■MR.ノボカイン


■オススメ度

 

痛みを感じない男の活躍に興味がある人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.6.20(イオンシネマ京都桂川)


■映画情報

 

原題:Novocaine(局所麻酔剤)、英題:Mr. No Pain(痛みを感じない男)

情報:2025年、アメリカ、110分、R15+

ジャンル:無痛の男が拉致されった好きな女を助ける様子を描いたアクション映画

 

監督:ダン・バーク&ロバート・オルセン

脚本:ラース・ジェイコブソン

 

キャスト:

ジャック・クエイド/Jack Quaid(ネイト/ネイサン・カイン/Nate:痛みを感じない銀行員、サンディエゴ支店の副支店長)

アンバー・ミッドサンダー/Amber Midthunder(シェリー・マーグレイア/Sherry:ネイトの想い人の部下)

 

レイ・ニコルソン/Ray Nicholson(サイモン・グリーン/Simon:銀行強盗のリーダー)

コンラッド・ケンプ/Conrad Kemp(アンドレ・クラーク/Andre:サイモンの仲間)

エヴァン・ヘンスト/Evan Hengst(ベン・クラーク/Ben:サイモンの仲間、アンドレの弟)

 

ジェイコブ・バタロン/Jacob Batalon(ロスコー・ディクソン/Roscoe:ノボカインのオンラインゲームの友だち)

 

ベティ・ガブリエル/Betty Gabriel(バーバラ・ミンシー/Mincy:正義感あふれる警察官)

マット・ウォルシュ/Matt Walsh(コルトレイン/Coltraine:ミンシーの相棒)

 

クレイグ・ジャクソン/Craig Jackson(ナイジェル/Nigel:銀行の支店長)

ルー・ベティ・ジュニア/Lou Beatty Jr.(アール/Earl:ネイトの銀行の顧客、薬局店の店主)

 

Garth Collins(ゼノ/Zeno:タトゥアーティスト、ベンの友人)

Tristan de Beer(ネイトの子ども時代のいじめっ子)

Jessica Leigh Stanley(チェリーパイのウェイトレス)

Chioma Antoinette Umeala(ペッパーソースカクテルのバーテンダー)

Margot Wood(銀行の老婆)

Dylan Skews(撃たれる警官)

Keeno Lee Hector(倒れている警官)

Maria Vos(逆探知をする警官)

Dominique Maher(ニュースレポーター)

DeVille Vannik(救急隊員)

Lance Elliot(救急隊員)

Motsi Tekateka(看守)

Toni Jean Erasmus(ゼノのアシスタント)

Steve Larter(私服警官)

Sage Van Niekerk(レストランのウェイトレスのサポーター)

Drew Simon(ダンジョンの領主の声)

 

Pieter Stemmet(ネイトのいじめっ子の友人、バーの客)

Sean Walker(食器を洗う人)

 


■映画の舞台

 

アメリカ:カリフォルニア州

サンディエゴ

 

ロケ地:

南アフリカ


■簡単なあらすじ

 

サンディエゴの銀行で勤めているネイトは、先天性無痛無汗症を患っていて、日々の生活も最新の注意を払わざるを得なかった

銀行にはシェリーという行員がいて、ある日彼女から食事を誘われてしまう

ネイトは彼女に病気であることを告げ、その会話をきっかけに関係が進展することになった

 

翌日、クリスマスを迎えた銀行に、三人のサンタのコスプレをした男たちが押し入ってきた

男たちはマシンガンをぶっ放し、支店長のナイジェルに金庫を開けるように命じた

だが、彼は頑なに拒み、殺されてしまう

 

次にターゲットになったのは副支店長ネイトで、彼を助けるために動いたシェリーが人質になってしまった

ネイトは瀕死の警官から銃を奪い、パトカーを盗んで逃走する犯人の車を追いかけた

ネイトは情報収集のためにゲーム仲間のロスコーを頼り、彼は秘密裏に得た情報をネイトに提供した

 

犯人たちはシェリーを拉致していて、ネイトは警察が動くよりも素早く動き始める

事件担当のバーバラとコルトレインも彼の行方を追うものの、ネイトは常に警察の一歩先を行き、その先々で事件を起こしていくのである

 

テーマ:痛みを感じる場所

裏テーマ:希望が見せる無痛

 


■ひとこと感想

 

痛みを感じない男が好きな女を助けるという内容で、後半で重大なネタバレがありました

半分ぐらいのところで何となくわかりますが、最後のサプライズはあっと驚くものだったと思います

とは言え、映画の骨子はそこではなく、無痛の男が繰り広げる「痛い」アクションだったと思います

 

映画は、キャラは痛くないだろうけど、演者は痛いだろうなあというシーンが多く、スタントマンは大変だっただろうなあと思います

無痛ゆえにできるシーンはあるのですが、無痛=不死ではないので、緊張感が保てていたと思います

それでも、痛くないのに躊躇するというのは演出にブレがあるように感じました

 

物語は、非常にシンプルなもので、好きになった人を助けるというもので、そのために無茶をしていく様子が描かれていきます

とことん無謀ではありますが、限界点がわからないというところが怖さでもありますね

ある意味、人間の体は頑丈すぎるんだなあと思ってしまいました

回復力がどのようなものかわかりませんが、常人よりもあるのかな、と思ってしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

本作のネタバレといえば、シェリーの正体になると思います

でも、ネタバレは特に重要ではなくて、2段階目の方がヤバいなあと思ってしまいました

流れ的には、バーバラの息子がサイモンで、養子に取ったのがシェリーということになるのだと思います

最後に登場したグレース=シェリーなのか、実子の幼い子どもがいるのかはわかりませんでした

バーバラとサイモンが相対する場面がほとんどなかったのですが、バーバラがシェリーを養子に出したという線も無きにしもあらずに見えてきます

 

映画は、痛くない男のアクションということで、普段は出来そうにないものをふんだんに取り入れていました

無痛であることでできることというのは想像の世界になっていて、無痛で生きている人の見えている世界というよりは、こんな感じなのかなというレベルのように思います

例えば、手錠を外すために指を折るシーンなどでは、ネイトは躊躇しているように見えたりしまう

でも、本当に痛みがないのなら、迷うことなくやってしまうと思うのですね

本当に無痛の人が見たらどう感じるのかはわかりませんが、痛み以外の感覚がどうなっているのかも気になってしまいます

 

それはダメージの蓄積がどのように重なっていくのか、というところだと思います

走った後に苦しくなるのかとか、痛くないことと動かせないことの相関性などでしたね

痛みを感じないという状況が想像できないのですが、体力的な蓄積疲労も感じないのか、さわられている感覚すらないのかもわかりません

セックスで感じるとか、それによって射精できるのかとかも未知の領域で、そう言った部分はファンタジーで押し切っているのか、慣習が入っているのかは何とも言えない部分があったように思います

 


■痛みを感じないとはどういうことか

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■触覚と痛覚の違いについて

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/103437/review/05231984/

 

公式HP:

https://mr-novocaine.jp/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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