■九龍ジェネリックロマンス
Contents
■オススメ度
吉岡里帆が好きな人(★★★★)
よくわからないファンタジー映画を考察したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.9.2(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、117分、G
ジャンル:記憶を失くした女と暗い過去を持つ男を描いたファンタジック・ラブロマンス
中国語タイトル:九龍大眾浪漫
監督:池田千尋
脚本:和田清人&池田千尋
原作:眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』
|
|
キャスト:
吉岡里帆(鯨井令子:記憶喪失の女)
水上恒司(工藤発:明かせない過去を持つ男)
栁俊太郎(タオ・グエン:喫茶店「金魚茶館」の店員)
梅澤美波(楊明:靴屋の店主、令子の親友)
竜星涼(蛇沼みゆき:巨大製薬会社の社長)
フィガロ・ツェン/曾少宗(ユウロン:蛇沼の手下)
花瀬琴音(小黒:九龍の色んなところでアルバイトしている女)
嶋田久作(周さん:工藤の麻雀仲間)
諏訪太朗(工藤の麻雀仲間)
三島ゆたか(工藤の麻雀仲間)
サヘル・ローズ(ローズ:スナック「クラブ万里」のママ)
関口メンディー(蛇沼製薬の宣伝員、サンバ)
山中崇(李:「旺來地産」の九龍城砦店の支店長)
白石晴香(TVのアナウンサー、マスコット持っている女性)
杉田智和(TVのナレーション)
リー・グオシャン/李國強(蛇沼の手下?)
山本章博(蛇沼の手下?)
松丸春奈(蛇沼製薬の社員、案内係)
瀬戸かほ(?)
岡本孝(?)
ジャオ・シャオラン/趙仲榮(点心屋?)
カリーナ・ラム/林嘉欣(クラブのホステス?)
ヨー・フーチン/葉蕙芝(ぼったくりの野菜屋?)
チャン・ユエンメイ/張月美(?)
ン・ティンイップ/吳廷燁(?)
リア・ゴン/龔其嘉(?)
ラビー・ハン/蕭涵方(?)
チョルエ・シェン/沈心妤(?)
リー・ウェイシー/李韋熹(?)
フィリップ・ユアン/阮承恩(?)
サ・シェンウェン/薩勝文(?)
チャン・チアイチェン/鄭家宜(?)
チャン・シューウェン/張淑媛(?)
ヴァージニア・チェン/銭薇真(サンバダンサー?)
リー・シン/利昕(サンバダンサー?)
山口河童(住人)
古川真司(住人)
■映画の舞台
香港:九龍城砦を模倣したとある街
ロケ地:
台湾:台北市
台湾:新北市
■簡単なあらすじ
香港にかつて存在した九龍城砦を再現した場所では、多くの行き場のない人々が住んでした
その中にある「旺來地産」に勤めている鯨井令子は、毎日のように遅刻魔の先輩・工藤に出勤の邪魔をされていた
工藤はそのお詫びに昼食を奢るものの、行くのはいつもの点心店だった
令子は工藤に恋をしていて、一緒にいられるだけでも嬉しかった
特に関係が進展することもなかったのだが、ある日のこと、工藤は寝ぼけたまま、誰かと勘違いして令子にキスをしてしまう
工藤は慌てて帰るものの、上着を置き忘れてしまっていた
令子がそれを畳もうとすると、そこから一枚のポラロイド写真が出てきた
それは自分そっくりな女性と肩を組んでいる工藤の写真で、彼女には覚えがなかった
令子は自分が記憶喪失なのではと思うようになり、行きつけの茶館の店員・タオ・グェンも「その写真はここで僕が撮ったものですよ」と教えてくれた
そして令子は、自分に欠けた記憶を取り戻すために、行動を開始することになったのである
テーマ:そのままが理想
裏テーマ:動き出すことが必要
■ひとこと感想
アニメにもなった漫画原作ということですが、全く知らないまま鑑賞することになりました
香港にかつてあった九龍城砦を舞台にしたラブコメということはわかっていましたが、目当ては吉岡里帆だったの大満足という内容でしたね
各種レビューでは「原作読んでいないと設定が意味不明」ということでしたが、それに関しては「なんとなくファンタジーなんだな」ということがわかりましたね
上空に浮かぶ何かによって、消えたものが復元されているみたいな説明があったので、この場所もそうなんだろうなあと思ったら案の定という感じでしたね
どこからともなく人が集まるところで、他所から来た靴屋の楊明と仲良くなったり、暗躍する製薬会社との関連みたいなものがミステリー要素になっていました
とは言え、メインは令子と工藤の関係性であり、現在を形作っているものの正体というものを読み解く流れになっていたと思います
映画は、とにかく吉岡里帆の顔面アップが多用され、たくさんのチャイナドレスが堪能できる作品でしたね
スイカを食べながらタバコを吸うのがうまいのかはわかりませんが、これもある存在との結びつきのためにある設定のようになっていました
どこまでがネタバレなのかはわかりませんが、映画的には「中盤で明かされる同じ顔を持つ女の正体」というのがネタバレになるのかな、と思いました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、令子とそっくりな女が登場し、かつてそっくりな女(令子B)が工藤の恋人だったことがわかります
それでも、付き合っていたけど「記憶をなくした」というのではなく、令子Bが何らかの理由でこの世からいなくなってしまったということになります
そして、この世界の技術によって、この場所に投影(存在)されている存在であると説明されていました
令子Bがどうしてそうなったのかは映画内では分からず、その後どうやって、今の状態になったのかもわかりません
なので原作を読むしかないというのは本当の話で、それを抜きに補完するとなると、あの世界は工藤と製薬会社の数人以外は全部データ(ジェネリックというらしい)ということになるのだと思います
そして、その場所に潜入して何かを調べているのが茶館のウェイターのタオで、彼の目的はシステムそのものではなく、蛇沼本人だった、ということのように思えました
令子の存在に対して蛇沼は固執するのですが、これが壮大な実験だからのように思います
令子には記憶が欠けているのですが、その記憶が工藤の記憶によって補完されるのかとか、世界の中に落とされている令子Bの記憶を拾ったら、最終的に令子Bになって行くのかを見届けたかったのかもしれません
工藤も令子が令子Bの影響を受けて同化して行くのを感じていて、彼自身の中にあった封印されていたものが解放されていくのですが、それは同時に彼があの場所にとどまり続けている理由にも直結していましたね
彼があの場所に停滞しているからこそ、蛇沼の実験も最終段階に入っていると言えるのかもしれません
■ジェネリックとは何か
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■勝手にスクリプトドクター
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102682/review/05521275/
公式HP:
