■ゴーストキラー
Contents
■オススメ度
髙石あかりのアクションが見たい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.4.15(T・JOY京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、105分、G
ジャンル:殺し屋の幽霊に取り憑かれた女子大生を描いたアクション映画
監督:園村健介
脚本:阪元裕吾
キャスト:
髙石あかり(松岡ふみか:幽霊に取り憑かれる大学生)
三元雅芸(工藤英雄:ふみかに取り憑く殺し屋の幽霊)
黒羽麻璃央(影原利久:工藤の同業)
井上想良(本多俊吾:工藤の飼い主)
川本直弘(桂雅治:本多の新しい飼い犬)
東野絢香(飯田マホ:ふみかの親友、大学生)
アベラヒデノブ(片山将暉:イベンター)
倉冨なおと(ナルミ:インフルエンサー)
木部哲(勝茂:バーテンダー)
一ノ瀬竜(リュウスケ:マホの彼氏、ホスト)
本宮泰風(本多の対抗組織のボス)
山口祥行(対抗組織のボスの右腕)
舘昌美(対抗組織の手下)
北代高士(対抗組織の手下)
中澤達也(対抗組織の手下)
本田広登(対抗組織の手下)
川崎健太(対抗組織の手下)
池端暢平(ボコられる手下)
高木和(冒頭の刺客?)
加藤大騎(居酒屋のリーマン)
水元誠(バーの店員?)
清野賢(本多の手下?)
宮澤俊介(本多の手下?)
キンダイチ(本多の手下?)
本橋拓哉(本多の手下?)
■映画の舞台
都内某所
ロケ地:
神奈川県:相模原市
GAPS(BAR)
https://maps.app.goo.gl/iFtC2MUTj1NXKvZ17?g_st=ic
東京都:渋谷区
大衆酒屋いこい
https://maps.app.goo.gl/63gq1mYS1rSqDiwS9?g_st=ic
東京都:多摩市
カナディアン コーヒーショップ
https://maps.app.goo.gl/TihHDstt11LeGDY58?g_st=ic
■簡単なあらすじ
大学生のふみかは、エンタメ業界に興味を持っていて、イベンターの片山に取材を申し込んでいた
だが、片山は下心しかなく、仕事の話はしたくないと言い出す
終電を逃してしまったふみかは朝帰りをすることになり、家路に続く大階段で立ち尽くしていた
なんとか体を動かして階段を登ろうとするものの、踊り場で店頭してしまう
そんなふみかの前に見慣れない金属の筒のようなものがあり、彼女はそれを家に持ち帰ってしまった
それは、ある殺し屋に関連するもので、突如ふみかの前に見知らぬおっさんが現れた
男は裏稼業を生業とする殺し屋で、どうやら何者かに殺されたようだった
幽霊と手を繋ぐことで中に入られることがわかり、幽霊はふみかの体を使って自由に動ける
だが、その幽霊はふみかにしか見えず、親友のマホは薬でもやっているんじゃないかと疑ってしまう
そんな折、マホが彼氏から殴られているところを見たふみかは、怒りに任せて幽霊に体を貸すことになった
ふみかの体を借りた幽霊は彼氏をボッコボコにしてしまい、ふみかもそれ相応のダメージを受けてしまうのである
テーマ:正義のために使う力
裏テーマ:憑依を引き起こす感情
■ひとこと感想
『ベイビーわるきゅーれ』の続編のように思える作品で、反社と関わることになってしまった大学生を描いていました
殺し屋の霊に取り憑かれたことで、身の回りの危険を排除していくのですが、やり過ぎてしまう幽霊のせいで、ドツボにハマっていく様子が描かれていました
格闘技経験ゼロという設定なのですが、憑依前から強そうに思えるところが何とも言えないように思えます
男が女の体に入る系なのですが、エロい方向には一切行かない潔さがありましたね
弾丸をさわったことで取り憑かれることになったようですが、それを親友がさわっても何も起こらないのか、それとも憑依先が変わるのかを試すシーンはなかったですね
そう言ったルール設定を序盤でやっておけば、疑問を解消して進んでいけたように思いました
殺し屋同士の因縁から共闘に向かう流れじゃテンプレではありますが、敵が思いっきり悪い奴なのでひたすら暴れるという感じになっていたのはよかったと思います
アクションに新しさがあるかは何とも言えませんが、今回は二人一役になっていたので、日常の掛け合いとか、共闘しつつも場面ごとに見せる演者が変わるというのは面白かったと思います
『日本統一』のメンバーが出ていましたが、そのメンバーとして出ているという感じではないでしょうねえ
あっさりと新しい飼い犬にやられるキャラではないと思うので、とりあえず遊びに来ました、ぐらいの扱いになっていたのはどうなんだろうと思ってしまいました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
手数が多くて激しいアクションが売りになっていて、ダメージの蓄積があまりない世界線になっていました
素人の大学生があれだけ動くと筋肉痛もすごいし、腕が上がらないと思いますが、幽霊が操るには関係ないというところなのだと思います
幽霊と同等のアクションを演者がしなければならないのだと思いますが、そこは説得力のあるキャスティングになっていたと感じました
物語としては起伏があまりなく、工藤を殺した人物もそこまでサプライズのようには思えません
そこは影原にするよりは、新しい飼い犬・桂でもよかったかもしれません
人間ドラマを作りたかったのだと思いましたが、工藤が生きているという情報が入った段階で始末されてしまうように思います
途中で吊るされていた人が誰なのかよくわかりませんが、初動で工藤を仕留め損なった3人のうちの一人だったのかもしれません
映画は、憑依から関わることになったふみかがとことんまで付き合うという内容で、影原の性格がラストではガラッと変わっていました
ふみかも殺し屋相手に殴りかかろうかという勢いだったりと、肝が座るのが早過ぎないかと思ってしまいました
怒りでブチ切れているので痛みを感じないのかと思いましたが、そんなことはなかったですね
ふみかに男の影がないのは不思議でしたが、設定には百合が含まれているのかもしれません
また、何度か家に帰るシーンがあるので着替えるのかと思っていましたが、そう言ったサービスシーンが皆無なのもどうなんだろうと思ってしまいます
動きにくいのに上着すら取らないというのは、アクション的には見栄えが良いけど、リアリティ欠如の要因になっているようにも思えました
■憑依アクションの面白さ
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102294/review/04993004/
公式HP: