■映画鑑賞まとめ■
12月、第1週(2024.12.1~2024.12.8)
■山逢いのホテルで
■オススメ度
大人の情事に興味のある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.12.3(アップリンク京都)
■映画情報
原題:Laissez-moi(放っておいてください)、英題:Let Me Go(放っておいてください)
情報:2023年、スイス&フランス&ベルギー、92分、R15+
ジャンル:一度限りを楽しむ熟女に訪れた転機を描いたヒューマンドラマ
監督:マキシム・ラッパズ
脚本:マキシム・ラッパズ&マリオン・ベルノー
キャスト:
ジャンヌ・バリバール/Jeanne Balibar(クローディーヌ/Claudine:アバンチュールを楽しむ裁縫師)
トーマス・サーバッハー/Thomas Sarbacher(ミヒャエル/Michaël:ドイツ人のエンジニア、水力発電の専門家)
ピエール=アントワーヌ・デュべ/Pierre-Antoine Dubey(バティスト/Baptiste:障害を患うクローディーヌの息子)
ベロニク・メルムー/Véronique Mermoud(シャンタル/Chantal:クローディーヌの隣人、バティストの世話係)
アレクシア・エブラール/Alexia Hébrard(シルヴィ/Sylvie:ウェディングドレスを作る若い女性客)
マリエ・プロブスト/Marie Probst(アネット/Annette:母親の洋服を持ち込む常連客)
アドリアン・サヴィニー/Adrien Savigny(ナタン/Nathan:ホテルの受付係)
■映画の舞台
1997年、夏
スイス:ヴァレー州
Barrage de la Grande-Dixence/グランディクサンス
https://maps.app.goo.gl/baKiNCNjTgbJceY27?g_st=ic
ロケ地:
上に同じ
■簡単なあらすじ
1997年の夏、裁縫師のクローディーヌは、毎週火曜日にはダムの麓にあるホテルに出向き、後腐れのないアバンチュールを楽しんでいた
顔馴染みのホテルマン・ナタンから来客の情報を聞き出し、その男に声を掛けては、その日だけの関係を続けていく
彼女には障害を持った息子バティストがいて、火曜日だけは隣人のシャンタルに世話を任せていた
それ以外の日は、馴染み客の服を繕い、時にはドレスを新調したりして生計を立てている
男とのアバンチュールには金銭の授受はなく、あくまでも一度きりというものだった
ある日、いつものようにダムの上を歩いていたクローディーヌは、そこで測量か何かをしている男とすれ違う
彼の名はミヒャエルと言い、水力発電のエンジニアで、クローディーヌが向かうホテルに宿を取っていた
ナタンからワインを受け取ったクローディーヌは、いつものように情事を済ます
だが、この関係は一度きりでは終わらなかったのである
テーマ:女としての生き方
裏テーマ:全ての解放の先にあるもの
■ひとこと感想
スイスの山奥で一夜限りの情事に耽るという内容で、ホテルの受付はそれすらも込みで情報を流していました
誘われる方も何となくわかっている感じで、彼女の噂というものは立っていたのかもしれません
でも、勘づいて近づいてくる男は排除していましたね
てっきり焦らしプレイでも始まっているのかと思ったのですが、S気質とか暴力的なセックスをしそうな人を排除していたように思えます
映画は、障害を持った息子を一人で育てている女性が、週に一度だけ自由になるというもので、その先で自分を求めている男性と出会うことになります
でも「自分だけ」ということになっていて、息子を施設に置いていくというのが暗黙の了解の部分がありました
クローディーヌが息子から手を離すことができるのかというのが命題で、その選択が彼女自身の人生を大きく変えることになります
山の中を列車を使って、ロープウェイで山頂を目指すのですが、そこは自分のいる場所とは違う異世界なのでしょう
そこでは母親という呪縛から解かれる場所でもありますが、それ以上ではないところが切なくもあります
彼女の選択が正しいかどうかは何とも言えませんが、いずれは同じような日が来たのかな、と感じました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】山逢いのホテルで【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102449/review/04529303/
公式HP:
https://mimosafilms.com/letmego/
■JAWAN ジャワーン
■オススメ度
インドのアクション映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.12.4(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Jawan(兵士)
情報:2023年、インド、171分、PG12
ジャンル:ムンバイに暗躍するテロリストを描いたアクション映画
監督:アトリー
脚本:アトリー&S・ラマナギリヴァサン
キャスト:
シャー・ルク・カーン/Shah Rukh Khan(アーザード/Azad:ベラムヴァダ女子刑務所の看守、ヴィクラムの息子)
(1歳時:Joshith)
(3歳時:Priyansh Vatiani)
(5歳時:Arijit Gaurav)
(10歳時:Yuvan Shetty)
ナヤンタラ/Nayanthara(ナルマダ・ライ/Narmada:フォースワンのリーダー、スージーの母、アーザードの妻)
シャー・ルク・カーン/Shah Rukh Khan(ヴィクラム・ラトール/Vikram Rathore :元コマンドーの大尉、アーザードの父)
ディーピカ・パードゥコーン/Deepika Padukone(アシュワイヤー・ラトール/Aishwarya Rathore:ヴィクラムの妻、アーザードの母)
ビジェイ・セツパティ/Vijay Sethupathi(カリ・ガイクワド/Kalee Gaikwad:武器職人)
プリヤマニ/Priyamani(ラクシュミー/Lakshmi:三児の母の囚人)
サニャ・マルホートラ/Sanya Malhotra(イーラム/Eeram:元医師の囚人))
ギリジャ・オーク/Girija Oak(イスクラ/Ishkra:アーティストの囚人)
レハール・カーン/Lehar Khan(カルキ/Kalki:農民出身の囚人)
サンジャータ・バタチャリヤ/Sanjeeta Bhattacharya(ヘレナ/Helena:ハッカーの囚人)
アリーヤ・クレイシ/Aaliyah Qureishi(ジャンヴィ/Janvi:元作曲家の囚人)
スニル・グローバー/Sunil Grover(イラニ/Irani:ナルマダの部下)
Ridhi Dogra(カーヴァリ/Kaveri:アーザードの養母、女子刑務所の元所長)
Seeza Saroj Mehta(スージー・ライ/Suji:ナルマダの娘、アーザードの養女)
Ashlesha Thakur(アーリア・バット/Alia:カリの娘)
Eijaz Khan(マニーシュ・ガイクワード/Manish:カリの弟)
Sangay Tsheltrim(ジュジュ/Juju:村の少年、のちに警官となる男)
(少年期:Abiral Limboo)
Debbie Thokchom(ジュジュの母)
Raviraj Kande(プシュクサル・マハジャン/Pushksr Mahajan:ヴィクラムの部下)
Bharat Raj(イライ・アンブー/Irai Anbu:ヴィクラムの部下)
Kenny Basumatary(ナジル・アーメッド/Naazir Ahmad:ヴィクラムの部下)
Utsav Narula(マハヴァール・シン/Mahaveer Jain:ヴィクラムの部下)
サンジャイ・ダット/Sanjay Dutt(マドハヴァン・ナーセク/Madhavan Naik:STFの将校、交渉人)
Vivek Raghuvanshi(アリフ/Commando Alif:特殊部隊のリーダー)
Ravindra Vijay(ムクンド・メノン/Mukund Menon:ムンバイ市の地区長官)
Yogi Babu(K・ジョージ:現保健省長官、元保険大臣)
Ashwin Kaushal(マシュハトラ州の保険大臣)
シャラド・ヴィヤス/Sharad Vyas(イーラムを裁くムンバイ裁判所の判事)
Naresh Gosain(ムラハ・ダース:マシュハトラ州の農業大臣)
Kohli Chirjyot Singh(アビジート/Captain Abhijeet:メトロの運転手)
Sandeep Pednekar(アニル/Anil:MMRCのメトロ運行チーフ)
ドレンドロ・ロイトンバム/Dorendro Loitongbam(村の医師、祈祷師)
■映画の舞台
インド北東部
ロケ地:
インド:ムンバイ
■簡単なあらすじ
今からおよそ30年前、インド国境付近のとある村にて、全身血だらけの男が発見された
村人たちは彼を介抱し、神に祈りを捧げていた
だが、その村に突如中国兵が現れ、村人たちは無惨にも殺されてしまう
村人たちはなす術もなかったが、突如、彼らに介抱された男が蘇り、中国兵を蹴散らして村を救った
それから30年経ったムンバイでは、ある男によるある計画が始まろうとしていた
アーリヤという娘を地下鉄に乗せることに成功した一団は、その車両をハイジャックし声明を発表する
それは、借金地獄に陥って農家が次々に自殺しているという状況を訴え、実業家から資金を募って、農家の借金を帳消しにしろ、というものだった
アーリヤは裏社会にも通じる武器職人カリの娘で、その要求はあっさりと飲み込まれた
男の行方を追って警察が動き出し、ムンバイの特殊捜査官ナルマダに白羽の矢が立つことになった
彼女は交渉人として優れた実績を持ち、犯人との交渉に入るものの、男の要求は真っ当なもので、方法は無茶苦茶だが筋が通っているものだった
脅迫によるものとして捜査に入るものの、一向に男の行方は掴めなかった
そんな折、再び男からの声明が届き、彼は自信をヴィクラム・ラトールと名乗った
娘から男の名前を聞いたカリは凍りつく
それは30年前に自分で殺し、国境付近の上空から突き落とした男の名前だったのである
テーマ:正義の執行
裏テーマ:あなたの指に宿るもの
■ひとこと感想
予告編の印象だけだと、テロリストっぽいのが主人公で、悪の政府と戦う系のアクションだと思っていました
大筋としては間違っていないのですが、まさかの二段構えになっていましたね
ネタバレになるのかわかりませんが、一人二役をこなしていて、どうやって合成させているのかわからないくらいに精巧に作られていました
女子刑務所の所長には裏の顔があってというもので、その中から選りすぐりの6人がアーザードの計画に加担しているという構成になっていました
そして、彼を追う役として、警察サイドの交渉人ナルマダが登場しますが、アーザードの交渉の内容から出番が削がれているという感じになっています
このあたりはネタバレではありませんが、映画館で観た方が驚きがあって良いかもしれません
アクションシーンはありますが、いつものスローモーション演出が多用されていて、そこまで激しいものはなかったですね
また、お約束のように歌と踊りがありますが、思った以上に歌ってるなあというふうに思いました
犯罪者と警官が妙な縁で結ばれますが、スージー最強!の映画になっていましたね
あと、犬大好きな人には辛い場面があるので、ダメな人はスルーした方が良いかもしれません
↓詳しいレビューはこちらから
鋭意、執筆中にて、今しばらくお待ちくださいませ
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/100209/review/04531960/
公式HP:
■THE SIN 罪
■オススメ度
韓国の一風変わったホラー映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.12.5(アップリンク京都)
■映画情報
原題:씬(罪)、英題:The Sin(罪)
情報:2024年、韓国、103分、PG12
ジャンル:山奥の廃校にて行われる映画撮影現場を舞台にしたホラー映画
監督:ハン・ドンソク
脚本:ハン・ドンソク&キム・スヨン
キャスト:
キム・ユネ/김윤혜(ハン・シヨン/시영:オーディションに合格した新人女優)
(高校時代:キム・ミンソ/김민서)
ソン・イジェ/송이재(チュユン/채윤:共演女優)
パク・ジフン/박지훈(チャン・フィウク/장휘욱:映画監督)
イ・サンア/이상아(ユン会長/윤회장:フィウクの雇用主)
チョン・ジョンヒョン/변정현(キワン/기완:ユン会長の秘書)
パク・ガンラク/박건락(パク理事/박이사:ユン会長の部下)
イ・スン/이선(チョン・ヒョンナム/현남:シヨンの母)
ナム・ドユン/남도유(ジュニ:シヨンの高校時代のクラスメイト)
イム・ホジュン/임호준(ジュンヒ/준희:ジュニの父、ユン会長の部下)
ユン・ハヨン/윤하영(ヨンウ/연우:バレエ少女、シヨンの回想)
ソン・インヨン/손인용(ぺ・ギョンガム:/백경감:警視)
キム・ガンス/김건수(キム・スンギョン/김순경:巡査)
ユ・ヨンソン/유성용(ジョンリョン/공룡:助監督、パギョン捜索)
チャ・ソヒョン/차서현(パギョン/박영:助監督、地下室点検)
イ・テヒョン/이태형(ギョングン/경근:録音係、逃亡扶助)
シン・ジュンチョル/신준철(サノブ/산업:プロデューサー)
イ・ハンナ/이항나(キョンファ/경화:シャーマンのリーダー)
キム・スヒョン/김수현(ナム神父、キャンファの仲間)
キム・ランヒ/김란희(マホエ/매회:巫女)
■映画の舞台
韓国:
アウォン大学(架空)
ロケ地:
韓国:順天市
明神大学(廃校)
https://maps.app.goo.gl/wB6vMBsXXyPeETDL9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ダンス映画のオーディションに合格したシヨンは、山奥にある廃校に呼ばれていた
そこでは、映画監督フィウクが手掛ける作品の撮影の準備に入っていて、助監督のジョンリョン、パギョンは大慌てで設営の準備に取り掛かっていた
映画には、もう一人の女優・チュヨンが参加することになっていたが、シヨンだけはそれを聞かされていなかった
事前に用意されたダンスを完コピするという内容で、シヨンは演技指導がないと不安だと言う
だが、フィウクはそのまま踊ってくれたら良いと言って撮影に入ってしまった
何度かのリテイクを繰り返し、本番に向かうことになった
だが、換気扇の音が止まらないために、パギョンは校内に入って、そのスイッチを探し始める
だが、そこには見たこともない紋様が壁一面に描かれていて、彼女は何者かに襲われてしまった
その後、パギョンは屋上の撮影現場に戻るものの、全身血まみれの彼女を見てスタッフは慄いてしまう
そしてパギョンは、そのまま屋上から飛び降りてしまう
死んだと思われたパギョンだったが、いきなり動き出し、プロデューサーのサノブに噛みついて殺してしまう
一同はパニック状態になり、シヨンはフィウクとチュユンたちと共に逃げ道を探す
だが、一階はロッカーなどで道を塞がれていて、彼女達は得体の知らない何かに取り囲まれてしまうのである
テーマ:罪と罰
裏テーマ:野放しにされる悪鬼
■ひとこと感想
映画のジャンルは一応ホラーですが、どんな種類のホラーかはネタバレのような感じになっています
パンフレットには人物相関図があるのですが、思いっきりネタバレになっているので、鑑賞前に読むのはやめた方が良いと思います
映画は、巻き込まれ系のホラーではありますが、ひと工夫もふた工夫もしている感じになっていて、それゆえにわかりにくい部分もあったように思います
全5章の構成で、それぞれの章には「人物の名前」が使われていて、「シヨンの章」「チュユンの章」と言う感じに視点が切り替わっていく内容になっていました
物語としては、シヨンの過去に起因する物語になっていますが、その時に生まれたものか、予め在ったものなのかはわからない感じになっています
後半ではきちんとネタバレされていますが、それでもわからない人が多そうに思えますね
シヨンと鏡がキーワードになっていて、途中で登場する精神科医の診断もミスリードのように思えてしまいます
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】THE SIN 罪【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102366/review/04534750/
公式HP:
■うちの弟どもがすみません
■オススメ度
家庭内禁断ハーレム状態の少女漫画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.12.6(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2024年、日本、105分、G
ジャンル:いきなり4人の弟を持つことになった高校生を描いたラブコメ映画
監督:三木康一郎
脚本:根津理香
原作:オザキアキラ『うちの弟どもがすみません(集英社)』
Amazon Link(Kindle版)→ https://amzn.to/4ge5KRh
キャスト:
畑芽育(成田糸:母の再婚で4人の弟を抱えることになった高校2年生、クエストネーム「Bozu」)
作間龍斗(成田源:無愛想な長男、高校2年生)
那須雄登(成田洛:頭脳明晰な次男、高校1年生)
織山尚大(成田柊:ミステリアスな三男、中学3年生、クエストネーム「Yamada」)
内田煌音(成田類:無邪気で甘えん坊な四男、小学3年生)
川島明(成田勲:4兄弟の父)
笛木優子(成田さほ:糸の母、4兄弟の義理の母)
前田旺志郎(本間央太:糸の幼馴染)
中島瑠菜(宝生恵:糸の幼馴染)
■映画の舞台
東京都:多摩市
多摩桜ヶ丘
https://maps.app.goo.gl/4tvjskKhVhCS2EF49?g_st=ic
千葉県:市原市
上総鶴舞
https://maps.app.goo.gl/fu7VR2rb1iz2YLXi9?g_st=ic
ロケ地:
埼玉県:さいたま市
さいたま市立いずみ高等学校
https://maps.app.goo.gl/jpHEcWCZo2hgSycr9?g_st=ic
神奈川県:足柄上群
蜂花苑やどろぎ荘
https://maps.app.goo.gl/jN2jBBtBTUJyMWA36?g_st=ic
埼玉県:上尾市
スーパーヤオヒロ 東店
https://maps.app.goo.gl/evv9QpxgU8Zg7hZi9?g_st=ic
東京都:あきる野市
庭付き二階建て和風一軒家スタジオ
https://maps.app.goo.gl/VLTQ3DnCtiKtDe8e8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
高校2年生の糸は、母の再婚によって都内に引っ越してきたが、そこには前妻との間にできた4人の子どもがいた
長男の源は1日違いの弟で、下は小学3年生まで多彩だったが、三男だけは部屋に引きこもっていて姿を見せなかった
糸は源たちと同じ学校に通うことになったが、急遽父の転勤が決まり、母親もついていってしまう
そこで糸は、お姉ちゃんを頑張らないとと張り切るのだが、これまでに弟たちの面倒を見てきた源と衝突してしまう
学校では、モテ男の源のことを聞かれまくるが、よく知らずにまともに答えることもできない
印象で語りだすと源は怒ってしまうし、そんな様子を二男の洛は微笑ましく見守っていた
夏休みに入ったある日のこと、糸は弟たちを連れて帰省することになった
幼馴染の央太との距離感に複雑な思いを抱える源
恵は弟たちをイケメンだと言い「恋の予感しかしない」と言いだす
糸には恋というものがよくわからなかったが、「ずっとその人のことを考えているのが恋だよ」と言われてしまった
テーマ:姉弟愛と恋愛
裏テーマ:秘密と公然
■ひとこと感想
少女漫画が原作の作品で、かなり特殊な設定を扱っている作品になっていました
母親の再婚先に弟がいることを知らないという意味不明な展開から、いきなり出張になって両親ともに北海道にいってしまいます
子どもの相手が面倒で糸に押し付けた感がすごくて、そこで何が起きても関係ないみたいな親になっていますね
思春期なのに性的な出来事がないホワイトな世界で、類くんぐらいは母親と比べて胸がないとか言い出しそうに思います
映画は、設定ありきの映画で、高校生の長男と長女が恋愛感情を持ってしまうという内容になっていて、世間体とか他の弟たちの手前上踏み出せないでしょという感じになっていきます
そんな中でも二男の洛は家庭内恋愛OK派だし、柊も参戦してくるしという異質な家族で、この辺りを深く考えたら負けという映画になっています
物語は、それでも恋愛を続けますかというものではありますが、高校生の激情的な部分がある割にはピュアすぎる展開に驚いてしまいます
原作ではどうなのかはわかりませんが、男ばかりの家で部屋に鍵を掛けない姉がいるのかは微妙で、ハプニングを起こすこと前提の設定になっている映画だなあと思ってしまいました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】うちの弟どもがすいません【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102045/review/04536811/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/uchioto-movie/
■モアナと伝説の海2
■オススメ度
前作のファンの人(★★★)
ディズニー映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2024.12.6(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:Moana 2
情報:2024年、アメリカ、100分、G
ジャンル:人類にかかった呪いを解くために旅に出る一行を描いたアドベンチャー映画
監督:ディップ・デリク・Jr
脚本:ジャレッド・ブッシュ
前作『モアナと伝説の海』
Amazon Link(Amazon Prime Video 字幕版)→ https://amzn.to/3OFpzFt
キャスト:
アウリィ・クラヴァーリョ/Auli’i Cravalho(モアナ/Moana:旅に出る村長の娘)
ドウェイン・ジョンソン/Dwayne Johnson(マウイ/Maui:変身能力を持つ半神)
フアラーライ・チョン/Hualalai Chung(モニ/Moni:マウイの大ファンの航海メンバー)
ローズ・マタフェオ/Rose Matafeo(ロト/Loto:頭脳派メカニックの航海メンバー)
ダヴィット・フェイン/David Fane(ケレ/Kele:気難しい農夫の航海メンバー)
アフィマイ・フレイザー/:Awhimai Fraser(マタンギ/Matangi:貝に閉じ込められているナロの手下)
Tofiga Fepulea’i(ナロ/Nalo:人類を分断している神様)
Jemaine Clement(タマトア/Tamatoa:巨大ヤシガニ)
カリーシ・ランバート=ツダ/Khaleesi Lambert-Tsuda(シメア/Simea:モアナの妹)
テムエラ・モリソン/Temuera Morrison(トゥイ族長/Chief Tui:モアナの父、モトゥヌイ島の村長)
ニコール・シャージンガー/Nicole Scherzinger(シナ/Sina:モアナの母)
レイチェル・ハウス/Rachel House(グランマ・タラ/Gramma Tala:モアナの祖母、精霊)
Gerald Faitala Ramsey(タウタイ・ヴァサ/Tautai Vasa:モアナたちの先祖、伝説の冒険家、精霊)
アラン・テュディック/Alan Tudyk(ヘイヘイ/Heihei:モアナのペットのニワトリ)
【日本語吹替版】
尾比久知奈(モアナ)
尾上松也(マウイ)
鈴木梨央(ロト)
山路和弘(ケレ)
小関裕太(モニ)
ソニン(マタンギ)
増留優梨愛(シメア)
■映画の舞台
モトゥヌイ島(故郷)
モトゥフェトウ島(目指す場所)
■簡単なあらすじ
前作にて、半神のマウイと島の女神テ・ファティを救ったモアナは、近くの島を散策する旅に出ていた
他の民族がいる証拠を探ろうとするものの有効な手がかりは掴めなかった
ある日のこと、モアナは先祖のタウタイ・ヴァサのビジョンを見て、人々がつながっていない理由を知る
嵐の神ナロは伝説の島モトゥフェトゥ島を海の底に沈めて呪いをかけてしまっていた
ヴァサはモアナにタウタイの称号を譲り、父も娘に島の未来を託すことになった
モアナは、マウイ好きのモニ、職人のロト、気難しい老人ケレたちと共に、伝説の島を目指して航海を始める
一方その頃、マウイもモトゥフェトウを探していたが、ナロの配下であるマタンギに捕まっていた
マウイはモアナを巻き込みたくないと考えていたが、二人の運命はナロによって、再び紐づけられることとなってしまったのである
テーマ:伝説の正体
裏テーマ:伝説の継承
■ひとこと感想
前作の記憶がほとんどないまま初日に鑑賞
体調が芳しくなかったのか、そこまで面白くなかったのかわかりませんが、少しうとうとしてしまいました
キャラがたくさん出てきて、一応見せ場はありますが、必要だったのかわからないシーンがたくさんありました
モアナとマウイの二人だけでも良い作品で、島探しの危険に彼らを連れて行く理由もあまり感じませんでした
マウイとモアナの目的は同じだけど、別行動になっているところがあって、それでも肝心なところでは無理やり交わるのですね
かなり結論ありきのシナリオになっていて、さながら同乗者たちは伝説の証人になるために存在した、ぐらいの意味合いになっていました
映画は、とにかく海のCGがえげつなく、シナリオそっちのけで体験する作品のように思います
字幕版しか観ていないので吹替版の評価はできませんが、4DXなどのアトラクション系がフィットする作品のように思います
キャラは可愛いので良いのですが、毒とか敵キャラがキモいので、あれをキモ可愛いと言える層だとOKなのかなあと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】モアナと伝説の海 2【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101237/review/04536812/
公式HP:
https://www.disney.co.jp/movie/moana2