■えんとつ町のプペル 約束の時計台
Contents
■オススメ度
原作のファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2026.4.2(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2026年、日本、99分、G
ジャンル:行方しれずの親友を探す少年を描いたファンタジー映画
監督:廣田裕介
脚本:西野亮廣
原作:にしのあきひろ『チックタック 約束の時計台』
キャスト:
永瀬ゆずな(ルビッチ:親友を失った少年、えんとつ掃除屋)
窪田正孝(プペル:ルビッチの親友、ゴミ人間)
MEGUMI(モフ:時計台の世界の謎の猫、のちのルビッチの相棒)
小芝風花(ナギ:人に化けた植物の精霊、「Candy」の歌手)
森久保祥太郎(マル:かつてナギと暮らしていた青年)
(幼少期:音羽立花)
橋本偉成(モン:ナギと住む子ども)
このか(ペンギン:ナギと住む子ども)
山田暖絆(ブリへー:ナギと住む子ども)
野田あかり(レッド:ナギと住む子ども)
吉原光夫(ガス:100年間約束を信じて待つ時計台の時計師)
土屋アンナ(ホーラ:千年砦の女王ネズミ)
カジサック(ヒモサック:ホーラの館の実務担当係)
渡辺隆(港番:千年砦の出入り口のチェック番)
山寺宏一(コメット&ウィニー:双子の発明家、元時計師)
藤森慎吾(スコップ:おしゃべりの鉱山泥棒)
東野幸治(大耳:遠くまで聞こえる耳を持つ生物)
長谷川雅紀(大ナメクジ:何を言ってるかわからない配達屋)
長谷川雅紀(ドン:適当な目覚まし屋)
広瀬彰勇(BAR「Candy」のマスター)
本泉莉奈(キッコ:「Candy」の常連客)
森久保祥太郎(サルオ:「Candy」の常連客)
諸星すみれ(ジーコ:「Candy」の常連客)
西野亮廣(ブル:「Candy」の常連客)
伊藤沙莉(アントニオ:ルビッチの疎遠な親友)
諸星すみれ(レベッカ:ルビッチの友だち)
本泉莉奈(ドロシー:ルビッチの友だち、ガラス職人)
広瀬彰勇(マムシ:ドロシーの祖父)
立川志の輔(ブルーノ:ルビッチの父)
小池栄子(ローラ:ルビッチの母)
【その他の出演者】
内野孝聡
川上ひろみ
岡野友佑
小針彩希
岡本幸輔
神木綾華
古原靖久
ツネ
■映画の舞台
えんとつ町と千年砦
■簡単なあらすじ
前作にて、えんとつ町に星空を取り戻したルビッチだったが、その代償として親友のプペルを失ってしまった
それから1年もの間、プペルを復活させようとあらゆることをしたが、何の成果ももたらさなかった
いつしか日常に戻ったルビッチは、煙突掃除の営業などを始めていく
ある日のこと、プペルのブレスレットをネズミが持って行ってしまい、それを追いかけることになった
その弾みで噴水に落ちたプペルは、そのまま不思議な空間に誘われてしまった
そこには大きな白い猫がいて、その猫は喋り始めた
ルビッチは小さな舟に乗っていて、それはある港へと着くことになっていた
猫は生まれた命を運ぶ役割を有していて、すべての時間が集まる場所「千年砦」へと向かっていた
ルビッチは猫をリュックに背負って関所を通過し、そうして見知らぬ街へと入ることになった
そして、そこでプペルのブレスレットを見つけたルピッチは一目散にネズミを追いかけいくと、その先にはホーラの館と呼ばれる奇妙な場所にたどり着いてしまったのである
テーマ:役割と報酬
裏テーマ:再会のタイミング
■ひとこと感想
いろんな話題に尽きない作品で、前作の印象が「公開説教」だったので、今回はどんな風に仕上がっているのかと思って観てきました
原作の絵本は未読ですが、今回はルビッチが異世界に紛れ込むというもので、そこで「役割」を果たすことで、元の世界に戻れる、みたいな感じになっていました
そして、その「役割」というものが、ルビッチ自身が抱えてきた問題と重なっていた、という構成になっていました
ぶっちゃけると「プペル」である必要があるのかわからない作品で、劇中の半分くらいはガスとナギのエピソードになっていました
その関係を知ることで、その修復に向かおうとするのですが、それが彼の「役割」である理由はほとんどありません
彼自身はあの世界で異物なのですが、そんな彼が時計台の世界の「役割」になれるとは思えません
ガスとナギの恋愛とルビッチとプペルの友情を同列に語るところからして違和感が凄いのですが、ガスたちの関係を修復した事が、ルビッチの問題を解決することとはリンクしないのですね
本来は「元の世界に戻るため」に「役割」を全うしただけなのに、それ以上のものが手に入る理由というのは取って付けたように思えました
ガスはひたすら待つだけの人間で、ルビッチの活躍によって、時計が動くことになりますが、そもそもが時計の意思というものが擬人化されてあるように見えるのも説明不足かなあ、と思ってしまいました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、ルビッチがなぜか異世界に入り込んで、そこで起きている「壊れていないけど動かない時計」の担当にされるという構成になっていました
あの世界に入り込んだ事は異物のはずで、それを排出しようとしないホーラも不思議な存在で、そもそもあの時計が動かない事で時が刻めないのであれば、もっと多大で、個人の生命に関わるようなことが起きていてもおかしくないように思います
また、ガスとナギの恋愛っぽい物語がメインではありますが、この2人の関係はガッツリと恋人同士でもなく、両思いなのに片思い状態みたいな関係のまま別れることになりました
その起点となった謎の怪物のようなものも意味不明で、定期的に起こっているように描かれていても、その被害というのもはあってないような感じになっていました
これまでに何度も来ているはずなのに、今回だけはナギの家を焼き払うだけとなっていて、恐らくは精霊界の掟のようなものが作動しているのでしょう
このナギが幽閉されている問題に関しても、かなりやっつけな感じで解決に至っていて、100年の時を経た大恋愛の結末としてもビミョーな仕上がりになっています
人間と精霊の関係において、相思相愛には迎えても、その先には進めないと思います
ナギが人間の姿をしているのは魔法のようなものであり、それは半永久的なものでもないのでしょう
なので、この恋愛の成就によって、ナギが精霊界から追い払われて人間になるとか、ナギは植物に戻るものの、永遠にガスの隣にいて、最終的には彼の墓標になる、みたいな展開があったように思えます
映画は、そう言った切り口ではありませんが、ガスとナギの関係修復にプペルの復活が付随するのはシナリオ上の都合のようにしか感じられませんでした
いっそのこと、これからのシリーズは「プペルを探す旅」として、モフと一緒にいろんな世界を旅する、という方がシリーズの広がりも見えてくるように思えました
■スピンオフなのか続編なのか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103760/review/06354431/
公式HP:
