【映画鑑賞まとめ】2026.7.1→2026.7.10【映画紹介】

■映画鑑賞まとめ■

 

7月上旬(2026.7.1~2026.7.10)

 


■シンシン・アンド・ザ・マウス/SINSIN AND THE MOUSE

 

■オススメ度

 

喪失からの回復の物語に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.1(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

中国語タイトル:鼠一般的你

情報:2026年、日本、108分、G

ジャンル:母の喪失回復のために台北に旅行に行く女性を描いたヒューマンドラマ

 

監督:真壁幸起

脚本:真壁幸起&加藤法子

原作:吉本ばなな短編集『ミトンとふびん』所収「SINSIN AND THE MOUSE」

 

キャスト:

岸井ゆきの(光岡ちづみ:母を亡くし、喪失感を抱えた女性)

   (幼少期:原春奈

   (高校時代:佐々木告

ツェン・ジンホア/曽敬驊(シンシン/田口真吾:日本人と台湾人のハーフ)

 

藤原季節(マサミチ:ちづみの友人、バンドマン)

中田青渚(サチ:マサミチの婚約者、シンシンの友人)

 

柄本時生(ライブハウスの店長)

伊勢佳世(クリーニング店の店員)

 

飯田基祐(蓮沼弘喜:ちづみの父)

余貴美子(光岡沙都子:ちづみの母)

 

■映画の舞台

 

東京某所

台湾:台北

 

ロケ地:

台湾:台北

周胖子餃子館/Fat Zhou‘s Dumplings

https://maps.app.goo.gl/TbrvFesXPmzMyung7?g_st=ic

 

青田茶館/Qing Tian Teahouse

https://maps.app.goo.gl/mbY1wVyXZeTvC8ZR7?g_st=ic

 

黒膠咖啡/Vinyl Decicion

https://maps.app.goo.gl/SSPDpsDfDNCrKs7S7?g_st=ic

 

MUD BAR

https://maps.app.goo.gl/yGG4JQh7VV4TmN3h7?g_st=ic

 

東京都:立川市

BABEL The Rock Tower

https://maps.app.goo.gl/dxoQxjZbt6cGEtmV9?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

30歳を迎えたちづみは、母を看取ったあと、呆然として、何もやる気が起きなかった

仕事を再開する気力もなく、日々を過ごしてきたところに、かつて仕事で関係を持ったバンドマンのマサミチから電話が入った

彼はちづみが関わっていたライブハウス出身のミュージシャンで、今度は台北でライブをするという

マサミチは気分転換も兼ねてはどうかと打診した

 

ちづみは少し考えた後、台北に向かうと返答する

そこにはマサミチの婚約者サチもいて、さらに彼女の友人のシンシンという若者もいた

シンシンは中国人の母と日本人の父を持つハーフで、東京と台北を行き来する生活をしていた

彼は、台北で何軒かのバーを経営していて、今はこちらに拠点を移しているという

 

食事を終えた4人は、ライブまでの時間を過ごすことになった

ちづみは「静かなところに行きたい」と言い、シンシンは彼女を茶館に連れて行った

だが、予約が取れず、諦めようとしていたところ、シンシンは食い下がって、夜の予約を取り付けた

そして、その茶館の予約までの間を過ごすことになり、シンシンは彼女の話に傾聴しながら、ある絵本の話を話しだす

それは、少女のおうちの壁の向こうに小さなネズミが住んでいるというもので、その絵本を読んだことで、孤独な幼少期を乗り切ったというのである

 

テーマ:声が消え、声が遺る意味

裏テーマ:友だちの支え

 

■ひとこと感想

 

母を亡くした女性が台北に旅行に行くぐらいしか情報を仕入れずに鑑賞

かなり静かな立ち上がりとスローテンポだったので、下手すると寝落ちしてしまうんじゃないかと思ってしまいました

母親が亡くなった直後で、何をする気にもなれないという感じの日常が続くのですが、どの瞬間でも「過去のどこか」を思い出している、という感じに描かれていきます

 

そんな彼女の元に、成長をそばで見てきたミュージシャンのマサミチから電話が入り、彼女は気分転換も兼ねて、彼の台北ライブを見に行くことになりました

台北に行っても、さまざまなシーンで母との思い出を想起してしまい、どこにいても日常は変わらないように思えました

そんな時に出会ったのがシンシンという青年で、彼にも悲しい過去があることがわかります

 

冒頭では、自宅で過ごすちづみとシンシンが描かれ、どちらも種類の違う喪失を抱えていることがわかります

どちらも母親が亡くなっているということは同じなのですが、その種類が違うのですね

これは後半に明かされるシンシンの過去に起因するもので、その過去から立ち直ってきた彼の方法論というものが少しずつちづみに浸透していく様子が描かれていました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】シンシン・アンド・ザ・マウス/SINSIN AND THE MOUSE【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105855/review/06690930/

 

公式HP:

https://www.culture-pub.jp/sinsinmovie/


■四月の余白

 

■オススメ度

 

リアルテイストの社会派映画を堪能したい人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.2(イオンシネマ高の原)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、106分、G

ジャンル:更生施設の運営者と若者の関わりを描いた社会派ヒューマンドラマ

 

監督&脚本:吉田恵輔

 

キャスト:

一ノ瀬ワタル(西健吾:更生施設「みらいの里」を運営する元半グレ)

夏帆(草野冬子:中学校教師)

上阪隼人(澤海斗:暴力を繰り返す少年)

 

篠原篤(澤陽平:海斗の父、西と因縁を持つ男)

占部房子(澤綾子:海斗の母)

 

山﨑七海(生島詩:「みらいの里」の寮生、リスカに苦しむ少女)

高田万作(尾崎湊:「みらいの里」の寮生)

松木大輔(野村:施設の職員)

 

和田庵(内藤悠:海斗の同級生、不良仲間)

 

小沢まゆ(田中早苗:週刊誌の記者)

パトリック・ハーラン(テレビ番組のホスト)

 

滝沢恵(のぶえ:施設の職員)

石澤柊斗(石橋洸平:寮生)

石井輝(佐藤未央:寮生)

ナターシャ(ビアンカ:寮生)

松本晃大(寮生)

 

土方柚希(大迫陸:休学しているクラスメイト)

増田怜雄(曽我:悠のツレ)

小幡蓮(東:花火喰らう生徒?)

