■映画鑑賞まとめ■
11月、第4週(2023.11.20〜2023.11.26)
■OUT
■オススメ度
喧嘩映画が好きな人(★★★)
原作ファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.17(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2023年、日本、129分、PG12
ジャンル:年少上がりの青年が抗争に巻き込まれる様子を描いたアクション映画
監督&脚本:品川ヒロシ
原作:井口達也&みずたまこと『OUT(2012年〜2023年、講談社、全25巻)』
キャスト:わかった分だけ(演者名欄の※はSNSで確認済)
倉悠貴(井口達也:「狛江の狂犬」と呼ばれた伝説の不良、年少上がり)
醍醐虎汰朗(丹沢敦司/あっちゃん/暴走守護神:斬人の新人総長)
与田祐希(皆川千紘:先代の総長・状介の妹、ボウリング場のバイト)
近藤拓馬(皆川状介:5代目総長、千紘の兄)
【斬人の幹部】
水上恒司(安倍要/肝心要:達也と仲良くなる斬人の新人副総総長)
與那城奨(長嶋圭吾/殺人剣士:斬人の特攻隊長、剣道有段)
大平祥生(目黒修也/狂拳番長:斬人の親衛隊長、グラサン&シルクハット)
金城碧海(沢村良/風神:斬人の遊撃隊員、メッシュ)
小柳心(田口勝/金剛力士:斬人の遊撃隊長、巨漢)
久遠親(武藤将吾/雷神:斬人のメンバー、要のボディガード)
山崎竜太郎(今井啓二:要命の弟分)
都丸沙也華(沢村の姉)
【爆羅漢の幹部】
宮澤佑(下原一雅:爆羅漢のナンバー1、長男)
(幼少期:小林空叶)
長田拓郎(下原孝二:爆羅漢のナンバー2、次男)
(幼少期:中健悟)
仲野温(下原賢三:爆羅漢、三男)
(幼少期:三浦綺羅)
【ネイバーヘッド】
今村謙斗(トップのタイマン男)
【その他】
じろう(石戸:少年課の刑事)
酒井貴浩(石戸の部下の刑事)
大悟(少年院の教官)
庄司智春(焼き肉店の客)
渡辺満里奈(伊丹静香/おばちゃん:達也の叔母)
杉本哲太(伊丹九蔵/おじちゃん:焼き肉店「三塁」のオーナー)
■映画の舞台
日本:
西千葉
ロケ地:
千葉県:木更津市
食堂しげ(三塁)
https://maps.app.goo.gl/ayCf4Vrxkp5firen6?g_st=ic
パンチャンフード(キムチ屋)
https://maps.app.goo.gl/X7nsxrYs8UjLhaYm7?g_st=ic
アイビーボウル木更津(廃業)
https://maps.app.goo.gl/i4NYSdhagoggKopr8?g_st=ic
アクアスタジオ(決戦場所の廃墟ビル)
https://maps.app.goo.gl/1SNjkyNahvcVrQFr6?g_st=ic
ガソリンスタンド(廃業)
https://maps.app.goo.gl/5pHvAab1kMzi8fbe8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
喧嘩ばかりして少年院に入った井口達也は、折り鶴折りに嫌気が差しては壁を殴るなどして暴れていた
ようやく出所が決まった日も、因縁をつけてきたヤンキーと喧嘩になって戻ってしまう
3ヶ月後、ようやく出所が叶った達也は叔父叔母の焼肉屋で働くことになった
ある日、コンビニ前のバイクに興味を持った達也は、そこで持ち主の要と小競り合いになる
喧嘩をしたら年少に逆戻るため、急遽相撲で勝負と言い出して、バックドロップを決めて勝ってしまった
要は地元の暴走族「斬人」の副隊長で、要は達也を気に入って、仲間たちに紹介することになった
斬人のメンバーは達也をからかい、そこで喧嘩ムードになるものの、アルバイトの千紘がそれを制して止める
千紘は斬人の先代総長の妹で、彼の死によって、この一帯では休戦協定が敷かれていた
だが、その状況をぶっ壊したいと思う「爆羅漢」という半グレグループがいて、彼らは斬人の溜まり場に挑発に来るのである
テーマ:正義と暴力
裏テーマ:OUTはOUTでもクズじゃねえ
■ひとこと感想
どうやら『ドロップ』のスピンオフの作品のようですが、予習をする時間もないままに突入
ヤンキー漫画だということだけわかっていましたが、内容的には予習不要だったように思います
年少に入っては出てを繰り返す達也は「2アウト」状態で、今度何かあればという感じになっていて、それでも抗争に巻き込まれていく様子が描かれて行きます
基本的にヤンキー系アクション映画なので、殴る蹴るのシーンで構成されていますが、非暴力の辛さと限界というものを描いているように思いました
