■MaXXXine マキシーン
Contents
■オススメ度
シリーズのファンの人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.6.11(T・JOY京都)
■映画情報
原題:MaXXXine
情報:2024年、アメリカ、103分、R15+
ジャンル:ポルノ女優からハリウッドに駆け上がる女優と暗躍する事件を描いたミステリー&ゴアホラー映画
監督&脚本:タイ・ウェスト
前作『Pearl パール』
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前々作『X エックス』
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キャスト:
ミア・ゴス/Mia Goth(マキシーン・ミンクス/Maxine Minx:映画のオーディションに合格するポルノ女優、「ピューリタン2」のベロニカ役の女優)
Charley Rowan McCain(マキシーン・ミラー/Maxine Miller:女優になりたい少女)
Simon Prast(アーネスト・ミラー/Ernest Miller:テレビの伝道師、カルト信者の神父、マキシーン・ミラーの父)
エリザベス・デビッキ/Elizabeth Debicki(リズ/ エリザベス・ベンダー/Elizabeth Bender:映画「ピューリタン」シリーズの監督)
ジャンカルロ・エスジポート/Giancarlo Esposito(テディ・ナイト氏/Teddy Night, Esq.:マキシーン・ミンクスのエージェント、TNA Agentの社長)
Uli Latukefu(シェパード・トゥレイ/Shepard Turei:テディの友人、ポルノ映画の監督)
Susan Pingleton(エンジェル/Angel:テディの秘書)
Chloe Farnworth(アンバー・ジェームス/Amber James:マキシーン・ミンクスの友人、ポルノ女優)
ホールジー/Halsey(タビー・マーティン/Tabby Martin:マキシーン・ミンクスの友人、ショービズの女優)
モーゼス・サムニー/Moses Sumney(レオン/Leon:マキシーン・ミンクスの親友、ビデオ店の店長)
Brad Swanick(フランキー・ラヴ/Frankie Love:ポルノ映画の男優)
Deborah Geffner(エレイン/Elaine:映画のキャスティングディレクター)
Daniel Lench(映画のプロデューサー)
リリー・コリンズ/Lily Collins(モリー・バネット/Molly Bennett: ハリウッド女優、前作「ピューリタン」の主演女優)
ソフィー・サッチャー/Sophie Thatcher(FXアーティスト、特殊メイク担当者)
Taylor Kowalski(タイラー/Taylor:助監督)
Olga Derman(衣装スタッフ)
Clayton Farris(映画のアシスタントディレクター)
ケヴィン・ベーコン/Kevin Bacon(ジョン・ラバト/John Labat:マキシーンを執拗に追う私立探偵)
ミッシェル・モナハン/Michelle Monaghan(ウィリアム刑事/Detective Williams:ロス市警の女刑事)
ボビー・カナヴェイル/Bobby Cannavale(トレス刑事/Detective Torres:役者志望だったロス市警の刑事)
Zachary Mooren(バスター・キートンののコスプレ男)
Kristin Carey(ダイアン・マッティングリー/Dianne Mattingly:TVショーのホスト)
Pegah Rashti(レストランのウェイトレス)
Marcus LaVoi(ジョナス・ディ/Jonas Day:「ショーワールド」の受付)
Vera Myers(エマ・ノース/Emma North:BBCのリポーター?)
Ned Vaughn(ニュースアンカー)
Albert Kong(現場にいる新人警官)
トビー・ハス/Toby Huss(検死官)
Larry Fessenden(スタジオの警備)
Marlyn Ortiz(ポールダンサー)
Alison Wonderland(クラブDJ)
Cecilia Kim(レッドカーペットのレポーター)
Olivia Abreu(抗議者)
Naomi Phan(抗議者)
Shey Bogumil(通行人/クラブの客)
Portia D. Harris(通行人/クラブの客)
Aaron Feder(カメラマン)
Ed Gage(格闘技の先生)
Alex Henry(兵士役の俳優)
James Hunter(死んだ教区民)
Suyash Pachauri(ウェブサービスの買収者)
Cody Preston Troxell(「Puritan II」のカメラクルー)
Meredith VanCuyk(オリヴィア・グリーン/Olivia Greene:レオン事件の野次馬の金髪女性)
Allen Waiserman(チャーリー・チャップリンのモノマネ芸人)
■映画の舞台
アメリカ:カリフォルニア州
ロサンゼルス
ロケ地:
アメリカ:カリフォルニア州
ロサンゼルス
■簡単なあらすじ
ポルノ女優からの脱却を図りたいマキシーン・ミンクスは、映画「ピューリタン2」のオーディションを受けることになった
キャスティングディレクターのエレインを抑えて彼女を抜擢した監督のベスは、業界でも「怖い」ことで有名だった
一方その頃、ハリウッドでは猟奇的な殺人事件が続いており、被害者の体には悪魔崇拝を匂わせる焼印が押されていた
ロス市警のトレスとウィリアムズが捜査にあたるものの、有力奈手がかりは得られていない
そんな折、続けてポルノ女優が犠牲になり、二人ともがマキシーンの仲間だった
トレスとウィリアムズはマキシーンの元に向かい協力を打診するものの、警察嫌いのマキシーンはそれを拒んでいく
だが、彼女の元にも不審な出来事が重なり、ある依頼者の命令で彼女を追っていた私立探偵のジョン・ラバトが立ちはだかった
ジョンは依頼人が会いたいと言っていると言い、ここから先は仕事ではないと続け、「会うべきだ」と結んだ
その後、マキシーンはエージェントのテディに相談し、彼の友人でポルノ映画監督のシェパードとともに、ジョンを確保し、依頼人にプレッシャーを掛けようと考える
だが相手は動じることなく、マキシーンは約束の場所で単身で乗り込むことになったのである
テーマ:スターになるための覚悟
裏テーマ:自分らしく生きること
■ひとこと感想
『Pearl』『X』と観てきたからには観なきゃ行けない第三弾ということで、いわゆる『X』の正式な続編になります
公式パンフレットには「時系列」が載っているのでわかりやすいですが、同じページに本作のネタバレもあるので「取扱注意」という感じですね
ともかく、思いっきり続きなので、『X』のあらすじネタバレぐらいは頭に入れていかないとついていけないと思います
映画は、80年代のハリウッドの一幕を描き、同時にカルト信仰とか、表現の自由の暴走時代とその弾圧が描かれていました
劇中で公開された『ピューリタン』が過激な内容だったようで、その続編制作に対する抗議などが起こっていました
その辺りの背景も伏線になっていて、さらに冒頭の少女とその父親というのも意味ありげに描かれていました
ぶっちゃけ、知った上で観るというところもあって、約束事を楽しむ内容のように思います
あの時代のファッションとか文化が好きな人ならOKですが、物語的にはあまりサプライズもなく単調でしたね
中盤あたりで意識を持っていかれそうになりましたが、総じて退屈よりの話だったように思えました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
冒頭で父と娘の会話の中に「自分らしく生きる」という言葉があり、映画はそれを余すところなく伝えているという感じに思えました
マキシーンもアーネストも自分の生きたいように生きていて、それが衝突するという流れになっていました
ラストでは、マキシーンの「ハリウッドの妄想」が挿入され、スターになることよりも今自分がすべきことを優先して耀うに思えます
レッドカーペットを駆け上がる=自分らしく生きるではないということなのだと思いますが、いくつかの解釈に分かれそうな感じに思えました
エロはほぼなく、ゴアがマシマシという感じで、男性陣の股間がヒュン!となってしまうシーンがありますね
また、ラストの決着も結構なゴアなのですが、映画全体が映画という構造になっていたので、わざと作り物っぽくしていたように思えました
幼少期のビデオで語っていた約束というものを映画化したような作品になっていて、実際の監督はアーネストなんじゃないかとも思えてしまいます(出演もしている感じ)
メッセージ性があるようでないような感じで、セリフで言ってしまっているので、それ以上でも以下でもないと感じでしたね
かなり古典の引用が多いので、本当にマニア向けに作られていますね
パンフレットには「完全ネタバレ」としての解説があるので、興味のある人は「少し高いけど」チャレンジしても良いのかもしれません
■自分らしく生きること
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■マキシーンはどこへいくか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/102041/review/05200976/
公式HP:
https://happinet-phantom.com/maxxxine/
 
                                    








