■嵐が丘
Contents
■オススメ度
「嵐が丘」をマーゴット・ロビーで観たい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.3.4(TOHOシネマズくずはモール)
■映画情報
原題:Wuthering Heights(直訳:風の吹き荒ぶ高台、転じて「嵐が丘」)
情報:2026年、アメリカ、137分、G
ジャンル:孤児と恋仲になった出自の良い女性を描いた恋愛映画
監督&脚本:エメラルド・フェネル
原作:エミリー・ブロンテ『Wuthering Heights(1847年)』
![]()
キャスト:
マーゴット・ロビー/Margot Robbie(キャシー/キャサリン・アーンショー/Cathy:アル中の父を抱える落ちぶれた名家の娘)
(幼少期:Charlotte Mellington)
ジェイコブ・エロルディ/Jacob Elordi(ヒースクリフ/Heathcliff:アーンショー氏が気まぐれに連れて帰った少年)
(幼少期:Owen Cooper)
ホン・チャウ/Hong Chau(ネリー・ディーン/Nelly:キャシーの付き人、領主の私生児)
(幼少期:Vy Nguyen)
シャザト・ラティフ/Shazad Latif(エドガー・リントン/Edgar:裕福な織物商人)
アリソン・オリバー/Alison Oliver(イザベラ・リントン/Isabella:「ロミオとジュリエット」に夢中なエドガーの被後見人)
マーティン・クルーンズ/Martin Clunes(アーンショー氏/Mr. Earnshaw:キャシーの父)
ユアン・クルーンズ/Ewan Mitchell(ジョセフ/Joseph:アーンショー家の使用人)
エイミー・モーガン/Amy Morgan(ジラ/Zillah:アーンショー家の使用人)
Jessica Knappett(バートン夫人/Mrs. Burton:アーンショー家の使用人)
Millie Kent(ジェーン/Jane:アーンショー家の使用人)
Claire Ashton(グラニー・スミス/Granny Smith:リントン家の使用人)
Vicki Pepperdine(マーシー/Mercy:修道女)
Paul Rhys(ヒースクリフの父らしき男)
Robert Cawsey(絞首台の執行人)
Gabriel Bisset-Smith(首吊り罪人)
Louie Benjamin Potts(絞首場の悪童)
Treyston Braine(絞首場の悪童)
Jaydon Eastman(絞首場の悪童)
Matt Green(記録事務官)
Ian Mitchell(絞首で燃え上がるカップル)
Erin Barker-Jones(絞首で燃え上がるカップル)
Kevin Vose(牧師)
Andrew Charles Davis(墓掘り人)
Stephen Mckay(アーンショー氏の飲み友達)
Sean Ramsden(群集)
■映画の舞台
1771年、
イギリス北部:ヨークシャー地方
ロケ地:
イギリス:ロンドン
■簡単なあらすじ
1771年、名家と名高いアーンショー氏は、絞首刑に沸き立つ群衆をよそに、ある男から孤児を引き取ることになった
彼の気まぐれな善意は、娘キャシーの遊び相手を見つけることになり、彼女は少年に亡き兄の名前であるヒースクリフを与えることになった
2人は友達のような関係になり、付人のネリーが嫉妬するほどだったが、彼らの関係はそれ以上でも以下でもなかった
成人した2人だったが、アーンショー氏の散財も相まって家計は火の車状態になっていた
キャシーは最近近くに越してきた金持ちのリントンに取り入るしかないと思っていたが、ヒースクリフは複雑な心持ちで事態を見守っていた
ある日のこと、リントンの屋敷に出向いたキャシーは、そこで彼と偶然の出会いを果たす
リントンが彼女に一目惚れをし、それから交流を重ねていく
彼の被後見人であるイザベラとも仲良くなり、彼女はキャシーの誕生日に彼女の髪を使った人形をプレゼントすることになった
リントンはキャシーに求婚し、彼女はそれを受諾する
付人のネリーはキャシーの本心を知っていたが、家の存続のために彼女の決断を支持せざるを得なかった
だが、その会話はヒースクリフの耳に入り、翌日彼は姿をくらましてしまうのである
テーマ:成就せぬ執着
裏テーマ:愛と破滅
■ひとこと感想
古典文学の何度目かの映画化ということですが、これまでに映像化されたものを観たことはありません
原作も未読なので、どうなるのか知らないまま鑑賞することになりましたが、どうやら結構改変しているようですね
そもそもこの時代の白人の付き人がアジア人というだけで違和感が満載で、いわゆるポリコレ的歴史侵食がなされている作品のように思えました
映画は、キャシーとヒースクリフの恋愛を追う作品で、孤児と結婚しても未来はないと考えるキャシーが裕福な男と結婚するという流れになっていました
それを知ったヒースクリフが絶望して彼女の元を去るのですが、5年後に何をしたのかわからないけれど、裕福な男として彼女の前に舞い戻ってきます
当然帰ってきて、実は成功して「実家の嵐が丘を実父から買った」みたいな展開になっていて、何か見落としたのだろうかと心配になってしまいました
物語としては、大の大人が何をやってるんだろうという感じに見えていて、それは原作のキャラの実年齢と演じている人の年齢に差がありすぎるからなのでしょう
原作だとキャシーは20歳前後らしいのですが、劇中のセリフにあるように「婚期を逃しつつある年齢(当時の価値観はわからないけど)」という設定に変わっていたように思います
それゆえに、頭の弱い大人がくっついては離れてを繰り返しているだけに見えて、成人女性向けのノベルズでも読んでいるような感覚になってしまいます
彼らの恋愛観はほぼ理解できない領域で、生活のために経済に秀でた男と結婚したら、突き放した男がその地位まで上がってきてしまった、みたいな流れでしたね
その時点でリントンとの子どもを身籠っていて、それを内緒にして体を重ね続けるのは悪魔の所業のように思います
結果はどうであれ、共感性の低い恋愛譚だなあと思ってしまいました
それでも世の中は広いもので、こういった恋愛(性癖)に憧れる人もいるのかもしれません
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作のネタバレは、この2人の恋愛がどうなるのか、というところだと思いますが、長い原作の前半部分を切り取っているので、最後まで描いているとは言えないように思います
映画内の完結としては、キャシーが敗血症で死ぬところまでですが、原作ではその後「幽霊となる」みたいなパートがあるようでした
要は、死んでからもヒースクリフを苦しめる存在となるというところですが、生前でも大概苦しめ抜いたように思えました
映画は、かなり昔の世界なので、当時の価値観というものは現代的ではないと思います
絞首刑に民衆が歓声を上げて、勃起していることを揶揄するというのもアレですが、それに興奮して、その場で求愛行動に入るカップルなどもいました
使用人のジョセフとジラに関してはBDSMと言われるSM的な性的嗜好を持っていて、それをキャシーが偶然目にしそうになっていました
あのシーンでも後ろからヒースクリフが目と口を覆う格好になっていて、キャシーもそっち方面の性癖があったのかもしれません
物語は、敗血症でキャシーが亡くなるまでを描くのですが、彼女の秘密と抱え、運命を左右したネリーが最後に囁きかけていましたね
そこで何を言ったのかは明かされませんが、彼女が生涯誰とも交わらなかったことを考えると、ここまでポリコレに汚染されている作品だと、同性愛者という設定があったのかな、と思ってしまいます
ネリーがどうしてここまで2人の恋愛を阻もうとしたのかというところは、その特性によって説明されてしまうように思えるのですが、それで良いとは思えない部分が強かったように感じました
■ポリコレ汚染の行末
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104550/review/06247550/
公式HP:
https://wutheringheights-movie.jp/
