■全知的な読者の視点から
Contents
■オススメ度
なろう系ファンタジーが好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.3.26(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:전지적 독자 시점(全知読者の視点)、英題:Omniscient Reader: The Prophecy(全知の読者:予言)
情報:2025年、韓国、117分、G
ジャンル:小説の世界に入り込む青年を描いたファンタジー映画
監督:キム・ビョンウ
脚本:キム・ビョンウ&イ・ジョンミン
原作:singNsong『전지적 독자 시점』
キャスト:
アン・ヒョソプ/안효섭(キム・ドクシャ/김독자:Web小説の世界に入り込む青年)
(高校時代:ムン・ウジン/문우진)
イ・ミンホ/이민호(ユ・ジュンヒョク/유중혁:劇中小説「멸망한 세계에서 살아남는 세 가지 방법(滅亡した世界で生き残る三つの方法)」の主人公)
チェ・ソビン/채수빈(ユ・サンア/유상아:ドクシャの同僚、契約社員)
チェ・ヨンジュン/최영준(ハン・ミョンオ/한명오:ドクシャとサンアの会社の上役、部長)
クォン・ウンソン/권은성(イ・ギリョン/이길영:現実世界から小説の世界に巻き込まれた少年)
【劇中小説のキャラクター】
シン・スンホ/신승호(イ・ヒョンソン/이현성:ジュンヒョクの仲間、軍人)
ナナ/나나(チョン・ヒウォン/정희원:ジュンヒョクの仲間、鞭使い)
ジス/지수(イ・ジヘ/이지혜:ジュンヒョクを師匠と信奉するスナイパー)
リー・ユージーン/이유진(キム・ナムン/김남운:ジュンヒョクの仲間、残忍な黒化スキルを持つ青年)
パク・ホサン/박호산(コン・ピルドゥ/공필두:忠武路駅を占領するリーダー)
チョン・ソンイル/정성일(チョン・イノ/정인호:ピルドゥたちを操る議員)
チョ・ヒョンジョン/조현정(ピヒョン/鼻荊/비형 :ゲームの案内役、「金湖駅のトッケビ」の声)
チョ・ヒョンジョン/조현정(ピリュ/沸琉/ 비류:ゲームの案内役、「忠武路駅のトッケビ」の声)
イ・ソク/이석(バン・チョルス/방철수:金湖駅を牛耳るリーダー)
パク・ヒョンウク/박형욱(ゲームのアナウンスの声)
【回想】
ユン・ソンウ/윤성우(ミンソプ/민섭:ドクシャの高校時代の友人)
ソ・チャンヒョン/서장현(テグ/태구:ドクシャをいじめるクラスメイト)
チョン・スンギ/정승기(テグの仲間、クラスメイト)
キム・ソジュン/김소중(テグの仲間、クラスメイト)
イ・ミル/이미르(テグの仲間、クラスメイト)
イ・ドファン/이도환(テグの仲間、クラスメイト)
イ・ソウォン/이소원(ジヘの親友)
チョン・ウンウ/정은우(ジヘの親友)
パク・ソヨン/박소연(ジヘのクラスメート)
キム・ミンギョン/김민경(ジヘのクラスメート)
パク・ソジョン/박소정(ジヘのクラスメート)
チョン・ヨンス/정연수(ジヘのクラスメート)
ソ・ミニョン/서민영(ジヘのクラスメート)
パク・イェリョン/박예령(ジヘのクラスメート)
イ・ドボン/이도본(ヒョンソンの仲間の兵士)
【現実パート】
イ・スンウォン/이승원(JinoSoftチームリーダー)
チョン・ジェミン/정재민(JinoSoftのアシスタントマネージャー)
リュ・ミナ/류민하(JinoSoftのアシスタントマネージャー)
キム・ドンヒョン/김동현(JinoSoftの女性発信者)
【大化行き列車の乗客】
ビョン・ジュンヒ/변중희(老女)
チョン・チャンフン/정찬훈(男性客)
クォン・ヒョクヒョン/권혁현(大学生)
オ・ウンジ/오은지(子供の母親)
ハ・ドンジュン /하동준(スーツ男)
ナム・ジウ/남지우(眼鏡をかけた男)
チョン・ダジョン/정다정(女子大学生)
チャン・ジヨン/장지용(抗議者)
チョン・ジョンウ/정종우(抗議者)
ナム・テウ/남태우(乗客)
メン・ジェリュル/맹재렬(乗客)
イ・ジンモ/이진모(乗客)
ノ・ギョンア/노경아(乗客)
キム・ヘジン/김혜진(乗客)
パク・ガヨン/박가영(乗客)
ユン・ソイ/윤서이(乗客)
【東湖大橋】
ウ・ヨンソ/우연서(生き残り)
パク・ガント/박강토(生き残り)
ヨム・チャンミン/염창민(生き残り)
ユ・ガフン/유가흔(生き残り)
【金湖駅】
ノ・ジョンヒョン/노정현(チョルスの手下)
シン・グァンヒョン/신광현(チョルスの手下)
キム・ユンベ/김윤배(チョルスの手下)
ソン・スンボム/손승범(チョルスの手下)
キム・ヒョンロク/김형록(チョルスの手下)
マンスン/만승(チョルスの手下)
ヤン・ユンホ/양윤호(チョルスの手下)
ソ・デゴン/서대건(チョルスの手下)
キム・ヨンフン/김영훈(チョルスの手下)
キム・カンミン/김강민(四人家族の夫)
ミンヨン/민영(四人家族の妻)
オソル/오설(四人家族の娘)
チョ・ヨジュン/조여준(四人家族の息子)
チョン・インジ/정인지(生き残り)
パク・ギョンチャン/박경찬(生き残り)
ジュンヨン/전영(生き残り)
チョ・ソンヒ/조성희(生き残り)
【忠武路駅】
キム・ウイゴン/김의건(ピルドゥの手下)
キム・ホングク/김홍국(ピルドゥの手下)
チャン・ヨンウォン/장용원(ピルドゥの手下)
アン・テファン/안태환(現金を持つ男)
キム・ヨンジュン/김용준(生き残り)
イ・イルジン/이일진(生き残り)
ユン・ヨリム/윤여림(生き残り)
キム・ゴン/김건(生き残り)
ハン・ヒョンギュ/한형규(生き残り)
ユ・ミンソク/유민석(生き残り)
キム・デユン/김대윤(生き残り)
キム・ソンジェ/김성재(生き残り)
イ・ドンファ/이동화(生き残り)
イ・ヨンギョ/이영교(生き残り)
ウォングン/원근(生き残り)
キム・ジウン/김지은(生き残り)
イ・ジュヒョン/이주현(生き残り)
ムン・ヘジョン/문혜정(生き残り)
キル・ヒョジョン/길효정(生き残り)
【その他の出演者】
オ・チウン/오치운(生物教師)
ソ・ウスン/서우승(孤独な学生)
ソ・ウジン/서우진(コンビニの男性客)
ウンス/은수(コンビニの女性客)
ユン・ジェユン/윤재윤(131番の研修生)
キム・ジェソン/김재선(研修の講師)
イム・ジュソン/임주성(研修の講師)
キム・フェチャン/김회창(研修の講師)
イ・ファンヨン/이환영(研修の講師)
キム・ドンリョル/김동률(研修生)
カン・ドンヒョン/강동현(研修生)
イム・サンジュン/임상준(研修生)
■映画の舞台
韓国:ソウル
ソウル地下鉄3号線(テファ/大化行き)
アックジョン/狎鴎亭駅
トンホ/東湖大橋
クムホ/金湖駅
チュンムロ/忠武路駅
ロケ地:
韓国各地
■簡単なあらすじ
ゲーム会社の「JINOH SOFT」の契約社員として働いているキム・ドクシャは、学生時代からWeb小説の「滅生法(滅亡した世界で生き残る三つの方法)」にのめり込んでいて、その最終話を読み終えた日に研修期間が終了してしまった
正社員になれずに次の職探しをすることになったドクシャは、地下鉄を待つ間に「小説のコメント欄」にコメントを残した
それは「最後まで生き延びた主人公を評しながらも、この結末には納得がいかない」というものだった
帰りに電車にて、同じく正社員になれなかった同僚サンアと乗り合わせたドクシャは、その直後にサンア目当てのビョンオ部長と鉢合わせてしまう
サンアはやんわりと誘いを断るものの、その最中に小説の作者から「自分で書いて見たら?」という返信が返ってきた
そしてその直後に聞きなれたアナウンスが流れ、列車は東湖大橋の上で急停車してしまった
戸惑う乗客たちを尻目に、いきなり目の前に電子ボードが登場し、さらにゲームキャラクターのようなものまで目の前に現れた
それは「滅生法」に登場するキャラクター「ビヒョン」で彼はいきなりゲームのミッションの説明を始めてしまう
ステージ1は「価値証明」と題され、「一つ以上の生命を殺すこと」という条件が出される
人々はどうしたら良いかわからなかったが、ビヒョンは文句を言う乗客を殺し、それによって人々は弱いものを探して暴れ始める
ドクシャは隣に座っていた少年ギリョンのアリの巣のアリを殺し、この区間の最初の成功者となってコインを受け取ることになった
ドクシャたちは小説の世界に放り込まれていて、生き残る為には様々なミッションをクリアしなければならない
そして、別の車両にこの小説の主人公ジュンヒョクを見つけてしまう
小説の結末を知っているドクシャは、ジュンヒョクに自分が予知能力者だと告げ、一緒に生き残りを賭けて戦おうという
だが、ジュンヒョクは群れることを好まず、「生き残っていれば忠武路駅で会おう」と言い、ドクシャを川に突き落としてしまうのである
テーマ:生き残る意味
裏テーマ:全知をも超えるシナリオ
■ひとこと感想
韓国で流行った小説のようで、「小説の結末が気に入らない青年」が「理想的な結末を書き換える中で実際に小説の中の世界で戦う」という内容になっていました
いわゆる「なろう系」の作品で、異世界転生ものとして、思いっきりファンタジー路線に振り切っていました
ここまでガッツリとファンタジーだとは思わず、まるで「誰かのゲームプレイを見ている」ような感覚になりましたね
でも、ゲームのルールとか世界観が全くわからなくて、入り込むまでに時間を要する内容だったと思います
あの世界では、星座と呼ばれる何者かが世界を監視していて、優秀な戦士の守護神のようなものになるみたいでしたね
それによって能力を得ることになり、さらにミッションをクリアしてももらうコインによって、様々な武器を手に入れたり、攻撃力を増幅させたりできるという設定になっていました
主人公は小説の世界観を理解していて、ストーリーも知っているのですが、彼が小説の世界に入り込んだことによって、キャラクターの属性が変わっていましたね
さらに、難易度も上がっていて、それによってかなりの苦戦を強いられる流れになっていました
現実世界から入り込むことになったのが、ドクシャと同僚のサンア、上司のミョンオとアリの巣を持っていた少年ギリョンということになります
それ以外の人はすべて小説内のキャラクターですが、元々ジュンヒョクと一緒に戦っていたヒウォン、ヒョンソンは別人のようになっていて、ナムンとジヘだけがそのまま敵キャラぽく描かれていました
マスコットキャラのピヒョンとピリュはどこかのゲームにいそうなキャラでしたが、そこらへんはデザインということでツッコムのは野暮なのかな、と思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
本作のネタバレは「次作に続きそう」というところで、金湖駅の戦いにて火竜を倒したものの、次のステージは忠武路駅という感じになっていました
ソウルのどこから乗ったのかは良くわかりませんでしたが、路線図をみるとソウル地下鉄の3号線で、新沙あたりから乗って、狎鴎亭駅で部長が降りた、という流れになっています
そこから東湖大橋を渡っている最中に列車が止まり、そこから対岸の玉水を超えて、金湖駅にたどり着いていましたね
次のステージはその先にある忠武路駅ということになりますが、この辺りは地理に詳しいとわかりやすいのかな、と思いました
映画では、仲間を犠牲にして生き残ったという結末が納得いかなかったのですが、かつて自分がいじめっ子から逃れるために親友のミンソプを殴りつけた過去が暴かれて行きます
それが原因で親友は死んでしまい、その行動を小説が肯定してくれるように感じていました
劇中でも親友たちを倒して生き残ったジヘというスナイパーキャラがいて、同じような葛藤を抱えたキャラは軍人のヒョンソンもいましたね
ここでエピソードを重ねる意味があったのかはわかりませんが、ちょっとクドいように思えました
物語は、自己犠牲によって難敵を倒してミッションをクリアするというわかりやすいものとなっていて、小説の結末を自分で作ったということになります
それでも、その先が生まれてしまっていて、彼らが現実の世界にいつ帰れるのかはわからない感じになっています
どこまで映画化をするのかはわかりませんが、韓国版Wikiなどを参考にすると、結構長いストーリーのようでした
それにしてもタイトルがわかりにくいですね
結末を知っていても、小説の中に自分が入ったことと、彼自身が潜在的に理想のシナリオを持っていたことによって、彼を取り巻くパーティーというものが生まれています
サンアが巻き込まれた意味はわかりませんが、あの少年はもしかしたら幼少期の彼自身なのかな、と思ったりもしましたねえ
■完成作品に入り込むノイズ
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/105258/review/06323920/
公式HP:
