■星と月は天の穴


■オススメ度

 

純文学系映画が好きな人(★★★)

 


■公式予告編

鑑賞日:2025.12.23(アップリンク京都)


■映画情報

 

情報:2024年、日本、122分、R18+

ジャンル:女と「道具」として交わる小説家を描いたヒューマンドラマ

 

監督&脚本:荒井晴彦

原作:吉行淳之介『星と月は天の穴』

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キャスト:

綾野剛(矢添克二:妻に逃げられた小説家、小説の主人公A)

 

咲耶(瀬川紀子:運命的な出会いをする大学生)

田中麗奈(千枝子:娼家「乗馬倶楽部」の馴染みの娼婦)

 

岬あかり(小説のB子、大学生)

 

柄本佑(矢添の大学時代の同級生)

 

宮下順子(娼館「乗馬倶楽部」の女主人)

MINAMO(「乗馬倶楽部」の娼婦)

 

吉岡睦雄(碑文谷病院の医師)

原一男(タクシーを乗り合わせる大学教授、小説のC)

 

【その他の出演者】

瀬尾佳菜子(スナックのママ)

瑞生桜子(スナックのホステス)

前迫莉亜(矢添の元妻)

栫良太(ブランコの青年)

山本麻莉(画廊の受付)

マヤ

ライアン・ドレス

志賀麻登佳

 

森重晃

井上淳一

清華かれん

緒方宏俊

緒方佑哉

緒方伶香

緒方里砂

佐藤現

天瀬はつひ

佐藤形而

丸内敏治

皆川裕美子

有井大智

早川節子

春日信一

渡部駿吾

門田安加里

山下翔也

伊藤謙太郎

矢作かおり

山本伸夫

小尾智江

塚本もも代

岡姫成栄

時岡怜美

荒井美早

鈴木理恵

田辺みどり

斉藤篤子

木島信雄

入江直美

原麻衣子

 


■映画の舞台

 

1969年、

東京:銀座

 

ロケ地:

東京都:港区

赤坂・砂場

https://maps.app.goo.gl/hgzaGNbZDAjsLCi9A?g_st=ic

 

東京都:文京区

鳳明館 本館:森川別館

https://maps.app.goo.gl/B38ZC1Sbr2byym586?g_st=ic

 

東京都:中央区

銀座 ギャラリーGK

https://maps.app.goo.gl/FZn5VsvRWBfgRkqy9?g_st=ic

 

銀座 ルパン

https://maps.app.goo.gl/d6hMatpyEXaK5R4D8?g_st=ic

 

銀座 月光荘画材店

https://maps.app.goo.gl/WcjwXW1C3h5w7dEa8?g_st=ic

 

東京都:新宿区

新宿 猫目

https://maps.app.goo.gl/bviT9x7X7xgH2ziA9?g_st=ic

 

新宿 イーグル

https://maps.app.goo.gl/1qXW6V9WPWpN1de6A?g_st=ic

 

東京都:国立市

国立 ロージナ 茶坊

https://maps.app.goo.gl/7bcaKiVdH5B9bhLU9?g_st=ic

 

東京都:国分寺市

国分寺 カフェおきもと

https://maps.app.goo.gl/aWJmi7KhEttu7pYz9?g_st=ic

 

埼玉県:川越市

川越 山屋

https://maps.app.goo.gl/1MeFHJtEmCaMgW5X8?g_st=ic

 

茨城県:取手市

かたらいの郷

https://maps.app.goo.gl/TC9FP9YYARpX3vBp6?g_st=ic


■簡単なあらすじ

 

1969年の春、恋愛小説家の矢添は、とある小説の執筆に向かっていた

あるクラブにて女子大生のアルバイトと出会った小説家を自身になぞらえ、彼女との関係を描いていく

そして交わりを描く中で、彼は自身の中にある葛藤を見出していく

現実世界でも馴染みの娼婦・千枝子との関わりの中でも、男女の関係について悩みを馳せていくことになった

 

矢添は女性を道具として扱ってきたが、それは数年前に妻に捨てられたことが原因だった

偶然再会した大学時代の友人にはすでに二十歳になる娘がいると聞かされ、自分の中で止まっているものを感じていく

そんな中、矢添はある画廊にて大学生・紀子と出会うことになった

彼女との関係は、彼に激情を呼び起こすものだと思われていたが、床を前にして成り立たず、部屋の隅に落ちていた髪の毛のほつれが彼を蘇らせてしまう

 

その後、矢添は紀子との関係を続けながら、小説を書き進めていく

そんな中、これまでに気にかけていた窓の外の公園のブランコが妙に意味を持つように感じていた

紀子と一緒でも足を踏み入れられなかった場所だったが、千枝子とはそこに行くことができた

矢添は結婚すると言った彼女を置いて部屋へ戻り、彼女がブランコに揺られるのを眺めていた

 

テーマ:女性への依存

裏テーマ:世界の広がりと孤独

 


■ひとこと感想

 

1969年が舞台ということで、あまり時代感はわからないのですが、ラストにてなぜこの年だったのかがわかるようになっていました

大学で学生運動が激しい時代において、そこから距離をおいている年代が主人公となっていました

結婚したものの破綻してしまい、そのまま独身生活を続けていく中で、娼婦と道具のような性交を続けていく中で、劇的な出会いというものに惹かれていきます

 

性の道具としての相手だった娼婦や大学生との交わりを続ける中で、自分自身も道具となっていくのですが、ある時期を境にして、道具であることに虚しさを覚えていきます

それは女性側も同じことで、消耗品としての自分と、現実的な変化の中で取り残されないように必死になっていくのですね

周囲の変化の中で自分自身はどうなっていくのかというものが描かれていましたが、それを象徴するのがラストシーンになるのだと思います

 

映画は、モノローグも含めて淡々としたストーリーがありますが、激情のシーンは強烈なものがありました

キャストを見ただけでヤバいんだろうなあと思っていましたが、今の邦画界であそこまで曝け出せる女優もなかなかいないと思います

それゆえに気まずいシーンが多いのですが、それ以上に拗らせ小説家の苦悩の方に赤面してしまうような気がしてしまいました

 


↓ここからネタバレ↓

ネタバレしたくない人は読むのをやめてね


ネタバレ感想

 

映画では、執筆の文章が映像として登場し、さらに字幕としても表記されていきます

最後にタイトルをつけるのが彼の流儀のようで、それが決まったのが月面着陸というのは言い得て妙という感じでしたね

これまで遠くにあって、その向こうを覗く穴のようなものの正体がリアルに見えてしまうのは、これまで思い描いてきた未来に辿り着いた自分を見ているようにも思えます

 

矢添は目の前にある公園に行けないのですが、そこはすでに自分の領域ではないと感じていたからのように思えます

大学生らしいカップルが性交する妄想をしたり、待ち合わせ場所にしても中には入れない

そんな中で、千枝子とだけ入れるのには、彼女が自分の領域外に出たことが確認できたから、のように思えました

 

映画と小説のタイトルが『星と月は天の穴』というもので、これは遠くにあるものが近くに来た時に思ってたのと違うという感覚に近いものを表現しているのかなと思いました

それが月面着陸によって現実感が生まれたみたいになっていますが、実際にはブラウン管の向こうの出来事なのですね

なので、映画的には「女性や自分をわかった気になっている」というところで終わっているのかな、と感じました

 


■道具と性

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■現実味を帯びると消えるもの

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■120分で人生を少しだけ良くするヒント

ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください

 


■関連リンク

映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)

https://eiga.com/movie/104561/review/05964139/

 

公式HP:

https://happinet-phantom.com/hoshitsuki_film/

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投稿者 Hiroshi_Takata

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