■金子差入店
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■オススメ度
差入店に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.21(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2025年、日本、125分、G
ジャンル:差入店を営む夫婦に降りかかる理不尽な仕打ちを描いたヒューマンドラマ
監督&脚本:古川豪
キャスト:
丸山隆平(金子真司:差入店の店主、元受刑者)
真木よう子(金子美和子:真司の妻)
三浦綺羅(金子和真:真司の息子、小学4年生)
まひろ玲希(二ノ宮芳恵:殺害された母)
川口真奈(二ノ宮佐知:芳恵の娘)
岸谷五朗(横川哲:芳恵の殺人事件の犯人)
北村匠海(小島高史:花梨殺害事件の犯人)
根岸季衣(小島こず江:高史の母)
村川絵梨(徳山詩織:花梨の母、美和子の友人)
金子莉彩(徳山花梨:殺害された和真の幼馴染)
甲本雅裕(久保木:横川を担当させられる弁護士)
名取裕子(金子容子:真司の母)
寺尾聰(星田辰夫:容子の兄、元差入店の店主)
モロ師岡(刑務官)
山口大地(刑務官)
岡田地平(相田:刑務官)
長島慎治(ワイロもらう刑務官)
大門嵩(刑務官)
原沢侑高(刑務官、過去パート)
伊藤慶徳(近藤:離婚届突きつけられる受刑者)
廣岡聖(泣き喚く受刑者)
友松栄(拘置所の面会者)
今村謙斗(容子の貢ぎ相手の美容師)
高橋里恩(真司がボコった相手?)
めがね(保育士)
長村航希(和真の担任)
堀丞(如月綾:体育教師)
蔵本康文(小学校の校長)
阿達由香(詩織のママ友)
黒岩よし(詩織のママ友)
赤城圭美(詩織のママ友)
島丈明(詩織の夫)
中野心綺(山本:給食袋落とすクラスメイト)
堀家一希(宅配業者)
武末志朗(依頼人夫婦)
戸張美佳(依頼人夫婦)
高野渚(ぶつかる通行人?)
■映画の舞台
都内某所
中府刑務所&原葉拘置支所
ロケ地:
千葉県:船橋市
三益屋商店
https://maps.app.goo.gl/ZvmX9DkRcVKvrTs9A?g_st=ic
千葉県:千葉市
千葉大学
https://maps.app.goo.gl/MfB9och8tBQsAyp86?g_st=ic
とんかつ きみづか
https://maps.app.goo.gl/FgncE4oBtfHvoZUi9?g_st=ic
東京都:北区
ララちゃんのおうち
https://maps.app.goo.gl/ce5tdbcwJCK7cqkG8?g_st=ic
東京都:狛江市
麺工房 太田亭
https://maps.app.goo.gl/UkZjE8Rqfidse2Vo8?g_st=ic
埼玉県:新座市
にいざ温泉
https://maps.app.goo.gl/CUP4dBx9f27VARJXA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
都内某所で差入店を経営している真司は、かつて自分も塀の中にいたことがあった
それでも自分を待ち続けてくれた妻の美和子と一人息子の和真のために働く真司は、心を入れ替えて人のために尽くしていた
差入店は叔父の辰夫から引き継いで、今では美和子と交代で店番をしながら、依頼者の差入代行を行なってきた
ある日のこと、和真の幼馴染の花梨が夜になっても帰ってこないという連絡が入る
花梨の母・詩織をサポートすることになったが結果は最悪なものだった
犯人は若い男で、7人もの人を殺していて、次第に真司たちの仕事が近隣住民に白い目で見られるようになっていた
そんな彼らの元に、殺人犯・小島の母がやってきた
「権利」である差入を代行することになったが、小島との接見は精神的にキツイものがあった
母からの手紙を代読しても響かず、泣いて聞いていたとでも言っておいてくださいと突き放す
そして、真司のことを根掘り葉掘り聞くようになっていく
さらに、その拘置所には面会を断られ続ける女子高生・佐知もいて、知り合いの弁護士・久保木から、彼女の母親にまつわる事件のことを聞かされてしまうのである
テーマ:自分の仕事に誇りを持つこと
裏テーマ:理解の狭さ
■ひとこと感想
拘置所に差入をする店があるということの方がビックリで、普通の商店が片手間に代行とかをしているのかと思いました
実際にそんな店があるのかは知りませんが、刑務所の近くに行けば、もしかしたらあるのかもしれません
そんなお店を叔父から継いだ主人公が描かれていて、彼自身が前科者であることが物語に影響を与えています
彼自身がなぜこの仕事をしているのかと言えば、わかりやすく言えば社会は前科者に厳しいからというもので、彼自身が差入によって心が休まったみたいな話ではないところがリアルに思います
妻は前職の時の同僚で、社内恋愛から結婚に至ったのでしょうか
真司が暴行事件を起こした理由はわかりませんが、映像的には若手の社員をボッコボコに殴り倒したのだと思います
そんな中でも妻は出所を待つと言い、たくさんのものを差入してきたのでしょう
その後は叔父の店を継ぐことになりますが、その仕事を率先して行なっているというではなかったように見えました
職業映画では珍しい部類で、その仕事に熱意というものがないのですが、仕事の理解というものは家族にはされていました
世間一般は無視が基本ですが、こと犯罪者が身近な存在になると、ママ友のように露骨な嫌がらせをしてくるのでしょう
社会とはそういったものではありますが、美和子の方が肝が据わっていて、その源泉は「事件」にあるのかな、と感じました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
お仕事系映画としては興味深く鑑賞できましたが、ヒューマンドラマの側面だと物足りない部分がありました
それは、真司がどのような思いと覚悟でこの仕事をしているのかがわからず、何に対して憤りを感じるかというのがわかりにくい点でした
息子がいじめられるくらいなら辞めても良いと考えているわけで、その仕事の価値を妻の方が理解しているという不思議な関係になっています
元受刑者として、差入に対する思い入れは他の人とは違うはずなのですが、刑務所に入ったことのない妻の方がその役割を理解しているところが不思議でしたね
彼女が直接誰かに差入を渡しているシーンとかがあれば良いと思うのですが、そう言ったシーンがないために、どうして妻はここまで肝が据わっているんだろうと思わされます
映画は、身近な殺人の犯人に対して差入をするというキーシークエンスがありますが、後半ではある女子高生の話がメインになっていました
そして、忘れた頃に因縁の相手との対決みたいな感じになりますが、相手が打っても響かないタイプなので、そこに爽快感というものはありません
小島の母に差入品を返すというところが落とし所のように思いますが、質素な家に住んでいた母親が息子が殺人犯として捕まったのに生活が良い方向に転んでいたのは意味不明でしたね
母親自体がヤバい人だということはわかりますが、あの家を売ってお金を作ったとしても、そういった方向に転ぶキャラには見えませんでした
物語は、2つの事件に揺らぐ真司という感じで進みますが、事件が大きすぎて真司自体の物語が霞んでしまっています
悪態をつく受刑者と相対するとか、理屈の通じないサイコパスと話すと言った、これまでの価値観を変えてしまうものもありますが、真司の根っこの部分が見えてこないので、どのように響いて変化があるのかがわかりづらいと思います
社会的な制裁の末に営んでいるというスタンスだと響くものもないと思うし、妻の方が理解度が高いということを考えるなら、真司だけではなく、妻の方も受刑者だった、という方がしっくり来るように思います
そして、自分とは違う価値観で差入を受けてきた人間として、夫を支えている方が、よりわかりやすいように思えました
■実際の差入について
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102337/review/05124579/
公式HP:
