■映画鑑賞まとめ■
6月中旬(2026.6.11~2026.6.20)
Contents
■K-POPガールズ デーモン・ハンターズ
■オススメ度
K-POPが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.11(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:K-Pop Demon Hunters
情報:2025年、アメリカ、100分、G
ジャンル:歌声によって世界の平和をもたらすアイドルグループを描いたミュージカルアニメーション映画
監督:マギー・カン&クリス・アッペンハンス
脚本:ダニヤ・ヒメネス&ハンナ・マクメチャン&マギー・カン&クリス・アッペルハンス
キャスト:
アーデン・チョ/Arden Cho(ルミ/Rumi:「ハントリックス」のメインボーカル)
(幼少期:Rumi Oak)
(歌唱:EJAE)
メイ・ホン/May Hong(ミラ/Mira:「ハントリックス」のダンス担当)
(歌唱:オードリー・ヌナ)
ユ・ジヨン/Ji-young Yoo(ゾーイ/Zoey:「ハントリックス」のラップ担当)
(歌唱:レイ・アミ)
アン・ヒョソプ/Ahn Hyo-seop(ジヌ/Jinu:「サジャ・ボーイズ」のメインボーカル)
(歌唱:アンドリュー・チェ)
チョ・ソンウォン/SungWon Cho(アビー/Abs:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)
ダニー・チョン/Danny Chong(サジャ・ベイビー/Baby:「サジャ・ボーイズ」のラップ担当)
アラン・リー/Alan Lee(ミステリー/Mystery:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)
ジョエル・キム・ブースター/Joel Kim Booster(ロマンス/Romance:「サジャ・ボーイズ」のメンバー)
キム・ユンジン/Yunjin Kim(セリーヌ/Celine:元「サンライト・シスターズ」のメンバー、ルミの育ての親)
(歌唱:レア・サロンガ)
ケン・チョン/Ken Jeong(ボビー/Bobby:「ハントリックス」のマネージャー)
イ・ビョンホン/Lee Byung-hun(グウィマ/Gwi-ma:デーモンのボス)
■映画の舞台
韓国:ソウル
■簡単なあらすじ
過去の韓国では、デーモンハンターズが幾度となく結成され、彼女たちは同時にアイドルとして君臨していた
彼女たちの歌声はファンを獲得し、デーモンから世界を守るための「ホンムーン」と言うシールドを作り上げてきた
そんなデーモンハンターズは今やトップアイドルの「
ハントリックス」が担っていて、ホンムーンも完成間近とされていた
だが、メインボーカルを務めるルミは、人間とデーモンのハーフとして生まれ、それを隠して育てられてきた
メンバーのミラもゾーイも知らぬまま、育ての親のセリーヌは「ホンムーン」が完成すれば、デーモンの証であるアザも消えると考えていた
ある日のこと、新曲「Golden」のリリースを終え、そのファーストパフォーマンスに挑むことになったハントリックスだったが、突然ルミの声が出なくなり、サビの高音が出せなくなってしまう
秘密裏に医師にかかるものの、何かしらの壁があると言う意味不明な診断となり、気休めの薬を出されるだけだった
そんな彼女たちの前に、5人組のアイドルグループ「サジャ・ボーイズ」が現れた
彼らは徐々に人気を獲得し、ハントリックスと肩を並べるところまで来てしまう
だが彼らは、デーモンで構成されたグループで、ハントリックスは別の意味でも彼らと戦う運命に巻き込まれてしまうのである
テーマ:自分らしさを受け入れること
裏テーマ:愛されるために必要なこと
■ひとこと感想
ネットフリックスで話題となっていて、楽曲『Golden』だけは歌えるレベルなのですが、肝心の作品は「みたことがありません」でした
ネトフリに入っていないので、この作品のために入ると言う選択肢はなかったのですが、『Golden』のカバー動画だけはやたらSNSで流れてくるので、自然に覚えてしまいましたね
その後、中の人(歌唱役)たちがメディアに露出するようになっていて、その後もあるアイドルのカバーは口パクだった疑惑で盛り上がっていました
映画は、「そう言う話だったのね」と言う感じで、意外とルミの正体があっさりをバラしちゃうのねと思ってしまいました
そこからは話の展開は読めてしまうので、「どんな感じで『Golden』が使われるんだろう」と言う興味しか湧きませんでした
映画としてはまとまっているものの、真新しさはない感じで、ルミのポジション的なキャラと言うのも、これまでの創作でたくさんいるし、そこで生まれる葛藤なども既視感があるものばかりでした
楽曲に関しては、流石に賞を取るだけのことはあって、代表曲以外にも良い曲が多かったですね
サジャ・ボーイズの楽曲も良かったし、韓流アイドルの特徴をうまく捉えているなあと思いました
ぶっちゃけると「韓国アイドルを主人公にしたアメリカのアニメーション映画」なので、これで韓国がドヤ顔するのはどうなのかと思ってしまいます
このコンテンツを本国で作れたら良いと思うのですが、アニメにはあまり力を入れていないイメージがありますね
版権の関係はあると思いますが、中の人で実写版を作ったら面白いんじゃないかと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】K-POガールズ デーモン・ハンターズ【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101889/review/06616923/
公式HP:(ネトフリの作品ページ)
https://www.netflix.com/jp/title/81498621?source=35&fromWatch=true
■Micheal/マイケル
■オススメ度
マイケルのファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.12(MOVIX京都 Dolby Cinema)
■映画情報
原題:Micheal
情報:2026年、アメリカ、127分、G
ジャンル:伝説のアーティスト・マイケル・ジャクソンの半生を綴った伝記映画
監督:アントワーン・フークア
脚本:ジョン・ローガン
キャスト:
ジャーファー・ジャクソン/Jaafar Jackson(マイケル・ジャクソン/Michael:伝説のアーティストに駆け上がる青年)
(幼少期:ジュリアーノ・バルディ/Juliano Valdi)
コールマン・ドミンゴ/Colman Domingo(ジョセフ・ジャクソン/Joseph Jackson:マイケルの父、「ジャクソン5」「ジャクソンズ」のマネージャー)
Jamal Henderson(ジャーメイン・ジャクソン/Jermaine Jackson:マイケルの兄)
(幼少期:Jayden Harville)
Tre’ Horton(マーロン・ジャクソン/Marlon Jackson:マイケルの兄)
(幼少期:Jaylen Lyndon Hunter)
Rhyan Hill(ティト・ジャクソン/Tito Jackson:マイケルの兄)
(幼少期:Judah Edwards)
Joseph David-Jones(ジャッキー・ジャクソン/Jackie Jackson:マイケルの兄)
(幼少期:Nathaniel Logan McIntyre)
ニア・ロング/Nia Long(ケイト/キャサリン・ジャクソン/Katherine Jackson:マイケルの母)
ジェシカ・スーラ/Jessica Sula(ラトーヤ・ジャクソン/La Toya Jackson:マイケルの姉)
(幼少期:Amaya Mendoza)
Liv Symone(グラディス・ナイト/Gladys Knight:「ジャクソン5」のお披露目コンサートの主催アーティスト)
ローラ・ハリアー/Laura Harrier(スナンヌ・ド・パッセ/Suzanne de Passe:「モータウン」のクリエイティブアシスタント、ジャクソン5のスカウト)
ラレンツ・テイト/Larenz Tate(ベリー・コーディ/Berry Gordy:「モータウン」の創設者、CEO)
ケイリン・ダレル・ジョーダン/KeiLyn Durrel Jones(ビル・ブレイ/Bill Bray:マイケルのボディガード、警備主任)
ケンドリック・サンプソン/Kendrick Sampson(クインシー・ジョーンズ/Quincy Jones:マイケルの音楽プロデューサー)
マイルズ・テラー/Miles Teller(ジョン・ブランカ/John Branca:マイケルの弁護士)
Jono Petrie(ジョン・ランディス:「Thriller」の映像監督)
マイク・マイヤーズ/Mike Myers(ウォルター・イエトニコフ/Walter Yetnikoff:CBSレコードの社長)
Deon Cole(ドン・キング/Don King:ボクシングのプロモーター、ヴィクトリーツアーのプロモーション担当)
Lilly Colucci(バブルズ/Bubbles:マイケルの親友)
■映画の舞台
1966年、
アメリカ:ゲーリー
1968年、
アメリカ:シカゴ
リーガル劇場
1969年&1978年&1981年、
アメリカ:ロサンゼルス
1971年、
カリフォルニア州エンシノ
ヘブンハースト
1983年、
モータウン
1984、
ウェンブリースタジアム
1988年、
イギリス:ロンドン
ロケ地:
アメリカ:カリフォルニア州
エンシノ
ロス・オリボス
バーバンク
サンタ・バーバラ
■簡単なあらすじ
1966年、アメリカ・インディアナ州ゲーリーで生まれたマイケルは、4人の兄と共に「ジャクソン5」を結成させられ、父ジョセフからリードボーカルを任されていた
父の厳しい指導のもと、彼らはシカゴのリーガル劇場をはじめとしたステージに立ち、徐々に知名度を上げていった
そのリーガル劇場には、モータウンレコードの重役スナンナが来ており、彼女はジャクソン5に興味を示す
そして、モータウンと契約を果たし、デビュー曲を録音することになった
そこからジャクソン5は人気を博し、身の危険を感じたジョセフは警備主任にビル・ブレイという男を雇った
「命懸けで守れ」というジョセフは、自分の考えを曲げないものの、スケジュール管理をこなし、マイケルたちをスターダムへと押し上げていくことになった
その後、1978年にクインシーと出会ったマイケルは、自身のソロ活動を視野に入れていく
だが、ジョセフの抵抗は凄まじく、そこで弁護士のジョン・ブランカを雇うことになった
ブランカは紙切れ一枚でジョセフを解雇し、そこからマイケルは自分のイメージを具現化すべく、行動を加速させていく
CBSレコードとの契約を終えたマイケルは、ニューアルバムの制作に取り掛かり、そこで「LAのギャングのニュース」などから楽曲の着想を得ていく
さらに多くの映画やパフォーマーからもインスピレーションを得たマイケルは、アルバム「スリラー」を完成させた
そして、そのMVは短編映画として制作されることになったのである
テーマ:家族という呪縛
裏テーマ:愛と使命感の関係性
■ひとこと感想
マイケル・ジャクソンはまんま世代なので、ほとんどのことは知っている状態で鑑賞
どこまで描くのかな、と思っていましたが、メインになっているのは「ジャクソン5」時代でしたね
そこからソロ活動をするにあたって、家族(特に父親)との軋轢が生じる、という流れになっていました
歌唱に関しては本人のものを使用し、演者はそれに合わせて歌って踊るのですが、この再現性はなかなか強烈なものがありました
マイケルの歌は結構クセがあって、それをモノマネでする分には一部を切り取れば良いのですが、楽曲を通してそれに合わせるというのは至難の業だと思います
その再現性ひとつだけでもお腹いっぱいという感じで、それだけでも鑑賞の価値があると思いました
物語としては、癖の強い父親との対立が描かれ、家族を愛してはいるけれど、自身の使命感は果たしたいという中で葛藤が生まれていました
それでも、使命感の方が大事だと感じていて、父親との確執をどのように着地させるのかが後半のメインとなっています
史実ベースなので有名なエピソードばかりですが、それでも見応えはありますね
ダンスシーンの完成度、「スリラー」のMVの制作過程などが描かれ、ムーンウォークを初めて披露した舞台なども忠実に再現されていました
何を期待するかによると思いますが、一応の区切りまでは描いた、という印象がありましたね
続編を作ることも可能だと思いますが、ここからはさらにヤバい人たちが登場しますね
ファミリーが制作サイドに入っているので若干美化されていると思いますが、間違った思い込みのままの人もいると思うので、それを正していくことは間違いとは言えないのでしょう
ここまで来たら、後編を制作してもらって、存分に「対決」してほしいと思いました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102093/review/06617449/
公式HP:
■メモリィズ
■オススメ度
静かな映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.16(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2026年、日本、97分、G
ジャンル:撮ることへの衝動を感じる夫を描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:坂西未都
キャスト:
柄本佑(山岸雄太:骨折した義父の世話のために妻の実家に向かう男)
穂志もえか(山岸ゆき/南ゆき:雄太の妻、通訳ガイド)
(幼少期:須田凪咲)
井上紫葵(山岸花:雄太とゆきの娘)
イッセー尾形(南誠:雄太の義父、写真館の店主)
香椎由宇(南詩織:誠の妻、ゆきの母、回想)
梅沢昌代(美穂:写真館の客)
豊後富士花(こむぎ:誠の愛犬)
■映画の舞台
大分県:竹田市
東京都内某所
ロケ地:
大分県:竹田市
三代写真館
https://maps.app.goo.gl/eXH5EDxZpjtjaDoi9?g_st=ic
きもとの湯
https://maps.app.goo.gl/YuMCYktFByTBbR7ZA?g_st=ic
水の駅 おづる
https://maps.app.goo.gl/Y1k1UkLCyVcK6hzG9?g_st=ic
常聖天空の杜 Cafe 風と土
https://maps.app.goo.gl/M725mpe6fxpjReAn9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
都内在住の山岸雄太は、妻・ゆきの父・誠が骨折したために、2ヶ月ほど彼の世話をすることになった
大分までフェリーで向かうことになり、船着場で妻と娘・花との時間を過ごした雄太は、窓の景色を楽しみながら、船に体を預けていた
大分に着いた雄太は、マンスリーマンションに寝泊まりし、誠の写真館の手伝い、愛犬・こむぎの世話や散歩などを行うことになった
指定された散歩道を行くと、地図に書かれたいた通りに、近くの人たちが声をかけてくる
牧場で手を振る男、畑作業に勤しむ老夫婦などと関わっていく雄太は、リモートで自身の仕事もこなしていった
ゆきは花の保育園の迎えと、自身の通訳ガイドの仕事をこなし、大陸から来た観光客をお目当ての場所へと連れていった
雄太も日々のルーティンに慣れるものの、そんな折、体調不良を心配されていた誠の友人が他界してしまう
誠は彼の遺影を携えて式場に出向き、故人との別れを偲び、友人たちと時間を過ごすことになった
そして、そんな彼らの元に、休みが取れたゆきと花が訪れることになったのである
テーマ:撮りたくなる本能
裏テーマ:緩やかに変化するもの
■ひとこと感想
16mmフィルムで撮影された作品で、いわゆる「何も起こらない系の日常映画」というものになっていました
義父の怪我のために、主に犬の散歩をするために大分まで行くことになったのですが、そこでもリモートで仕事を続けているという多忙な日々を過ごしていました
妻の仕事の都合ですぐに動けたのが雄太という感じで、彼はなぜか妻の実家には泊まらずに、マンスリーマンションに居を構えることになりました
日々のルーティンは犬の散歩と写真館の手伝いくらいで、その他には特にやることがない感じでした
あの場所で何をして過ごすのかという問題はありつつも、あまり退屈はしていなかったように見えました
義父との距離感は結構開いているように見えますが、どちらも寄って行かない性格に見えましたね
そんな二人がスチール写真を見るという流れになり、そこでも大した会話というものは生まれなかったりします
観光客たちが色んなところで写真を撮ったりするのですが、その際に「ここに来たことを思い出すように」という理由を述べていました
総じて「その瞬間を切り取る」という意味合いがあり、そこに装飾が施されるのが写真館が撮る写真のように思えます
観光客の写真も目的がある写真なのですが、誠が壁に飾っているピンボケしたような写真と、ラストで雄太が撮る写真には別の意味があったように感じられました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105245/review/06635364/
公式HP:
■祝山
■オススメ度
オカルト系ホラーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.16(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2026年、日本、97分、G
ジャンル:中学時代の同級生のトラブルに巻き込まれるホラー作家を描いたホラー映画
監督&脚本:武田真悟
原作:加門七海『祝山』
キャスト:
橋本愛(鹿角南/藤原みなみ:スランプに陥っているホラー小説家)
(中学生時代:玲旺菜)
石川恋(矢口朝子:南の中学生時代の同級生、手紙の送り主、「ガイア・バザール」の店員)
(中学生時代:岡本望来)
久保田紗友(若尾木綿子:カレー酒場「スワミ」の店員)
松浦祐也(田崎正人:朝子の勤務先の食料品雑貨店「ガイア・バザール」の店長)
草川拓弥(小野寺淳:「ガイア・バザール」の店員)
船ヶ山哲(高田晃:南の担当編集者、尤玄社出版の社員)
利重剛(吉村司:山岳ライター、南の先輩)
■映画の舞台
東京都内
群馬の廃墟
栃木県の某所
祝山&山神社
ロケ地:
埼玉県:川口市
洋風居酒屋ぽてと
https://maps.app.goo.gl/VVry4j6d5nHak5NM7?g_st=ic
千葉県:市川市
葛飾八幡宮
https://maps.app.goo.gl/ca6qYnghZDssMq3e7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ホラー小説家として活躍している鹿角南は、新作の執筆に取り掛かっていたが、なかなか前に進まなかった
