まとめ

■映画鑑賞まとめ■

 

6月、第5週(2024.6.24~2024.6.30)

 

 


■九十歳。何がめでたい

 

■オススメ度

 

人情系の映画が好きな人(★★★)

佐藤愛子のエッセイが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.25(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、99分、G

ジャンル:断筆宣言をした作家にエッセイを頼むベテラン編集者を描いたヒューマンコメディ

 

監督:前田哲

脚本:大島里美

原作:佐藤愛子『九十歳。何がめでたい』『九十八歳。戦いやまず』

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Amazon Link(戦いやまず文庫)→ https://amzn.to/3REAPnp

 

キャスト:

草笛光子(佐藤愛子:断筆宣言をした90歳を迎える作家)

唐沢寿明(吉川真也:佐藤愛子にエッセイを依頼する編集者)

 

藤間爽子(杉山桃子:愛子の孫)

真矢ミキ(杉山響子:愛子の娘)

 

中島瑠菜(吉川美優:真也の娘)

木村多江(吉川麻里子:真也の妻)

 

宮野真守(倉田拓也:編集長)

片岡千之助(水野秀一郎:途中でウェブ出版社に鞍替えする編集者)

 

オダギリジョー(テレビの修理業者)

清水ミチコ(海藤ヨシコ:ラジオのパーソナリティ)

LiLiCo(行きつけの美容師)

石田ひかり(総合病院の受付)

三谷幸喜(一橋壮太朗:タクシー運転手)

 

冨田恵子(喜代子:愛子の友人)

 

■映画の舞台

 

東京都:世田谷区

 

ロケ地:

東京都:世田谷区

駄菓子屋ロンゴロンゴ

https://maps.app.goo.gl/SUYHp1Ljnnmi7CU39?g_st=ic

 

八百幸

https://maps.app.goo.gl/LoSCzVmDyHQmL5kv7?g_st=ic

 

おかざき花店

https://maps.app.goo.gl/1SbM7LNBUKiSz6td9?g_st=ic

 

三河屋

https://maps.app.goo.gl/u9wbUmBtDGP3pqbJ9?g_st=ic

 

KANNON COFFEE松陰神社前店

https://maps.app.goo.gl/Lk7SWsq4L1yWPd6o9?g_st=ic

 

カラオケオリーブ

https://maps.app.goo.gl/HABwybTFzmKVozFM9?g_st=ic

 

東京都:渋谷区

青山ブックセンター

https://maps.app.goo.gl/ZhKktpVyKWEP2Bb59?g_st=ic

 

神奈川県:川崎市

喫茶まりも

https://maps.app.goo.gl/L2PSPhkGGgD7WRV58?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内某所に住んでいる作家の佐藤愛子は、2年前に断筆宣言をして以来、自宅でのんびりとした生活を送っていた

娘、孫と同居する中で、新聞を読んだり、テレビを見るだけの毎日で、出不精になっていた

 

その頃、ある編集部にて、セクハラ&パワハラにて処分された吉川は、妻子からの愛想を尽かされ、別居状態になっていた

別の雑誌に移動させられた吉川は、そこで断筆宣言をした佐藤愛子にエッセイを依頼する担当者となった

 

吉川は何度も愛子の家に押しかけ、手土産を持っては、執筆の依頼をする

ようやく重い腰を上げることになった愛子は、「九十歳。何がめでたい」というエッセイを書き始めるのであった

 

テーマ:人生は終わらない

裏テーマ:言いたいことを溜め込まない

 

■ひとこと感想

 

佐藤愛子の作品はほぼ読んでいませんが、古書店を経営していたので、よく売れる作家だなあということだけは知っていました

イメージとしてはエッセイをたくさん書いている感じでしたが、彼女の名が世に出たのは小説の方でしたね

映画は、佐藤愛子が作家だということさえ知っていれば問題ない感じでしたね

 

映画は、引退した作家を呼び戻す編集者との関わりを描き、人生で大切なものは何かというものを思い出させてくれます

エッセイが映像化されているのもとても効果的で、思わず本を手に取ってみたくなる内容でした

 

言葉のチョイスが作家という感じで、子どもたちの声を「天使の合唱」と言ったり、日常から非日常(戦争体験)へと結びつける落差というものもハッとさせられる部分があったように思います

先人の生活の知恵と、便利になった世の中において、「精神を進歩させなければならない」というのは金言のように思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】九十歳。何がめでたい【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100557/review/03970163/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/90-medetai/


■東京カウボーイ

 

■オススメ度

 

ビジネス映画が好きな人(★★★)

モンタナの景色を堪能したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.26(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

英題:Tokyo Cowboy

情報:2023年、アメリカ、118分、G

ジャンル:異国の地でビジネスの基礎を学び直すビジネスマンを描いたヒューマンドラマ

 

監督:マーク・マリオット

脚本:藤谷文子&デイブ・ボイル

 

キャスト:

井浦新(坂井英輝:モンタナで和牛ビジネスを始める商社マン)

 

藤谷文子(増田けい子:三輪ホールディングスの副社長、英輝の恋人)

苅田裕介(佐野:英輝の部下)

岩松了(三輪:三輪ホールディングスの社長、英輝の上司)

 

國村隼(和田直弘:モンタナの和牛ビジネスのパートナー)

 

ロビン・ワイガート/Robin Weigert(ペグ・シャムウェイ:モンタナの牧場「レイジー・リバー」の社長)

ゴヤ・ロブレス/Goya Robles(ハビエル・メディーナ:案内役を任される牧夫)

Stephanie Hernandez(べロニカ:ハビエルの恋人)

 

Gabriel Clark(レオン・ダラハイド:牧場の管理マネージャーのアシスタント)

Jeff Medley(フィル・ウェイド:牧夫)

Zac Thomas(ブレイス・フィルモア:牧夫)

 

Scout Smith(シンディ:モーテルの受付)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:モンタナ州

 

ロケ地:

アメリカ:モンタナ州

 

■簡単なあらすじ

 

東京にて、チョコレート工場の買収に成功し、工場の稼働率を飛躍的に上げることに成功したビジネスマンの坂井英輝は、今度は閉鎖寸前の牧場の再生を視野に入れていた

アメリカのモンタナ州にある牧場で和牛を生産しようと考える

英輝と和田はモンタナに飛ぶものの、初見の飲み会にて、調子に乗った和田はロデオマシンに挑戦し、大怪我をして入院するハメになってしまう

 

通訳を介さずに牧場と話をすることになった英輝だったが、牧場主のペグたちはまともに話を聞こうともしない

そして、その背景では、本社は土地を開発業者に売る算段を始めていて、その猶予は少ないと思われた

 

英輝は郷に入っては郷に従えとばかりに、彼の懐に入ろうと試みる

そんな折、案内役になっていたハビエルのある秘密を知ってしまうことになったのである

 

テーマ:ビジネスの本懐

裏テーマ:立ち止まる必要性

 

■ひとこと感想

 

井浦新がビジネスマンとしてモンタナで奮闘するという情報だけを入れて鑑賞

他にも日本人キャストが多かったので、邦画なのかな?とか、余計なことを考えてしまいました

 

映画は、やり手のビジネスマンが潰れかけの牧場を再生させようとするお話で、それと同時に彼には恋人兼上司(副社長)がいる、という設定になっていました

交際歴の長い二人だけど、結婚には至っていないという微妙な関係で、モンタナの件に関して部下が突っ走るのに巻き込まれる副社長という構図になっていました

 

現地に行って、自分の行いが正しいのかどうかを知るというもので、数字では見えないものがそこにはある、という感じになっています

冒頭ではチョコレート工場の効率を上げたという功績が描かれますが、それがどうなったのかとか、結局彼は何を成し得たのかなどがわかるシーンが転換点になっていましたね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】東京カウボーイ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101199/review/03974047/

 

公式HP:

https://www.magichour.co.jp/tokyocowboy/


■ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命

 

■オススメ度

 

ヒトラー関連の映画に興味ある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.27(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:One Life(ひとつの命)

情報:2023年、イギリス、110分、G

ジャンル:プラハにて難民の子どもたちを救った実在の人物を描く伝記映画

 

監督:ジェームズ・ホーズ

脚本:ルシンダ・コクソン&ニック・ドレイク

原作:バーバラ・ウィルトン『If It’s Not Impossible.. The Life of Sir Nicolas Winton』

Amazon Link(原作英語版Kindle)→ https://amzn.to/4cjbMi0

 

キャスト:

アンソニー・ホプキンス/Anthony Hopkins(ニッキー/ニコラス・ウィントン/Nicky Winton:プラハの少年少女を救おうと動いた青年、株の仲買人)

   (若年期:ジョー・フリン/Johnny Flynn

レナ・オリン/Lena Olin(グレーテ・ウィントン/Grete Winton:ニッキーの妻)

 

