■おばあちゃんと僕の約束


■オススメ度

 

財産問題をめぐる親族内の軋轢ドラマに興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.6.19(京都シネマ)


■映画情報

 

原題:Lahn Mah(孫とおばあちゃん)、英題:How to Make Millions Before Grandma Dies(おばあちゃんが死ぬ前に何百万ドルも稼ぐ方法)

情報:2024年、タイ、126分、G

ジャンル:祖母の財産相続を巡って紛糾する家族を描いたヒューマンドラマ

 

監督:パット・ブーンニティパット

脚本:パット・ブーンニティパット&トサポン・ティップティンナコーン

 

キャスト:

プッティポン・アッサラッタナクン/Putthipong Assaratanakul(エム・タナペット/M:大学を中退した貧乏な青年)

   (幼少期:Paachan Hiranprateep

ウサー・セームカム/Usha Seamkhum(メンジュ・セジウ/Amah:エムの祖母)

 

サッミャ・クナコーン/Sanya Kunakorn(キアン/Kiang:メンジュの長男、株式仲介人)

ジャー・サランリット・トーマス/Jear Sarinrat Thomas(スイ/Sew:メンジュの長女、エムの母)

ポンサトーン・ジョンウィラート/Pongsatorn Jongwilas(スイ/Soei:メンジュの三男、無職)

 

トンタウン・タンティウェーチャクン/Tontawan Tantivejakul(ムイ/Mui:エムのいとこ、看護師)

 

Duangporn Oapirat(ピン/Pinn:キアンの妻)

ヒマワリ・タジリ/Himawari Tajiri(レインボー/Rainbow:キアンとピンの娘)

 

Wattana Subpakit(メンジュの兄)

 

Phichai Prommate(アゴン:ムイが世話したおじいちゃん)

Sumalee Suteeratham(アゴンの妹)

 

Buppa Suttisanon(ニェック/Ngek:メンジュの友人)

 

Adisorn Thivakorakot(アゴンの住宅購入者)

Visrat Liyawarakhun(メンジュのおかゆ屋の常連客)

Tawee Sarochwiksit(揚げ魚屋のオーナー)

Rattana Tangthanaeth(揚げ魚屋)

Ongkarak Ungkrarud(メンジュの家を見に来た男)

 

Dr. Niyon Kraipui(医師)

 

【アゴンの子孫】

Arnon Puthamilinprateep

Jirayus Kammalaspitak

Somliai Jungsookprasert

Jindarat Saetae

Nutharphob Phobaikoon

Kanyapak Ponsiripitak

Natnapaporn Teerapatmaneechot

Sirapatsorn Tuanachai

 

【メンジュの兄の家族】

Thanet Narkkeyoon

Phet Kaewpinta

Phattaramon Atthaphornphalit

Nazznaphazz Tavanukulkit

Jira Poorintraiban

Pongsakorn Moolklang

Nipapron Sativimol

Athikom Kaewong

Pattawawan Srisitserreeamorn

Punnawich Kanmuanaveerravait

Dayada Thanathayaphichet

 


■映画の舞台

 

タイ:

タラート・プルー

https://maps.app.goo.gl/HMXxUVjeLqfnd4dk8?g_st=ic

 

ロケ地:

タイ:バンコク

タイ:タラート・プルー


■簡単なあらすじ

 

タイのタラート・プルーに住む青年エムは、大学を中退して、ゲーム配信でひと稼ぎしようと考えていた

だが、現実はうまく行くはずもなく、母に小言を言われる日々が続いていた

その日は清明節で、家族が揃って墓参りに来ていたが、母の兄キアンの家族は姿を見せず、エムもめんどくさそうに付き合うだけ付き合っていた

 

結局、墓参りに来たのはエムと母シウ、キアンと弟のスイだけで、彼らの母メンジュはしきたりを軽んじる家族に呆れていた

そんな折、エムはお墓に花を撒くことを頼まれたが適当にやってしまう

メンじゅは見兼ねて花を均等に撒くものの、そこで転倒して大怪我を負ってしまう

怪我自体は大したことがなかったが、お腹が痛いと言い出して検査することになった

検査の結果、大腸に癌があることが見つかり、ステージ4で余命1年と言われていた

 

家族たちはメンジュの財産分与のポイント稼ぎをし始め、エムも母に言われてメンジュの世話をすることになった

エムのいとこのムイは、看護師資格を持っていて、祖父の世話をしていた

それが叶ってか、祖父の家を譲り受けることになったムイは、その家を売り払ってホテル住まいをするようになっていた

エムはムイに触発されるようにメンじゅに接近するものの、彼女は何か企んでいるのではないかと疑い始めるのである

 

テーマ:家族に遺すもの

裏テーマ:生涯をかけて遺すもの

 


■ひとこと感想

 

おばあちゃんの病気発覚を起点として、3人の子どもが色めき立つというもので、特に長男のキアンは露骨に動き出していました

次男のスイは借金まみれの男で何もできず、長女シウは多忙のために息子のエムが世話に来ることになります

おばあちゃんは警戒心が強いのですが、それ以上に自分の生活を崩したくないというものがありました

色んなところにこだわりがあるのですが、エムはそういったしきたりにはガン無視で、神様とか幽霊などを信じていないところがありました

 

タイの相続事情はあまり詳しくありませんが、いざ死期が近くなると露骨な態度を示すというのは見ていて不快な感じでしたね

そんな中で、エムは徐々に感じ方や行動が変わっていき、おじたちの行動がおばあちゃんのためにならないことに気づいていきます

それでも、病気の進行とともにそう言ったことは言ってられないのですが、エムにできることが徐々に無くなりつつ、自分には何もないということがわかって悲しみを覚えるようになりました

 

自分は元気だと思っているところにいきなり孫が住み出したら何かを察するというのが普通で、エムが早々にバラしていましたね

はっきりとしたことでおばあちゃんの心も軽くなっていて、ある程度の覚悟と道筋というものがわかっていたと思います

それにしても、孫を使って露骨なポイント稼ぎをする長男を見てるとロクな死に方をしないんだなあと思ってしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレは、おばあちゃんがエムに何を残したかというもので、どんなことがあってもエムに渡るものだったのだと思います

おばあちゃんの中では、裕福なキアンには何も与えず、スイには家を与えることは決まっていたのでしょう

シウに直接何かを上げても困ることを知っていたので、そこでエムのためにお金を遺すことを考えていたのだと思います

おばあちゃんがエムと約束をしたのが幼稚園ぐらいの頃なので、20年前ぐらいには子どもたちの行く末というものを感じていたように思えました

 

あの子どもたちを育てた親ならば、それぞれの性格もわかっているし、何を考えているのかもお見通しなのでしょう

シウは兄嫁のピンを良くは思っていないのですが、完全に尻に敷かれていて、結婚して人が変わったようだとまで言われていました

 

娘のレインボーを使っておばあちゃんに取り入ろうと考えているのは露骨すぎてびっくりしてしまいましたね

次男のスイに至っては隠していたお金を根こそぎ持っていくと言う外道で、育て方が悪かったと諦めている節がありました

おばあちゃんが何を遺すかで生前どう思っていたのかと言うのが分かりますが、多ければ多いほどに見限られていると考えても良いのかもしれません

 


■遺されたものから見えるもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■家族に何かを遺す意味

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103177/review/05229184/

 

公式HP:

https://unpfilm.com/lahnmah/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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