題材を「肝試し」にしたものの、「自ら呪われに行っている浅い人物を魅力的には書けない」と考えていた
そんな折、担当編集者からファンレターの束を渡され、何かヒントがあるかも、と言われてしまった
先輩の山岳ライターの吉村にそれを見せると、彼はその中から「中学校時代の同級生らしき人物」からの手紙を見つけ出した
差出人の「矢口朝子」を見ても思い出せなかったが、その中身は「肝試しに行ってから何かがおかしい」というものだった
南は小説のネタになれば良いと思って会いに行くものの、その内容はありきたりなもので、何ひとつ足しになるようなものはなかった
だが、朝子の働いている雑貨店の隣にあるカレー屋の店員の木綿子は異常に怖がっていて、トイレにて連絡先を交換して欲しいと言われてしまう
そして、数日後、木綿子から連絡が入り、肝試しに行ったみんなの様子がおかしいと言う
さらに、どこで知り得たのか、肝試しメンバーの一人・小野寺が突然道端で声を掛け、さらに自宅にまで押しかけてくる
会うことを拒むと、彼は奇妙な資料の入った箱を自宅前に置き去りにし、さらにはプレゼントと称して、謎の木彫りの人形が封入されていたのである
テーマ:不浄の罰
裏テーマ:不幸の利用
■ひとこと感想
何かしらの民族伝承が元ネタなのかはわかりませんが、いわゆる「禁足地」と言うところに足を踏み入れたことによって、異常を持ち帰る人々が描かれていました
映画では、ただ立ち入っただけではないことがわかりますが、これがネタバレになりそうなので、ここでは控えておきましょう
スランプのホラー小説家がネタ探しをすると言う邪な心があるのですが、これらは原作者の体験ベースということになっています
どこからが体験ベースかはわかりませんが、後半のムシャムシャは流石に違うのだろうと思います
旧友から相談があったとか、禁足地に入ってしまったみたいなところかもしれませんが、まあ、危ない橋を渡って要るよね~と思ってしまいます
物語としては、色々と気になるところがありますが、一番ノイズだったのは「吉村が何の先輩なんだろう」というところでしたね
明らかに親子ぐらいの歳の差になっていて、大学で先輩後輩というのはイメージが湧きません
元作家の先輩なのかもしれませんが、彼の山岳ライターという職業を考えると、南はもともとライターだった、ということになるのかもしれません
かなりプライベートにも入り込んでいるし、先輩とは言え、男性の部屋に普通に入っていくので、余計なことを想像してしまいそうな距離感になっていました
大学時代にお世話になった恩師だとライターになっているはずもないと思うので、最もリアルな路線だと「オカルト雑誌で一緒に取材をしていた」というものでしょうが、そういった説明が排除させていたのは気になってしまいましたねえ
肝試しに関しては、南同様に「アホじゃね?」と思ってしまうタイプで、それは「誰かの不幸で遊ぶな」という感覚があるからなのですね
なので、そう言った不幸と向き合って、真摯にお参りをするとか、供養するという行動なら理解できるのですが、遊びで行うという感覚は理解できません
廃墟の跡を面白がっていくYouTuberなどもいますが、それを面白がって見ている方もどうなの?と思ってしまいますねえ(好きな人には悪いけど)
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105741/review/06635362/
公式HP:
■ジェニー・ペンはご機嫌ななめ
■オススメ度
閉鎖空間スリラーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.16(アップリンク京都)
■映画情報
原題:The Rule of Jenny Pen(ジョニー・ペンのルール)
情報:2024年、ニュージーランド、104分、G
ジャンル:老人福祉施設に入った判事と老いたサイコパスの確執を描いたスリラー映画
監督:ジェームズ・アッシュクロフト
脚本:ジェームズ・アッシュクロフト&エリ・ケント
原作:オーウェン・マーシャル
キャスト:
ジェフリー・ラッシュ/Geoffrey Rush(ステファン・モーテンセン/Stefan Mortensen:正義感の強い元判事)
ジョン・リスゴー/John Lithgow(デヴィッド/デイヴ・クリーリー/Dave Crealy:「ジェニー・ペン」と名付けたドールセラピーでケアハウスを支配する利用者)
ホリー・シャナハン/Holly Shanahan(マデリン・シェパード/Madeline Shepard:ケアハウス「Royal Pine Mews」の施設長)
ジョージ・ハナレ/George Henare(トニー・ガーフィールド/Tony Garfield:元ラグビー選手の利用者、ステファンのルームメイト)
イアン・ミューン/Ian Mune(ホーウィー・ウィッカー/Howie Wicker:誤って火をつけてしまう利用者)
ナサニエル・リーズ/Nathaniel Lees(ソニー・オーセージ/Sonny Ausage:盲目の利用者、コンフリーに「ジョージィー」と間違えられている老人)
Hilary Norris(ユニス・ジョイス/Eunice Joyce:失踪する老女)
Jane Waddell(コンフリー・ヘイルズ/Comfrey Hails:ソニーを元夫と勘違いしている老女)
Marbles(プルート/Pluto:施設にいる猫)
■映画の舞台
ニュージーランドの郊外のケアハウス
Royal Pine Mews
ロケ地:
ニュージーランド
タウポ/Taupō
https://maps.app.goo.gl/R63FE1bkJuemgAZb8?g_st=ic
ワイラケイ・リゾート/Wairakei Resort
https://maps.app.goo.gl/F3q52VyT3ffizxW46?g_st=ic
Wellington and Lower Hutt
https://maps.app.goo.gl/wyA9tLAtpA2cDYy3A?g_st=ic
■簡単なあらすじ
ニュージーランドの判事として活躍してきたステファン・モーテンセンは、ある事件の裁判中に脳卒中で倒れてしまう
半身に麻痺が残り、郊外にある「Royal Pine Mews」というケアハウスに入ることになった
個室を希望していたものの、隣には元ラグビー選手のトニーがいて、施設長のマデリンに苦言を呈するものの、聞き入れられることはなかった
