■君がトクベツ


■オススメ度

 

アイドルとの恋愛騒動に興味のある人(★★★)

推しとの恋愛を妄想したことがある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.6.20(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

情報:2025年、日本、102分、G

ジャンル:イケメン嫌いの女子大生が国民的スターの特別存在になる様子を描いた恋愛映画

 

監督:松田礼人

脚本:おかざきさとこ

原作:幸田もも子『君がトクベツ』

 

 

キャスト:

畑芽育(若梅さほ子:イケメン嫌いの隠キャ女子)

大橋和也(桐ヶ谷皇太:「LiKE LEGEND」のリーダー)

 

木村慧人(遊馬叶翔:「LiKE LEGEND」のメンバー、クールガイ)

山中柔太朗(来栖晴:「LiKE LEGEND」のメンバー、イタズラ天使)

大久保波留(榛名優生:「LiKE LEGEND」のメンバー、優等生の微笑み王子)

NAOYA(成瀬一生:「LiKE LEGEND」のメンバー、ピュアな末っ子)

 

矢吹奈子(七瀬えみか:注目の若手女優)

 

星乃夢奈(木崎玲衣:皇太の幼馴染)

 

真壁刀義(鬼瓦:警備員)

 

佐藤大樹(SHO:ロックバンド「Lost in Rock」のフロントマン)

 

しゅはまはるみ(若梅加代子:さほ子の母、食堂の店主)

日下莉帆(若梅ひまり:さよ子の妹)

 

清水伸(露口:マネージャー)

 

上原あまね(ゆう子:さほ子の親友)

 

敦士(ワイドショーの司会)

遠藤憲一(本人役、テレビのコメンテーター、CM俳優)

浜辺美波(本人役、テレビ局のエレベーターに乗る女優)

藤田ニコル(本人役、テレビ局の出待ちのファンに挨拶するタレント)

アンミカ(本人役、テレビのコメンテーター)

 

大朏岳優(CM監督)

荒井啓志(木村:さほ子の高校時代の想い人)

兒玉宣勝(食堂の常連さん)

コッセこういち(食堂の常連さん)

山本諭(食堂の酔っ払い)

 

阿久澤菜々(皇太の母、写真)

乾りさこ(事務所の職員)

ハタノハタ(コンビニの店員)

梶原楓(木村の友人?)

広崎乃暖(木村の友人?)

立坂日美(?)

中原拓哉(?)

長島竜也(?)

美縁(?)

種田希生(?)

山下俊輔(?)

 


■映画の舞台

 

都内某所

 

ロケ地:

東京都:渋谷区

XCOM GLOBAL

https://maps.app.goo.gl/4W6FMxvSWFYHpWLNA?g_st=ic

 

ホットヨガスタジオ CALDO渋谷店

https://maps.app.goo.gl/76QmYjm4SUkf3JBX9?g_st=ic

 

東京都:品川区

CREATOR ACADEMY

https://maps.app.goo.gl/9apDCbWLEwSEbrhm8?g_st=ic

 

東京都:板橋区

かしを食堂

https://maps.app.goo.gl/dvzENXnVzGYfcQSd6?g_st=ic

 

東京都:大田区

多摩川浅間神社

https://maps.app.goo.gl/7LgxiVYNikfbzB1k6?g_st=ic

 

東京都:町田市

町田いずみ浄苑

https://maps.app.goo.gl/V6aJzgyt2Q9ZVitVA?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

都内の大学に通うさほ子は、親友のゆう子と共に新年のお参りをしていた

ゆう子は国民的アイドルの「LiKE LEGEND」の熱狂的なファンだったが、さほ子はイケメンに痛い目に遭った経験があり彼を含めた全てのイケメンを敵視していた

 

ある日のこと、さほ子の母・加代子が経営している食堂に「LiKE LEGEND」のリーダー・桐ヶ谷皇太がお客さんとしてやってきた

ハンバーグ定食を食べた皇太は、さほ子がゆう子のために欲しがったサインを嫌な顔せずに受けてくれた

だが、ファンではないと言われてショックを受けた皇太は、その場でいじけて泣いてしまった

 

その後、皇太は頻繁に食堂に来るようになり、行けない時には出前を頼むようになる

さほ子は行き慣れないテレビ局に出向くようになり、多くの芸能人を目の当たりにしてしまう

そして、皇太は「LiKE LEGEND」のメンバーを紹介し、彼らとの交流が始まってしまう

さほ子はイケメンに囲まれる日々を送りながらも、「戒めノート」に書いた自分との約束を頑なに守ろうと努力するのである

 

テーマ:トクベツな存在

裏テーマ:笑顔を支える笑顔

 


■ひとこと感想

 

アイドルと親密になってしまう一般人を描いている映画で、みんなを笑顔にしたいアイドルと、イケメンを敵視する女子大生が描かれていきます

皇太の素の部分を知ることでイケメン敵視というものが徐々に崩れていくことになりました

さほ子が恋に落ちる展開は非常にわかりやすいのですが、皇太の方に好意が生まれた経緯は意外とわかりませんでしたね

幼馴染との過去を考えると前半の玉砕は分かりますが、そのこだわりが抜けていく過程でも「ファンとして支えてくれるトクベツな存在」を超えてくるところは少し分かりにくいように思えました

 

アイドルに限らず、あの至近距離でイケメンに近寄られたら勘違いするのは仕方のないところで、さほ子の持つイケメンのイメージが変わっていくことで、のめり込んでいく、という感じになっていました

モブキャラで本人役がたくさん登場する映画で、どう言った感じで出演していたのかは気になってしまいます

パンフによると撮影現場に見学に来ていたとのことで、その流れでカメオ出演に至ったのかな、と思いました

 

映画は、少女漫画の妄想全開の作品で、それだけに限らず、アイドルの苦悩というのもキチンと描かれていました

あることないことを書かれたり言われるというのはあるあるネタですが、誰にでも隠したい過去というものはあると思います

そんな中で、自分にできることを貫くというのは並大抵の努力ではできないことだと思います

アイドルが好きな人ってのは表面だけを好きというのではなく、そこから漏れてくる「自分しか気づいていないもの」をとても大事にしているのだと感じました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は、アイドルと恋仲になるという王道パターンを踏襲し、その中でも皇太に秘められた過去というものが暴露されていきます

どうやって週刊誌にリークされたのかは分かりませんが、そこでさほ子との恋愛騒動にならないところが新しくもあるし、さほ子が違った意味で玉砕するのも真新しいもののように思えました

そこから、皇太を立ち直らせるという後半があるのですが、玉砕したあとというのが間が悪い感じになっていました

この関係に舞い上がらない母親と妹も大概ですが、皇太推しの親友が邪魔をしたり、しゃしゃり出たりしないのも謎展開になっていたと思います

 

皇太は、かつて恋心まで抱きつつ一線を越えなかった幼馴染がいて、彼女が不慮の事故で亡くなったことに後悔をしていました

彼女の想いに向き合えなかったことが原因ですが、彼女自身は付き合いが長いので、彼が無視し続けている理由もわかっています

それでも、あの時キスをしてしまったのは、いずれ離れゆく間柄としての、最後の思い出を作りたかったのだと思います

 

結局のところ、紆余曲折を経てという感じになっていますが、恋愛が成就するよりは、復活のコンサートで終わった方が良かったでしょう

その映像を見てさほ子が去るという方が自然で、彼女が突き放している理由も皇太には痛いほどわかっているでしょう

今は復帰してファンに恩返しをする段階なので、新たなスキャンダルの火種を抱える意味はないと思います

原作ではどうなのか分かりませんが、離れていてもファンのままだし、離れていても心が通じ合っている恋人として、お互いの人生を生きていくという方が大人の選択のように思えてなりません

 


■アイドルをアイドルたらしめるもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■ファンがファンであり続ける理由

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103409/review/05231982/

 

公式HP:

https://gaga.ne.jp/kimibetsu/

アバター

投稿者 Hiroshi_Takata

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA