■サブスタンス
Contents
■オススメ度
ヤバい映画を堪能したい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.5.16(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
原題:The Substance(物質)
情報:2024年、イギリス&フランス、142分、R15+
ジャンル:若さに執着を持つ女性がある薬に手を出す様子を描いたホラー映画
監督&脚本:コラリー・ファルジャ
キャスト:
デミ・ムーア/Demi Moore(エリザベス・スパークル/Elisabeth:往年のハリウッドスター、50歳)
(若年期:Cécile Vogt)
マーガレット・クアリー/Margaret Qualley(スー/Sue:エリザベスの後任の女優)
デニス・クエイド/Dennis Quaid(ハーヴェイ/Harvey:番組プロデューサー)
Joseph Balderrama(クレイグ・シルバー/Craig Silver:エリザベスのマネージャー)
Laura Puech(イザベラ/Isabella:シンディと呼ばれるハーヴェイの助手)
Edward Hamilton-Clark(フレッド/Fred:エリザベスの旧友)
Gore Abrams(オリヴァー/Oliver:エリザベスの隣人)
Oscar Lesage(トロイ/Troy:スーの行きずりのバイク男)
Hugo Diego Garcia(ディエゴ/Diego:スーの恋人)
Christian Erickson(ダイナーの老人)
Robin Greer(USBを仕込む男性看護師)
Tom Morton(救急医)
Yann Bean(「The Substance」の声)
Daniel Knight(キャスティングディレクター)
Jonathon Carley(キャスティングディレクターのアシスタント)
Jiselle Henderkott(オーディションのダンサー/「New Year’s Eve Show」ダンサー)
Akil Wingate(TV番組のホスト)
Billy Bentley(ハーヴェイのオフィスのスーツの男)
Vincent Colombe(ハーヴェイのオフィスのスーツの男)
Lennard Ridsdale(ハーヴェイのオフィスのスーツの男)
Michel Juskiewicz(ジョージ/George:ハーヴェイの友人)
Jordan Ford Silver(「Pump It Up Show」のアシスタントディレクター)
Oscar Salem(「Pump It Up Show」のセカンドアシスタントディレクター)
Cécile Vogt(「Pump It Up Show」のダンサー)
Ryan Chidester(舞台係)
Tiffany Hofstetter(スタイリスト)
Matthew Luret(フロアの伝達係)
Viviane Bossina(スーのアシスタント)
Jana Bittnerová(マリア/Maria:スーの1stエージェント)
Olivier Raynal(アラン/Alan:スーの2ndエージェント)
Nathan Rippy(「New Year’s Eve Show」のアシスタントディレクター)
Manon Arizmendi(「New Year’s Eve Show」の観客席の少女)
Virginie Kotlinski(「New Year’s Eve Show」の少女の母)
Brett Gillen(「New Year’s Eve Show」のディレクター)
Charlotte Murray(アリソン/Allison:ダイナーのウェイトレス)
Nicolas Royer(エレベーターの男)
Jean Miel(「Wal of Fame」の作業員)
Paul Descoings(「Wal of Fame」の作業員)
Benoit Lévêque(「Wal of Fame」の作業員)
Yannick Guérin(「Wal of Fame」にハンバーガーを落とす男)
Arthur Molinet(カクテルラウンジのバーテンダー)
Manon Sachot(カクテルラウンジのカップル)
Bastien Jorelle(カクテルラウンジのカップル)
Kelly Hoarau(トウェル/Towel:女性のアシスタント)
Louise Greggory(レストランのウェイトレス)
Christophe Sartirano(スーを見る男)
Florent Torres(スーを見る男)
Alexandra Papoulias Barton(称賛する女)
Romain Caldeira(看板を外す作業員)
Thomas Barthelemy(看板を外す作業員)
Axel Baille(カメラマン)
Namory Bakayoko(シルエットの女性)
Magalie Combes(ダンサー)
Gregory Defleur(誕生日の客)
Matthew Géczy(ボブ・ハスウェル/Bob Haswell:?)
