■ほどなく、お別れです
Contents
■オススメ度
「おくりびと」系のドラマに興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.2.6(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2026年、日本、125分、G
ジャンル:死者の姿が見える女性が葬送プランナーとして働く様子を描いたヒューマンドラマ
監督:三木孝浩
脚本:本田隆朗
原作:長月天音『ほどなく、お別れです』
キャスト:
浜辺美波(清水美空:死者の声が聴ける見習い葬送プランナー)
(幼少期:永谷咲笑)
目黒蓮(漆原礼二:美空を業界に招き入れるベテラン葬送プランナー)
新木優子(漆原遥:礼二の妻)
森田望智(赤坂陽子:美空の先輩社員)
光石研(坂東稔:「坂東会館」の社長、美空たちの上司)
古川琴音(柳沢玲子:出産目前で転落死した妊婦)
北村匠海(柳沢亮太:玲子の夫)
志田未来(久保田理恵:5歳の娘を先天性疾患で亡くした母)
英茉(久保田比奈:理恵の娘)
渡邊圭祐(久保田宏之:理恵の夫)
野波麻帆(長野桂子:交通事故で亡くなる母親)
西垣匠(長野翔一:桂子の息子)
(幼少期:塩野夢人、写真)
久保史緒里(長野玲奈:桂子の娘)
(幼少期:酒井カンナ、写真)
原田泰造(長野正史:桂子の元夫)
鈴木浩介(清水佑司:美空の父)
永作博美(清水美波:美空の母)
夏木マリ(清水花子:美空の祖母)
(若年期:篠﨑しの、写真)
日下莉帆(清水美鳥:幼少期に亡くなった美空の姉)
野間口徹(里見:故人の先生、写真)
五頭岳夫(橋本範夫:橋本家の故人、写真)
【その他の出演者】
湯山セイキ
もりけい子
中川稔貴(遺族夫婦)
滝沢恵(遺族夫婦)
金沢涼恵
安山夢子(女子高生)
鈴木琉月(女子高生)
秋本雄基
鎌田規昭(理恵の父)
落合ひとみ
忠美旬子
大田茉白(子役)
森田都聖
石塚瑛資
福地千香子
中野貴生
山田航大
瑠美子
平山咲彩(病室の孫娘)
石川凛(病室の孫娘)
桜庭啓丞
佐山拓郎(住職)
無垢品宗生(住職)
小田隆勝(住職)
坂本兼吾
西村文江
髙尾勇次
■映画の舞台
都内某所
ロケ地:
栃木県:宇都宮市
さがみ典礼 滝の原
https://maps.app.goo.gl/dHCocowP418dbkGLA?g_st=ic
東京都:葛飾区
木根川橋河川敷(綾瀬川)
https://maps.app.goo.gl/D3BA1F9UUE8kzuMo6?g_st=ic
東京都:江戸川区
CAFEラプンダ
https://maps.app.goo.gl/ofjLDi7Uv8X9W9o3A?g_st=ic
愛知県:豊川市
妙嚴寺
https://maps.app.goo.gl/9ExA7qMHfUPeMnVe6?g_st=ic
東京都:町田市
町田市民病院
https://maps.app.goo.gl/cnyPsZEWez8hagCs7?g_st=ic
長野県:諏訪市
霧ヶ峰高原
https://maps.app.goo.gl/dMGT2d8bh8ku8nJD7?g_st=ic
■簡単なあらすじ
就活で芽が出ずに困っていた美空は、ある知人の葬儀に出席した際に、別の葬儀の故人と出会った
彼女は身重のまま転落死した女性で、その葬儀は坂東会館が請け負っていた
美空は個人が「オムツ入りのバッグ」を一緒に棺に入れてほしいと言っていたと言い、葬送プランナーの漆原は、彼女の言葉を信じて、喪主と向き合う事になった
そして、故人の想いを彼に伝え、彼らは区切りの葬儀を終わらせることができた
それから数日後、漆原は美空を葬送プランナーの見習いとしてスカウトすることになった
インターンとして雇われる事になった美空は、漆原の厳しい指導のもと、日々研鑽に励んでいく
美空の能力を信じる漆原は、故人の想いに寄り添うために彼女を頼り、彼自身は遺族に寄り添う姿勢を見せていた
ある日のこと、葬式が行われる寺に呼び出された美空は、そこで先天性の疾患にて5歳で
亡くなった比奈という少女に会うことになった
彼女は母親から離れたがらず、自分が死んだということも理解していない
そんな中、喪主の夫は生前い娘が語っていたことを思い出し、娘の想いを伝える事になったのである
テーマ:故人の想いと遺族の執着
裏テーマ:旅立ちの区切り
■ひとこと感想
確実にお涙頂戴系のドラマだと思っていて、過剰な演出があったらどうしようかと思っていましたが、そのあたりは自然な感じに仕上がっていました
故人が視えるという特殊な能力を持つ主人公がいて、あまりにもスピリチュアルな方向に行くのかと思っていましたが、オチを知れば「なぜ彼女にそれが視えたのか」ということはよくわかります
その上で、その能力がなければ、葬送プランナーになれないのか、というところもきちんと描いていたと思います
映画では、4つの家族の葬儀が執り行われ、その中で美空の成長譚と、彼女の能力の秘密というものが描かれていきます
家族にはそれぞれの事情があって、様々な人間関係というものがありますが、どこまで立ち入るかというのは難しいところのように思います
美空のように「我がごと」のように捉える人もいると思うし、それは「思い上がりだ」という漆原の言葉の意味もわかります
そんな中で、去り行く人が抱えてままのものというものが遺族に伝わるというのはとても素敵なことだと思う反面、残酷のようにも思てしまいます
物語は、美空がインターンから正式採用されるまでを描いていて、その中で彼女自身が遺族になるというエピソードがあります
このエピソードにて、彼女の家の秘密というものが明かされるのですが、そんな彼らの些細な仕草というものに「話したいけど話せないもの」というものが表現されていました
ある意味、脇を固める演者のそう言った演技力というものも必要で、さらに言葉以外で伝えようとする意思というものが、この映画にはあったように思ました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作には、4つの家族が描かれていて、子どもを授かる直前の妊婦とその夫、子どもが授かった後に病気だとわかって苦しんだ家族、健康に育ったけど事故によって亡くなった娘、そして子どもたちは大人になったけど、親との間に軋轢が残ったまま、という構成になっています
おそらくこの4つのエピソードが選ばれているのには理由があって、そのどれもがどの家族が辿っていたかも知れない人生だったのかも知れません
そんな中で、美空は自分の家族の秘密を知らないまま育ち、暗黙の了解の中で、自分のためにそれが行われてきたことを知ることになりました
事故死によって崩壊寸前だった家族を繋ぎ止めたのが美空の誕生であり、その崩壊を作るきっかけになったのも同じ理由であると言えます
新しい命が生まれた事によって、その電話を受けた祖母が美鳥の手を離してしまった
そして、美鳥は生まれてきた妹のために花を探そうとしていた
そんな中で起きてしまった事故に対して、責任のなすりつけあいをしないものの、どこかで「あの時」を考えてしまう業というものがあります
人の人生というものはとても不思議なもので、まるで生死に意味があるように思えるし、そのタイミングにも神様の計らいがあるようにも視えてしまいます
そんな中で、漆原が行うものというのは、故人と遺族の気持ちの整理がつく瞬間を見極めるというもので、それは彼の観察眼がなし得るもののように思えます
そして、「視える能力」を失った美空は、彼のそばで学びながら、そのタイミングというものを体感する事になります
2人は故人、遺族どちらかの想いに寄り添ってきましたが、2人が一緒だからこそ視えるものがあると思うのですね
それを思うと、この巡り合わせというものも、神様が与えた贈り物のように思えてしまいます
■去り行く人のタイミング
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■送る人だけが感じる客観性
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103865/review/06144441/
公式HP:
https://hodonaku-movie.toho.co.jp/
