■Flow


■オススメ度

 

深夜の動物生態系映像が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.3.14(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

原題:Straume(流れ)、英題:Flow(流れ)

情報:2024年、ラトビア&フランス&ベルギー、84分、G

ジャンル:大洪水が起きた世界で生きる動物たちを描いた環境映画

 

監督:ギンツ・ジルバロディス

脚本:ギンツ・ジルバロディス&マティス・カザ

 

キャスト:無音声映画のため演者なし

(Cat/猫:住処から出て冒険をする猫)

(Dog/犬:群れから意識的に離れる犬)

(Secretary Bird/ヘビクイワシ:群れに逆らって孤独になるヘビクイワシ)

(Lemur/キツネザル:やたらと光り物を集めるキツネザル)

(Capybara/カピバラ:気ままに生きるカピバラ)

 


■映画の舞台

 

大洪水になった世界

 


■簡単なあらすじ

 

大洪水が起きて、海面が上昇した世界では、人の気配はなく、動物だけが自由に生活をしていた

そんな中、濃い灰色の猫は辺りをうろついて、木彫りの動物像がある家に出入りを繰り返していた

そこは、かつては木彫り作家がいたようだが、あの時のまま、時間が止まっているように思えた

 

ある日のこと、猫は数匹の犬に出会い、彼らが喧嘩をしている隙に魚を奪ってしまう

追いかける犬を振り切った猫は、空に多くの鳥が飛んでいるのを見かけた

だが、その直後に犬と鹿の群れが何かから逃げるように走ってきた

猫は避けることができずに濁流に飲み込まれたが、さっきまで追いかけられていた犬に助けてもらった

 

その後、はぐれたヘビクイワシと犬とで行動を共にするようになった猫は、彼らを自分の住処へと連れていく

そんな彼らの元に、小舟に乗った犬たちがやってきて、仲良くなった犬は行ってしまう

そこで猫は、彼らを追いかけて、旅をすることになったのである

 

テーマ:それでも命は続いていく

裏テーマ:自然は何も変わらない

 


■ひとこと感想

 

アカデミー賞の長編アニメ部門を制した作品で、『ロズの野生の島』を打ち破ったのはどんな作品なんだろうと思っていました

全編セリフなしの作品で、洪水後の世界を生きる動物たちを描いていました

猫を中心とした物語になっていますが、何かしらの筋を立てているという感じではなかったですね

どちらかと言うと、流れに任せたまま、時間だけが過ぎていくような感覚になりました

 

映画は、深夜帯に流れている動物の生態を眺めるだけの映像に近い印象があって、その絵の美しさに圧倒されます

動物の本能をそのまま切り出したような作品になっていて、本当の意味での鑑賞という感じになっていました

たくさんの動物が出てきますが、個性があって面白かったですね

海に空にと自由に動いていく映像になっていて、物語が無くても見ていられる映画というのは珍しいなあと思いました

 

注意点があるとすれば、ヒーリングに近い印象なので、疲れていたら寝てしまうかも

会話が一切ないのと、仰々しいテーマがある訳ではないのが特徴的でしたね

人のいない世界を描く映画は多いと思いますが、動物だけで完結する作品も珍しいと思います

ところどころに人間の生きた痕跡があるので、人類が滅びても、動物は変わらずに生きていくのかな、と感じました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作にネタバレがあるのかは分かりませんが、ラストをどう捉えるかというところは考察の余地があるように思えました

この世界にて、洪水がなぜ起きているのかなどは描かれず、まるで「ノアの方舟」に乗れなかった動物たちを見ているような感覚になります

動物たちは言葉を話さないと思うのですが、なぜか意思疎通ができていたりします

 

猫をめぐって、それまでの関係性が変わるのですが、それを選択と呼ぶのかは何とも言えません

彼らなりの生存本能のまま描かれていくので、いつ肉食の天敵が現れてもおかしくはないのですね

でも、運よくそう言った動物から狙われることはないのですが、ほんわかとした映像だとしても、ヘビクイワシの群れの戦いは怖いものがありました

 

飛べなくなった鳥は猫と行動を共にすることになりますが、妙な連帯感が「異種の間で生まれる」というのは興味深いように思います

これまでは群れの中で、種としてどう生きるか見たいなところがありましたが、それから解き放たれた5匹が自由な時を過ごしていくのは良かったと思います

人間に例える話なのかは分かりませんが、生き残った者同士には種族の垣根はあってないようなものなのでしょうか

ある程度の群れがあると、そこに同調意識が生まれ、目的が共有されると思うのですが、本作ではその外側にいる動物たちをありのままに描いていて、人間がいたら、この世界は成り立たないのかな、と感じました

 


■群れから切り離される意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■彼らが人間だとしたら

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/102556/review/04877549/

 

公式HP:

https://flow-movie.com/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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