大岩世奈(水谷聡太:足を砕かれる青年)

関幸治(市川:草野の同僚教師)

二村仁弥(白岩:暴走族の男)

山中亮(黒岩剛:西を知るヤクザ)

河野知美(詩の母)

たしろさやか(挙動不審な子どもの母親)

 

■映画の舞台

 

愛知県:名古屋市

 

ロケ地:

愛知県:蒲郡市

愛知県立三谷水産高等学校 愛水寮

https://maps.app.goo.gl/KwwKd8Frf2xb7mJbA?g_st=ic

 

蒲郡中学校

https://maps.app.goo.gl/6g85Q8auhAQRg7uR7?g_st=ic

 

八百富公園

https://maps.app.goo.gl/o8htKZMmzVgrCC757?g_st=ic

 

東浜公園

https://maps.app.goo.gl/rX7gifFAYscUDXDj7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

半グレで元受刑者の西健吾は、心を入れ替えて、少年少女のための更生施設「みらいの里」の寮長として、彼らに向き合っていた

そんな彼の元に、荒れた生徒を受け持つ草野という女性教師が相談にやってきた

生徒たちが暴走族とつるんで騒ぎを起こしているところに駆けつけ、問題の生徒とされる澤海斗と内藤悠と絡むことになった

西は海斗をこのままにしておくと危ないと感じ、母親と相談の末、海斗を預かることになった

 

海斗はハナから他の寮生と仲良くなるつもりもなかったが、ある日の作業中に詩と口論になり、彼女を後ろから蹴飛ばしてしまった

一歩間違えばという事故で、西は激しく叱責するものの、詩は海斗を追い出して欲しいという

だが、海斗の更生を考える西は、彼を親元には返せないと考えていた

 

その日の夜、寮生たちの報復を受けた海斗は、保管されたスマホを奪い返し寮を出ていってしまう

そして、不良グループとつるむ中で暴力事件を起こしてしまった

相手に障害が残るほどの大怪我をさせた海斗は逮捕され、勾留されることになった

そして、彼の寮に戻そうとするものの、やはり寮生たちとの不和は拭えないまま、不穏な空気が立ち込めてしまうのである

 

テーマ:人は変われるのか

裏テーマ:変わるものと変わらないもの

 

■ひとこと感想

 

素行が悪く、学校や家庭では手に負えない少年少女を預かる施設を舞台にしていて、それを運営しているのが元半グレの元受刑者という設定になっていました

モデルとなるような人物や施設はあるようで、全国にも子のような施設はあると思います

そんな中で、人の心を持っていないような少年が飼われるのかを描いていて、何度も裏切られるし、反省するそぶりも見えなかったりします

 

西は暴力も必要だと考えていて、講演会などではその方針に反発する教育関係者から突き上げを喰らうのですが、その方法は賛否を呼んでいきます

さらに、注目度が上がっていくことでマスコミなどと絡むことになり、西自身の過去も掘り下げられていきます

ある過去が原因で、施設は思わぬ方向へと向かうのですが、その顛末も本当に起きそうなことばかりだったと思います

 

映画では、海斗と関わる人々の苦悩を描き、さらに西の過去と因縁関係にあることが暴露されていきます

加害者と被害者の立場の違い、事件の捉え方の違いなどが浮き彫りになる中、西自身も自分自身が変われたのかに悩むシーンなどがあります

結局のところ、本質的なものが変質するというよりも、その表現方法が変わっていくようにも思えます

それぐらい、人の本質というものは変え難いものであり、それが家庭環境を通じて、それぞれの表現になってしまっているように思えてなりません

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】四月の余白【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105599/review/06693906/

 

公式HP:

https://shigatsu-yohaku.com/


■ラブ≠コメディ

 

■オススメ度

 

中島健人のファンの人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、119分、G

ジャンル:顔だけ評価されているイケメン俳優とアイドル俳優がラブコメドラマを撮影する様子を描いたヒューマンドラマ

 

監督:紙谷楓

脚本:大北はるか

 

キャスト:

中島健人(神崎麗司:ラブコメばかりオファーが来るイケメン俳優)

 

長濱ねる(南風美里:麗司の共演女優、「ぴょんぴょんフルーツ」所属のアイドル)

三石琴乃(南風万里子:美里の母)

 

板谷由夏(首藤麻美:ドラマ「壁ドン!床ドン!君にドーン!」のプロデューサー)

光石研(山村賢二:ドラマの共演者、ベテラン俳優)

財前直見(橋谷きな子:大御所脚本家)

 

前野朋哉(紺野聡:麗司のマネージャー)

野村麻純(森田瑠奈:美里のマネージャー)

 

塩野瑛久(渕上颯真:麗司のライバル俳優)

菊田竜大(草野公平:麗司の友人、俳優)

 

本多力(二瓶三平:ドラマの監督)

今野浩喜(高見岩男:スケジューラー)

宮崎吐夢(松山亮:チーフカメラマン)

磯山さやか(森山渚:メイク係)

岩井拳士朗(武井理:音声)

信川清順(川西葉月:衣装係)

今野大輝(平林和馬:助監督)

北代祐太(関根健作:美術係)

アパッチ長男(照井裕太:照明係)

斎藤礼(泉雅也:撮影助手)

 

重岡大毅(竹本:ラジオの放送作家)

遠藤憲一(山村賢一:世界的に有名な俳優、写真)

 

■映画の舞台

 

都内某所

 

ロケ地:

神奈川県:大和市

大和市立光丘中学校

https://maps.app.goo.gl/ecX4TzRR939YK29SA?g_st=ic

 

神奈川県:秦野市

国立病院機構神奈川病院

https://maps.app.goo.gl/M3FjzX3Ja1fvFKw66?g_st=ic

 

神奈川県:高岡郡

水車屋

https://maps.app.goo.gl/7KhHHeo7xogY24wN6?g_st=ic

 

埼玉県:加須市

加須はなさき公園

https://maps.app.goo.gl/wzMkB5RkbLXuQXDG8?g_st=ic

 

東京都:港区

迎賓館赤坂離宮

https://maps.app.goo.gl/CBwtYH2PCP1jMMnAA?g_st=ic

 

J-WAVE 81.3FM

https://maps.app.goo.gl/8uukdfz8jKHXBCsA6?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

アイドル俳優としてラブコメドラマなどで人気を博している神崎麗司は、自身に来るドラマのオファーがラブコメばかりで辟易していた

これまでに賞を獲ったことがなく、演技派俳優の仲間入りをしたいと思っていたが、そう言った仕事はなかなか入っては来なかった

ようやく「執事ラブ」というドラマを撮り終えたと思っていたら、今度はアイドル女優の南風美里とのラブコメドラマに関わることになった

 

ラブコメの女王と言われる大御所脚本家の橋谷が手掛けるドラマで、脚本通りに演じろと言われる

だが、美里はドラマを演じていく中で、役になり切れば、違ったシナリオも生まれるのではないかと考えていた

そして、アイドル女優と評価されたくなり美里は積極的に撮影に参加し、麗司も巻き込まれるように、彼女についていくことになった

 

ある日のこと、風邪をひいて体調を崩した美里は、それでも雨のシーンを撮ると言い出す

スタッフに迷惑をかけたくない一心で譲らず、そこで麗司は監督とスタッフを呼び出して、少ないテイクで撮り終えて欲しいと頭を下げた

撮影は無事に終了し、美里も大事には至らなかった

麗司は彼女に見舞い行くものの、そこで彼女の母が病床に臥していることを知る

彼女がこのドラマに賭けている理由を知った麗司は、これまで以上にこのドラマを成功させるために奮闘していくのである

 

テーマ:その人にしか出せないもの

裏テーマ:一期一会

 

■ひとこと感想

 

ケンティーが主演のアイドル映画で、アイドル俳優であることに悩むという設定になっていて、おそらくは当て書きのようなシナリオになっていたと思います

アイドルの片手間で俳優をやっているみたいな風潮もある中で、それでも自分自身の可能性を信じてチャレンジする人はたくさんいると思います

そんな彼らの「見えない部分」を描いている作品で、まるでケンティーの裏側を覗いているような気分になってしまいます

 

一応はラブコメ映画なのですが、基本的にはヒューマンドラマになると思います

イケメン俳優とアイドル俳優という、世間からは「演技で評価されていない俳優同士の共闘」という部分があって、そこには様々な思惑が潜んでいました

また、彼らにはきちんと背景があって、そんな未来を描いているのかというものもあります

ドラマには光石研演じる共演者の父親というものが登場し、このシーンだけでも普通のラブコメとは違う印象がありましたね

 

映画は、紆余曲折を経て連ドラを撮影するというもので、そのドラマ映像そのものが流れたり、ドラマの主題歌のMV(違うドラマの主題歌)、音楽番組への出演などがありました

朝のワイドショーで番宣をしたり、ダサいダンスを告知のために踊ったりもするのですが、本当の現場もこのように右往左往しているのだと思います

普段はあまりドラマを観ない人ではありますが、その熱量は十分に伝わる作品で、映画に出てくる連ドラを見たくなってしまいますね

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】ラブ≠コメディ【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105673/review/06697214/

 

公式HP:

https://movie.storm-labels.co.jp/s/luvntcom/


■口に関するアンケート

 

■オススメ度

 

清水崇作品が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.3(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、89分、G

ジャンル:ある音源の真相の向こう側にある「呪い」を描いたホラー映画

 

監督:清水崇

脚本:山浦雅大

原作:背筋『口に関するアンケート』

 

キャスト:

板垣李光人(村井翔太:心霊スポットに出かけた大学生)

綱啓永(伊藤竜也:翔太の親友)

吉川愛(杏:翔太の元カノ)

MOMONA(原美玲:竜也の彼女)

 

森愁斗(堀田颯斗:呪いの木を探しにいく青年)

西山智樹(川瀬健:堀田に巻き込まれる友人)

 

柄本時生(西:オカルト系雑誌の編集者)

 

中村獅童(草壁:音声データの真相を追う刑事)

 

■映画の舞台

 

愛知県:霞ヶ原霊園(架空)

 

ロケ地:

栃木県:那須塩原市

千本松牧場

https://maps.app.goo.gl/VonFSogqHNTk2ec97?g_st=ic

 

小太郎茶屋

https://maps.app.goo.gl/QmewLQNwsVdodV4w7?g_st=ic

 

千葉県:流山市

江戸川大学

https://maps.app.goo.gl/RwXVgWZwXQa4Nykp9?g_st=ic

 

静岡県:富士河口湖町

ヤマザキYシャップ 精進湖店

https://maps.app.goo.gl/aqF6TPd4RkW8pwTk9?g_st=ic

 

富士すばるランド

https://maps.app.goo.gl/kfRhKHWDLT6cZYdp8?g_st=ic

 

ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園

https://maps.app.goo.gl/tENrfAqVykgfgLnj7?g_st=ic

 

東京都:小金井市

レストランホーマー

https://maps.app.goo.gl/eeLkcEMb2Tw58QdE6?g_st=ic

 

東京都:葛飾区

常盤仙

https://maps.app.goo.gl/FfqVqBB9YFWCaDCE6?g_st=ic

 

東京都:板橋区

カラオケトマト高島平店

https://maps.app.goo.gl/8zjThZqqdSXt6MKe8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

大学生の翔太は、友人の竜也、杏、美玲たちと一緒に、とある霊園にあるとされる呪いの木に肝試しにいくことになった

その日は何も起こらないものの、翌日に杏が姿を消し、奇妙なことが起こるようになっていた

彼らはあるYouTube動画に触発されてその場所を訪れていて、元動画を撮影した二人にも不可思議なことが起こっていた

 

彼らはそれぞれスマホのボイスレコーダーに言葉を残しており、刑事の草壁は事の真相を探ることになった

彼らの証言を聞き、彼らの大学、バイト先などを訪ねていく

だが、レコーダーに残された証言に登場するある女性の存在は確認できなかった

 

翔太が作ったとされる杏捜索のチラシにも彼女の姿はなく、また翔太が残した告白には、ある木の前で「あること」を口にしたという

それをひどく後悔していたが、すでに取り返しのつかないことになってしまっていたのである

 

テーマ:因果応報

裏テーマ:呪いの力を借りる方法

 

■ひとこと感想

 

ドアップで次々と証言者が起きたことを語るという予告編があり、それがどのようにタイトルに結びつくのかはわからないまま鑑賞

清水崇監督のホラーなので、造形の怖い何かが登場するのだとは思っていましたが、それ以上に木にこびりついていた何かがとても気持ち悪かったですね

集合体恐怖症とか、虫がダメな人はスルーした方が良いと思います

 

映画は、とにかく不協和音が鳴りまくる作品で、小説で感じる叙述的な怖さとは違う印象がありましたね

徐々に真相がわかるという怖さはなく、その起点というものも想像の範囲の事のように思います

それよりも、映像作品ということで、どのように怖さを演出するのかというものになっていたと思います

 

個人的には、怖さよりも気味悪さがある作品で、生理的に無理という感じの映画でしたね

基本、最前列で鑑賞するのですが、終始ドアップの映像は流石に疲れてしまいます

そして、幾度となく鳴る気味の悪い音を浴びる感じになっていて、そっち方面の不快さというものが強かったように思いました

 

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【映画感想】口に関するアンケート【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105111/review/06697212/

 

公式HP:

https://movies.shochiku.co.jp/kuchi-movie/


■トイ・ストーリー5

 

■オススメ度

 

シリーズが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.7.4(MOVIX京都)

 

■映画情報

 

原題:Toy Story 5

情報:2026年、アメリカ、102分、G

ジャンル:タブレットの登場で価値を失うと恐れるおもちゃたちを描いたファンタジー映画

 

監督:アンドリュー・スタントン

脚本:アンドリュー・スタントン&マッケナ・ハリス

 

キャスト:

トム・ハンクス/Tom Hanks(ウッディ・プライド/Woody:カウボーイの人形)

ティム・アレン/Tim Allen(バズ・ライトイヤー/Buzz Lightyear:スペースレンジャーのアクション人形)

 

グレタ・リー/Greta Lee(リリーパッド/Lilypad:ボニーの元に来るタブレット)

 

ジョーン・キューザック/Joan Cusack(ジェシー/Jessie:カウガールの人形)

 

コナン・オブライエン/Conan O’Brien(スマーティー・パンツ/Smarty Pants:トイレトレーニング用のおもちゃ)

シェルビー・ラバラ/Shelby Rabara(スナッピー/Snappy:デジカメのおもちゃ)

クレイグ・ロビンソン/Craig Robinson(アトラス/Atlas:デジタルマップのおもちゃ)

 

トニー・ヘイル/Tony Hale(フォーキー/Forky:ボニーが幼稚園で作った手作りのおもちゃ)

ジョン・ラッツェンバーガー/John Ratzenberger(ハム/Hamm:豚の貯金箱)

ウォーレス・ショーン/Wallace Shawn(レックス/Rex:ティラノサウルスの人形)

ブレイク・クラーク/Blake Clark(スリンキー・ドッグ/Slinky Dog:バネでできた犬の人形)

ジェフ・バーグマン/Jeff Bergman(ミスター・ポテトヘッド/Mr. Potato Head:ジャガイモ頭の人形)

アンナ・ヴォチーノ/Anna Vocino(ミセス・ポテトヘッド/Mrs. Potato Head:ジャガイモ頭の人形)

ボニー・ハント/Bonnie Hunt(ドーリー/Dolly:紫色の髪の毛のぬいぐるみ)

メリッサ・ヴィルアセノーラ/Melissa Villaseñor(カレン・ビバリー/Karen Beverly:ボニーが幼稚園で作った手作りのおもちゃ)

ジョン・ホプキンス/John Hopkins(ミスター・プリックスパンツ/Mr. Pricklepants:ハリネズミのぬいぐるみ)

クリスティン・シャール/Kristen Schaal(トリクシー/Trixie:トリケラトプスの人形)

アラン・カミング/Alan Cumming(ブルズアイ/Evil Bullseye:ジェシーの愛馬)

アーニー・ハドソン/Ernie Hudson(コンバット・カール/Combat Carl:迷彩服を着た軍人の人形)

バッド・バニー/Bad Bunny(サングラスを掛けたピザ/Pizza with Sunglasses)

 

Matty Matheson(ドクター・ナットケース/Dr. Nutcase:電子機器が嫌いなピーナッツのおもちゃ)

 

アニー・ポッツ/Annie Potts(ボー・ピープ/Bo Peep:陶器製の羊飼いの人形)

キアヌ・リーヴス/Keanu Reeves(デューク・カブーン/Duke Caboom:カナダのスタントマンの人形)

 

【人間界】

スカーレット・スピアーズ/Scarlett Spears(ボニー・アンダーソン/Bonnie:内気な少女)

Lori Alan(ボニーの母)

Jay Hernandez(ボニーの父)

 

マイカル=ミシェル・ハリス/Mykal-Michelle Harris(ブレイズ/Blaze:ジェシーが迷い込む牧場主の娘)

Krys Marshall(ブレイズの母)

 

【日本語吹替版】

唐沢寿明(ウッディ)

所ジョージ(バズ)

日下由美(ジェシー)

広瀬アリス(リリーパッド)

佐野勇人(スマーティー・パンツ)

竜星涼(フォーキー)

松井ケムリ(アトラス)

井上和(スナッピー)

三ツ矢雄二(レックス)

辻親八(スリンキー・ドッグ)

遠藤純一(ミスター・ポテトヘッド)

松金よね子(ミセス・ポテトヘッド)

戸田恵子(ボー・ピープ)

沢城みゆき(ドーリー)

南真由(カレン・ビバリー)

落合弘治(ミスター・プリックルパンツ)

許綾香(トリクシー)

三宅健太(コンバット・カール)

森川智之(デューク・カブーン)

松尾駿(ダッキー)

ふくまつ進紗(バターカップ)

天野叶愛(ボニー)

白山乃愛(ブレイズ)

 

 

■映画の舞台

 

アメリカのどこかの町

 

■簡単なあらすじ

 

前作にて、持ち主を失ったおもちゃのためにボニーの元を去ったウッディは、その役割をジェシーとバズに託していた

8歳になったボニーはいまだに友だちができず、隣に住んでいる双子に声を掛けることもできなかった

 

ある日のこと、友だちができずに苦しんでいるボニーを見た両親は、誰もが持っているタブレット型のデバイス「リリーパッド」を彼女に買い与えることになった

その日から、ボニーの生活はリリーパッドが中心になり、ジェシーたちは役割を失ってしまう

そこでボニーはウッディに助けを求め、彼はジェシーたちのために外界から戻ることになった

 

リリーパッドはボニーのためにネットを経由して友だちを作って見せるものの、ボニーはそこでもうまく友だちができなかった

やがて、リリーパッドも自分の間違いに気づき、ボニーの元に去ろうと決心するのだが、ジェシーたちはリリーパッドの力で、ボニーが友だちを作れることに気づく

そして、彼女のために、対立していたおもちゃたちは力を合わせることになったのである

 

テーマ:おもちゃの役割

裏テーマ:おもちゃの使命

 

■ひとこと感想

 

シリーズは見ていると思いますが、ほとんど覚えていない感じで、前作は結構評価が割れていたなあという思い出がありますね

おもちゃが人にバレないように動くというファンタジーで、それぞれが人格を持って、自身の自由意志で動いているという設定になっています

自分たちが遊ばれないことを悲しむというよりも、ボニーが孤独になっていることに耐えられない、という感じになっていました

 

新しいおもちゃの出現で立場が危うくなるということの連続がおもちゃ界では起きるのですが、おもちゃが本来戦うべきはデバイスではなくソフトのように思います

おもちゃとソフトの大きな違いは「遊び方に幅がない」というところで、ソフトの集合体であるデバイスも、そのひとつひとつのソフトの制約からは逃れられないと言えます

そして、その無限性の中には「創造性を育てるソフト」というものもあるのですが、それもソフト内に限定されたものに過ぎないと言えます

 

映画では、おもちゃを使って創造性を発揮するという感じになっていて、そこにあるおもちゃに性格や設定を与え、自分自身で物語を作っていきます

これが一人でできるものではありますが、やがては想像の限界点に辿り着いて飽きてしまうのですね

そこに他の人が加わることで、その遊び方に価値を見出していると、自分では思いつかないようなことが出てきます

それはヒントであり、また新たな創造性を発揮することに繋がっていました

 

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【映画感想】トイ・ストーリー5【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104002/review/06700704/

 

公式HP:

https://www.disney.co.jp/movie/toy5


■死ねばいいのに

 

■オススメ度

 

奈緒&伊東蒼の演技が好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.7(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、95分、G

ジャンル:絞殺された女性の死の真相を暴くミステリー

 

監督:金井純一

脚本:喜安浩平

原作:京極夏彦『死ねばいいのに』

 

キャスト:

奈緒(渡来映子:阿佐美のことを調べる女)

 

伊東蒼(鹿島亜佐美:殺された女性、小林テクニカルサービスの派遣社員)