映画は、叔父のセリフ「バカだがクズじゃねえ」を自分で言えるようになる成長物語になっていて、物語の骨子もしっかりしたものになっています
とは言え、何歳設定なのかわからない感じになっていて、一応は未成年ということになるのでしょうか
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■関連リンク
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公式HP:
https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie/
■PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ
■オススメ度
平城時代のソウルのスパイ映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.21(アップリンク京都)
■映画情報
原題:유령(幽霊)、英題:Phantom
情報:2023年、韓国、133分、G
ジャンル:朝鮮総督府の転覆を狙うスパイの暗躍を描いたスリラー映画
監督&脚本:イ・ヘヨン
原作:マイジア/마이지아『豊盛/풍성』
キャスト:
ソル・ギョング/설경구(村山淳次:保安情報受信係、元軍人)
イ・ハニ/이하늬(パク・チャジョン:暗号記録係)
パク・ソダム/박소담(吉永佑璃子:政務総督直属秘書)
ソ・ヒョヌ/서현우(チョン・ウノ:暗号解読係長)
パク・ヘス/박해수(高原海人:スパイ捜索を任される新任の警護隊長)
キム・ドンヒ/김동희(イ・ベクホ:パク・チャギョンの弟)
キム・ジュンヒ/김중희(佐久間タダシ:淳次の後輩、高原の部下)
コ・インボム/고인범(山形トグジ:陸軍大尉、大将)
チョ・ハソク/조하석(山田次郎:軍隊長、信任総督)
ソ・ジンウォン/서진원(石丸マサシ:行政士官長)
BIBI/비비(綾波:政務長官の新人秘書)
エソム/이솜(ユン・ナニョン:巫女に扮する黒色団のスパイ)
キム・ジョンス/김종수(ウダン:ゴールデンホールの映写技師)
イ・ジュヨン/이주영(イ・ヨンジュ:ゴールデンホールのチケット係、黒色団の支援者)
■映画の舞台
1933年、
日本統治下のソウル(京城)
黄金喫茶店
ハトホテル
ロケ地:
韓国のどこか
■簡単なあらすじ
1933年の韓国・平城(今のソウル)では、朝鮮総督府が置かれていたが、黒色団を名乗るテログループの暗躍に瀕していた
スパイ捜索を任された新任警護部長の高原海人は、容疑者として4人を指名し、海沿いに建つハトホテルに幽閉することになった
招かれたのは、保安部の情報受信係の村山淳次、暗号記録係のパク・チャジョン、総督直属の秘書佑璃子、暗号解読係のチョン・ウノの4人
高原は「この中の誰かを指名するか名乗り出よ」と言い、明朝までの猶予を与えた
黒色団はユリョン(幽霊)と呼ばれるスパイを各所に潜らせていて、新任総督の暗殺計画が危惧されていた
村山たちはそれぞれの部屋に通され、互いを監視し合うようになる
先の未遂事件にて緊迫感が高まる中、ある人物は幽閉を解くために動き出すのである
テーマ:独立のための犠牲
裏テーマ:血へのこだわりの愚かさ
■ひとこと感想
朝鮮総督府時代の韓国が舞台ということで、そこで独立を目論むテロ集団「黒色団」の暗躍を描いています
事前に調べることがしなかったのですが、予告編で大体ネタバレしている感じでしたね
誰がユリョンなのかというよりは、ユリョンを使って何を成し遂げようとしているのかが描かれていました
そのユリョン探しを任される警護班長を筆頭に、「日本人を韓国人が演じる」という内容になっていて、これは「誰が本当の日本人なのか」という疑心暗鬼を起こさせるための配役だったように思います
総督や知事の声は白竜が行なっているのですが、おそらくは彼に演じてもらいたかったのかなと思いました
映画は、集められた容疑者4人がそれぞれの思惑で動き、誰もがユリョンに見えなくもありません
でも、冒頭で暗号を伝達する段階でユリョンが登場しているので、ネタバレ状態で映画が動いていることになりますね
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【映画感想】PHANTOM ユリョンと呼ばれたスパイ【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
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公式HP:
https://klockworx-asia.com/phantom/
■モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
■オススメ度
スタイリッシュな映画が好きな人(★★★)
音楽が効果的な映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.21(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Mona Lisa and the Blood Moon(モナ・リザと満月)
情報:2022年、アメリカ、106分、G
ジャンル:力を得た精神病患者が街に出てひと騒動起こす様子を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:アナ・リリー・アミールポア
キャスト:
チョン・ジョンソ(モナ・リザ/モナ・リー:ニューオーリンズの精神病患者)
ケイト・ハドソン/Kate Hudson(ボニー・ベル/ボニー・ハント:モナ・リザに助けられる女性、シングルマザーのストリッパー)
エヴァン・ウィッテン/Evan Whitten(チャーリー/チャールズ・ハント:ボニーの息子、11歳)
クレイグ・ロビンソン/Craig Robinson(ハロルド:モナ・リザを追う巡査長)
エド・スクレイン/Ed Skrein(ファズ:モナ・リザを気にいるDJ)
Lauren Bowles(シャーリー:精神病院の看護婦)
Rosha Washington(精神病院の受付)
Cory Roberts(スナッキー:ストリップクラブの用心棒)
Kyler Porche(リック:ストリップクラブでボニーに絡む客)
Michael Carollo(ランディ:ストリップクラブでボニーに絡む客)
Jennifer Vo(アイリーン:ボニーに喧嘩を売る女)
Altonio Jackson(レイ:アイリーンの彼氏)
■映画の舞台
アメリカ:ルイジアナ州
ニューオーリンズ
ロケ地:
アメリカ:ルイジアナ州
ニューオーリンズ
■簡単なあらすじ
精神病院で12年間拘束されていたモナ・リザは、ある日内なる能力の目覚めを知り、他人を操れるようになった
看護師、受付職員を操って外に出たモナ・リザは、路上パーティーの若者らの助けを借りて街へと辿り着き、DJのファズから施しを受けた
街ではすでに、精神病院脱走の指名手配がなされていて、巡査のハロルドは食後の巡回で彼女と遭遇することになった
モナ・リザはハロルドを操って逃げ出し、その後、レストランでストリッパーのボニーを助けることになった
ボニーには幼い息子チャーリーがいて、彼はモナ・リザを警戒する
だが、二人は次第に打ち解け合い、チャーリーをイジメから守ったことで仲を深めることになった
その後、ボビーはモナ・リザの力を悪用して金を稼ぐことを考え始める
多くの被害者が出て、ハロルドは傷ついた足を引き摺りながら、モナ・リザを王ことになったのである
テーマ:満月が与える力
裏テーマ:逃避行の先にある孤独
■ひとこと感想
映画の予告編のスタイリッシュな印象が強い本作は、色調や音楽に凝った作品となっていました
モナ・リザの能力については多くは語られませんが、事態を重くする機能以上には意味がなかったように思います
それでも、彼女はチャーリーとファズには力を使わないのですね
このあたりに彼女の能力発動への起点というものがあるように思えました
物語は、能力を得たモナ・リザの逃避行を、いろんな人々が救う感じになっていて、彼女を助ける理由を持っている人はいません
ボニーとの絡みによって、深みにハマって行くのですが、その意味がわからないまま、ただついていくという感じになっていました
とにかく音楽が印象的で、映像もネオンサインの彩り、満月が織りなす狂気性を醸し出していました
ファズが危険そうに見えて良い奴とか、人は見た目ではわからない感じになっていました
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【映画感想】モナ・リザ・アンド・ザ・ブラッドムーン【後半:ネタバレあり】
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■コーポアコーポ
■オススメ度
日常系映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.22(TOHOシネマズ二条)
■映画情報
情報:2023年、日本、97分、G
ジャンル:ある古いコーポの住人を取り巻く日常を描いたヒューマンドラマ
監督:仁同正明
脚本:近藤一彦
原作:岩浪れんじ『コーポ・ア・コーポ(2019年)』
キャスト:
馬場ふみか(辰巳ユリ:安アパートに住むフリーター)
東出昌大(中条紘:女たらし)
倉悠貴(石田鉄平:日雇い労働者)
笹野高史(宮地友三:怪しい商売をする老人)
藤原しおり(恵美子:タバコを交換したがるおばちゃん)
前田旺志郎(カズオ:ユリの弟)
片岡礼子(信乃:ユリの母親)
白石和子(幸江:ユリの祖母)
芦那すみれ(慶子:中条の父の後妻)
広山詞葉(紗綾:中条のパトロン)
中村更紗(ちえ:出会い系にすっぽかされた女)
成松修(石田健児:石田の父)
北村優衣(高橋:石田の現場で働く女子大生)
高坂汐里(美沙希:石田の元カノ)
大谷麻衣(宮地の商売の踊り子)
佐藤大志(松永:宮地の客の学生)
長島大晟(友田:松永の友人)
山本浩司(山口純平:亡くなった住人の息子)
岩松了(宮地の行きつけのサ店のマスター)
■映画の舞台
大阪府:大阪市
鶴橋〜道頓堀近辺
ロケ地:
東京都:八王子市
萩原荘(コーポ)
https://maps.app.goo.gl/hrCo4yKgYTj3cYy66?g_st=ic
お好み焼き やまと
https://maps.app.goo.gl/1EKkuf6Xhxxgdtdb8?g_st=ic
神奈川県:横浜市
喫茶TAKEYA
https://maps.app.goo.gl/nUs47a6FYW1HHqCy9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
大阪の下町にある古いコーポには、訳ありの人々が住んでいた
母親との関係が悪化して行方をくらましているユリや、女に貢がせて生活している中条、怪しい見せ物で小銭を稼ぐ宮地、暴力的な日雇い労動の鉄平などが住んでいる
彼らは大家が家賃を取り立てに来ると隠れ、空気の読めない恵美子は、見境なくタバコの交換を申し出ていた
ある日、住人の山口という男が首を吊って自殺してしまう
彼は「金を貸してくれ」と数人の住人に声を掛けていたようだが、それは実現せずにいた
山口の部屋には家電がびっしりと置かれていて、住人たちは我先にと勝手に持っていってしまう
その後も何気ない日常を過ごしていた彼らだったが、ユリの弟・カズオが居場所を突き止めてやってきてしまう
聞けば祖母の容体が悪いということで、2人は病院へと向かった
祖母は思った以上に元気だったが、ユリはそこで疎遠の母・信乃と再会してしまう
信乃はユリを殴りつけるものの、その原因はユリ自身の素行にあったのである
テーマ:日常を変化させる喪失
裏テーマ:日常を変化させる執着
■ひとこと感想
ほのぼの日常系だと思っていたので、まったりとした気分で鑑賞
舞台は大阪の鶴橋近辺ですが、ロケ地は違う場所になっていましたね
地元民が見たら一発でわかる感じですが、ロケ地選定には苦労したんじゃないでしょうか
映画は群像劇となっていて、主要な人物の名前が章立てのようになっていました
ユリの章で家族問題、中条の章で経済問題、石田の章で恋愛問題、宮地の章では青春問題みたいなものが描かれていたように思います
群像劇の趣旨は、このままこいつらを観ていたと思わせられるかというところで、劇的な変化というものはあまり描かれません
あくまでも、小さな変化の先に小さな変化が積み重なる感じになっていて、劇中の数日で人が変わるほど簡単なものではないと言えます
この世界観に浸れるならOKですが、退屈に思ってしまう人がいるもの事実かなと思いました
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■首
■オススメ度
タケシ映画が好きな人(★★★)
リアルな戦国ものが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.23(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2023年、日本、131分、R15+
ジャンル:本能寺の変の裏側を描く新解釈時代劇
監督&脚本:北野武
原作:北野武
キャスト:
ビートたけし(羽柴秀吉:信長の後釜を狙う百姓上りの武将)
西島秀俊(明智光秀:信長の忠実な家臣)
加瀬亮(織田信長:天下統一を目論む武将)
勝村政信(斎藤利三:光秀と手を組む武将)
遠藤憲一(荒木村重:信長に謀反を起こす元家臣)
中村育二(滝川一益:信長の家臣)
中島広稀(織田信忠:信長の息子)
木村祐一(曽呂利新左衛門:千利休のところに転がり込んだ抜け忍)
中村獅童(難波茂助:曽呂利と同行する百姓)
津田寛治(為三:曽呂利に拾われる百姓)
アマレス兄(丁次:曽呂利に同行する農民)
アマレス太郎(半次:曽呂利に同行する農民)
寺島進(般若の左兵衛/多羅尾四郎兵衛:曽呂利の兄貴分)
ホーキング青山(多羅尾光源坊:盲目の切支丹、甲賀の里)
桐谷健太(服部半蔵:家康を護衛する忍者)
浅野忠信(黒田官兵衛:秀吉の軍師)
大森南朋(羽柴秀長:秀吉の弟)
堀部圭亮(宇喜多忠家:秀吉の直臣)
仁科貴(蜂須賀小六:秀吉の家臣)
寛一郎(森蘭丸:信長の家臣)
副島淳(弥助:信長の付き人、宣教師)
東根作寿英(丹羽長秀:信長の宿老)
小林薫(徳川家康:戦況を見守る武将)
岸部一徳(千利休:裏で暗躍する茶坊主)
大竹まこと(間宮無聊:千利休の腹心)
六平直政(安国寺恵瓊:毛利家の禅僧)
荒川良々(清水宗治:安国寺恵瓊の代わりに切腹する武将)
柴田理恵(マツ:家康に女をあてがう女)
■映画の舞台
天正7年〜
日本各地
(京都、名古屋、岡山、四国他)
ロケ地:
滋賀県:近江八幡市
石の寺 教林坊
https://maps.app.goo.gl/x8u9Yr2TvVZfj7nQ6?g_st=ic
滋賀県:高島市
びわこ箱館山
https://maps.app.goo.gl/GiaE1XToS5Kfsk4y6?g_st=ic
栃木県:宇都宮市
若竹の森 若山牧場
https://maps.app.goo.gl/82VAG5scJV2KJaTW7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
天政に入り、信長の勢いは増し、秀吉、家康らを従えて、天下統一を目論んでいた
信長の跡目争いは手柄を立てれば良いとされ、それぞれは信長の目的のために役割を全うしていた
ある時、家臣の荒木村重が謀反を起こし、彼の目論見が途絶えた後、行方をくらましてしまう
信長は村重探索に躍起になっていたが、彼を見つけたのは千利休の元に転がり込んでいた曽呂利だった
曽呂利は利休の元に村重を届け、利休は明智光秀に引き渡す
村重と光秀は恋仲にあり、その関係は秘匿のものだった
一連の動きの中で秀吉は暗躍し、光源坊を通じて信長の手紙を手に入れることに成功する
そこに書かれていたのは、信長の跡目に関する書簡だった
テーマ:天下統一
裏テーマ:裏切りと暴走
■ひとこと感想
本能寺の変を大胆な解釈でというふれこみでしたが、それよりも「まさかのBL展開」にびっくりしてしまいました
濃厚な絡みとエゲツない殺陣シーンが特徴的ですが、実質の主人公は曽呂利だったように思えました
豪華キャストでチョイ役まで意外な役者hが演じていて、撮影は大変だっただろうなと思いました
戦国武将版アウトレイジなどと言われていますが、コミカル要素が満載の本格的な戦国ものという感じになっていますね
秀吉と官兵衛、秀長の3人漫才も面白いですが、その対比としてめっちゃ真面目な光秀がいましたね
彼1人がかなり深刻な感じになっていて、それ以外は無茶苦茶な感じになっていました
史実を考えると2時間でまとめるのは無茶だろうと思いましたが、結構細かなところまで網羅していたように思います
その分、ちょっと長く感じるし、どこで切るのかなと思っていたら、意外なところであっさりと終わってしまいましたね
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https://movies.kadokawa.co.jp/kubi/
■翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて
■オススメ度
壮大な茶番劇が好きな人(★★★)
関西圏在住の人(★★★★)
北関東在住の人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2023.11.24(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2023年、日本、116分、G
ジャンル:埼玉の地方都市を団結させる旅に出る埼玉解放戦線を描いたコメディ映画
監督:武内秀樹
脚本:徳永友一
原作:魔夜峰央『翔んで埼玉』
キャスト:
二階堂ふみ(壇ノ浦百美:白鵬堂学院の生徒会長)
GACKT(麻実麗:アメリカ帰りの白鵬堂の生徒、埼玉解放戦線)
(幼少期:L.shu)
【埼玉関連】
加藤諒(下川信男:埼玉解放戦線の線員)
益若つばさ(おかよ:麗の家の家政婦)
戸塚純貴(野球部員)
【千葉関連】
小沢真珠(浜野サザエ:千葉解放戦線のメンバー)
中原翔子(浜野アワビ:千葉解放戦線のメンバー)
【滋賀関連】
杏(桔梗魁:滋賀解放戦線のリーダー)
堀田真由(近江美湖:滋賀解放戦線のスパイ)
くっきー!(近江晴樹:美湖の兄)
高橋メアリージュン(滋賀のジャンヌダルク、初代リーダー)
【大阪・京都・兵庫関連】
片岡愛之助(嘉祥寺晃:大阪府知事)
ハイヒールモモコ(元大阪府知事)
川崎麻世(京都市長)
藤原紀香(神戸市長)
山村紅葉(京都の女将)
竹原芳子(甲子園の地下工場長)
ゆりやんレトリィヴァ(粉物工場の踊り子)
Akane(粉物工場の踊り子)
【和歌山関連】
天童よしみ(和歌山の姫君の本当の姿)
トミコクレア(姿を変えられた和歌山の姫君)
【在来線関連】
山中崇史(JR埼京線代表)
ゴルゴ松本(JR京浜東北線代表)
杉山裕之(西武新宿線代表)
谷田部俊(西武池袋線代表)
デビット伊東(東武東上線代表)
はなわ(東武伊勢崎線代表)
【現代パート】
和久井映美(内田直子:智治の妻)
アキラ100%(内田智治:市役所職員)
朝日奈央(若月依希:直子の娘)
瀬戸康史(若月健太:依希の夫)
村田雄治(埼玉県の知事)
くわばたりえ(埼玉に来る大阪のおばちゃん)
■映画の舞台
日本各地
埼玉(熊谷、川越、行田)
滋賀(大津、野洲、彦根城)
大阪
京都(祇園)
兵庫(甲子園)
和歌山(白浜)
奈良
ロケ地:
埼玉県:越谷市
しらこばと水上公園
https://maps.app.goo.gl/jNTgAR8hnFTFkmt89?g_st=ic
埼玉県:行田市
古代蓮の里
https://maps.app.goo.gl/FSayKeRPfSkgZu5b6?g_st=ic
さきたま古墳公園
https://maps.app.goo.gl/bF8jjzeKwLC971bi9?g_st=ic
行田タワー
https://maps.app.goo.gl/FEaV6mkE2kvtkAvb6?g_st=ic
滋賀県:彦根市
彦根城
https://maps.app.goo.gl/TXMKam59nLPs4DFF8?g_st=ic
滋賀県:高島市
マキノサニービーチ高木浜オートキャンプ場
https://maps.app.goo.gl/RDReDPu5gke2qb316?g_st=ic
滋賀県:大津市
瀬田川洗堰
https://maps.app.goo.gl/wK1f8gYV4yXE3vKk7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
前作にて、関東圏の通行手形の廃止に成功した麻実麗と壇之浦百美は、埼玉の横のつながりを作るために、「武蔵野線」の開通を考えていた
だが、在京線のメンバーは乗り気ではなく、そこで麗は「埼玉に海を作る」と宣言する
そして、そのために和歌山の白浜にある白い砂を手に入れようと考えていた
麗は埼玉解放戦線のメンバーを募って船で和歌山を目指し、百美は埼玉に残って在京線メンバーの説得を続けることになった
麗の乗った船は嵐に巻き込まれ、気づいた時には白浜に漂着していたが、他の仲間たちとははぐれてしまう
そして、彼を助けたのは、滋賀解放戦線の桔梗魁で、彼は近畿圏が大阪・京都・神戸に牛耳られているという
そこで麗は、桔梗とともに大阪の悪巧みを阻止すべく力を貸すことになったのである
テーマ:郷土愛
裏テーマ:メタ構造の笑の功罪
■ひとこと感想
前作『翔んで埼玉』でも笑わせてもらいましたが、今回は関西が舞台なので見逃すわけにはいきません
ご当地ネタにメタ構造が入り混じっていましたが、ネタありきで物語を作った感がありましたね
埼玉は一応出てきますが、ほとんど関西の話になっていましたね
とは言え、滋賀を大阪がディスるというのはちょっと違う感じに思えました
オーバーアクトがちょうど良い感じですが、埼玉県民が楽しめたのかは何とも言えない内容だったように思えます
とびたくんネタには笑いましたが、伏線回収にもなっていましたね
大阪の粉物がヤバいものとして登場していますが、なんとなくその効果がありそうに思えます
映画は、ネタ構造になっていて、奇しくも阪神優勝が奇跡のコラボになっていたのは笑ってしまいました
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■関連リンク
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公式HP: