■脱走
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■オススメ度
脱走系スリラーを体感したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.6.26(MOVIX京都)
■映画情報
原題:탈주(脱走)、英題:Escape(脱走)
情報:2024年、韓国、94分、G
ジャンル:北朝鮮非武装地帯から脱出する軍曹たちを描いたスリラー映画
監督:イ・ジョンピル
脚本:クァク・ソンフル&キム・ウグン
キャスト:
イ・ジェフン/이제훈(イム・ギュナム/임규남:脱走する軍曹、分隊長)
(幼少期:ホンゴン/홍건)
ク・ギョファン/구교환(リ・ヒョンサン/리현상:脱走者を追う北朝鮮保衛部の少佐)
ホン・サビン/홍사빈(キム・ドンヒョク/감동혁:脱走する下級兵、ギョナムの弟分の兵士)
ソ・ヒュヌ/서현우(チャ・ソジャ/차소좌:第一師団の警務部長)
イ・ソンウク/이성욱(ホン中尉/홍중위:警務部所属の軍官)
ユ・デジュ/유태주(リュ・デウク中尉/류대위:保衛部所属の軍官、ヒョンサンの直属の部下)
チョン・ジュンウォン/정준원(パク・ジョンピョン少尉/박소위:第一師団の軍官)
キム・サンフン/김상흔(チョン/정:政府高官)
パク・ユニ/박윤희(総司令官)
ウ・ジョンウォン/우정원(総司令官の妻)
イ・ホチョル/이호철(酔っぱらう将軍)
チャ・スンベ/차순배(第一師団長)
ソン・ヨセプ/송요셉(大隊長)
チン・ヨンウク/진용욱(中隊長)
チャン・ヨフン/장요훈(分隊員)
オ・スンベク/오승백(分隊員)
チョン・ハヌル/정하늘(射撃手)
イ・テヨン/이태영(歩哨任務中の軍人)
チェ・ミヌ/최민우(師団長)
カン・ヒジェ/강희제(師団哨兵)
オ・ウォニョン/오원영(師団哨兵)
イ・スンヨン/이승용(公務員)
カン・チェミン/강채민(従軍カメラマン)
キム・ホヨン/김호영(技術兵)
チェ・セヨン/최세용(捜索隊長)
キム・ダソル/김다솔(韓国軍国境警備隊の中隊長)
チャン・ウヨン/장우영(韓国軍国境警備隊)
キム・ドンリョル/김동률(韓国軍国境警備隊)
ファン・ジョンミン/황정민(韓国軍国境警備隊)
シン・ヒョンギュ/신현규(韓国軍国境警備隊)
ホン・ジョンホ/홍정호(韓国軍国境警備隊)
キム・バンソク/김반석(韓国軍国境警備隊)
キム・ウンビ/김은비(ドンヒョクの妹)
チャン・ヨンナム/장영남(ドンヒョクの母)
ソンガン/송강(ソン・ウミン/선우민:リ・ヒョンサンの元恋人)
ファン・ジョンヨン/황정용(ギュナムの父)
コ・ソジョン/고서정(ギュナムの母)
パク・ガヨン/박가영(宴会場の女の子)
チャ・ジュンソ/차준서(宴会場の女の子)
パク・サンホ/박상호(チェ・サング/상구:遊牧民の仲間、リーダーの弟)
エソム/이솜(流浪民のリーダー)
イ・ホジョン/이호정(流浪民の女)
シン・ヒョンジ/신현지(流浪民の女)
キム・ユンベ/김윤배(流浪民の男)
イ・ドンギ/이동기(流浪民の男)
イム・モユン/임모윤(流浪民の男)
チョ・ユジン/정유진(流浪民の女)
コ・グクヒ/고국희(流浪民の女)
チョン・ソナ/전선아(流浪民の女)
キム・ミソ/김미소(流浪民の女)
パク・ナウン/박나은(流浪民の子ども)
カン・ユラ/강유라(流浪民の子ども)
ユ・ジワン/유지완(流浪民の子ども)
ソン・ジヨン/송지영(北朝鮮の放送局の声)
シ・ナエ/시나에(北朝鮮の放送局の声)
オ・ギルギョン/오길경(北朝鮮の放送局の声)
ペ・チョルス/배철수(ラジオDJの声)
■映画の舞台
北朝鮮国境付近、非武装地帯
ヒョンプンの里
ロケ地:
韓国のどこか
■簡単なあらすじ
北朝鮮の非武装地帯の民警部隊に所属する分隊長のイム・ギュナム軍曹は、秘密裏に脱北する計画を立てていた
秘密のルートを見つけ、地雷原の場所を地図に書き写して、その時を待っていた
だが、部下のドンヒョクにそれを知られ、抜け駆けをされそうになってしまう
ギュナムはドンヒョクを止めようとするものの、そこに警務部がやってきてしまい、二人は脱走の罪で逮捕された
脱走用のノートを見つけた警務部は誰のものかと問い詰めると、ドンヒョクは自分のものだと言う
そこに本部から保衛部のリ・ヒョンサン少佐がやってきた
彼は「事実だけで判断する」と言い、逃亡しようとしたドンヒョクを捕まえようとした英雄ではないかと処分を下さなかった
その後、ヒョンサンはギュナムを本部の懇親会会場に連れて行き、部署替えすることを進言する
だが、除隊前に韓国に逃亡しようと考えていたギュナムはその申し出を受けようとしなかった
ヒョンサンは選択肢はないと言い、そこでギュナムは申し出を受けるフリをしながら脱走を試みる
宴会で酔い潰れた将軍を乗せて検問を突破したギュナムは、そのままドンヒョクが勾留されている警務部へと向かった
テーマ:失敗の許される人生
裏テーマ:諦めない強さ
■ひとこと感想
北朝鮮兵が脱北すると言う物語で、一筋縄で行かない様子が描かれて行きます
時代は名言されていませんが、最後の手紙には1995年と書かれていたので、おそらくは2000年前後なのかなと思いました
どこからか手に入れた韓国のラジオに心を動かされ、アムンゼンの探検記を胸に抱いていたギュナムですが、ラストでそれが回収されるシーンがありました
映画は、非武装地帯となっている国境付近の警備隊を描いていて、民警部隊と言う名前がついていました
その部隊の小隊長であり軍曹でもあるギュナムは、除隊目前でしたが脱走を考えていました
おそらくは最後のチャンスと言う感じで、国境から引き剥がされると逃げられないと考えていたのでしょう
弟分のようなドンヒョクが抜け駆けをしようとしていて、民警部隊内ではギュナムとドンヒョクは同志であると決めつけていました
その情報を聞きつけてきたのが保衛部のヒョンサン少佐で、彼はかつてギュナムの旧友だったことがわかります
「ピアノ兄貴」と呼ぶほどの仲でしたが、有事によって夢は絶たれ、ヒョンサンは恋人ウシンとも別れることになっていました
まさかの同性愛展開になっていて、二人の間柄は誰にも公言できないものだったと思います
それゆえに、ヒョンサンが執拗にギュナムを追うのは、そっち方面の執着なのかと勘繰ってしまいますね
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画のラストでは、ピアノ兄貴ことヒョンサンからギュナムに宛てた手紙が大写しになっていました
まさかの字幕なしと言う暴挙で、そこは訳さないとダメだろうと思ってしまいます
アムンゼンの探検本に書かれた文言は「죽음이 아닌 의미없는 삶을 두려워하다(死ではなく、意味のない人生を恐れて)」「 생일을 축하한다.(誕生日おめでとう)」「피아노 형(ピアノ兄貴より)」と書かれていました
宛先は字が潰れていてわからなかったのですが、おそらくはギュナム宛のものだと思われます
あの本はピアノ兄貴がギュナムの誕生日に贈った本で、彼はそれをずっと大事にしていました
ヒョンサンがピアノを辞めた理由は色々とあると思いますが、不本意だったことは間違い無いのでしょう
北朝鮮の軍部の中心にいることの方を優先させたのですが、それによって恋人との関係も終わりを告げていました
そう言った犠牲の元に少佐まで成り上がったと言う背景があるので、彼は北朝鮮の未来を信じていたのだと思います
映画では、ギュナムが韓国に行くことに抵抗するヒョンサンがいて、それは何もわからない韓国に行くよりは、地位ある北朝鮮の方が良いと感じていたのでしょう
結果として、どっちが良いと言う話ではなく、ギュナムは「何度失敗しても挑戦できる国」を選んだことになります
それがヒョンサンから贈られた言葉が源泉になっていたことを彼は覚えていたのかもしれません
■脱北の可能性
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■挑戦を繰り返せる人生
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103678/review/05257876/
公式HP:
