■映画鑑賞まとめ■

 

5月、第5週(2025.5.26~2025.5.31)

 


■サスカッチ・サンセット

 

■オススメ度

 

一風変わった映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.27(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Sasquatch Sunset(サスカッチの黄昏)

情報:2024年、アメリカ、88分、 G

ジャンル:ある野生動物の1年をを追いかけたドキュメンタリー風映画

 

監督:デヴィッド・ぜルナー&ネイサン・ゼルナー

脚本:デヴィッド・ゼルナー

 

キャスト:

ジェシー・アイゼンバーグ/Jesse Eisenberg(オスのサスカッチ)

ライリー・キーオ/Riley Keough(メスのサスカッチ)

クリストフ・ザヤック=デネク/Christophe Zajac-Denek(子どものサスカッチ)

ネイサン・ぜルナー/Nathan Zellner(老いたオスのサスカッチ)

 

■映画の舞台

 

北アメリカのどこか

 

ロケ地:

アメリカ:カリフォルニア州

Humboldt Country

https://maps.app.goo.gl/UE4Guu1DEed9jGZT8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

とある原生林が生い茂る森の中には、4匹のサスカッチが生息していた

祖父と両親、その子どもと思われるその構成の4匹は、何気ない日常を過ごしていた

時には生い茂った草を食べ、川に行っては水を飲んだりする

そんな中で、好奇心旺盛な老いたサスカッチは、誰もが口にしない木の実などを率先して食べていた

 

夏になると、メスのサスカッチは妊娠したようで、オスのサスカッチの行為を跳ね除けるようになる

そして、自分の股間をさわって匂いを嗅ぎ、少しずつ成長していくことを感じていた

 

そんなある日のこと、老いたサスカッチが変な実を食べると盛ってしまって、メスのサスカッチを襲ってしまう

メスは老いたサスカッチを追い払い、彼はそのままどこかへと消えてしまった

夕暮れになっても戻ってこず、寝る合図の木の音にも反応しないまま、夜が明けてしまったのである

 

テーマ:自然の摂理

裏テーマ:人智における俯瞰

 

■ひとこと感想

 

4匹の家族サスカッチを見守るドキュメンタリー風の映画となっていて、4つの章に分けられていました

いわゆる四季となっていて、「SPRING」「SUMMER」「FALL」「WINTER」という順番に、サスカッチたちの四季折々が描かれていました

 

春は交尾の季節のようで、ペアのサスカッチが激しく体をぶつかりあっていて、老いたサスカッチと子どもがじっと眺めるというシュールな絵がありました

活動時期であり、色んな木の実などが芽吹く頃で、エンダー的な老いたサスカッチ(おそらくオスのサスカッチの父親か兄弟)が色んな木の実を試していきます

そんななかであからさまにヤバそうな木の実を食べたあとに異変がありましたね

独り占めをしていたところを考えると、麻薬系だったのかな、と思います

 

その後、ヤバそうなキノコを食べて案の定という感じになっていて、さらにハイのまま肉食獣の巣穴にちょっかいをかけていましたね

なかなかシュールでしたが、その後も案の定という感じに描かれていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】サスカッチ・サンセット【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103124/review/05146755/

 

公式HP:

https://sasquatch-movie.com/


■ゴッドマザー コシノアヤコの生涯

 

■オススメ度

 

コシノアヤコの人生に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.28(イオンシネマ茨木)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、 117分、G

ジャンル:コシノアヤコの生涯を回想する様子を描いたファンタジー系伝記映画

 

監督:曽根剛

脚本:池田テツヒロ

 

キャスト:

大地真央(コシノアヤコ:74歳でブランドを立ち上げたファッションデザイナー)

 

黒谷由香(コシノヒロコ:アヤコの娘、長女)

   (幼少期:浅田芭路

   (高校時代:寺田光

鈴木砂羽(コシノジュンコ:アヤコの娘、次女)

   (幼少期:長尾柚乃

   (少女期:菊池麻衣

水上京香(コシノミチコ:アヤコの娘、三女)

   (幼児期:小泉明璃

   (幼少期:江原璃莉

   (少女期:板垣樹

 

木村祐一(甚平:アヤコの父)

島津尋(ハナ:アヤコの母)

あづみれいか(ヨネ:アヤコの祖母)

 

庄野崎謙(川崎武一:アヤコの結婚相手)

 

北川都喜子(ケイコ:アヤコの妹、次女)

海北麻衣(キミコ:アヤコの妹、三女)

中村莉那(セツコ:アヤコの妹、四女)

大西礼芳(チヨ:アヤコのアシスタント)

 

温水洋一(天使)

 

市川右團次(西田:紳士服屋)

吉村まいり(西田恵子:西田の娘)

 

堀田眞三(アヤコの親族)

住野文哉(武一の弟)

 

新藤栄作(松本:パッチ屋)

上西雄大(大塚:甚作の親友)

川崎麻世(藤尾政弘:三味線の先生)

辰巳琢郎(奥村真也:医師)

 

矢田亜希子(小村の母、仕立て客)

 

■映画の舞台

 

大阪府:岸和田市

 

ロケ地:

千葉県:香取市

福新呉服店

https://maps.app.goo.gl/Ctc22ZM7v91CT4Lo8?g_st=ic

 

並木伸之助商店

https://maps.app.goo.gl/M3xA4r5EcyhYnXuUA?g_st=ic

 

佐原町並み交流館

https://maps.app.goo.gl/Cm9TMi8uqW12skeXA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

2006年、コシノアヤコは脳梗塞で倒れ、救急病院に搬送されることになった

三姉妹は駆けつけるものの、意識のない状態で会話をすることもままならなかった

 

そのままアヤコは幽体離脱のような状態になり、そこに天使を名乗る変なおっさんがやってきた

天使は「これからあなたの人生を審判する」と言い、それによって「天国に行くか、地獄に行くかが決まる」という

天使は分厚いアヤコの一生が記された辞典のようなものを手にしていた

 

アヤコはそれを手に取って、「ここから始めな」と1927年を指定する

その年は、アヤコがシンガーミシンに始めて出会った時で、彼女は学校を中退してミシンをさわるために働くことになった

店主は「夜は遊んでるから」と言い、アヤコはその時間を利用して、ミシンの技術を上げていく

だが、戦争間近の不況から店は閉店に追い込まれてしまうのである

 

テーマ:やりたいことを続けること

裏テーマ:差し伸べる手の使いどころ

 

■ひとこと感想

 

コシノアヤコ自体はそこまで知りませんでしたが、その三姉妹はファッションに疎い私でも知っています

ブランドものを買う機会がないので無縁ですが、劇中で登場したファッションはかっこいいなあと思うものの、とても着る勇気は湧きません(男だからですが)

 

映画は、コシノアヤコの生涯を回想する流れになっていて、まさかの天使が登場するコメディタッチになっていました

ぶっちゃけいらんよなあと思いながら、病床で故人の走馬灯と出逢いながら、その場面を想起するというのでも良かったと思います

 

物語は、アヤコがシンガーミシンに出会ってから死ぬまでを描いていて、太平洋戦争の影響をもろに受けている人生でした

74歳でブランドを立ち上げたという逸話があって、三姉妹全員がデザイナーであることを考えると、少なくとも失敗はしないだろうなあと思ってしまいます

同じ年代の女性向けのファッションに特化すれば、三姉妹とは客層も被らないし、同世代のデザイナーのセンスはマッチするように思います

 

天使の出現によって、彼女の人生を観た人がどう裁くかというテーマがありますが、それは神のみぞ知るというところですね

この構成になっているのはコシノアヤコがキリスト教徒だからなのですが、劇中でその様子がまったく描かれないので、知らない人からすれば意味不明に思えるのは仕方ないかもしれません

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】ゴッドマザー コシノアヤコの生涯【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/100462/review/05149842/

 

公式HP:

https://godmother-movie.com/


■トレンケ・ラウケン Part 1&Part 2

 

■オススメ度

 

文学的な映画が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2025.5.29(京都シネマ)

 

■映画情報

 

原題:Trenque Lauquen(丸い湖)

情報:2022年、アルゼンチン&ドイツ、260分、G

ジャンル:失踪した女を巡る謎解きを描いたミステリー映画

 

監督&脚本:ラウラ・シタレラ

 

キャスト:

ラウラ・パレーデス/Laura Paredes(ラウラ/Laura:失踪した植物学者)

 

エレキエル・ピエリ/Ezequiel Pierri(エレキエル/チーチョ/Ezequiel ‘Chicho’:ラウラの同僚、運転手)

ラファエル・スプレゲルブルド/Rafael Spregelburd(ラファ/Rafa:ラウラの恋人)

 

【Part 1】

Daniel Rocha(プリチェリ/Puricelli:雑貨店の店主)

Juan Manuel Abraham(ウーゴ/Hugo: 農場主)

Mara Bestelli(スシ/Susi:図書館司書)

Ramón Marquestó(ペペ/Pepe:図書館職員)

Enrique Pierri(アブランテ/Abrante:アメリカ町に住む男、養豚場の男)

Osvaldo “Tito” Ciminari(ティト/Tito:小学校の用務員)

Lelia Moronta(レリア/Lelia:チーチョの元担任の先生)

Graciela Rodriguez Ledesma(グラシエラ/Graciela:小学校の司書)

 

Laura Citarella(カルメン・スーナ/Carmen Zuna:恋文の主、小学校の臨時教師)

エレキエル・ピエリ/Ezequiel Pierri(ベルティノ:カルメンに手紙を出す男)

 

セシリア・ライネロ/Cecilia Rainero(ノルミータ/Normita:ラウラの上司)

 

【Part 2】

フリアナ・ムラス/Juliana Muras(フリアナ/Juliana:ラジオ局のホスト、「ニュースの海」)

Rodrigo Paredes(ロドロ/Rodro:ラジオ局のディレクター)

Eugenia Campos Guevara(パティタ/Patita:ラジオ番組のコーナー担当、変幻自在のコーナー担当)

Matias Feldman(クルシオ/Curcio :ラジオ局のスタッフ、スポーツ担当)

 

エリサ・カリカホ/Elisa Carricajo(エリサ・エスペランサ/Elisa Esperanza:湖の事件の担当者、黄色い花を探す女性)

ベロニカ・ジナス/Verónica Llinás(ロミーナ/Romina:エリサの同居人)

 

Tomás Guiñazá(ユージン・パストール/Eugenio Pastor:湖の管理人)

Andrea Garrote(アルバ・ボッシ/Alda Bossi:市長の右腕)

Diego Tiseira(アルベルト・スペシアーレ/Alberto Speciale :広報担当官)

Daniela Pal(グレース/Grace:役所のスタッフ)

Telma Lunardini(テルマ/Telma:ノルミータの祖母)

 

■映画の舞台

 

アルゼンチン:ブエノスアイレス州

トレンケ・ラウケン

https://maps.app.goo.gl/M882e7EfCgrMiNDf9?g_st=ic

 

ロケ地:

上に同じ

 

■簡単なあらすじ

 

ブエノスアイレスの外れにあるトレンケ・ラウケンにて、植物学者のラウラを探す二人の男がいた

一人は恋人のラファエルで、もう一人は彼女の送迎をしていた同僚チーチョだった

ラファエルは大学と連絡を取りながら、行方不明になったラウラ探しに奔走し、新種の植物を探す仕事に傾倒しているのだと推測する

一方のチーチョは、これまでの彼女との関わり合いから、全く別の物語を想定していた

 

ラウラはこの町に派遣されて、新種の植物を探す傍ら、ラジオ番組「ニュースの海」にて、「歴史を変えた女たち」というコーナーを持っていた

ある日のこと、町の図書館にて、ラウラは寄贈書に自分と同じ箇所に関心を寄せるカルメン・スーナという女性の存在に気づく

そして、一連の寄贈書の中に「カルメンと思われる人物とパブロと称する男性の往復書簡」を見つけてしまう

それはとてもエロティックな内容で、ラウラはカルメンの後を追い始めていた

チーチョは彼女のことを探してどこかに消えたと思っていたが、それを言い出せずにいた

 

一方その頃、町ではある事件が起きていて、ニュースでも話題になっていた

それは町の中心にある湖にて謎の生物が発見された、というもので、その解析にあたっていた研究者がその生物を家に持ち帰ったというものだった

単なるゴシップだと思われたその話は、瞬く間に喧騒に消え、誰しもが話題にしなくなっていた

 

テーマ:想像の限界点

裏テーマ:真実は小説より奇なり

 

■ひとこと感想

 

まさかの260分という長丁場で、観客もわずか4人しかおらず、全員で何とか完走できました

町で起きた失踪事件を追っていく中で、二転三転するという物語で、かなり文学的な要素が含まれていたように思います

アルゼンチンの文学とか、そう言ったものに詳しいと奥深いところまで見えるのだと思いますが、さすがに難易度が高めとなっています

 

映画は、ざっくりとした失踪事件の真相を紐解くというもので、前半は二人の男が想像を張り巡らせるという内容になっています

後半になると一人は思い込みのまま退場し、もう一人はその真相に迫っていくのですが、完全に謎の蚊帳の外にいる、という感じになっていました

後半になると、主要な人物は女性だけで、そこで徐々に深まっていく謎を紐解いていくという流れになっています

 

物語としては、本能に導かれるままにラウラが行動する様子が描かれ、彼女自身が偉大なる女性に憧憬を抱いていたことがわかります

彼女たちを理解したいために突発的な行動に移るのですが、この行動があまり論理的でないところに男性目線だと意味不明に映るのかもしれません

個人的にも、観終わった直後は意味不明だったのですが、少しずつ考えていくうちに、色んなキーワードが見事に収束し、見過ごしがちな事実の裏側には大きなものがあるということに気付かされました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】トレンケ・ラウケン Part 1&Part 2【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102869/review/05152083/

 

公式HP:

http://trenquelauquen.eurospace.co.jp/


■か「」く「」し「」ご「」と「

 

■オススメ度

 

