■レンタルファミリー


■オススメ度

 

ほっこりするヒューマンドラマが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.27(イオンシネマ久御山)


■映画情報

 

原題:Rental Family

情報:2025年、アメリカ、110分、G

ジャンル:クライアントの望む人物を演じる俳優たちを描いたヒューマンドラマ

 

監督:HIKARI

脚本:HIKARI&スティーヴン・ブレイハット

 

キャスト:

ブレンダン・フレイザー/Brendan Fraser(フィリップ・ヴァンダープルーグ/Phillip Vanderploeg:一世風靡した元CM俳優)

 

平岳大(多田信二:「レンタルファミリー」の社長)

板谷由夏(多田の妻)

海津陽(多田の息子)

 

山本真理(中島愛子:「レンタルファミリー」所属の女優)

木村文(光太:「レンタルファミリー」所属のスタッフ、ムードメイカー)

 

柄本明(長谷川喜久雄:天草に行きたい老俳優)

真飛聖(雅美:喜久雄の娘)

梅澤昌代(小川:長谷川家の使用人)

 

ゴーマン・シャノン・眞陽(川崎美亜:受験を控えるハーフの少女)

篠﨑しの(川崎瞳:美亜の母)

 

森田望智(佳恵:新郎役を依頼する女性)

菅原大吉(佳恵の父)

原日出子(佳恵の母)

川上なな実(ジュン:佳恵のパートナー)

 

安藤玉恵(LOLA:フィリップを癒す女性)

 

宇野祥平(大東裕樹:自分の葬式を挙げる男)

溝口園枝(裕樹の母)

山下ケイジ(裕樹の父)

 

神野三鈴(私立小学校の校長)

 

【その他の出演者】

パオロ・アンドレア・ディ・ピエトロ/Paolo Andrea Di Pietro(オーディションの外国人俳優)

尾関伸次(オーディションのキャスティングディレクター)

キシタカオ(フィリップ行きつけのバーテンダー)

亀田梨紗(向かいのマンションのカップル)

楚南勇真(向かいのマンションのカップル)

カナキティ(向かいのマンションのOL)

吉川がん(向かいのマンションの老人)

小松勇司(向かいのマンションの夫婦)

長涼子(向かいのマンションの夫婦)

ヘレン・サドラー/Helen Sadler(ソニア/Sonia:フィリップのマネージャーの声)

水木薫(葬儀場の受付)

きむらゆき(歯磨きCMの女優、母役)

長部努(歯磨きCMの俳優、父役)

幸長礼(歯磨きCMの子役、息子役)

浅見史歩(歯磨きCMの子役、娘役)

星河(カビテックス/Cavitx:歯磨きCMの敵キャラ)

小田和江(歯磨きCMの女優、祖母役)

小林幹(ラーメン屋の店主)

信太昌之(怒鳴られたがるクライアント)

ざい子(公立小学校の先生)

立花利仁(小学校の生徒)

内藤晴(小学校の生徒)

吉田奏佑(小学校の生徒)

石塚陸翔(シノン:美亜のクラスメイト)

西村喜代子(カラオケのクライアント)

西郷豊(ゲーマーのクライアント)

青木道子(ゲーマーの祖母)

今西健太(男性のクライアント)

矢沢ようこ(ストリップダンサー)

小沢まゆ(浮気されてブチ切れる女性)

岩崎正寛(浮気をする男性のクライアント)

ヒロウエノ(私立小学校の理事)

川口とも(私立小学校の理事)

JJ(テレビドラマのコロンブス役の俳優)

齋賀正和(刑事)

木村龍太(刑事)

岸田研二(浮気をする男性のクライアント)

小山萌子(浮気される妻)

 


■映画の舞台

 

東京都心

 

長崎:島原

熊本:天草

 

ロケ地:

東京都:墨田区

飛木稲荷神社

https://maps.app.goo.gl/P6h8er169MrtKJpA8?g_st=ic

 

東京都:港区

麻布台ヒルズ チームラボ ボーダレス

https://maps.app.goo.gl/3KKUT1WbLUoEmJaM6?g_st=ic

 

東京都:新宿区

毘沙門天 善國寺

https://maps.app.goo.gl/QNSRE1WZiHwzpviTA?g_st=ic

 

長崎県:島原市

大三東駅

https://maps.app.goo.gl/NS7bUCYim6KALN2V7?g_st=ic

 

熊本県:天草市

西平椿公園 ラピュタの木

https://maps.app.goo.gl/SUubfDRujStbGBcs6?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

かつてCMで知名度抜群だった俳優のフィリップは、今では色んなオーディションを受けても実らず、細々とした生活を余儀なくされていた

ある日のこと、仕事を手配してくれているソニアから「悲しむアメリカ人」を演じるように言われ、とある場所へと向かった

そこは葬式会場で、大東裕樹という名の見知らぬ男の葬儀が行われていたが、故人であるはずの男は行きたまま棺桶の中で自分の葬式を堪能していた

 

その仕事は「レンタルファミリー」という会社が請け負っていた案件で、彼らは「クライアントの要望に応じて役柄を演じる仕事」をしていて、その日は「自分の葬式を体験したい」というクライアントの要望を受けてのものだった

その葬式を仕切っていた「レンタルファミリー」の社長の多田は、フィリップを自分の会社に誘うことになった

彼の事務所に出向いたフィリップは、そこで「白人男性」を演じてほしいと言われ、最初の仕事はある女性の新郎の役だった

 

当日になって怖くなったフィリップはトイレに駆け込んで行方をくらましてしまう

何とか説得に応じて役をこなしたものの、自分には向いていないと感じていた

だが、自分が役割を演じることでクライアントが幸せでいられるなら、と思い、仕事を続けることになった

 

次の現場は私立への編入を考えている女子小学生・美亜で、彼女の父はアメリカにいるという設定だった

編入試験までに「本当の親子のように接することができるように」と言われたフィリップは、美亜に拒絶されながらも、徐々に信頼関係を築くことになったのである

 

テーマ:擬似の先にある真実

裏テーマ:精神を保つ嘘の正体

 


■ひとこと感想

 

予告編の段階から気になっていた作品で、日本で活動している外国人俳優が「白人男性の役を演じる」という内容になっていました

メインは女子小学生・美亜と、老俳優・喜久雄との「仕事」で、あるある的な感じで「仕事を飛び越えた関係性」というものが築かれていきます

期間限定なのに過度に感情移入がされていくのですが、そもそもそれを制御するのは無理という案件が多かったように思います

 

美亜との仕事では、まるで本当の父親のように接して「編入試験の保護者面接をクリアする」という難題があり、かなりの歳月を経てゴールへと向かうことになります

喜久雄との仕事では、彼のライフワークを記事にする記者ということで、認知症の彼が人生の最後に忘れ物を取りにいく手伝いをすることになります

どちらも表面的な付き合いでは難しい側面があり、期間も長いこともあって、仕事と割り切るには難しいものがあったと思います

 

そこで起きることは想定内だと思いますが、どのような着地をさせるのかは興味深かったですね

それぞれのエピソードも然ることながら、ラストショットも秀逸で、日本人だと「ですよね~」とわかりみの深いショットになっていたように思えました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作におけるネタバレは、「嘘がバレてどのように着地するのか」という部分で、フィリップが役柄を演じることによって、その家族の中に隠されていた難題というものが浮き彫りになっていったように思います

それ自体はそこまで特別なものではないのですが、美亜(=バレていない)とするならば、喜久雄(=気付いていた)という対比構造にした方が良かったでしょう

子ども心を傷つけた割にはそこまで深く落ち込むこともなかったので、「実は美亜の方が気付いていた」という幕引きでも良かったかもしれません

それによって、美亜は「その依頼をした母の本音を知る」ことになり、そこが家族における難題の露出になると考えていました

 

映画では、そこまで深いものはなく、物語に対するサプライズが多田の家族はフェイクだったというぐらいで、このエピソードは不要のように思います

むしろ「養成中」という感じで、あの2人を鍛えているという方が良くて、そこにいた未熟者とフィリップを対比させることで、社長自身の初心に立ち返るという物語を作ることもできたでしょう

物語はそこまでを描くことはなく、多田フィリップが擬似家族体験に思い悩むというところで終わっていて、それ以上でも以下でもないところが勿体無いように感じました

 

いわゆる異世界招聘系の構造があって、出会った家族との関わりの中で「その家族の問題を炙り出しつつ、自身の家族問題を振り返る」という王道が存在します

父親がいないから父親を演じることができないみたいなものはありますが、そもそも彼自身の家族関係がほとんど描かれないので、家族観というものが見えてこないのですね

なので、アメリカ的な家族観とのギャップに悩むとかもなく、日本的な価値観を理解するという物語にもなっていません

ほっこりするエピソードは多いものの、根幹となる部分がスルーされている印象があったので、フィリップ自身がこの一連の体験で何を学んで変化したのかがわかりにくかったですね

ラストでは神社には鏡があって、そこには自分が写っていたというエピソードがありますが、それを通じてフィリップが何を悟ったのか、みたいなところがないのは残念だったと感じました

 


■演じていない家族はあるのか問題

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■勝手にスクリプトドクター

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/101439/review/06227369/

 

公式HP:

https://www.searchlightpictures.jp/movies/rentalfamily

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投稿者 Hiroshi_Takata

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