配したりするのですが、若干ピンクっぽいのは監督の色なのでしょうか

それにしても、寛治の祖母は役者だなあと思ってしまいますが、あれってそのうち本当に忘れそうに思いますね

 

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【映画感想】藁にもすがる獣たち【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://warakemo-movie.com/


■しびれ

 

■オススメ度

 

ヘビーな話に耐えられる人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.28(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、118分、PG12

ジャンル:最悪の家庭環境で育った、声を失った少年を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:内山拓也

 

キャスト:

北村匠海(大原大地/青年期:ある事件を機に声が出せなくなった青年)

   (少年期:榎本司)

   (少年期:加藤庵次)

   (幼少期:穐本陽月)

 

永瀬正敏(大原:大地の父)

宮沢りえ(上西亜樹:大地の母)

奥野瑛太(嘉人:亜樹の恋人)

 

赤間麻里子(上西智子:大地の叔母)

 

タラセンコ・ロマン(イワン:ロシア人労働者)

赤堀雅秋(建設会社の社長)

 

■映画の舞台

 

新潟県某所

 

ロケ地:

新潟県:新潟市

五ヶ浜

https://maps.app.goo.gl/bgx2oDKWWe1RG5D96?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

新潟県の港町に住んでいる大地は、母とともに建設会社のビルの上のプレハブを借りていた

母は夜の町に出かけては稼いでいるようだが、大地はスーパーや民家などから物を盗まなければ食べるのにも困るほどだった

幼少期のある出来事が原因で声が出せなくなった大地は、メッセージボードで母とやりとりをしているが、学校にも行けず、ひらがなすらまともに書けなかった

 

ある日のこと、そのプレハブが燃えてしまい、2人は母の姉・智子の家に転がり込むことになった

母はほとんど家には帰らず、違法滞在しているロシア人のところに身を潜めていて何やら怪しいことをしている

そんな折、母の延命治療に関する資料を見てしまい、姉から「母の肝硬変は治らない」と言われてしまう

 

それから十数年が経ち、大地はバーで働きながら、闇でドラッグを捌くようになっていた

羽振は良くなってきた頃、母親からの手紙が届き、施設に会いに行くことになった

札束を渡そうとするものの、母は十分なお金をいただいていると、父親から送られてきた封筒を見せた

大地は「まだ生きていたのか」と呟き、その封筒を握りしめて、その地へと向かうことになったのである

 

テーマ:生き抜くということ

裏テーマ:伝わらない想い

 

■ひとこと感想

 

かなりスローなテンポで展開する作品で、BGMはほとんど流れずに、大地が生きている場所の自然音というものが強調されていました

実話ベースということですが、かなり過酷な場所で、ロシア人の不法移民などが住んでいる寂れた町が舞台となっていました

母親はおそらくは夜の仕事をしているのでしょうが、実際に何をしているのかはわかりません

家賃のために大家と寝ていて、その際に小遣いのようなものをもらっていました

そのプレハブも燃えてしまい、頼れるところを頼るという感じになっています

 

6歳の時の事件にて、大地は声が出せなくなったのですが、それが精神的なものなのか、父親による暴力だったのかはわかりません

おそらくは精神的なものだと思われ、声を出すことが命の危険に近づくという学習をしてしまったように思います

あるいは、自分が声を出すと母親がさらに痛めつけられると思ったのかも知れません

 

とにかく最後まで重たすぎる展開で、救いがあるとは思えません

父親もどういう経緯であの家に住むことになったのかはわかりませんが、ちゃんと服を畳んだりしているところを見ると、何らかの理由で服役していたのかな、と感じました

母親の名前は上西で、父親の名前は大原なので、結婚自体がどうなっているのかはよくわかりません

そのあたりは気にしても仕方のないところで、それがわかったからと言って、何かが変わるということもないのかな、と感じました

 

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【映画感想】しびれ【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

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■ナギダイアリー

 

■オススメ度

 

ふとした休息が必要だと感じている人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.28(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

英題:Nagi Note(ナギの日記)

情報:2026年、日本&フランス&シンガポール&フィリピン、110分、G

ジャンル:東京から田舎町に来た2人の女性を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:深田晃司

 

キャスト:

松たか子(遠藤寄子:牧場で過ごす元東京人、酪農家&彫刻家

石橋静河(坂下友梨:建築家、寄子の弟・雅人の元妻)

 

藤原聖(東圭太:春樹の親友)

水間ロン(東太一:圭太の父、自衛官)

 

川口和空(井口春樹:好浩の息子)

松山ケンイチ(井口好浩:寄子の幼馴染、役場の職員)

藤間爽子(井口早苗:好浩の亡き妻、寄子の同級生)

 

申瑞季(歌見:学芸員、ワークショップの講師)

 

■映画の舞台

 

2025年3月13日~3月21日、

岡山県:奈義町

 

ロケ地:

岡山県:勝田郡

横仙歌神社

https://maps.app.goo.gl/uP2yVvEbXDjKDgCR6

 

菩提寺 大イチョウ

https://maps.app.goo.gl/9ES7HZVBFK8ULFhi7

 

蛇淵の滝

https://maps.app.goo.gl/mxnANU2jsskMt2aA6

 

日本原駐屯地

https://maps.app.goo.gl/aDaRhZhYnhg4wJjw5

 

奈義町現代美術館

https://maps.app.goo.gl/JCoVUzFhiHsxnLqP9

 

ナギテラス

https://maps.app.goo.gl/z9JgA66A333GFWHe8

 

なぎチャイルドホーム

https://maps.app.goo.gl/PZEGQ55EQnov68uy9

 

■簡単なあらすじ

 

東京で建築家として働いている友梨は、離婚した夫・雅人の姉の寄子の家へと赴いた

寄子は彫刻家として作品を手がけていて、友梨をモデルにした作品を作ろうとしていた

雅人は台湾の高雄にて建築の仕事をしていて、実家に戻ることはなかった

 

その村に着いた友梨を案内したのは、かつて友梨をモデルにしてスケッチを描いたことがあった圭太で、彼は駐屯地に赴任している自衛官の息子だった

村の中学校には馴染めなかったが、町役場で働いている寄子の幼馴染の好浩の息子・春樹とは仲良くできていた

好浩には他界した妻・早苗がいて、彼女と寄子も幼馴染として仲良く青春時代を過ごしてきた

 

寄子は数年寝かせたクスノキを使って友梨の彫像を作ろうとしていて、その手始めにスケッチと粘土像を作り始める

彼女は酪農家として乳牛を育てていて、時折、美術館のワークショップの手伝いなどもしていた

春樹も圭太も友梨と交流を深めるようになり、一緒にイベントに参加するようになった

そんな折、春樹に呼び出された友梨は、そこで彼らの秘密を知ってしまうのである

 

テーマ:孤独と孤立

裏テーマ:伝わる関係性

 

■ひとこと感想

 

岡山県の山奥の実在する村が舞台で、そこで酪農をしながら彫刻をしている寄子と、彼女のモデルになるために訪れる友梨が描かれていました

彼女らの関係は、寄子の弟の元妻というもので「元姉妹」ということになります

2人とも東京にいた時期があり、寄子は美大を出てから適当な仕事を転々として、両親の介護のために帰ってきたと言います

友梨は元夫と共に台湾で仕事をしたりしていましたが、いろんなものが重なって離婚することになっていました

 

友梨はかつてこの村を訪れたことがあり、彼女をモデルとした絵というものが存在しています

その絵は後半のキーポイントとなるものですが、本作では男女の関係性の難しさというものを描いていました

前半にて、圭太が「寄子と友梨は恋人同士なのか」と訊く場面があるのですが、このセリフで「いろんなものが察せる」という感じになっていました

ああ、こっちもあっちもそうなのか、というところがあって、予告編などではそこはシークレットになっていましたね

 