ある日のこと、ステファンの元にドールセラピーの人形を常に持ち歩いているデイヴがやってきた
彼は自身の尿瓶をステファンにぶちまけて去って行ってしまう
そのことを申し立てても受け入れられず、その行為を見ていたはずのトニーも知らぬ存ぜぬで通していた
ステファンがデイヴを観察し、利用者の誰もがデイヴを恐れて避けていることがわかった
ステファンはデイヴから数々の嫌がらせをされても動じず、しまいには彼の喘息の吸入器に細工をして報復を始める
だが、デイヴはステファンよりも自由に動け、さらに執拗な嫌がらせをしてきた
そして、とうとうステファンの病状は悪化し、そこにデイヴが最終通告に訪れる
彼はステファンとの間に確執を感じていたが、ステファンには身に覚えのないことだったのである
テーマ:怒りの行き着く先
裏テーマ:流されていく死
■ひとこと感想
著名な判事が脳卒中によってケアハウスに入るという物語で、そこには訳ありの利用者がいた、という流れになっています
比較的自由に動けるデイヴは、ある意味でやりたい放題なのですが、それができる理由が徐々に明かされていきます
施設側もデイヴに強く出ないのですが、そこには様々な描かれていないことが隠れているように思えました
冒頭の法廷にて異変を感じるステファンとか、デイヴが呼吸困難に陥る状態とか、演技とは思えないほどのクオリティで、実際に起こったことのように見えてきます
その他の利用者もその場がケアハウスであるかのように錯覚してしまうほど役作りが凄かったですね
炎上案件、失踪など様々なことが起こりますが、全ての死が施設によって流されているようにも思えてきますね
映画では、デイヴの暴走に立ち向かうステファンが描かれるのですが、これが正義の執行なのかは何とも言えない部分がありました
正義の執行官として、連続殺人犯(少なくとも5人の子どもの命を奪った)に対して情状の酌量の余地もなく断罪し、さらに被害者の母親にも「予期できたことだった」と思いっきりキレていましたね
どんな事件だったのかはわかりませんが、判事があそこまで言うと言うことは、被害者遺族側にも何らかの落ち度があったように感じられます
その事件の本当のところは描かれませんが、この一連の最後の裁判はケアハウスでのステファンの生活を真っ向から否定していくようにも見えます
あの言動があるからこそステファンの本質も見えるのですが、それに感化された人物のある行動と言うのは、なかなか興味深いものがあったように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
【映画感想】ジェニー・ペンはご機嫌ななめ【後半:ネタバレあり】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105609/review/06638395/
公式HP:
■NEW GROUP
■オススメ度
奇抜な設定の映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.18(アップリンク京都)
■映画情報
情報:2026年、日本、82分、PG12
ジャンル:生徒の一人の行動をきっかけに奇妙な現象が起こる街を描いたブラックコメディ映画
監督&脚本:下津優太
キャスト:
山田杏奈(佐藤愛:引っ込み思案の女子高生)
(幼少期:浅田芭路)
青木柚(小林優:アメリカ帰りの転校生)
駒井蓮(春:愛のクラスメイト、愛の親友)
木下暖日(健司:愛のクラスメイト、クラス委員)
佐々木ありさ(花子:愛のクラスメイト、いじめの標的)
ロジャース歌乃(咲希:愛のクラスメイト、いじめっ子)
山﨑光(早乙女:転校させられる生徒)
笠井悠聖(英語でからかうクラスメイト)
ピエール瀧(校長)
細井じゅん(担任)
前野朋哉(物理教師)
松本亮(加藤:体育教師)
島田桃依(美術の先生)
川面千晶(保健室の先生)
梅舟惟永(生活指導の先生)
中田春介(教頭先生)
足立智充(愛の父)
板倉なつこ(愛の母)
月麗(心:愛の妹)
清水崇(テレビ評論家)
■映画の舞台
関東圏某所
清栄学園
ロケ地:
栃木県:宇都宮市
宇都宮アート&スポーツ専門学校
https://maps.app.goo.gl/sQBUqV1Pyk3FRB2P9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
高校に通う佐藤愛は、引っ込み思案の性格をしていて、クラスメイトの花子がいじめられていても声を上げられなかった
彼女には両親と妹の心がいて、その関係性は傍から見ていると普通に見えた
だが、愛には「壊れた家族」に映っていて、日々の何気ないところに宿っている違和感を常に感じていた
ある日のこと、愛のクラスに親の仕事の都合で海外に行っていた小林優が転校してきた
彼は言いたいことははっきり言うタイプで、愛のもどかしさに苛立ちを感じていた
その後も、日常は普通に続くと思っていた矢先、愛は校庭でひとりの生徒が四つん這いになっているのを目撃する
生徒は全く動く気配がなく、翌日には3人に増えて組体操のピラミッドのような形を作っていく
そして、聞き取り調査に来た警官も加わって、6人でピラミッドを作るまでになっていた
そして、校内に緊急放送が流れ、生徒全員が校庭に集められてしまうのである
テーマ:集団と目的意識
裏テーマ:自意識と他意識
■ひとこと感想
とある学校で組体操のミラミッドを作ると言う内容で、それが学校における洗脳なのかどうなのか、ぐらいの知識で鑑賞することになりました
主人公は引っ込み思案と言う設定になっていて、言いたいことをはっきりと言えない性格になっていました
それでも、何も考えていないわけではなく、その行動が転校生の優をイラつかせることになります
ピエール瀧が校長役をしているので、ヤバい高校ということはわかりますが、それ以外の先生も大概ヤバい人ばかりでしたね
どこからが現実で、どこからが夢想なのかという印象もあって、当初は「全部夢」とか言い出すのかと思いました
そのあたりは解釈によると思いますが、「何を描いているのかわからない」と言うよりは、このテーマで「どうしてこの発想になったのか」と言うことの方が興味深かったですね
集団であることが平和をもたらし、繁栄をもたらすと言う思想があって、それ自体は生存本能的でもあって間違いとは言い切れません
でも、結果として集団が幸福をもたらしたのか、幸福に辿り着いた時にそれを集団で成し得たのかはわからないのですね
また、この状態を幸福と捉えることができるのか、と言う問題もあって、集団的ヒエラルキーによる自我の放棄そのものの怖さと言うものを描いていたように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104222/review/06641153/
公式HP:
■億万長者の不都合な終末
■オススメ度
一風変わったパニック映画に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.19(イオンシネマ久御山)
■映画情報
原題:Rich Flu(上級階級だけが罹患する謎の奇病)
情報:2024年、スペイン&チリ&アメリカ、107分、G
ジャンル:富裕層だけが罹患する奇病が蔓延する世界にて、生存を賭けて彷徨う人々を描いたパニック映画
監督:ガルデル・ガステル=ウルティア
脚本:ペドロ・リベロ&アルベルト・ソレル・クィヤス&ガルデル・ガステル=ウルティア&サム・スタイナー ダビド・デソーラ
キャスト:
メアリー・エリザベス・ウィンステッド/Mary Elizabeth Winstead(インディア/ローラ・パルマー/Laura Palmer:ストリーミング・プラットフォーム「ネットシネマ」の重役、プロデューサー)
レイフ・スポール/Rafe Spall(トニー/Toni:ローラの離婚協議中の夫)
ロレイン・ブランコ/Lorraine Bracco(マーサ/Martha:ローラの母)
ディキシー・エジャリック/Dixie Egerickx(アナ/Anna:ローラとトニーの娘)
セザール・ドムボイ/César Domboy(クリスチャン/Christian:ローラの秘書)
ティモシー・スポール/Timothy Spall(セバスチャン・スネイル・シニア/Sebastian Snail Sr.:「ネットシネマ」のCEO、ローラの雇い主)
Jonah Hauer-King(セバスチャン・スネイル・ジュニア/Sebastian Snail Jr.:シニアの息子)
Richard Sammel(フォン・ヴィレブランド/Von Willebrand:シニアの部下、弁護士)
ダイアナ・エセベ/Dayana Esebe(ヨリーン/Yoleen:逃亡中に合流する黒人の少女)
Astrid Jones(アルバ/Alba:ローラのライバルプロデューサー)
Lobo Chan(イー/Yi:ローラの部下、アジア系社員、難民キャンプの調査員)
Emilio Buale(パブロ/Pablo:ローラの地元の友人)
■映画の舞台
フランス:カンヌ国際映画祭
アラスカ
イタリア:バルセロナ
イタリア:ランペトゥーザ島
カメルーン
ロケ地:
フランス:カタルーニャ地方
ペネデス
スペイン:
フェルテベントゥーラ島
セネガル
カップスキリング・ビーチ
■簡単なあらすじ
映画プロデュース会社の重役のローラは、次に出資すべき映画の原石を探すべく、数多くの監督や脚本家と会合を重ねていた
彼女は関わった映画が賞を獲り、その表彰のためにカンヌ国際映画祭に招かれていた
だが、登壇するのはライバルのアルバだと言われ、そこにCEOのジュニアの圧力がかかったことを理解した
その後、CEOのシニアからの命令を受けたローラは、指定されたアラスカの金鉱発掘エリアに足を運んだ
そこでストックオプションを提示され、その発掘権を得たローラは、結果によっては巨大な富を得る可能性があった
契約書にサインをしたローラは、シニアからバッキンガム宮殿でのオークションで目当てのものを落札し、慈善事業への関わりなどをアピールするように命じた
それらはうまく行くものの、世界ではある異変が起きていた
長者番付に乗るような富裕層の連続死が報道され、その兆候として、歯が真っ白になると言うものがあった
やがて、各方面でパニックが起き、その現象は「リッチ・フルエンザ」と呼ばれるようになったのである
テーマ:プルートフォビアの行き着く先
裏テーマ:貨幣制度の成れの果て
■ひとこと感想
金持ちが次々に謎の病気に罹って死んでしまうと言うプロットは面白く、主人公はその渦中で金持ち側になってしまうと言うジレンマがありました
家庭を顧みずに崩壊寸前になっていて、ソリの合わない実母がいたりするのですが、ビジネスの場でも金持ちの息子に冷遇されていたかと思えば、その父親からは巨大なプロジェクトを任されたりします
とにかくシリアステイストで物語は進んでいくのですが、現実的に考えるとおかしなことばかり起こる映画となっています
この映画における「金持ちの定義」と言うのは結構曖昧で、基準点がわからないまま、「自分の命のために財産を捨てる」という行為を繰り返して行きます
それで助かった富裕層がどれぐらいいるのかわからず、またその方法が正しいのかすらわかりません
あの世界線になった場合に「貨幣」に何の価値があるのかわからず、ローラが大金を得たとしても、それには何の意味もないと思います
細かいところが気になると乗れない映画ではありますが、どうなってしまうんだろうと言う先の見えなさは良かったと思います
「THE OLD WORLD」で始まったからには「THE NEW WORLD」で終わるのだと思っていましたが、このラストが物語を締めているのかは何とも言えません
金持ちというのが資産的な優位性を保っている人を指すのならば、時代とともに指標は移ってしまうわけで、貨幣以上に価値のあるものが生まれた瞬間、それを一番持っている人物は死んでしまうと思います
映画では「独占」という状態が金持ちの定義のように見え、それをシェアもしくは手放すことが解決策のように提示されています
それらを誰がジャッジするのかはわからない世界で、偶然起きた高齢の富裕層の連続死がミーム的に扱われて、陰謀論が広まっているだけのようにも見えます
それを確かめる術をローラは持っていないのですが、映画はそれを俯瞰では描かずに終わるのですね
あくまでも、ローラのサバイバルはどのようなもので、そして新たな価値を生み出すものは何かということが描かれていて、人の歴史は繰り返すというのを地で行っているような内容になっていたように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105932/review/06644025/
公式HP:
■黒牢城
■オススメ度
時代劇ミステリーに興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.19(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2026年、日本、147分、G
ジャンル:籠城中の城で起きた事件を紐解く城主と敵方の軍師を描いたミステリー映画
監督&脚本:黒沢清
原作:米澤穂信『黒牢城』
キャスト:
本木雅弘(荒木村重:籠城作戦を決行する城主)
菅田将暉(黒田官兵衛:囚われの天才軍師)
吉高由里子(千代保:村重の側室)
青木崇高(荒木久左衛門:荒木家の家老)
吉原光夫(瓦林能登入道:瓦林越後入道の新族、村重の家臣)
坂東龍汰(北河原与作:村重の先妻の縁者、開城を打診)
近藤芳正(中西新八郎:荒木家の武将)
矢柴俊博(池田和泉:荒木家の武将)
木原勝利(野村丹後:荒木家の武将)
柄本佑(雑賀下針:雑賀衆の鉄砲放)
渋川清彦(雑賀孫六:雑賀衆の頭領)
渡辺いっけい(高山大慮:高槻衆、高山右近の父)
上川周作(寺男:事件の目撃者)
荒川良々(無辺:廻国の僧)
前田旺志郎(栗山善助:官兵衛の家臣)
坂東新悟(織田信長:天下統一を目論む武将)
オダギリジョー(郡十右衛門:御前衆の組頭、「五本鑓」の一人)
ユースケ・サンタマリア(秋岡四郎介:「五本鑓」の一人、刀の達人)
河内大和(伊丹一郎左衛門:「五本鑓」の一人、鉄砲)
宮舘涼太(乾助三郎:「五本鑓」の一人、怪力)
吉岡睦雄(森可兵衛:「五本鑓」の一人、槍裁きの名人)
三浦健人(堀弥太郎:織田軍の武士)
積木悠人(安部自念/荒木自念:殺される人質)
■映画の舞台
1578年(天正6年)、
有岡城(伊丹城)
ロケ地:
兵庫県:丹波篠山市
篠山城大書院
https://maps.app.goo.gl/Gq1NMGDdkLN1WLSFA?g_st=ic
滋賀県:彦根市
彦根城
https://maps.app.goo.gl/bvZrq7Gz1x4zAa8C8?g_st=ic
兵庫県:姫路市
姫路城
https://maps.app.goo.gl/dTVGBtSgE9D6HmSd8?g_st=ic
三重県:伊賀市
伊賀上野城
https://maps.app.goo.gl/kLtfBR36CM3yUYZd9?g_st=ic
兵庫県:明石市
明石城
https://maps.app.goo.gl/5JU9cCJbRtsQBh9Q9?g_st=ic
京都市:東山区
東福寺
https://maps.app.goo.gl/UDza6U4uRoLAhHcq5?g_st=ic
京都市:右京区
大覚寺門跡
https://maps.app.goo.gl/1bTSULxAcyaZoRoG6?g_st=ic
京都府:長岡京市
楊谷寺
https://maps.app.goo.gl/w9GYfyjsdjjTnt6z8?g_st=ic
滋賀県:大津市
日吉神社
https://maps.app.goo.gl/tgusEo61hzCVsqaYA?g_st=ic
京都府:宇治市
萬福寺
https://maps.app.goo.gl/hqZq1PJjzZdZeDFSA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1578年(天正6年)7月、織田勢として秀吉の軍に属していた荒木村重は戦線を離脱し、有岡城に戻って籠城し、信長に対して謀反を起こした
そして、彼を説得するために、信長の軍師・官兵衛が訪れるものの、村重は意に介さず、官兵衛を監禁することとなった
村重は毛利軍が自分たちに加勢してくることを望んでいたが、それどこから人質を取っているのにも関わらず、寝返る者は後を絶たなかった
だが、村重は人質を殺すことなく幽閉し、安部自念は何度も武士として殺されることを望んだ
それから数日後、自念は何者かによって殺害され、それは矢傷だったものの、肝心の矢は回収されて見つからなかった
そこで村重は事件の真相を探るべく家臣たちから聞き取りを行い、それをまとめたものを官兵衛に見せた
官兵衛は意味深な歌を詠い、家臣の乾は「その歌には本歌がある」と言う
そこで、本歌から官兵衛の真意を確かめることになり、自念は灯篭の隙間から矢を放たれて殺され、その矢は雪面を擦ることなく回収されていたことがわかる
そして、その時にその場所にいたものを特定すると、犯人は「村重が殺さないことに反抗した」と供述する
家臣たちは処刑を望むものの、村重は殺さずに「働いて殊勲をあげよ」と言い放つのである
テーマ:殺さずの先にあるもの
裏テーマ:民衆を縛る宗教的観念
■ひとこと感想
時代劇はあまり興味がなく、黒田官兵衛は知っているけど荒木村重て誰?状態で鑑賞しました
信長に反旗を翻した武将ということで、史実だと「城を捨てて逃げた卑怯者」みたいな感じになっていましたね
その行為がどのようにして起こったのかを描いている作品で、時代劇ミステリーというよりは、黒田官兵衛との関わりの中で変化した荒木村重の物語だったように思えました
個人的には、謎解きの4章立ての途中で強烈な眠気に誘われる作品で、その謎解きも「それが答えなの?」みたいなポカーンとするものが多かったですね
聞き取りの情報を読んだだけで答えがわかってしまう黒田官兵衛が超人的過ぎますが、むしろそれがわからない現場のレベルはヤバいなあと思ってしまいます
「冬:自念」から始まり、「春:首」「夏:寅申」「秋:天罰」へと続く物語で、「自念の死の真相」「討ち取った首の正体」「高価な壺の行方」「全体の黒幕の正体」みたいな流れになっています
高度な心理戦というよりは、ある目的のためにみんなが動いたというレースで、そのみんなをどのように動かしたのかという感じになっています
それがどのように起こったのかが「セリフで終了」というのがナンセンスで、そこまで暴露するなら、黒幕の思惑が行動した者にどのように伝播したのかを描く必要はあったように思います
そう言ったところは端折っているのに147分と長く、半分ぐらいのシーンが牢屋内の会話劇なので、荒木村重に興味が持てないとキツい映画だったように思いました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105427/review/06644027/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/kokurojo-movie/
■免許返納!?
■オススメ度
舘ひろしファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.6.20(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2026年、日本、119分、PG12
ジャンル:免許返納を迫られる元アクション俳優を描いたコメディ映画
監督:河合勇人
脚本:林民夫
キャスト:
舘ひろし(南条弘:売れっ子俳優、元アクション俳優)
西野七瀬(川奈舞:南条のマネージャー、元子役)
(幼少期:泉谷星奈)
吉田鋼太郎(三宅篤:事務所の社長)
宇崎竜童(尾崎誠:バイク事故を起こす南条の盟友)
黒川想矢(来宮亮:尾崎の息子)
大地真央(加藤麗子:尾崎の最初の妻、女優)
MEGUMI(来宮ありさ:尾崎の三番目の妻、亮の母)
真矢ミキ(木村暁子:尾崎の二番目の妻、弁護士)
八嶋智人(安田康太:デコトラの運転手)
(幼少期:花谷聡亮)
南野陽子(安田しずえ:康太の姉、スナックのママ)
(幼少期:天野叶愛)
中山忍(南条遥:南条の妻)
河井青葉(上原純子:南条の娘)
斉藤暁(佐伯信二:元助監督)
ベンガル(滝嶋章雄:元撮影監督)
品川徹(城之内肇:「ハーレーライダー」の監督)
新井康弘(元撮影スタッフ)
花ヶ前浩一(元撮影スタッフ)
内藤剛志(金子省吾:ありさの愛人、ヤクザ)
ボブ鈴木(金子の手下)
伊藤慶徳(金子の手下)
西岡德馬(照屋:元教習所の教官)
伊能昌幸(鈴木:亮の親友)
佐藤五郎(佐藤:牧場主、亮の雇い主)
長友郁真(いくま:YouTuber)
高尾悠希(ゆうき:YouTuber)
國本鐘建(ラスボス役の俳優)
■映画の舞台
都内某所
福島県某所
ロケ地:
福島県:耶麻郡
猪苗代町営磐梯山牧場
https://maps.app.goo.gl/JRiUfL3R7f9bKH6Q7?g_st=ic
福島県:福島市
福島運転免許センター
https://maps.app.goo.gl/ER3pidBKs9bWYCxL7?g_st=ic
福島県:二本松市
二本松バイパスドライブイン
https://maps.app.goo.gl/KL7jtGBaUCL1HprA6?g_st=ic
磐梯吾妻スカイライン
https://maps.app.goo.gl/gNh5dgKWopfScYZcA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
アクションスターとして名を馳せた俳優の南条弘は、今や演技派俳優として、大ヒット作品の「老人家族」にて賞を総なめにしていた
その授賞式にて、盟友・尾崎誠が乱入して嫌味を言い放った
南条は大人の対応をして、その場を和ませるものの、内心は憤慨し、控え室で怒りをぶちまけていた
南条の生きがいはフェラーリを運転することで、彼はその車に乗るために人生を捧げてきたと言っても過言ではなかった
ある日のこと、尾崎がバイク事故を起こし、それが炎上案件となってしまう
南条もコメントを求められ、「人生訓」を披露するものの、それが一人歩きして「南条、免許返納」と言うニュースになってしまう
その言葉はワイドショーでも取り上げられ、実際に免許返納をする人々も現れてしまう
そして、彼の元に政府広報のCMの依頼が舞い込んでしまう
だが、免許返納する気がない南条はCM出演を断ろうとするものの、事務所社長の策略にハマってしまう
そんな折、尾崎の容体が悪化したと言う知らせが入り、そこで彼の元妻・麗子と会うことになった
麗子は尾崎と会ったと言い、彼には心残りがあって、それが3番目の妻との間に生まれた息子・亮に関することだった
そこで南条は、尾崎と息子を引き合わせるために、元妻の
ありさの元へと向かうことになったのである
テーマ:人に愛されること
裏テーマ:思惑の中で生きること
■ひとこと感想
「免許返納」と言うパワーワードが踊っている作品で、有名俳優の事故によって世間の空気が変わり、それに流されてしまう車好きが主人公となっていました
彼が乗っているのが真っ赤なフェラーリで、人生をそれに捧げた人から取り上げることが良いことなのか、と言う側面があったように思います
それでも、免許返納に関する社会的な風潮は前半だけで、中盤からは「元盟友のために動く」と言うヒューマンドラマになっていました
ロードムービー的な感じになっていて、尾崎の元妻に会うために福島に行き、そこでトラブルに巻き込まれたりするドタバタが描かれていきます
自分を知る人々に賞賛され、知らない尾崎の息子からは突き放されるのですが、親の愛を知らない少年との関わりの中で、妙に説教に走らないのは良かったと思います
脇役が充て書きのような感じになっているし、過去作のオマージュなどがたくさんあり、『免許がない!』の続編的な作品でもありました
そのあたりのメタ要素を楽しむ作品でしたが、「免許返納」に関しても真面目に取り組んでいましたね
ラストのあるシーンに「免許返納」に対する監督の方向性というものが凝縮されていたように思います
個人的には免許返納までまだまだ時間がありますが、どの時点で返納を考えることになるのかは分かりません
ある日突然、その時が訪れるのか、それを無視して自分を誤魔化していくのかは分かりませんが、その頃には社会的な制度も変わっていると思うので、そう言った枠組みができる方が良いのかな、と感じています
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105248/review/06649472/
公式HP:
https://menkyohenno-movie.com/
