■サリー


■オススメ度

 

台湾のマッチングアプリ事情に興味のある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.5(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:莎莉、英題:Salli

情報:2023年、フランス&台湾、105分、G

ジャンル:マッチングアプリの相手に会うためにパリに旅行するアラフォーを描いたヒューマンドラマ

 

監督:リエン・ジエンホン

脚本:リエン・ジエンホン&エッセイ・リウ

 

キャスト:

エスター・リウ/劉品言(リン・フイジュン/林惠君:出会い系サプリで「サリー」と名乗る女性、養鶏家)

 

オースティン・リン/林柏宏(リン・ウェイホン/林偉宏:フイジュンの弟)

チャン・ヤーリン/張雅玲(ヤーピン/雅萍:ウェイホンの婚約者)

 

リー・インホン/李英宏(ハオ/阿豪:ウェイホンの同級生)

 

ヤン・リーイン/楊麗音(フイジュンの叔母)

 

タン・ヨンス/湯詠絮(リン・シンルー/林芯茹:フイジュンの姪、15歳)

ジャコ・チアン/蔣偉文(リン・ウェイミン/林偉民:フイジュンの兄、シンルーの父)

スー・ウェイファン/黃栩薇(シャオファン/小凡/フランチェスカ:ウェイミンの新しい妻)

 

リー・リエ/李烈(メイユー/美玉:パリで出会う旅行者のおばちゃん)

 

Charles Lelaure(ミッチェル/Micheal:バーで出会うマッチングアプリの男)

Noé Besin(アダム/Adam:部屋を貸してくれる男)

Baptiste Gonthier(エヴァン/Evan:アダムの恋人)

Florence Banks(ステイシー/Stacy:エヴァンの友人)

ケンナ・リー/肯納(オスウィン/Oswin:画廊の男)

 

スィートポテト/蕃薯(サツマイモ:フイジュンの愛犬)

マーティン/馬丁(マーティン:白い雄鳥)

 

【その他の出演者】

チェン・ゾンマン/陳宗輪(ステージの司会者)

ウー・メンユン/呉孟芸(バナナ姫)

ワン・ツーイー/王子宜(ドラゴンフルーツ姫)

リャン・リエンチャオ/梁連僑(スイカ姫)

ワン・エンヨン/王恩詠(寺の主人)

リャオ・チェンチン/廖晨志(魚売り)

タイ・リーチュン/戴立群(絵画の販売人)

チェンニン/江寧(英語教師)

ワン・シーウェイ/王世緯(風水師)

イェ・グーハオ/葉谷豪(旅行代理店の店員)

マ・ニエンシエン/馬念先(シンルーのマッチング相手の医者)

チャンチェン・イーチョン/張簡義忠(豚肉売り)

リウ・インハン/劉胤含(野菜売り)

チャン・ワンユー/張婉瑜(銀行員)

シー・シンシウ/施信秀(美容師)

 

セン・シンユー/會信裕(ツアーガイド)

Jérémie Lachaume(バーテンダー)

 

チェン・シウチャン陳綉昌(ウェイホンの仲人)

リエン・マンシー/練孟斯(ヤーピンの父)

チェン・シウチャン/陳綉昌(不動産屋)

ヤン・シンシュー/楊時修(学校の先生)

ヘヴン・ハイ/海裕芬(不動産屋)

チャン・シャオユー/張劭宇(警官)

チャン・ダンウェイ/張丹瑋(中年女性)

Fabio Grangeon(マーティンの声)

 


■映画の舞台

 

台湾:台中

フランス:パリ

 

ロケ地:

台湾:台中

フランス:パリ


■簡単なあらすじ

 

台湾の台中で養鶏場を営んでいるリン・フイジュンは、弟のウェイホンと一緒に暮らしていた

男っ気のないまま40歳手前になっていて、叔母からはあれこれ言われてしまう

ウェイホンは婚約していて、風水師からは「行き遅れの姉が結婚式に出たら不幸になる」とまで言われていた

 

そんな折、兄の娘シンルーが上海からやってきた

彼女は父の再婚に反発していて、さらにはマッチングアプリを使って、大人と疑似恋愛を行なっていた

ある日のこと、シンルーはフイジュンの写真を勝手に撮って、「サリー」という名前でマッチングアプリに登録してしまった

 

フイジュンは乗り気ではないものの、アプリの登録者のミッチェルをお気に入り登録し、チャットを始めるようになっていた

ミッチェルはパリで画廊を開いている男で、とてもセクシーな男性だった

だが、会いもしないままに結婚したいと言い出し、その費用を立て替えてほしいと言ってきた

ウェイホンは詐欺だと断定するものの、フイジュンは意固地になって、貯金をはたいてパリに行ってしまうのである

 

テーマ:愛を欲しがる理由

裏テーマ:賢者モードに入る過程

 


■ひとこと感想

 

台湾の映画ということで、あんまり情報がない中で鑑賞となりました

中国語のサイトでも主要人物の説明がないものが多くて、後半になると「結構キャラ多いやん」と思ってしまいました

てっきり台湾内で完結するのかと思っていましたが、パリに行って色々あるのはびっくりしましたね

ネットで送金して騙されて終わりみたいなイメージを持っていたので、思った以上に活動的な映画だったなあと思ってしまいました

 

映画では、男っ気のない行き遅れ女性という立ち位置で、兄は何度も結婚をした人で、弟もようやく結婚の運びとなっていました

風水を信じている叔母の影響で、結婚式には来るなと言われるほどで、ますます肩身の狭い状況になっていきます

そんな中、突然訪れた姪っ子のいたずらによってマッチングアプリを利用する、という流れになっていました

 

第三者的に見ると詐欺にしか見えない相手ですが、フイジュンは詐欺云々よりも、周りに馬鹿にされ続けたことで振り切った行動を起こしていきます

パリで繰り広げられる顛末が第二部となっていて、そこではこれまでにないフイジュンが描かれていきます

そこで彼女が体験したことは、これまでに抱えてきた価値観を一気に変えることになりました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作では、男に興味を持たなかったのか、単に縁がなかったのかわからないサリーが描かれていきます

市場に出向いたりする中で、ある程度の出会いの場がありそうに思いますが、ウェイホンの母親代わりだったこともあって、そう言ったものとは距離を置いてきたのだと思います

パリに行ってからはツアー客に紛れながらも自分の目で詐欺かどうかを確かめることになり、送られてきた位置情報には画廊はありませんでした

そこから別のマッチング相手と一夜を共にするのですが、その行為に及んでも、そこから先には進めない自分を見つけてしまいます

 

フイジュンにとっての愛とは、自身が捧げるものであって、誰かに与えてもらうものではなかったのでしょう

「結婚しよう」という言葉を交わしてもどこか空虚で、そう言った甘い言葉が突きつけられるたびに、自分の中で崩れていくものがあったように思えます

結局のところ、台中に戻ることになるのですが、彼女の生き方を決定付けたのは、ツアー客のメイユーの人生観だったというのは、そういうものだよなあ、と思わされますね

 

幸せとは主観的なものであり、客観的に見て感じたものとはかなりの乖離があります

それは心の持ちようとも言えるので、フイジュンのパリ旅行は無駄ではなかったのでしょう

男性との関係を持って、結婚のことを念頭においてもどこか違うと感じている

それこそがフイジュンの人生観そのものであり、それよりも大切なもので満ち溢れていた人生を歩んでいたのかな、と思いました

 


■寂しさを紛らわせるもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■心が躍ればそれで十分

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105156/review/06135358/

 

公式HP:

https://animoproduce.co.jp/salli/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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