■ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ


■オススメ度

 

アングラな音楽界の黎明期にどっぷり浸かりたい人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2026.4.2(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

情報:2026年、日本、130分、G

ジャンル:パンクに目覚めた青年が数多くのミューシャンと一時代を築いた様子を描いた音楽映画

 

監督:田口トモロヲ

脚本:宮藤官九郎

原作:地引雄一『ストリート・キングダム』

 

キャスト:

峯田和伸(響ユーイチ:パンクにどっぷり浸かるカメラマン志望の青年、モデルは地引雄一)

 

若葉竜也(モモ:「TOKAGE」のボーカル、モデルは「リザード」のモモヨ)

吉岡里帆(サチ:モモを支えるマネージャー、実家は印刷屋、のちの「ロボトメイア」のベース、モデルは小嶋さちほ)

 

仲野太賀(未知ヲ:「解剖室」のボーカル、モデルは遠藤ミチロウ)

間宮祥太朗(DEEP:「軋轢」のボーカル&ギター、モデルはFRICTIONのレック)

中島セナ(加世子:「ロボトメイア」のボーカル、モデルは「ZELDA」の高橋佐代子)

 

中村獅童(ヒロミ:「ごくつぶし」のボーカル、モデルは「じゃがたら」の江戸アケミ)

大森南朋(S-TORA:音楽プロデューサー、モデルはS-KEN)

 

神野三鈴(モモの母親、レコード屋「ロキシーハウス」店長)

 

浜野謙太(浅井:音楽ライター)

森岡龍(あつし:ユーイチの同級生)

山岸門人(西寺:レコード会社の担当者)

マギー(町会長)

米村亮太(中林:レコード会社のプロデューサー)

松浦祐也(ユーイチのバイト先の農夫)

渡辺大知(ロフト店長)

 

【TOKAGE(モデルは「リザード」)】

大友律(タツ:ギター)

三浦䝤太(ワキ:ベース)

瑠己也(ベリィ:ドラム)

肥田日向(ムー:のシンセ)

 

【軋轢(モデルは「フリクション」)】

タカハシシンノスケ(マツ:ギター)

黒野優(ヒコ:ドラム)

 

【解剖室(モデルは「ザ・スターリン」)】

冨田健太郎(村田:ギター)

高橋雄祐(菅:ベース)

岡田地平(仁:ドラム)

 

【ロボトメイア(モデルは「ゼルダ」)】

永瀬未留(ユーコ)

倉持菫(カク)

 

【S-TORA(モデルはS-KEN)】

(マスヲ)

坪井楓侑(カツ)

鈴木士(イタチ)

 

【イノセント(モデルはミスター・カイト)】

こだまたいち(タカシ)

玉りんど(ジェーン)

齊藤友暁(カズキ)

北村光弘(サク)

 

【PASSENGER(モデルはミラーズ)】

松永幸士(アソヒロキ)

山本桂次(タツヒコ)

竹内啓(マッサン)

 

【その他の出演者】

大下ヒロト(高橋:学園祭実行委員)

山本真莉(実行委員)

瀬戸みちる(実行委員)

棚橋ナッツ(大学の先生)

尾倉ケント(警察)

風吹ケイ(農家の隣人)

徳橋みのり(アパートの隣人)

長谷川七虹(ヒロミのマネージャー)

川口真奈

山戸ユキノ(ライブハウスの踊る少女)

遠藤隆太(屋根裏オーナー)

日高ボブ美(喋って怒られるライブハウスの客)

秋葉清之

及川浩平

佐藤謙介

米村大地

二色冬香(「モンキーモンキー」のギター)

ササキ(「モンキーモンキー」のドラム)

武田ガンジー

高松名人

汚駄物

山本裕太

沖田裕樹

芝博文(スタジオエンジニア)

七井春樹(ミキサー)

鷲尾英彰(カメラマン)

山田葉子

ラブ守永

中山健吾(音声スタッフ)

岡部ひろき

佐渡山順久

内藤正紀(刑事)

HIDE-CHANGE THE WORLD(町会長の付き人)

なっちー(TikToker)

塚尾玲海(TikToker)

大追一吹(TikToker)

小西百大

濱野夏椰

久富奈良

Jan Urila Sas

坂梨公亮

重盛玲架(「NO!NO!Band」のボーカル)

 

古瀬暖(グルーピー)

鳥之海凪沙(グルーピー)

天貝直奈美(グルーピー)

南田夏光(グルーピー)

宇野愛海(グルーピー)

金平武蔵(親衛隊)

黄原竜(親衛隊)

太田湧大

大河内奏至

若菜一成

佐久間祥郎

長谷部光祐(親衛隊)

黒川大聖

藤丸千

丸谷南風(ライブの客)

須賀裕紀

石田健太(ライブの客)

志垣霄太朗(ライブの客)

絵理子

優美早紀

成嶋翔太

倉本くらんち

棚橋佑実子

青木望

美優梨

千本遼太

遠藤雄斗

神田晄希

若林元太

鶴岡政希(ライブの客)

おひな(地元のファン)

原口侑希(ライブの客)

いわむらゆきね(ライブの客)

高野渚(ライブの客)

上園知佳

 


■映画の舞台

 

1978年、

東京:新宿

 

京都:京都大学西部講堂

 

ロケ地:

東京都:世田谷区

レコードショップFUJIYAMA

https://maps.app.goo.gl/UvmDN3yFo6KdZ3wc6?g_st=ic

 

東京都:新宿区

パコスタジオ

https://maps.app.goo.gl/Jq85jnBVJyy4bA1z5?g_st=ic

 

東京都:港区

麻布陣屋大通り商店街

https://maps.app.goo.gl/6yborhSRQCLgHi546?g_st=ic

 

神奈川県:横浜市

レストラン喫茶ぷらむ

https://maps.app.goo.gl/CoTR5CUwuahKKDsx7?g_st=ic

 

クリフサイド

https://maps.app.goo.gl/NExDNLyLX6H2ZiRP8?g_st=ic

 


■簡単なあらすじ

 

1978年、セックスピストルズに魅了されたカメラマン志望の青年ユーイチは、レコード店にダッシュで買いに行くものの、もう解散したよと言われてショックを受けることになった

その後、音楽雑誌である音楽冊子の存在を知ったユーイチは、手作りの冊子に熱い音楽魂を感じて、その編集者に会いに行くことになった

新宿のライブハウスに向かったユーイチは、そこでパンクバンドの「TOKAGE」に遭遇し、大きなショックを受ける

彼らの演奏もさることながら、思い思いに体をリズムに乗せる客たちのことも気になっていた

 

ユーイチは思わずそのライブの風景を写真に収め、「TOKAGE」のボーカル・モモに気に入られた

それからユーイチは、「TOKAGE」とアメリカから帰国したDEEPが結成したバンド「軋轢」のマネージャー兼ドライバーのようなポジションに収まることになった音楽プロデューサーとして、イベントを仕切っているS-TORAは「東京の音楽を作る」と豪語し、モモたちもこれまでの東京になかった音楽を作ろうと躍起になって行く

小冊子を作っていたサチもバンドを始めるようになり、新宿のLOFTを起点とした音楽は徐々に浸透して行くことになった

 

その翌年、「TOKYO ロッカーズ」として、いくつかのバンドの楽曲を収めたオムニバスアルバムを制作し、そのツアーも行うことになった

それは大成功を収め、さらにムーヴメントは拡がりを見せていく

ユーイチは「唯一のちゃんとした人」として、音楽業界との調整役に入り、充実した日々を送っていく

だが、事態は彼らの想像を超えた方向へと突き進んでいく

そこでユーイチは、「東京ロッカーズ」のみんなの前で「今のままでは良くない」と訴え、活動を休止するように進言するのである

 

テーマ:ないものなら作ろう

裏テーマ:自分の中にあるグルーヴ

 


■ひとこと感想

 

1970年代後半から80年代初期の出来事なので、さすがに世代が違い、さらに関西在住ともあって、その後もこのような活動があったことにふれる機会はありませんでした

アングラからインディーズと言えば、今ではメジャー並の勢力を有していて、さらに現代的な動きとして、個人配信における楽曲発表などのプラットフォームに増えてきました

 

映画は、そんな音楽活動の根幹を変えたパラダイムシフトの瞬間を切り取り、今では当たり前にやっていることの源流を掴むような構成となっていました

原作の作者の目線で描かれ、観客に語り帰るような演出が多く、さらに当時の音源に合わせて演者が演じ、実際に撮られた写真などが引用されて行きます

さながらドキュメンタリーのようでして、音楽業界の闇というものがサラッと描かれて行きます

 

映画は、気心の知れた人々は「なんだかわからない共通の目標」の元に集っている様子を描き、そこには規律とか決まりとか型のようなものは何もありません

「パンク」というジャンルができたら、それはもう「パンクではない」は至言であると思いますが、それ以外にも数々の熱い言葉が繰り広げされて行きます

当時を全く知らないとキツい部分はありますが、それは元ネタがわからないというところで、それ以外の要素は音楽映画としても楽しめると思います

そもそもパンクって何?というスタンスの私でも問題なかったので、音楽が好きだったら観ても損はない内容だったと言えるのではないでしょうか

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は史実ベースで、モデルの人物がほとんどという設定になっていて、それゆえに制約があるように思えます

それでも、かなり自由に無茶なことをやっている印象があって、この感覚的な非言語化の世界というのはとても面白いものがありました

新しいグルーヴが生まれる妨げに言及するシーンでは、歌詞のない叫びを繰り返すなど、言葉にあえてしないことで伝わるものがある、というのを体現しているように思います

 

個々のモデルのエピソードはググればたくさん出てくるし、今でも当時のままで聞くことが可能な時代であると言えます

彼らの歌がどの時代まで残り続けるかはわかりませんが、結局のところ、古典化する創作はその文化的遺伝子の継承を避けては通れません

解釈によって生まれる小さな差異は、それ自体に意味がなくても、然るべき瞬間にいつの間にか飽和状態になっていたりするのですね

映画では、ひたすら裏方に達していたユーイチの視点で物語が動きますが、頭の良い人は誰でもアナーキーになってしまうように描かれていて、これはある意味正解なんだと思います

 

それにしても冒頭の「未知ヲの全裸ダイブ」は凄かったですね

演者も大変だけど、その後も大変だったんだろうなあ

何となく、前貼りとかしなさそうだけど、全力で止めに入ったんじゃないかと思ったりもします

その後「論破」しちゃうのもあるあるですよね~

 


■無いものを作る魂

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■これから先の表現について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/105077/review/06354434/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/streetkingdom/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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