Cédric Martin(TVクルー)
【Screaming Woman(スタジオで叫ぶ女)】
Charlotte Marquardt
Léa Hengl
Ganne Raymond
Claire Lemaire
Lila Boughoufala
【Screaming Man(スタジオで叫ぶ男)】
Aurélien Lorgnier
Ivan Sellier
Philip Schurer
【Shareholder(株主)】
Christian Bourmier
Martin Graham
Christian Bordeleau
Patrick Hamel
Didier Dhondt
Jacques-Yves Dorges
Jean-Claude Matthey
Olivier Jarcin
Jean-Luc Magneron
【Greeting Person(挨拶する人々)】
Aaron Kahn
Nancy Josephson Lahoussine
Andrew Eldridge
Denise Powers
Bryan Jones
【Happy Birthday Person(誕生日を祝う人々)】
Adam Carage
Maria McClurg
Andrew Desmond
Rebecca Lafont
【Additional Voices(その他の声)】
Ashley Lambert
Ranjani Brow
Chase Fein
Shane Sweet
William Calvert
Michael Corbett
Steve Apostolina
【「Pump It Up Show」のダンサー】
Audjyan Alcyde
Jonathan Jenvrin
Mimi Maury
Amelye Solange
Kévin Table
【「Sparkle Your Life Show」のダンサー】
Laura Boera
Cissy Duc
Sophie Mercier
Marie Valton
【「New Year’s Eve Show」のダンサー】
Katrina Budzynski
Alicia Maury
Megane Adamik
Annalisa Pagnotta
Maelle Dantigny
Aleksandra Fontaine Kedzierska
Pauline Sagetat
Agustina Fitzsimons
Elena Shcheglova
Eve Marchant
Lola Donati
Kate Matthews
Ophélie Jonard
Pauline Richard
Laureen Cappelliez
Daria Panchenko
Delphine Beaulieu
Victoria Brun
Cara Chapman
Katharine Matthews
Alexandra Faget
Clémence Juville
Margot L’Entete
Hillary Sukhonos
■映画の舞台
アメリカ:ハリウッド
ロケ地:
フランス:パリ郊外
フランス:コートダジュール
■簡単なあらすじ
ハリウッドのトップスターのエリザベス・スパークルは、その名を「Wal of Fame」に刻むことになった
だが月日が流れ、加齢とともに人気は衰えていく
やがて、その名を見ても、「誰?」と言われてしまうほどだった
エリザベスはプロデューサー・ハーヴェイが手掛ける番組「Pump It Up Show」にてフィットネス情報を提供していた
だが、50歳を迎えたその日、ハーヴェイが「次」を探していることを知る
華々しく引退という扱いになっていたが、自分のポスターが剥がされているのを見て、よそ見運転で事故を起こしてしまった
病院では大した怪我はないと言われたが、そこにいた男性看護師は突然追加のチェックを行うという
彼は意味ありげな言葉を残し、エリザベスのコートのポケットにあるUSBメモリを忍ばせた
そのUSBには「THE SUBSTANCE」と書かれていて、アホらしいと思ったものの、ついつい再生してしまう
そこには何かしらの製品のPR動画は入っていて、当初は無視していたものの、たまりかねて連絡をしてしまう
謎の封筒が届き、そこには「503」という数字の書いたカードが入っていた
そして、教えられた場所に向かうと、廃墟ビルの一室に近未来的な空間があった
そして、そこの「503」というボックスを開けると、そこには「THE SUBSTANCE」と書かれた箱が入っていたのである
テーマ:ルッキズムの行き着く先
裏テーマ:女性を追い詰めているもの
■ひとこと感想
アカデミー賞で話題になり、どんな内容かほぼ調べずに鑑賞
ポスターの意味ありげな「阿鼻叫喚」ってなんだろうなあと思っていたら、まさに「阿鼻叫喚」な世界が展開していました
どこまでがネタバレになるのかは分かりませんが、とある薬を注入すると、自分の中からもう一人の自分が誕生する、というもので、分身と7日ごとに入れ替わらないといけないというルールが設定されていました
そこからは最初の一週間が描かれ、定番のように次の一週間に異変が起きる、という流れになっています
若返った上位互換の自分を手に入れるのですが、その分身が暴走して、本人に悪影響が出るという感じですね
これ以上のネタバレは御法度のようですが、グロとクチャが大丈夫な人だけが完走できる内容となっています
当初は、二人の女性がいがみ合う系とか、若さに嫉妬して暴走するというタイプのサイコホラーだと思っていましたが、「繰り返し見たくない」タイプのホラーでしたね
個人的には「食べ物粗末にする系」が全く受け付けないので、作り物とは言え殺意が湧いてしまいますね
そう言ったシーンが前半に多いので、食後はやめておいた方が良いと思います
まあ、観た後にも食欲はまったく湧かなくなると思いますが
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画のタイトルを英語でググるだけで「あれ」が画像で出てきちゃうのでアレですが、後半は「未知との遭遇」でしたねえ
音楽もアレだし、ほぼコメディのノリで、いろんな映画のオマージュが散りばめられていたと思います
ともかく「やり切った感」は凄くて、ここまでやってくれたら満足という感じでしょうか
でも、何度も繰り返し観たくはないですねえ
映画では、デミ・ムーアとマーガレット・クアリーの全裸が惜しげもなく披露されますが、クアリーの方はどうやら作り物のようですね
初見で違和感があったのですが、CG補正ではなく特殊メイクのようで、デミ・ムーアの方がどこまでそのままなのかはわからない感じになっています
ハーヴェイはどう見ても元ネタはあのおじいちゃんですが、ちょっと柔和な世界になっていましたね
枕営業とかアテンドはなくて、それでも女性を自分の仕事の道具として見ていないところは徹底していると思います
ある程度、昔の映画を知っている人向けで、それを列挙するだけで完全ネタバレになってしまいますね
本国では公開1年後なので拾いたければ拾えますが、まずは「心臓の強い人」限定で、何も考えずに観に行くのが良いと思いました
■サブスタンスは何を変えたか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■露出を生業とすると避けられない
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101590/review/05103579/
公式HP:
 
                                    