■秘顔 ひがん


■オススメ度

 

エロいドロドロドラマが好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.7.1(MOVIX京都)


■映画情報

 

原題:히든 페이스(隠している顔)、英題:Hidden Face(隠している顔)

情報:2024年、韓国、115分、R18+

ジャンル:消えた指揮者の婚約者を追うミステリー&スリラー

 

監督:キム・デウ

脚本:ノ・ドク&ホン・ウンミ

リメイク元:『 The Hidden Face(密室の女 奪われた情事、2001年)』

 

キャスト:

ソン・スンホン/송승헌(ソンジン/성진:オーケストラの指揮者)

チョ・ヨジョン/성진(シン・スヨン/수연:行方をくらますソンジンの婚約者、チェリスト)

 

パク・ジヒョン/박지현(キム・ミジュ/미주:代理のチェリスト)

パク・チヨン/박지영(ヘヨン/혜연:オーケストラの楽団長、スヨンの母)

 

パク・ソングン/박성근(サンジャン:オーケストラの事務長)

パク・ヨンジュン/박영준(副団長)

チョ・イプル/조이플(インジョン/인정:楽団員、ヴァイオリニスト)

キム・ヨナ/김유나(ウンビ/은비:楽団員)

オ・ヌリ/오누리(オーケストラのスタッフ)

 

ピョン・ジュンヒ/변중희(パク・ヒョンソン先生/박선생:スヨンとミジュのチェロの師匠、スヨンの新居の元持ち主)

 

チャ・ミギョン/차미경(ソンジンの母)

 

イ・ヘリョン/이혜령(ホテルのラウンジの客)

ユ・イェリン/유예린(ホテルのラウンジの客)

チュ・イェリン/주예린(スヨンの友人)

イ・ソヨン/이소영(スヨンの友人)

コ・ナヨン/고나영(スヨンの友人)

ソン・ウノ/손은호(スヨンの友人)

イム・ジョンヒョク/임정혁(声楽四重奏のメンバー)

チョ・ヒョンギュ/조현규(声楽四重奏のメンバー)

ラ・ソンナ/라송나(声楽四重奏のメンバー)

ハハ/하하(声楽四重奏のメンバー)

 

ユン・セウン/윤세웅(配管工)

ソ・ムンホ/서문호(刑事)

シム・ウソン/심우성(刑事)

イ・ムンビン/이문빈(日本料理のシェフ)

ソン・ジュファン/손주환(中年の男性ドライバー)

ハン・イェウォン/한예원(私立アカデミーの研修生)

ハムジン/함진(アカデミーの会長)

シン・ジェヨン/신재영(リブレストランを経営する老女)

ペク・ヨンソク/백용석(時計店のマネージャー)

イ・ヘヨン/백용석(キンバ店の女性)

ナム・ミョンジ/남명지(キンバ店の女性)

チョ・ジヌク/조진욱(キンバ店の客)

クォン・スンヒョン/권순형(電話中の運転手)

 


■映画の舞台

 

韓国:高陽市

 

ロケ地:

韓国:高陽市


■簡単なあらすじ

 

交響楽団の指揮者を務めるソンジンは、楽団長の娘スヨンと婚約していたが、ある日彼女は突然、メッセージを残して行方をくらましてしまった

「動画を見て」というメッセージとノートパソコンのみが残されていて、どうやら慌てて家を出たようだった

ソンジンは彼女の母へヨンと相談するものの、当面は様子を見ることになった

 

コンサートが近づいていて、スヨンの代役が必要だったが、かつてスヨンと一緒に学んだミジュが面接に来ることになった

ミジュはスヨンに頼まれたと言い、ソンジンは面接を行う

演奏は録音だったが、楽曲への感性がにていたこともあり、採用することになった

 

コンサートに向けての準備が進む中、ソンジンはミジュを食事に誘う

大雨の日で、帰る方法を無くした二人は、運転代行を頼んで、ソンジンの家に来ることになった

ソンジンはそこでミジュの魅力に逆らえずに、一夜を共にしてしまう

それは一度きりの過ちのはずだったが、ソンジンは再びミジュに連絡を取り、再び体を重ねることになったのである

 

テーマ:精神的かつ物理的支配

裏テーマ:隠しきれない本性

 


■ひとこと感想

 

スペイン映画のリメイクで、婚約者の失踪を機に別の女に溺れていく楽団の指揮者が描かれていました

婚約者が金持ちの娘で、最初からいけすかない感じに描かれていて、どうしてこの女と結婚しようと思ったのかは謎に思えました

地位と金と言えばそれまでですが、守備範囲が広くても、あの性格はキツすぎるように思えます

 

映画は、R18+なのでほぼポルノ映画のノリですが、そこまでガッツリと描くんだなあと思ってしまいました

見せつけているという意味合いがあり、かつ婚約者にないものを求めているので、絡みは獣の如くという感じになっています

歪な三角関係がどのようにして起きたのかという感じではありますが、そもそもあの空間をどう運用していたのかは気になってしまいます

 

物語としては特筆すべきものはなく、思った通りに動いていく感じでしたね

何かしらサプライズ的なものはないのですが、ラストがどうしてそうなった感は拭えませんでしたね

なんとなくわかるけど、過程をすっ飛ばして結論に行ったなあ、と思ってしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作は、失踪から時系列を遡る構成になっていて、「失踪から3ヶ月前」「失踪から7ヶ月前」が描かれ、途中に「スヨンとミジュの高校時代の回想」というものが挿入される内容になっていました

失踪後にミジュと関係を持ち、家のカラクリを暴き、人間関係を全て暴くという構成になっています

そこまで難しい構成にはなっていないし、混乱することはありませんが、ラストは少し唐突なように思えました

 

映画では、実はレズ恋人関係だったスヨンとミジュがいて、スヨンが先に裏切ることになりました

でも、婚約者の態度が気に食わないので、隠し部屋に隠れて様子を伺おうと考えました

3日ほど隠れて、自分を渇望すると思っていましたが、まさかのミジュとの関係を目の前で見せられることになり、二人から同時に裏切られることになりました

 

その後、ソンジンは隠し部屋の存在に気づくものの、彼女の目の前で裏切り行為をしていたことに気づきます

出てこられたら何をされるか分からないという恐怖があり、一度はミジュと口裏を合わせようと考えますが、ミジュがいつ裏切るか分からないという怖さがありました

そこでスヨンを助け出すことにしますが、その時に一緒にミジュも中に入れて閉じ込めることになります

 

ここまでは難しくはないのですが、その後、ミジュがいるにも関わらずソンジンは普通に生活を続けるし、スヨンはミジュを軟禁状態にしてしまいます

それでミジュが従順になっているので三者共にOKみたいな感じになっていますが、どうやってそこに行き着いたのかは謎だったりします

そうなるということは予測できますが、過程をいきなり端折ってしまうので、脳内補完をするのに時間がかかってしまう、という感じに思えました

 


■リメイク元について

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■秘密の顔を共有し合うこと

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103639/review/05274123/

 

公式HP:

https://synca.jp/higan/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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