この手の流れに拒否反応を示す人もいると思いますが、劇中で描かれるのはそこまでディープなものではありません

あくまでも心が惹かれ合うレベルでもあり、特に子どもたちが感じているものは永続的なものなのかはわからないようになっています

そもそも、15歳だとそこまで衝動があるというものではなく、性的指向も明確には定まっていないように思えます

それでも、衝動的に感じるものは確かにあって、それに素直になれる人たちだったのかな、と感じました

 

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【映画感想】ナギダイアリー【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://starsands.com/nagidiary/


■シャドウワーク

 

■オススメ度

 

DV関連の映画に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.29(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、129分、PG12

ジャンル:DVに悩める女性たちの反撃を描いたスリラー映画

 

監督&脚本:吉野竜平

原作:佐野広実『シャドウワーク』

 

キャスト:

吉岡里帆(宮内紀子:DV夫から逃げてきた妻)

清水尚弥(宮内清明:紀子の夫)

 

奈緒(北山薫:夫からの暴力に苦しむ刑事)

北村匠海(北川晋一:薫の夫、捜査二課のエリート)

木村知貴(諏訪:晋一の弁護士)

 

風吹ジュン(志村昭江:「おうち」の管理者、元教師)

 

吉岡睦雄(斎藤課長:薫の上司)

堀家一希(荒木:薫の部下)

タケト(矢島:池袋警察の警察官)

 

美保純(間宮路子:紀子の入院先の看護師)

田中美央(佐野啓輔:池袋南部病院の院長)

 

酒井若菜(桑原しのぶ:「おうち」の住人)

 

ファーストサマーウイカ(安藤奈美:「おうち」の入居者、元カフェレストラン経営)

 

佐月絵美(小出凛:「おうち」の住人、父親に暴力)

 

ミズモトカナコ(今井睦子:何者かに殺された女性)

原嘉孝(松原幸次:睦子の恋人)

近藤芳正(荒木憲太郎:睦美のマンションの管理人)

 

井上肇(町村:「持ち回り」のターゲット、山梨・甲府在住)

 

小川菜摘(スナック「尾瀬」のママ)

 

■映画の舞台

 

東京某所

千葉:館山

神奈川:三浦

東京:大井町

山梨:甲府

 

ロケ地:

千葉県:銚子市

お野菜クリニック とまりこ食堂

https://maps.app.goo.gl/8fuHKuP9LYV1oyjMA?g_st=ic

 

神奈川県:茅ヶ崎市

なんどき牧場

https://maps.app.goo.gl/Vg9E26BV5zYH5jzv9?g_st=ic

 

茨城県:生方市

なめがた地域医療センター

https://maps.app.goo.gl/1kVc1iys5djrgsLy8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内在住の主婦・宮内紀子は、夫・清明の暴力に悩まされながらも、小鳥を飼うことで精神的な落ち着きを取り戻していた

だが、ある日、夫がその小鳥を殺してしまい、それが原因で大喧嘩になってしまう

夫は紀子を階段から突き落とし、彼女は池袋南部病院に搬送され、そこで看護師の間宮路子と出会った

 

路子は紀子がDVを受けていると察し、ある場所へと来るように告げる

そこは路子とその友人・志村昭江が営んでいるシェルターで、彼女たちは「おうち」と読んでいた

「おうち」には、恋人や夫、家族などから暴力を振るわれてきた女性たちが過ごしていて、しのぶ、凛、奈美が住人として暮らしていた

彼女たちは、昭江が営んでいる農園の女子寮に住んでいると言う設定で、実際に作物を育てて出荷なども行なっていた

彼女たちは様々なことを「持ち回り」していて、腕を怪我している間は紀子は免除されていた

 

一方その頃、千葉の館山にて「ある腐乱死体」が発見されていた

若い女性と推定され、近くの断崖絶壁から身を投げたと断定される

その捜査に関わっていた刑事の薫は、聞き込みをする中で、その女性が暴力を受けていたことを知る

そして、その暴力が行き過ぎて殺されたのではないかと思うようになる

薫自身もエリート警察官の夫・晋一から暴力を受けていて、その離婚調停の真っ最中だったのである

 