   (幼少期:小池叶七芽、写真)

田畑智子(鹿島尚子:阿佐美の母、スナックの店員)

 

前原滉(山崎寛之:阿佐美の上司、システムエンジニア)

高橋ひかる(篠宮佳織:阿佐美の高校時代の先輩、マンションの隣人)

草川拓弥(佐久間雄介:阿佐美の彼氏、天羽組準構成員)

浅野竣哉(倉田崇:阿佐美のストーカー)

 

カトウシンスケ(高波:佐久間の上の人間)

木原勝利(五條が弁護していた被疑者)

日高七海(警察署の警官)

 

平原テツ(五條陸:弁護士)

 

■映画の舞台

 

東京都:葛原市(架空)

 

ロケ地:

静岡県:伊東市

 

静岡県:東伊豆町

稲取細野高原

https://maps.app.goo.gl/uhQdTxxAsQs52LJo6?g_st=ic

 

東京都:杉並区西荻窪

物豆奇

https://maps.app.goo.gl/UpT1BXqSBdQrAP1VA?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

ある日、マンションの屋上で若い女性・鹿島阿佐美の絞殺死体が見つかった

刑事たちは彼女のマンションなどを捜索するものの、いまだに犯人の手掛かりは掴めていなかった

 

そんな折、女性の関係者の元に、彼女のことを聞きにくる奇妙な女がいた

その女は、阿佐美の知り合いだと言い、不倫相手の上司、恋人、高校の部活の先輩でマンションの隣人などに話を聞いていく

だが、誰に聞いても、女が聞きたいことは聞けなかった

 

女はそのまま警察署に出向くものの、捜査のことは話せないと拒絶される

そして、彼女は警官にあることを告げ、その結果、ある男と阿佐美について話すことになったのである

 

テーマ:幸福の維持

裏テーマ:分かり合えない心

 

■ひとこと感想

 

阿佐美という女性の死の真相を調べる謎の女、という感じの予告編で、その女の横柄な態度と、相手を煽り散らかす質問攻めなどが極まった作品になっていました

阿佐美の周囲の人に話を聞いていくのですが、当人同士しか知らない領域に踏み込んで、ズバズバと切り捨てていく感じになっています

それが爽快と言えば爽快なのですが、やりすぎだなあと思うところは多くて、いつ殴られるんだろうと思ってしまいました

 

「部長」から始まって、「恋人」「先輩」などと進んでいく中で、中盤あたりで「誰が犯人なのか」というのはわかってしまいます

それ以降は、「なぜ? 殺すことになったのか」を紐解いていくことになるのですが、阿佐美と犯人の心情を理解するのはかなりハードルが高いように思えます

阿佐美自身は客観的に見ると不幸な女ではありますが、彼女の感じる「幸せ」というものの正体は誰にもわかりません

また、犯人が手を下す理由も「わからなくはないけど」という感じになっていました

 

共感性の低い人たちがたくさん登場し、その魂を抉り倒して、煽り倒していくので、ある種のコメディのようにも思えます

「うわ~、そこまで言っちゃうんだ」みたいな感じで、タブー無き女の執拗な「攻め」が続いていきました

本音と建前は裏腹で、そりゃあ色々とあるだろうけど、という感じで、人間のドロドロとしたところを「これでもか」という感じで突きつける内容になっていました

 

阿佐美は弁護士の言うような高度な心理テクニックを使ったとは思いませんが、ある種のマインドコントロールのような状態にはなっていたのでしょう

その正体は明かされないまま終わりますが、阿佐美としては、自身の人生の結末においては、満足していたのかな、と感じました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】死ねばいいのに【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://shinebaiinoni-movie.com/


■きれっぱしの愛

 

■オススメ度

 

パーソナルな家族の物語に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.7.7(アップリンク京都)

 

■映画情報

 

原題:Ástin Sem Eftir Er(残された愛)、英題:The Love That Remains(残された愛)

情報:2025年、アイスランド&デンマーク&スウェーデン&フランス、109分、G

ジャンル:離婚した夫婦とその家族を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:フリーヌル・パルマソン

 

キャスト:

サーガ・ガルザルドッテイル/Saga Garðarsdóttir(アンナ/Anna:3児を抱える芸術家)

パンダ/Panda(パンダ/Panda:アンナたちの愛犬)

 

スヴェリル・グドゥナソン/Sverrir Gudnason(マギー/マグヌス/Magnús:アンナの元夫、漁船の船員)

 

イダ・メッキン・フリンスドッティル/Ída Mekkín Hlynsdóttir(イダ/Ída:夫婦の娘、長女)

グリムール・フリンソン/Grímur Hlynsson(グリムール/Grímur:夫婦の息子、双子の兄)

ソルギス・フリンソン/Þorgils Hlynsson(ソルギス/Þorgils:夫婦の息子、双子の弟)

 

Kristinn Guðmundsson(アグスト/Ágúst:アンナの弟)

Ingvar Sigurdsson(パルミ/Pálmi:アンナの父)

Katla M. Þorgeirsdóttir(イリス/Íris:アンナの母)

 

Halldór Laxness Halldórsson(ダニー/ダニエル/Daníel:アンナを慕う切断機械の管理者)

Anders Mossling(マルティン/Martin:ポルトガルの有名な画商)

Stephan Stephensen(フシ/Fúsi:マギーの同僚、船員)

 

■映画の舞台

 

アイスランドの田舎町

 

ロケ地:

アイスランド南東部

ハフナルフィヨルズウル

https://maps.app.goo.gl/kFvUZAHXqKxHuF1K7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

アイスランドの港町にて、自身の芸術作品に向き合っているアンナは、別れた夫・マギーとの間にイダ、グリムール、ソルギスという幼い子どもたちがいた

マギーは家を出て一人暮らしをしていて、時折家族の団欒に混じってくる

そこにはアンナの両親もいて、まるで離婚などなかったかのような団欒がそこにはあった

 

マギーは漁船の乗組員で、漁が始まるとなかなか帰ってくることはできなかった

アンナは彼からの養育費と、自給自足的な生活をしながら、弟のアグストと共に作品に向き合う

鉄板を自在に切って、それを型にして布地に模様を描く作品だったが、なかなか表舞台で評価されることはなかった

画商のマルティンに作品を見てもらっても、彼は作品のことにはふれずに関係ない話で会話を繋いでいった

 

子どもたちは自由に遊びまわり、牧場の一角に木を立て埋めて、そこにマネキンを模したものを縛り付ける

やがては甲冑などを着させて、それに向かって弓を引いて遊び始めてしまう

そんな折、その遊びの最中で、息子は大怪我をしてしまうのである

 

テーマ:家族の縁の断ち切り方

裏テーマ:拒絶の先にある未練

 

■ひとこと感想

 

アイスランドの優雅な土地を舞台にして、よくわからない芸術作品を作っている妻と、遠洋漁業の乗組員をしている元夫たちが描かれていました

ニワトリを育てたり、ベリーを育てたりする中で、この土地だとこんな感じで自給自足できるものなのかな、と思ったりもしました

彼女が目指しているアート作品の良さはほとんど分からず、てっきり鉄板を組み立てて三次元的なものを作るのかと期待してしまいました

この作品の完成と共に家族の変化が生まれるのかと思いましたが、そんなことはなかったですね

 

冒頭の一家団欒が「すでに夫婦が離婚している」というミスマッチを表していて、あのシーンだけを見ると「離婚しているように見えない」し、「出稼ぎが多くて、家にあんまりいない父親」なのかな、と思っていました

スキンシップを全力で拒むのに、一緒にピクニックに行ったかと思えば、あんなこともやってしまうし、アンナという女性の考えていることは分かりにくかったりします

彼女を取り巻く男性も弟と父は普通ですが、切断機械のエンジニアらしき男はひたすら「ヤリたい」を連呼しているし、画商は意味不明な行動のまま、強烈な顛末を迎えていました

 

子どもたちも両親の離婚を受け止めていますが、土地柄なのか性的な話は結構オープンでしたね

思春期の長女は困っていましたが、両親のセックスを見たことがあるという感じで、嬉々として話題にしているのは驚いてしまいます

あの子どもたちは監督の実の子どもなのですが、実の子どもにあのセリフを喋らせるのはなかなか強烈だなあと思ってしまいました

ともかく何も起きない系ではあるのですが、所々で眠気を吹っ飛ばすような出来事が起こります

なんとなくシュールな感じがして、さらに写真家出身ならではの絵作りなども多かったように思いました

 

↓詳しいレビューはこちらから

【映画感想】きれっぱしの愛【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://gaga.ne.jp/kireppashi_ai_NOROSHI/


■サヨナラの引力

 

■オススメ度

 

男女のすれ違いの物語に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.7.8(TOHOシネマズくずはモール)

 

■映画情報

 

原題:만약에 우리(もし、私たち…)、英題:Once We Were Us(かつて私たちは「私たち」だった)

情報:2025年、韓国、115分、G

ジャンル:別れたカップルが再会し、あの頃を想起する様子を描いたラブロマンス映画

 

監督:キム・ドヨン

脚本:キム・ハナ&ヨム・ムングン

原作:ユ・ヤクヨン『后来的我们/Us and Them(邦題:僕らの先にある道)』

 

キャスト:

ク・ギョファン/구교환(イ・ウノ/은호:不器用な工学生、のちのゲーム会社の社員)

   (6歳時:イ・ダウン/이다은、写真)

   (3歳時:ハン・ジヌ/한지우、写真)

ムン・カヨン/문가영(ハン・ジョンウォン/정원:建築家を目指す女子大生、のちのモデルハウスの案内係)

 

シン・ジュングン/신정근(ウノの父、食堂の店主)

カン・マルジェム/강말금(ウノの母、写真)

 

キム・ソユル/김소율(コ・ユンジン/고윤진:ジョンウォンの友人)

イ・サンヨプ/이상엽(カン・ミンジェ/민제:ジョンウォンの元カレ、建築士サークルの先輩)

 

キム・ソウォン/김서원(パク・スンチャン/박승찬:ウノの友人、ゲームサークル「ブリザード」のメンバー)

イム・ジェヒョク/임재혁(オ・ギョンソク/오경석:ウノの友人、ゲームサークル「ブリザード」のメンバー)

ジ・スヨン/지수연(ウノの大学の先輩、ウノの上の階に住む女性)

 

■映画の舞台

 

2008年~2014年、

韓国:ソウル

韓国:全羅南道高興

 

2024年、

ベトナム:ホーチミン

 

ロケ地:

韓国&ベトナム

 

■簡単なあらすじ

 

2024年、ベトナム・ホーチミンからソウルに戻ろうとしていたウノだったが、あいにくの悪天候にて飛行機は飛ばなかった

だが、その機内にて、かつて関わりのあったジョンウォンを見つけてしまう

二人は言葉を交わすこともなく、飛行機を降りて宿を見つけることになったが、ジョンウォンは偶然にもホテルでウノと再開することになった

最後のひと部屋にありつくことができた二人は、「久しぶり」と言葉を交わし、2008年の出会いからを思い出すことになった

 

2008年、翌年にソウル五輪を控えていた韓国・ソウルでは、大学生のウノは友人のスンチャン、ギョンソクとともに「ゲームを作って100億ウォンを稼ぐ」という夢を抱いていた

ある雨の夜、ソウルからコフン行きのバスを待っていたウノは、野外でタバコを吸っているジョンウォンを見つけ、咄嗟に彼女の絵を描くことになった

その後、同じバスに乗り合わせた二人だったが、大雨の影響でバスは動かなくなり、ウノの父の迎えにて、彼の食堂に行くことになった

 

ジョンウォンは建築学科を目指していたが、困窮ゆえに社会福祉学科に通っていた

ウノもまた、ゲーム会社に入るためにコンピューター学科に通っていたが、卒業も間近になると、友人二人は受験のために離脱してしまう

そんな折、ジョンウォンは交流を持っていた建築士サークルの先輩と別れることになり、ウノの住処に転がり込んできたのである

 

テーマ:恋愛の終わり方

裏テーマ:手放した先にある未来

 

■ひとこと感想

 

2008年に制作された台湾映画『僕らの先にある道(原題:后来的我们)』のリメイク作品で、ある別れを経た男女が再会し、過去を想起すること、現代と過去をカラーとモノクロで描き分けるというところも引用されていました

台湾からソウルが舞台になり、さらにリーマンショック後の世界になっていて、彼らの就職、編入などはかなりハードルの高い時代になっています

ひょんなことから同棲を始めることになり、友人が恋人になるという経過があるのですが、それゆえに破綻は悲しいものがありました

本作の原題(&英題)を直訳すると「もし、あの時私たちが」というもので、「再会によって、もしもを感じてしまう二人」というものが描かれていました

 

彼らの復縁は感じられない再会になっていて、それでもお互いに何かを感じていた

そして、思い出を語らい合う中で、「どこで間違ってしまったのか」「どうして二人は別れなければならなかったのか」というものが紐解かれていくことになります

二人の温度差は徐々に変化し、恋愛が終わったと感じる予兆というものも描かれます

彼らが若くて、時代背景が若者に厳しかったことも要因だと思いますが、ジョンウォンが切り出した理由は意外なものだったように思いました

 

映画は、悲恋の先に別の道を歩んだ二人を描いていきますが、現代パートでも強烈な事実というものが判明します

それがありながらも、再会によって感じてしまう「何か」というものがあって、その恋愛をどのように整理してきたのか、というのも二人の人生の違いとなって現れていたように思いました

思い出は美化されていると思いますが、それをどのような形で心の中に留めておくのか、というのも、男女の恋愛観の違いに結びついているように思えますね

 

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【映画感想】サヨナラの引力【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

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公式HP:

https://sayonara-inryoku.jp/


■氷血

 

■オススメ度

 

古典的なホラーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.6(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、98分、PG12

ジャンル:親の介護のために夫の地元に移住する息子家族を描いたホラー映画

 

監督:内藤瑛亮

脚本:片桐絵梨子&内藤瑛亮

 

キャスト:

北山宏光(戸田稔:親の介護のために豪雪地帯に引っ越す息子、デザイナー)

 

加藤千尋(戸田悠希:稔の妻)

山谷碧都(戸田晶:稔とユミの息子)

米澤成美(ユミ:稔の元妻)

 

佐津川愛美(谷川実加:悠希の親友)

 

渡辺哲(野木一郎:地元の取りまとめ役)

 

佐野史郎(戸田茂:稔の父)

小原徳子(ユリコ:失踪した茂の妻)

 

福島リラ(雪女)

 

■映画の舞台

 

日本のとある豪雪地帯

 

ロケ地:

福島県:会津市

 

■簡単なあらすじ

 

東京にてデザイナーとして働いていた稔は、認知症が悪化した父・茂の介護のために、妻・悠希、息子・晶と共に会津へと引っ越すことになった

父は徘徊する癖があり、地元の人たちを困らせていたが、稔はリモートで仕事をすることになり、夫婦で世話をすることになった

実家には、白い女の絵が飾られていて、それは父が若い頃に描いていたもので、退職後に再開させていたようだった

 

稔は父が夜中に勝手に出て行かないように南京錠を掛けることになり、優希は晶に絵本を読み聞かせ、稔も雪の結晶などを息子に見せて、落ち着いた日を過ごすことになった

雪が珍しい晶ははしゃぎまわり、悠希も地元の人たちと交流を深めていく

そんな折、事件が起きてしまった

 

施錠していた鍵を何者かが開け、そこから外に出た父が凍死体として発見された

第一発見者は悠希で、彼女は呆然とその場に立ち尽くしていたという

それから稔たちは3人で、その家で暮らすことになったのである

 

テーマ:積もる恨み

裏テーマ:因果応報

 

■ひとこと感想

 

雪女をモチーフにしたホラー映画で、認知症の父の介護のために訪れた家族が、そこで不思議な現象に巻き込まれる様子が描かれていきます

父は何かに取り憑かれたように白い女の絵を描くようになり、それでもなお、制御不能のようになっていきました

そんな中で、おかしなことが起きてしまうという流れになっていて、それに巻き込まれる家族が描かれていきます

 

一応ホラー映画なのですが、どちらかと言えばラストはサスペンスみたいになっていましたね

よく見ると画面の至る所に「白い女」がいたりするのですが、ウォーリーを探せ状態になっていました

パンフレットには家族の構成と由来が書かれていてわかりやすいのですが、それがなくても周囲の反応で稔と悠希の奇妙な関係性というものがわかるようになっていました

 

父に妻だと間違えられることで苛立ちを見せる悠希でしたが、それ以外にも奇怪な行動、隠された稔の母の存在などが家族の不思議な過去というものを暴いていきます

晶はこの家に来てから自分の秘密を知るという感じで、自分が0歳の時に抱えられている母が今の母ではないことを知ってしまいます

稔がそれをごまかしてしまうことで、さらに疑念のようなものが渦巻いてしまいます

そして、夜中に見てしまった奇妙な行動から、それに拍車が掛かってしまうようになっていましたね

 

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【映画感想】氷血【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

https://hyoketsu-movie.jp/


■ブリング・ハー・バック

 

■オススメ度

 

ヤバい儀式系ホラーが好きな人(★★★)

 

■公式予告編

 

鑑賞日:2026.7.10(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

原題:Bring Her Back(彼女を連れ戻せ)

情報:2025年、オーストラリア、104分、R15+

ジャンル:里子に出された兄妹が奇妙な儀式に巻き込まれる様子を描いたホラー映画

 

監督:ダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウ

脚本:ダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウ&ビル・ハインツマン

 

キャスト:

ビリー・バラット/Billy Barratt(アンディ/Andy:義理の妹の後見人になろうとする17歳の青年)

ソラ・ウォン/Sora Wong(パイパー/Piper:視覚障害を持つアンディの義理の妹)

   (幼少期:Kira Wong

スティーヴン・フィリップス/Stephen Phillips(フィル/Phil:ガン闘病中のアンディとパイパーの父)

 

サリー・ホーキンス/Sally Hawkins(ローラ/Laura:アンディとパイパーを預かる風変わりな元カウンセラー)

ミーシャ・ヘイウッド/Mischa Heywood(キャシー/Cathy:ローラの亡き娘)

ジョナ・レン・フィリップス/Jonah Wren Phillips(オリバー/Oliver:ローラが里子として育てている少年)

 

サリー=アン・アプトン/Sally-Anne Upton(ウェンディ/Wendy:DCPのソーシャルワーカー)

 

■映画の舞台

 

オーストラリアのとある田舎町

 

ロケ地:

オーストラリア:南オーストラリア州

アデレード/Adelaide

https://maps.app.goo.gl/XsHHcEsw629fjbiQ9?g_st=ic

 

ライツビュー/Lightsview

https://maps.app.goo.gl/13rGaDowP9Q7ziZm7?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

17歳のアンディと血の繋がらない妹パイパーは、父の突然死によって、里親の元に出されることになった

DCP(Department for Children Proteicions)は、元カウンセラーのローラの元に預けることを決めたが、その対象はパイパーだけだった

アンディはかつてパイパーに暴力を振るったことがあり、それが原因で離れ離れにならざるを得なかった

だが、3ヶ月後に成人するアンディは、パイパーの後見人になろうとしていて、DCPもそれを認め、一緒にローラの元に預けられることになった

 

その家には、すでにオリバーという少年が育てられていて、ローラには幼い頃に庭のプールで溺死したキャシーという娘がいたこともわかった

オリバーはキャシーの死後、口を聞かなくなったとされていて、また、奇行癖があるために、家の外に出ることを禁じられていた

二人は彼女の家のルールに従っていたが、アンディだけはローラに警戒心を持っていて、自分の領域に入ることを拒んでいた

 

ある日のこと、ローラが外出した隙にオリバーを部屋から出したアンディは、彼と意思疎通を図ろうとメモを渡した

だが、オリバーは何を思ったのか、包丁で切り分けたスイカを包丁ごと食べ始めてしまう

口から多量の出血があったため、アンディはオリバーを病院に連れて行こうとするものの、あるラインを越えた途端にオリバーは痙攣発作のようなものを起こしてしまう

そして、そこにローラが帰ってくるものの、彼女は病院に連れて行こうとはせず、自宅で怪我の治療を始めてしまうのである

 

テーマ:願いと代償

裏テーマ:疑心が生むズレ

 

■ひとこと感想

 