【家族親族関連】

ヘレナ・ボナム・カーター/Helena Bonham Carter(バビ/バビット・ウィントン/Babi Winton:ニッキーの母)

Ffion Jolly(バーバラ・ウィントン/Barbara Winton:ニッキーの娘)

Richard Popple(スティーヴ・ワトソン/Steve Watson:バーバラの夫)

 

【難民支援関連】

ロモーラ・ガライ/Romola Garai(ドーリン・ワリナー/Doreen Warriner:チェコスロバキア難民英国委員会のプラハ事務所の所長)

アレックス・シャープ/Alex Sharp(トレバー・チャドウィック/Trevor Chadwick:プラハの難民支援に従事した仲間)

Juliana Moska(ハナ・ヘイドゥコワ/Hana Hejdukova:プラハの難民支援に従事した仲間、連絡係)

 

【難民関連】

Michal Skach(ヤン・スロネク/Jan Slonek:難民の三兄弟、兄)

Samuel Himal(カレル・スロネク/Karel Slonek:難民の三兄弟、弟)

Matej Karas(ピーター・スロネク/Petr Slonek:難民の三兄弟、末っ子)

Martin Bednár(ヴァーツラフ・スロネク/Vaclav Slonek:三兄弟の父)

 

Ella Novakova(レンカ・ヴァイス:赤ん坊を抱き抱える少女)

 

Henrietta Garden(ヴェラ・ギッシング/Vera Gissing/ヴェラ・ディモントヴァ/Vera Diamontova:ニッキーに助けられる難民)

   (少女期:Frantiska Polakova)

Alzbeta Cerna(エヴァ・ディモントヴァ/Eva Diamontova:ヴェラの妹)

 

Anna Darvas(ミレーナ・グレンフェル・ベインズ夫人/Lady Milena Grenfell-Baines:ニッキーに助けられた少女、老年期)

Jonathan Tafler(ハヌス・スナブル/Hanus Snabl:ニッキーに助けられた少年、老齢期)

 

【その他】

Samuel Finzi(ラビ・ヘルツ/Rabbi Hertz:イギリスの主席ラビ、リストを託す人)

ジョナサン・プライス/Jonathan Pryce(マーティン・ブレイク/Martin Blake:活動を記事にした新聞記者)

    (若年期:Ziggy Heath

マルト・ケラー/Marthe Keller(ベティ・マクスウェル/Betty Maxwell:マスコミ王の妻、スクラップブックに興味を持つ)

 

Samantha Spiro(エスター・ランチェン/Esther Rantzen:「ザッツライフ」のホスト)

Stuart Ramsay(ギャビン・キャンベル/Gavin Campbell:「ザッツライフ!」の司会者)

Angus Kennedy(ニュー・ステイツマン/New Statesman:ネタにならないと突き放す記者)

 

■映画の舞台

 

1938年、

チェコ:プラハ

イギリス:ロンドン

 

ロケ地:

チェコ共和国:プラハ

イギリス:ロンドン

 

■簡単なあらすじ

 

1938年、イギリスのロンドンで株の仲買人をしていたニッキーは、ドイツのチェコスロバキアの侵攻に心を痛めた

友人のマーティンからプラハの実情を聞いた彼は現地に赴き、そこで逃げ込んできた人々の現実を目の当たりにした

 

ニッキーはイギリス難民委員会のプラハ事務所の所長ドリーン、トレヴァー、ハナたちと交流を深め、自身はロンドンに戻って、難民の子どもたちを入国させる具体的な方法を調査する

それは子ども一人あたり保証金、里親、医療証明書などが必要だった

また、ニッキーの母親バビも移民局に出向き、必要な手続きの手助けをすることになった

 

ドリーンたちは、子どもたちのリストを作り、列車を使って子どもたちを移動させる

到着が迫る中、新聞広告を通じて里親に応じる家族や、資金提供なども増えていく

だが、その列車の便は8便目で終わってしまう

それは、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発したからだった

 

それから数十年の時を経て、ニッキーは妻グレーテと共に、娘バーバラの子どもが生まれる瞬間を待ち侘びていた

彼らが家に来ることになり、部屋の整理を始めるニッキー

だが、色んな活動記録を燃やせても、プラハで作成したスクラップブックは捨てられずにいたのである

 

テーマ:ひとつの命がつなぐもの

裏テーマ:始めたら終わらせる

 

■ひとこと感想

 

ユダヤ人を助けた話というのはたくさんあって、これも歴史に埋もれかけた英雄を取り扱っていました

映画で登場する「ザッツライフ!」も実際にある番組で、あの放送回も再現されたものになっていました

 

ニッキーたちのことが世に出たのは「ザッツライフ!」にて取り上げれたからで、それまでは資料もまともい残っていない慈善活動のひとつになっていました

映画では、青年期のニッキーと老年期のニッキーを交互に描き、あの時に何が起こったのかを紐解く流れとなっています

 

実話を基にした作品で、原作は娘のバーバラによるものになっています

映画では、後半に身重の姿で登場していますが、彼女も「ザッツライフ!」までは詳細を知らなかったのではないでしょうか

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101434/review/03976897/

 

公式HP:

https://www.onelife-movie.jp/


■おい ハンサム!

