■幻愛 夢の向こうに


■オススメ度

 

妄想入り混じり系純愛映画に興味のある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.2.24(アップリンク京都)


■映画情報

 

原題:幻愛、英題:Beyond the Dream

情報:2020年、香港、119分、G

ジャンル:統合失調症から立ち直りつつある青年と彼の前に現れた女子大生を描いた恋愛映画

 

監督:キウィ・チョウ

脚本:ゼン・ジュンロン&シュウ・ガンウェイ

 

キャスト:

テレンス・ラウ/劉俊謙(ロック/レイ・ジーロック/李志楽:統合失調症から回復した小学生教師)

 

セシリア・チョイ/蔡思韵(ヤンヤン/欣欣:ロックの想像上の人物)

セシリア・チョイ/蔡思韵(イップ・ラム/葉嵐:心理学専攻の大学生)

 

パウ・ヘイチン/包啓静(フォン教授:イップ・ラムの卒論担当の大学准教授)

プン・チャンリョン/潘燦良(サイモン教授:大学助教授、イップ・ラムと懇意の男性)

ウェイ・シーシャン/魏綺珊(チャン博士/陳教授:センター開設を準備する大学教授)

 

ケネス・チョン/張万源(ジョー:メンタルヘルスセンターの所長)

 

ロウ・チェンウェイ/羅振偉(レックス:心理学博士課程の学生、イップ・ラムの元カレ)

 

アンソニー・チャン/陳瑞強(ウォンおじさん:イップ・ラムの母の元恋人)

 

ウォン・ラム/黄嵐(アー・リン/阿玲:路上でおかしくなるメンタルヘルスセンターの利用者)

 

クロエ・ソー/蘇皓兒(図書館の職員、ロックの同僚)

 

ウェイ・ルイクァン/呉錦泉(シンシンの父)

 

【その他の出演者】

チー・シエンチュー/徐仙曾(元精神病患者)

フー・イーシン/胡一心(元精神病患者)

フアン・バオヤオ/黄宝瑶(元精神病患者)

 

ワン・スーホワン/王素桓(懲戒委員会の書記)

サイモン・ユー/余世騰(懲戒委員会委員長)

チャン・バイガン/張百剛(懲戒委員会の理事)

チャン・ワンフェン/張万芬(懲戒委員会の理事)

 

ラム・キー/林吉(大学教授)

ツン・ウェイウェイ/曾文偉(小学校の校長)

 

リャン・ズーシー/梁子西(夢の中の少女)

チェン・ジュン/陳軍(夢の中の少年)

ツン・ルイチー/曾睿志(夢の中の結婚式のゲスト)

トン・ハオチャン/鄧浩成(夢の中の結婚式のゲスト)

モー・ジャオトン/莫澆彤(夢の中の結婚式のゲスト)

シエ・シューフェン/謝淑芬(夢の中の結婚式のゲスト)

 

チャン・メイファ/張美華(コミュニティセンターの親)

チュウ・イー/周毅(コミュニティーセンターの子ども)

ツン・チーイー/曾知雨(コミュニティセンターの子ども)

ツン・チーフン/曾志芬(コミュニティセンターの子ども)

イヴァン・プーン/潘文輝(精神科医)

ケネス・ホー/何尚西(通行人)

フォン・バオシン/馮宝欣(大学院生)

トラヴィス・フアン/黄卓偉 (大学院生)

ウー・ヨンラン/呉永然(公園の子ども)

ウー・ローラン/呉楽然(公園の子ども)

 


■映画の舞台

 

香港:屯門

https://maps.app.goo.gl/Dawi79MQHfpEZMjt9?g_st=ic

 

ロケ地:

香港:屯門

 

沙田区禾輋

https://maps.app.goo.gl/B1mfN8HTmoJmBJju6?g_st=ic

 

軽鉄蝴蝶駅

https://maps.app.goo.gl/JmXVz9VbvbCyKUQN7?g_st=ic

 

軽鉄景峰駅

https://maps.app.goo.gl/RPUUmwz1dyHRZBxi7?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

香港の屯田にて、小学校教師をしているレイ・ジーロックは、かつて統合失調症に悩まされてきたが、今は保険福祉センターのカウンセリングを受けるなどして、日常に回帰していた

ある日のこと、センターの利用者の一人であるリンが路上で何かに取り憑かれたように服を脱ぎ出すところに遭遇したロックは、彼女を助けようとするものの、そこに見知らぬ女性が割って入り、彼女を保護することになった

ロックはリンと共に救急病院に向かい、見知らぬ女が残した服を手に帰途につくことになった

 

翌日のこと、ロックは昨日の見知らぬ女性を軽鉄内で見かけた

勇気を振り絞って声を掛け、預かっていた服を返す

彼女の名前はヤンヤンと言い、それから距離を縮めることになった

だが、彼女にはアルコール依存症の父がいて、二人の仲はあっさりと引き裂かれてしまう

 

それから6ヶ月後、ロックの通っている保険福祉センターに、大学生のイップ・ラムという女性がやってきた

彼女はヤンヤンに瓜二つの姿をしていたが、ロックのことは全く知らなかった

大学で心理学を専攻している彼女は、「恋愛妄想」についての論文を書こうとしていて、そのための協力者を探していた

ロックはヤンヤンとのことを隠したまま、イップ・ラムの研究の被験者となる

そして、ヤンヤンのことを話す中で、二人は研究者と被験者との境界線を超えてしまうのである

 

テーマ:幻想の中にある感情

裏テーマ:理解の先にある執着

 


■ひとこと感想

 

少し昔の映画ですが、ちゃんとパンフレットが作られていましたね

若い小学校教師と女子大生の関わりを描く作品で、教師の方には「妄想の彼女がいる」という設定になっています

タイトルコールが30分ぐらいのところで流れ、そこまでのプロローグはロックがどのような人物かを描き、その妄想の終了までを見せていきます

それから6ヶ月の時を経て、ロックが妄想の彼女と現実で再会するという流れになっていました

 

現実の女性であるイップ・ラムは「恋愛妄想」に関する研究論文を書こうとしていて、指導教授のファン先生からは「100人に1人いるかいないかの症例だ」と考え直しを迫られます

それでも被験者を探すことになり、そこで彼女は体が目的の教授の伝手を頼ることになりました

恋愛に関して問題があるとファン教授に指摘されるように、彼女の恋愛沙汰は大学に周知されているようでしたね

元カレへの扱いもかなり雑で、自分本位の人物であることがよくわかります

 

そんな彼女と関わりを持つことで、ロックは妄想の続きを見ることになります

そこにいる彼女は妄想のように自分の思い通りには動いてくれませんが、そもそもロックの妄想も彼の思う通りには進んでいきません

このあたりに彼自身が妄想であるとわかっているという背景が見え、それがどのようにして起こっているのかも理解しているように思えます

一方のイップ・ラムも恋愛依存症のような感じで、しかも人間関係をかなりざっくりとリセットしてしまうタイプでした

それゆえに敵を作ることになり、それが自分の首を絞めたとしても、自分の思う人生を生きるタイプの人間として描かれていましたね

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレといえば、結局最後はどうなったの?というところで、あの地下道のシーンは現実なのか妄想なのかというところなのでしょう

個人的には明らかに妄想で、現実での結びつきを諦めることになった2人が「同じ妄想をしている」というビターエンドになっていたと感じました

研究者と被験者の関係が終わっても続けられない関係なのは、ロックの中にあるヤンヤンの存在が強すぎて、それを彼女に求めてしまうからでしょう

 

一方のイップ・ランはそれでも良いと思い始めていて、彼女は大学を辞めてでも恋愛を取ろうとしていました

でも、彼女にとって、自分と一緒にいることの弊害を感じているロックは、彼女と距離を置くことを決意します

イップ・ランはその現実を受け入れつつも、ロックと同じように妄想の世界での幸せを模索しようと考えます

人の妄想に入ることなどできるはずもありませんが、映画では「確かめようのない妄想の共有」というエンディングになっていました

 

そこにいる2人は、確かに存在し、双方の思い描く相手というものがいたりします

それが何かしらの共鳴によって、同じ妄想をするというのがラストの映像で、それはお互いを理解した上で、それでも現実では叶わない続きを見てみたいという衝動があったのように思いました

現実的には悲恋だけど、妄想の世界では繋がりを持っているように見え、ハッピーエンドのようにも思えます

2人の現実を考えると、ハッピーエンドにも見えなくはないのですが、それは交わることのない平行線の妄想だと言えます

2人の妄想がお互いの妄想を行き来したとしても、そこにあるのは相手をコントロールしている世界であり、偶然として、2人の妄想の方向性が同じになった、ということではないかと考えています

 


■それぞれの恋愛の先にあるもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■妄想リンクと現実の乖離

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/96156/review/06218469/

 

公式HP:

https://genai-movie.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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