青春期のジレンマについて感じたい人(★★★)

人の気持ちが見える作品に興味のある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2025.5.30(イオンシネマ久御山)

 

■映画情報

 

情報:2025年、日本、115分、G

ジャンル:気持ちの見える高校生の心の闇を描いた青春映画

 

監督&脚本:中川駿

原作:住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)』

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キャスト:

奥平大兼(京/大塚京:人の心が視える高校生)

出口夏希(ミッキー/三木直子:ヒーローになりたいクラスメイト)

佐野晶哉(ヅカ/高崎博文:京の親友、ミッキーの幼馴染)

菊池日菜子(パラ/墨田文:マイペースなクラスメイト)

早瀬憩(エル/宮里望愛:内気なクラスメイト)

 

ヒコロヒー(朝倉先生:担任)

 

■映画の舞台

 

関東圏某所

清鈴高校

 

ロケ地:

新潟県:新潟市

新潟県立新潟商業高等学校

https://maps.app.goo.gl/ufeJmDHycDf2ziu68?g_st=ic

 

新潟第一高等学校

https://maps.app.goo.gl/D3gw3wXBmvuwFqoe8?g_st=ic

 

千葉県:市川市

市川市中央図書館

https://maps.app.goo.gl/mubXzhCDS1J5LpB77?g_st=ic

 

千葉県:柏市

さわやかちば県民プラザ

https://maps.app.goo.gl/XyaVeSxkRRwBKbyA9?g_st=ic

 

CAFÉ WOL

https://maps.app.goo.gl/1vatFfcZkkrpJY2K7?g_st=ic

 

千葉県:松戸市

Terrace Mall 松戸

https://maps.app.goo.gl/AqX2u5YXjeb7HhNt9?g_st=ic

 

千葉県:千葉市

オークラ千葉ホテル

https://maps.app.goo.gl/BQ3XxRD1fJW9DkCX6?g_st=ic

 

茨城県:茨城郡

アクアワールド

https://maps.app.goo.gl/Bvsx39nZh9Uwo9o78?g_st=ic

 

東京都:港区

森ビルデジタルアートミュージアム

https://maps.app.goo.gl/qAvWHszvuDDghnnn9?g_st=ic

 

エプソンチームラボ ボーダレス

https://maps.app.goo.gl/qAvWHszvuDDghnnn9?g_st=ic

 

東京都:台東区

国立科学博物館

https://maps.app.goo.gl/Qmti6m6mE7L7WPuw6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

清鈴高校に通う2年生の京は、自分に自信がない人間で、仲の良いミッキーに不釣り合いだと思っていた

彼には、人の頭の上に「!」「?」などが見え、人の気持ちがわかる力を持っていた

常に視線の先にミッキーがいるものの、それ以上は深く入り込めず、ただのクラスメイトでいたいと願っていた

 

彼の隣にはエルが座っていたが、2ヶ月ほど前から不登校になっていた

京には心当たりがあって、彼女の頭の上に黒いモヤのようなものを見ていた

 

京には、親友のヅカがいて、彼はミッキーと幼馴染だった

だが、二人を近づけさせないように、ミッキーの親友パラがいて、その関係も不思議なものだった

 

彼らは来年には受験を迎え、進路も決めなくてはいけなくなる

だが、漠然としたものしかない者、しっかりと考えている者もいて、少しずつ関係性に変化が生まれようとしていた

そんな折、彼らは2年生の文化祭へと突入することになった

 

テーマ:見えてしまう弊害

裏テーマ:見えている見たいもの

 

■ひとこと感想

 

高校生が相手の心が見えてしまって四苦八苦と言う内容で、予告編の段階では京だけが見える、と言う感じになっていました

映画のタイトルは意味深なのですが、原作のWikiおよびエンドロールを見ると、そこにある「 」の意味がわかるようになります

一文字ごとに「 」があるのですが、最後の文字にも「だけがあるのですね

そこにも深い意味があるのだと思います

 

映画は、5つの章によって構成され、今日目線、ミッキー目線、パラ目線、ヅカ目線、エル目線と言う原作と同じ順番で描かれていきます

映画では、ヅカ目線が一瞬で終わってしまうのですが、それでも物語にそこまでの影響はないように構成されていました

 

彼は人の気持ちが見える反面、自分の気持ちは可視化できず、それでもどうしたいかと言うところはわかっていました

それを隠すようにしているのですが、周囲にはバレバレと言う感じになっています

原作を知っているとその再現度の高さに驚くと言う感じですが、チープと言えばチープのようにも思えます

それでも、わかりやすい高校生たちの悩みがうまく消化されていくのは良かったと思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

*【映画感想】か「」く「」し「」ご「」と「【後半:ネタバレあり:執筆中】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103290/review/05154683/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/eigakakushigoto/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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