 

■オススメ度

 

ファミリーコメディが好きな人(★★★)

TVシリーズを見てきた人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.27(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、119分、G

ジャンル:三姉妹に翻弄される父を描いたファミリードラマ

 

監督&脚本:山口雅俊

原作:伊藤理沙『おいピータン!』『おいおいピータン!』

Amazon Link(原作漫画『おいピータン!』1巻 Kindle版)→ https://amzn.to/3RJoxKt

Amazon Link(原作漫画『おいおいピータン!』1巻Kindle版)→ https://amzn.to/3L2fIYk

 

キャスト:

吉田鋼太郎(伊藤源太郎:厳格な父)

 

木南晴夏(伊藤由香:伊藤家の長女)

 

佐久間由衣(伊藤里香:伊藤家の次女)

   (幼少期:河野凪桜

 

武田玲奈(伊藤美香:伊藤家の三女)

 

MEGUMI(伊藤千鶴:伊藤家の母)

 

宮世琉弥(ぶう/井川たかお:伊藤家の幼馴染)

   (幼少期:谷山浩太郎

六角精児(井川幹九郎:たかおの父、源太郎のいとこ、和菓子屋)

松下由樹(井川京子:たかおの母)

 

浜野謙太(大森利夫:由香の元恋人)

太田莉菜(渡辺:大森の同僚、食友)

 

藤原竜也(原さん/原優雅:同僚、里香の想い人)

 

須藤蓮(ユウジ:美香の婚約者、漫画家)

野波麻帆(シイナ:29歳に見られたい美香の先輩)

高杉真宙(大倉学:美香の元婚約者)

 

アナンダ・ジェイコブズ(ナンシー:源太郎が京都案内する女性)

浅川梨奈(美緒:源太郎が気になる女)

 

野村周平(イサオ:イケイケチームのリーダー)

光宗薫(よく当たる占い師)

藤田朋子(ミチル:うるさい隣人)

中尾明慶(カマタ:由香の留守電にメッセージを残す謎の男)

 

■映画の舞台

 

都内某所&京都市東山区

 

ロケ地:

京都市:東山区

瓢箪屋

https://maps.app.goo.gl/a8rQhofhYL7n7wcu8?g_st=ic

 

雲の茶 清水三年坂店

https://maps.app.goo.gl/Uu2hu4G5yM9XLWT19?g_st=ic

 

伊藤軒/SOU SOU 清水店

https://maps.app.goo.gl/pUWh2iGctC2uZ1Ca8?g_st=ic

 

東京都:千代田区

喫茶店さぼうる

https://maps.app.goo.gl/DPvZeVog5Tb9BRqz8?g_st=ic

 

いせ源

https://maps.app.goo.gl/U4gcdhEGRyoq4zkc9?g_st=ic

 

東京都:板橋区

レストラン フットレスト

https://maps.app.goo.gl/BY7g2tkvi2tr5xhU7?g_st=ic

 

茨城県:茨城郡

アクアワールド

https://maps.app.goo.gl/gBzYwBjBATcvZgsS9?g_st=ic

 

東京都:府中市

三宝食堂

https://maps.app.goo.gl/FmbiuNiBWTWd7J476?g_st=ic

 

東京都:台東区

浅草 一文

https://maps.app.goo.gl/TFGPZuhVbCvni2iQ8?g_st=ic

 

ニコノマニマニ(文房具屋)

東京都:国立市

https://maps.app.goo.gl/embao2UMC6HXg4Hz6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

都内に住む伊藤一家は、父・源太郎を中心として、時には一緒に食卓を囲む仲の良い家族だった

長女・由香は恋人を別れて独り身、次女の里香は結婚している男性を好きになり、三女の美香は冴えない漫画家と同棲をしていた

 

ある日、いとこの和菓子屋が人手不足になり、里香は彼らの手伝いにいくことになった

意中の原から距離を置くことを決めての旅だったが、そこには幼馴染のぶうことたかおがいた

ぶうにとっては里香は初恋の相手だったが、その想いは今も燻り続けている

 

そんな折、美香はイケイケな若者グループからアプローチをかけられ、そのリーダーの男から告白を受けてしまう

タイプでもなく、断ろうとするものの、男はしつこく舞台設定を変えようとしてきた

そして、その動きが父・源太郎の耳に入ってしまうのである

 

テーマ:人として生きること

裏テーマ:父親の役割

 

■ひとこと感想

 

テレビドラマの続きと知らずに、勢いでパンフレットを買ってしまったので参戦

予告編の雰囲気も良く、面白そうだとは思ったのですが、流石にドラマ未視聴だと厳しいところが多かったですね

得意の脳内補完をするものの、この三人を産んだ母にしては若すぎないかとか、色んなことを考えてしまいました

 

映画は、ドラマからどのように派生したのかわかりませんが、人生にとっての幸せとは何かを三姉妹が学ぶという感じになっています

おそらくはテレビの定番であろう父親の説教シーンなどもあって、てっきりハンサムは三姉妹に近づく男だと思っていましたが、どうやら父のことを指すようでしたね

 

そこらへんも含めて、全く知らない世界観でしたが、それでもクスクスと笑えるシーンは多かったように思います

時間があれば、ドラマ版を見ても良いかな、ぐらいには思える出来になっていたと思います

 

↓詳しいレビューはこちらをクリック

【映画感想】おい ハンサム!【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101127/review/03976896/

 

公式HP:

https://www.oihandsome.com/movie/


■クワイエット・プレイス DAY 1

 

■オススメ度

 

シリーズを観てきた猛者(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.28(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:A Quiet Place: Day one

情報:2024年、アメリカ、100分、G

ジャンル:突然、無慈悲な宇宙人に襲われる人々を描いたパニック&スリラー映画

 

監督&脚本:マイケル・サルノスキ

 

キャスト:

ルピタ・ニョンゴ/Lupita Nyong’o(サミラ/サム:ホスピスの末期癌患者)

Schinizel&Nico(フロド:サムの愛猫)

 

アレックス・ウルフ/Alex Wolff(ルーベン:サムの介護士)

 

ジョセフ・クイン/Joseph Quinn(エリック:サムに助けを求める男性)

 

ジャイモン・フンスー/Djimon Hounsou(アンリ:サムを助ける男性)

Eliane Umuhire(ゼナ:アンリの妻)

Takunda Khumalo(オサハール:アンリの息子)

 

■映画の舞台

 

アメリカ:ニューヨーク州

マンハッタン

 

ロケ地:

イギリス:ロンドン

アメリカ:ニューヨーク

 

■簡単なあらすじ

 

郊外のホスピスに入っている末期癌患者のサムは、痛み止めを貼ってやり過ごし、いつ来るかわからない死に怯えていた

楽しみといえば、みんなと共に外に出ることで、その日はマンハッタンに行って、マリオネットショーを見ることになった

その後、ピザを食べる約束だったが、急遽帰院を余儀なくされてしまう

 

渋々バスに乗ることになったサムだったが、誰もがバスの後方の景色に気を取られていた

サムも気になって後ろを眺めるものの、そこには空から無数の何かが落ちてきているところだった

そして、その一つが近くに落ちてしまう

 

あたりはパニックになり、落ちてきた何かから、謎の物体が出てきて、人々を襲っていく

サムは意味がわからぬまま砂埃の中を逃げ惑うものの、爆風に巻き込まれて気絶してしまう

目が覚めた時、そこは何かのシェルターのようなところで、誰しもが音を立てることに敏感になっていたのである

 

テーマ:生き延びることの意味

裏テーマ:生ける者に託すもの

 

■ひとこと感想

 

シリーズの前日譚ということで、どうして世界から音が消えたのかみたいな話になるのかと思っていました

とは言え、第1作で何が起こったのかはバレバレなので、今更感があったように思います

ともかく、1日目にあったことを描いているだけで、そこに登場するのが「余命幾許もない女性」になっていました

 

わかりやすく、もうすぐ死ぬとわかっていても心残りというものがあって、それが失くなるまでは生き延びたい意志があるという感じでしょうか

彼女とは違って、死ぬ予定のない男が登場し、彼女に同行することになりますが、会話が交わせない割にはコミュニケーションがスムーズという不思議な映画でもありましたね

 

あとは、猫がいつ鳴くんだろうかとドキドキしていましたが、野生本能がそうさせているのか、とっても行儀の良い猫ちゃんでしたね

突っ込んだら負けの展開ではありますが、あまり『クワイエットプレイス』感というものはなかったように思えました

 

↓詳しいレビューはこちらから

鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101230/review/03979740/

 

公式HP:

https://quietplace.jp/


■言えない秘密

 

■オススメ度

 

ピアノ映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2024.6.28(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2024年、日本、114分、G

ジャンル:ピアノを辞めようと思っている学生が不思議な女学生に出会う様子を描いた恋愛映画

 

監督:河合勇人

脚本:松田沙也

原作:ジェイ・チョウ『不能説的・秘密(2007年))

Amazon Link(字幕版)→ https://amzn.to/460PoaZ

 

キャスト:

京本大我(樋口湊人:ピアノを辞めようと考えている音大生)

   (幼少期:市村碧斗

古川琴音(内藤雪乃:旧校舎でピアノを弾く音大生)

 

横田真悠(浅野ひかり:湊人の幼馴染の音大生)

 

三浦獠太(棚橋順也:湊人の友人、バンドマン)

坂口涼太郎(広瀬慎之介:湊人の友人、バンドマン)

實成悠介(門倉:湊人とピアノ対決をする天才)

 

皆川猿時(山本修治:音大の教授)

イアン・ムーア(渡英先の音楽教授)

 

西田尚美(内藤敦子:雪乃の母)

 

尾美としのり(樋口透:湊人の父、カフェ経営者)

 

■映画の舞台

 

日本のどこかの地方都市

 

ロケ地:

長野県:松本市

あがたの森公園

https://maps.app.goo.gl/dkWv3f5mfGuT7xDH9?g_st=ic

 

静岡県:静岡市

静岡県立大学

https://maps.app.goo.gl/LCDhF8L24ZQDrKDUA?g_st=ic

 

東京都:国立市

国立音楽大学

https://maps.app.goo.gl/hzrhZE67BxY9Hooi9?g_st=ic

 

埼玉県:深谷市

深谷鹿鳴館

https://maps.app.goo.gl/6ZpreB3GW1Xm5n3N7?g_st=ic

 

山梨県:南都留郡

河口湖円形ホール

https://maps.app.goo.gl/ZfKjgNYomGYNfgZB7?g_st=ic

 

茨城県:坂東市

坂東市民音楽ホール

https://maps.app.goo.gl/BCX5jv4Gk7trJY4D9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

イギリスから帰国した湊人は、ある決意を持って、残りの大学生活を過ごそうと考えていた

悪友の棚橋と広瀬はいつものノリで絡み、幼馴染のひかりは何かと世話を焼いてきた

 

ある日、どこからともなく聞こえてきた音を追って旧校舎に向かうと、その一室にて見知らぬ女学生が知らない曲を弾いていた

湊人は彼女に曲名を聞くもののはぐらかされてしまい、「これが運命の出会いなら再会できるよ」と言い残して彼女はどこかへと消えていった

 

数日後、旧校舎のベンチで休んでいると、そこに彼女はやってきた

ようやく名前を聞くことができ、彼女は雪乃という名前で、同じ音大生であることがわかった

それから二人は距離を近づけ始めるのだが、彼のことが好きなひかりは自分を避けていく湊人のことが気になって仕方がなかった

そしてある日、湊人がよく出かける旧校舎に出かけ、そこで見知らぬ女性・雪乃に出会うことになったのである

 

テーマ:運命がつなぐ連弾

裏テーマ:秘密が生み出す力

 

■ひとこと感想

 

リメイク作品であることは知っていますが、リメイク元を観たことあるかどうかと言えば、ほぼ記憶にありません

年代的にも映画にどっぷりハマっていた時期でもないので、観ていないのだと思います

 

映画は、元ネタをどれだけ改変したかとかはわかりませんが、ある秘密をもつ雪乃と出会う「ピアノを辞めようとしている青年」という構図を楽しむ映画なのだと思います

いわゆるラブストーリーで、彼女の持っている秘密はあらかた察することができる感じになっていましたね

ファンタジーだと言ってしまえばそれまでですが、神様の粋な計らいだと思えばそれで良いのかもしれません

 

それにしても綺麗な楽曲が多かったですね

ピアノシーンとかはもろにボディダブルでしたが、楽曲のもつ力強さというものは感じられたように思います

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】言えない秘密(2024年の日本映画)【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/99787/review/03979739/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/IenaiHimitsu/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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