テーマ:暴力を止める方法

裏テーマ:持ちつつ持たれつの絆

 

■ひとこと感想

 

予告編から「女性たちが虐げられて、その報復をしている」と言うことはわかるのですが、荒れ狂う暴力男をどのようにして始末をするのかは気になっていました

看護師が1人いるとのことで、いわゆる薬剤などを投与することになりますが、よくもバレないなあと思ってしまいます

この映画の世界の警察が無能なのかは置いておいて、内情を知る人が「検視は行われても1割程度」と言っていて、それが「看過」の要因のように描かれています

とは言え、施設に入っていて、老衰とかならわかりますが、そこそこ若い人たちを検視をせずにスルーする世界線というのはよくわからない部分があります

 

病院勤めなのでCPA(心肺停止)案件というのはよく見かけるのですが、基本的に「死に至るような疾患」というものが明確でない場合は検視になることが多いと思います

映画内では、調査班が持病まで調べ尽くし、そして、その対象が死にそうな方法を選んでいますが、若い男の一酸化炭素中毒は流石に調べるだろうと思っていました

ツッコミどころは満載なのですが、暴力描写が結構エグいのと、DVを受けている刑事がどのように「おうち」を許容するのかは興味を持って鑑賞できました

 

映画は、DVを受けたことがある人は観ない方が良いのですが、一応は報復をきちんとするのでスカッとするかもしれません

現実では行えないことの方が多いのですが、道具とその気があればできそうに思える、というのも鑑賞判断に含まれるように思います

実社会で心不全に見せかける薬剤を手に入れられるとは思いませんが、今は何でもありに近い社会でもあると思うので、覚悟さえできてしまえば手段は問わないという事件も多くなっているように思いました

 

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【映画感想】シャドウワーク【後半:ネタバレあり】

 

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公式HP:

https://shadowwork-movie.jp/


■ハート・オブ・ビースト

 

■オススメ度

 

犬映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.9.30(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

原題:Heart of Beast(獣の心)

情報:2026年、アメリカ、102分、G

ジャンル:PTSDを抱えた軍用犬と退役軍人の試練を描いたサバイバルスリラー映画

 

監督:デビッド・エアー

脚本:キャメロン・アレクサンダー

 

キャスト:

ブラッド・ピット/Brad Pitt(ジェームズ・ベルモルト/James Belmolt:退役軍人の特殊部隊員)

Uber&Seeka&Ryker&Hondo(オーディン/Odin:トラウマを抱えたジェームズの愛犬、元軍用犬)

 

J・K・シモンズ/J.K. Simons(ワトキンス/Watkins:小舟で旅をする老人)

アンナ・ラム/Anna Lambe(アンバー/Amber:トラックの女性)

 

■映画の舞台

 

アラスカの荒野

チュカティ山脈

ケログ・ロード

 

ロケ地:

ニュージーランド:オタゴ地方

クイーンズタウン/Queenstown

https://maps.app.goo.gl/ZRAhts6tYdm2fTzG9

 

グレンオーキー/Glenorchy

https://maps.app.goo.gl/SyLUEBjnz5EnTMtz8

 

ワカティプ湖/Lake Wakatipu

https://maps.app.goo.gl/hxWycPeHSdpuBgRq8

 

ニュージーランド:サウスアイランド

マウント・アスパイアリング国立公園/Mount Aspiring National Park

https://maps.app.goo.gl/qGo7srWEKUD6egA17

 

ニュージーランド:サウスランド・リージョン

ミルフォード・サウンド/Milford Sound

https://maps.app.goo.gl/neDxoQZ97NQPZ1E59

 

アメリカ:アイオワ州

ジョーダン・クリーク/Jordan Creek Forest

https://maps.app.goo.gl/BrXfaE91hSC6ccEC9

 

■簡単なあらすじ

 

元特殊部隊に所属していた退役軍人のジェームズは、引退した軍用犬のオーディンとともに、アラスカの奥地でキャンプ生活をしていた

小型セスナで気の向くままに色んな土地を渡り歩いていた2人は、ある深林にてワトキンスという老人と出会った

彼は「嵐が近い」と言い、一晩の対話相手を務めたのちに何も言わずに去っていった

 

その後、嵐を避けて別の土地へと向かった2人だったが、ジェームズは突然、胸痛を訴え、そのまま気を失ってしまう

セスナは奇跡的にも湖に不時着するものの、その直前でオーディンは外へ放り出されてしまっていた

水没寸前で意識を取り戻したジェームズは、なんとか脱出して、オーディンを探し始める

 

程なくしてオーディンを見つけたものの、彼は気を失っていた

瀕死の重傷を負っているようにも思え、ジェームズはセスナに戻って、テントなどの物品などを取りに戻る

それから、オーディンの手当をしながら、どうしたら静観できるかを模索することになったのである

 

テーマ:サバイバルに徹する方法

裏テーマ:絆の託し方

 

■ひとこと感想

 

退役軍人と元偵察犬のコンビがアラスカの土地でキャンプをして渡り歩いているという内容で、事故によってセスナを失い、そこからどうやって戻るのか、という内容になっていました

キャンプでの作法など、様々な要素が絡み合っていて、色んな知識を蓄えることができます

その後のサバイバルシーンでも、多くの実用的なことというのが描かれていました

 

アラスカのどこかと言うことになっていましたが、チェカティ山脈(多分架空)、ケログ・ロードというワードが出てきました

その道路に出ればなんとかなるかも、と言う感じなのですが、そのシーンを冒頭で見せるのはどうなのかな、と思ってしまいます

冒頭は2つの解釈ができるのですが、その選択肢をその瞬間に想起できるかは何とも言えない感じでした

 

オーディンは4匹の犬が演じ分けたようですが、まったくわからなかったですね

クレジットで4つ名前があって、「マジで?」と思ってしまいました

オーディンは義足をしていたので、丸太などを渡る時に足を滑らせていましたが、そう言ったものを装着していない犬だと何の苦もなく渡れると聞いて安心しちゃいました

 

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公式HP:

https://heart-of-the-beast.jp/


■我々は宇宙人

 

■オススメ度

 

青春時代の傷跡を抱えている人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.9.29(TOHOシネマズ二条)

 

■映画情報

 

英題:We Are Aliens

情報:2026年、日本、118分、PG12

ジャンル:少年時代の諍いを抱えた元親友を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:門脇康平

 

キャスト:

坂東龍汰(後藤翼:内気な少年、折り紙が好き)

   (幼少期:槙木悠人)

岡山天音(星暁太郎:クラスの人気者、翼の親友)

   (幼少期:中込佑玖)

 

山崎天(目黒小夏:暁太郎の初恋の相手、クラスメイト)

   (幼少期:鈴木咲)

松井ケムリ(バタ原/馬田原大:暁太郎の友だち、クラスメイト)        

   (幼少期:末永陽)

佐野岳(戸田聖也:翼の友だち、クラスメイト)

   (幼少期:大関れいか)

佐々木ありさ(松下エルモ:翼の友だち)

 

エド・はるみ(書道の先生)        

上谷圭吾(英語の先生)

 

【クラスメイト】

平井亜門(小池光)

武田駿平(佐久間力也)

山下徳大(牛沼剛)

ゆうにゃん(藤間芹奈)

義江和也(渡部大牙)

村田凪(松崎アスカ)

横井仁(下村優人)

榎本遥菜(増田あかり)

幸長礼(鈴木礼仁)

若狭葵斗(立川かんた)

阿部蓮乃(伊藤ゆりあ)

浅沼音(後藤和志)

 

町田優佳(アナウンサー)

 

渡部瑞貴(翼の母)

岩崎裕介(翼の父)

藍川きあら(翼の妻)

上原つむぎ(翼の息子)

 

近藤浩徳(暁太郎の祖父)

なかじままり(暁太郎の祖母)

なかじままり(暁太郎の母)

範国といろ(暁太郎の妹)

 

■映画の舞台

 

東京都:東久留米市

https://maps.app.goo.gl/zf38EfjM7FcPmb759?g_st=ic

 

東京都:所沢市

荒幡小学校

https://maps.app.goo.gl/bJ2WyULMeCWr513d8?g_st=ic

 

埼玉県:川越市

武蔵野小学校

https://maps.app.goo.gl/wTCJwY99VR19dAUs8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

東京のとある街に住んでいる後藤翼は、内気な小学生として、あまりクラスに馴染めていなかった

その教室には、人気者の星暁太郎という少年がいて、彼は勉強もできるし、スポーツも得意だった

翼は折り紙を折るのが得意で、器用に手裏剣を作って見せるものの、誰にも自慢することなく、それをゴミ箱に捨てていた

 

ある日のこと、その折り紙が自分の机の引き出しに入っていることに気づいた

それをしたのが暁太郎だとわかり、2人は交流を始めていく

どこに行くのも2人でという仲の良さだったが、ある日の事件を機に、2人はすれ違うようになっていた

 

それは、翼の傘を裏返して遊ぼうとした暁太郎がそれを壊してしまった件であり、それが母親にバレて、ゲームを没収されてしまう

母親は暁太郎と一緒に遊ぶことを禁じ、さらに方々から「暁太郎は人間じゃない」という噂まで耳に入ってしまう

そして、ある放課後のこと、翼はランドセルを通信機にして「地球での極秘任務は完了した」と話しているのを見てしまう

翼は暁太郎が本当に宇宙人なんじゃないかと恐れるようになり、彼を直視できなくなってしまうのである

 

テーマ:青春の些細な防御反応

裏テーマ:すれ違いの残酷さ

 

■ひとこと感想

 

奇妙なタイトルと、予告編の作画の素晴らしさが気になって鑑賞

物語は、翼と暁太郎の2人の視点で小学校時代を色濃く描き、その後はそれぞれの人生を少しずつ追って行くという流れになっていた

冒頭では、翼と暁太郎が成人になって数年後の未来となっていて、それが映画のラストにつながるという構成になっていた

 

翼の章では、内気で友だちのできない翼が「折り紙の手裏剣」で暁太郎と関係を持つことになり、やがてはある事件を機にすれ違いが生じる様子を描いて行く

その起点となるのが、暁太郎が翼の傘を無理やり奪って壊したというもので、それを捨てることができずに持ち帰ってしまい、ベッドに裏に隠してしまう

それが「ママ友の集い」の世間話として登場し、母親がその傘を見つけてしまう

この事件によって、翼はクラスメイトとの唯一の接点とも言えるゲームを失い、そこから暁太郎との距離感がおかしくなってしまう

 

暁太郎の章では、同じ内容を暁太郎目線で紐解くという流れになっていて、手裏剣を拾ったこと、いたずらの手紙を書いたこと、クラスで起きた事件の加害者に押しやられ、クラスから孤立していく様子が描かれていく

中学生になっても、翼は幼馴染たちと仲良くしている一方で、「昔はあんなに仲が良かったのに」といじられる始末となっていた

そして、大人になった2人が街角で偶然再会するものの、その時の社会的立場は雲泥の差ができてしまっていて

ティッシュ配りでその日暮らしをする暁太郎と、社会人となって働き、家庭を持とうとする翼

このコントラストが「自分を貶めた原因探し」へと繋がり、天誅を下すべく、暁太郎は翼を襲うという展開へと繋がっていた

子どもの頃の些細な出来事はその後の人生に大きな影響を与えるのだが、それがありふれすぎていることに、誰しもが通ってきた道が見えてしまうように思えるのである

 

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投稿者 Hiroshi_Takata

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