サリー・ホーキンスが里親という時点でヤバさを感じる人は少ないと思いますが、ローラという人物の裏表をうまく巧妙に演じ分けていましたね

娘を亡くした可哀想な母という側面があるかと思えば、不気味なビデオの儀式に傾倒し、さらにカウンセリングで培った心理誘導を行なって、その場を支配していきます

ローラはキャシーを復活させるために何でもするタイプの人間で、娘と同じ弱視の少女というものを探していました

 

健全な少女ではなく、なぜ弱視なのかというのは色々と推測できますが、基本的には「支配下におきたい」というものがあったのでしょう

オリバーはキャシーとパイパーを繋ぐための触媒のような存在ではありますが、あの儀式が本当にうまくいくのかはよくわからなかったりします

あくまでも、何にでも縋るという部分があって、パンフレットを読むと、あの儀式には「タイムリミットがある」という設定になっていて、ローラはかなり切羽詰まっっていたことがわかります

 

ゴア系のホラーなので、正視できないシーンがとても多く、演じた子どもは大変だっただろうなあと思います

オリバーとパイパーが演技始めてらしいのですが、どうやったらこんな才能を集めることができるのか不思議でしたね

監督の思惑通りに撮影ができるとも限らないし、シーンの意味を理解させるのも大変だと思います

特殊メイクした自分の顔を見るだけでも怖いと思うのですが、そのあたりのケアをどのように施していったのか、という方面も気になってしまいますね

 

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【映画感想】ブリング・ハー・バック【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

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公式HP:

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■トロフィー

 

■オススメ度

 

在日コリアン関係の映画に興味がある人(★★★)

 

■公式予告編

鑑賞日:2026.7.10(イオンシネマ京都桂川)

 

■映画情報

 

情報:2026年、日本、104分、G

ジャンル:在日コリアン4世の苦悩と描いた青春映画

 

監督&脚本:孫明雅

 

キャスト:

恒那(ソヒ:在日コリアン4世の14歳の少女)

梨里花(遠山未来:交流会で出会う日本人の少女)

 

市川実和子(ミリョン:ソヒの母)

井浦新(サンジュ:ソヒの父、朝鮮学校の校長)

千就(テイリ:ソヒの弟)

 

山中崇(ソンジュ:ソヒの叔父、焼肉屋)

白川和子(ハンメ:ソヒの祖母)

 

きたろう(小泉茂雄:未来の祖父、板金屋)

 

原田花埜(リョニ:舞踊クラブのエース)

禾本珠彩(エスギ:ソヒの親友)

ちすん(リ先生:朝鮮舞踊の先生)

笠松将(ホン先生:ソヒの担任の先生)

 

ソウジ・アライ(チェさん:乾物屋「丸萬商店」の店主)

黒田大輔(バーのマスター)

YOU(さっちゃん/佐都子:甘味処の店主)

 

■映画の舞台

 

東京都:

東京朝鮮第一中学校

 

ロケ地:

東京都:荒川区

丸萬商店

https://maps.app.goo.gl/4rq6a2DaqGjKje9T7?g_st=ic

 

東京都:新宿区

Study&Abroad Pub

https://maps.app.goo.gl/2g9kugfiNiPUv7Ay8?g_st=ic

 

Dining&Bar KITSUNE

https://maps.app.goo.gl/cuJxfhgieHh5DeG8A?g_st=ic

 

焼肉新昌苑

https://maps.app.goo.gl/b9Eedf4SA649eYoy6?g_st=ic

 

ソウル市場

https://maps.app.goo.gl/M3B12aWH267bZFhL6?g_st=ic

 

フルーツジュース MUJIDE

https://maps.app.goo.gl/6sUP42N8invbJGy47?g_st=ic

 

CAESAR Café

https://maps.app.goo.gl/gDq3R9Ln8CyEY25Y8?g_st=ic

 

■簡単なあらすじ

 

東京の朝鮮中学校に通っているソヒは、朝鮮舞踊のクラブに入っていて、全国大会で金メダルを獲ることを目標にしていた

チームにはセンターを務めるリョニがいて、ソヒは2番目として、サブを任されていた

彼女の父サンジョは朝鮮学校の校長をしていて、徐々に減りつつある生徒を危惧し、界隈の在日の子どもたちの親に掛け合っていたが、多くの人は日本の小学校に通わせようと考えていた

 

ある日のこと、地元の中学校と交流会を行うことになったソヒは、そこで同じK-POPアイドル好きの未来と出会うことになった

意気投合して、ライブに行こうという話になるものの、ソヒの家庭は裕福とは言えず、ファンクラブに入ることもできなかった

そこで未来は、フリマにていらないものを売ってお金を作れば良いと言い出す

 

家族にいらないものを出してもらい、ソヒは北朝鮮のCDを出品することになった

それは意外なお金になり、ファンクラブに入ることができたソヒは、ライブのチケット代を稼ごうと考え、押し入れに入っていた「何かの勲章メダル」を見つける

そして、それを売ることによってお金を得るのだが、その勲章は父親が大事にしていたもので、ソヒはそれを取り戻そうと、未来と協力して、それを探すことになった

そんな折、チームのエース・リョニが怪我してしまい、ソヒはセンターを任されることになったのである

 

テーマ:勲章が示すもの

裏テーマ:朝鮮人としての誇り

 

■ひとこと感想

 

在日4世が主人公で、交流会を経て日本人の女の子と仲良くなるという話で、推しのライブに行くために「父の大事な勲章」を売ってしまうという流れになっていました

さらに並行して、朝鮮舞踊の大会の準備が進められ、ソヒは自分のアイデンティティに悩むことになりました

リョニの怪我で代役が回ってくるものの、その踊りは祖国を敬う内容となっていて、祖国を知らないソヒはどう表現したら良いのかに悩むようになります

 

家庭や家では韓国語を使うことが多いのですが、日常会話としては日本語の使用も多かったですね

朝鮮人が集まってできたような場所(ソウル市場など)があり、そこではハングルが至る所に表示されていたりします

人口の減少、在日が4世代にもなると、祖国への愛国心というものは薄くなっていきます

対する日本人の未来は、在日を意識せずに生きてきたように思いましたが、多くの日本人と同じように物珍しさを感じている部分はあり、さらにミサイル発射のニュースなどを見て、祖国に愛着を持てなくなってしまいます

 

映画は、二つの国のアイデンティティを受け継いでしまっているソヒの苦悩が描かれますが、彼女はどんなに努力をして、言葉を覚えても日本人にはなれません

それは国籍云々ということではなく、受け継がれている文化が違うから、であると言えます

朝鮮舞踊で祖国への愛国心を表現できなくても、確かに流れているものがある

それを否定することはできず、どのように折り合いをつけていくのか、というのが彼女の課題であったように思いました

 

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【映画感想】トロフィー【後半:ネタバレあり】

 

■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105893/review/06720357/

 

公式HP:

https://k2pic.com/film/trophy/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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