■富士山と、コーヒーと、しあわせの数式
Contents
■オススメ度
ほっこりする映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.27(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、100分、G
ジャンル:コーヒー好きの大学生が祖父母の人生に影響を受ける様子を描いたヒューマンドラマ
監督:中西健二
脚本:まなべゆきこ
原案:島田依史子『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』
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キャスト:
豆原一成(安藤拓磨:コーヒーにこだわりを持つ大学生)
(乳児期:龍空)
市毛良枝(安藤文子:拓磨の祖母)
長塚京三(安藤偉志:拓磨の祖父、富士山好き)
酒井美紀(安藤綾:拓磨の母、シングルマザー)
八木莉可子(大石紗季:拓磨の恋人、バイト先の同僚、広告代理店のインターン)
市川英三郎(島田:大学の理事長)
美玖空(米田:カレッジの教員)
千代反田美香(鏡原眞美子:大学の事務員)
四方堂亘(田辺俊夫:大学の教授)
林花音(島田依吏子:大学の創業者)
牛嶋裕太(紗季のインターン先の先輩社員)
福田歩汰(森田純希:サークル交流会の先輩)
藤田玲(清野蓮:独立開業したコーヒー店のオーナー)
星田英利(角田均:拓磨のバイト先のコーヒー店の店主)
大辻賢吾(コーヒー豆店の店主)
高橋果鈴(桜井桃香:拓磨のゼミの仲間)
田中海咲(桃香の友人)
春乃ひめか(桃香の友人)
久保由乃(桃香の友人)
岩崎友泰(小島:拓磨のサークルの後輩)
加賀義也(小島の友人)
望月陽翔(小島の友人)
三富考樹(渡辺:小島の友人)
島津尋(夏木道子:夫の介護を終えた生涯カレッジの受講生)
武藤令子(飯島紀子:会社を辞めたカレッジ受講生)
池田諭(豊島一夫:生涯カレッジの受講生、夫婦)
木元ゆうこ(豊島信子:生涯カレッジの受講生、夫婦)
龍マキ(堺洋子:若い人と仲良くなりたいカレッジ受講生)
南久松真奈(カレッジ受講生)
橘芳美(カレッジ受講生)
泉水美和子(阿部:カフェの老齢の客)
朝日ななみ(カフェの客、ミルクコーヒー)
北野ともか(カフェの客、ミルクコーヒー)
八代崇司(警察署の警官)
原田鮎歌(リポーター)
大川裕明(アナウンサー)
合田純奈(りほ:脳トレクイズのタレント)
丹保あずさ(留守電のメッセージの声)
■映画の舞台
都内某所&富士山五合目
ロケ地:
東京都:港区
上島珈琲店 虎ノ門店
https://maps.app.goo.gl/qnZMhqxTc6SG7pSA9
東京都:江東区
The Cream of the Crop Coffe
https://maps.app.goo.gl/8gMMzZw93zhuy7cs8
東京都:国分寺市
Café Slow
https://maps.app.goo.gl/Bo6Zv1cyuZBixVLL8
東京都:荒川区
+h Café
https://maps.app.goo.gl/bEmjYfs6ibDePytH6
東京都:文京区
根津神社
https://maps.app.goo.gl/hQD4VXyD2Ga5GL1w8
文教学院大学 本郷キャンパス
https://maps.app.goo.gl/bJi1oTvaZYe3CWbt8
山梨県:南都留郡
五合園レストハウス
https://maps.app.goo.gl/YbJNQ138RhTZkETo8
上島珈琲店 虎ノ門店(バイト先)
https://maps.app.goo.gl/U1qdrpCskcMyj9PP9
■簡単なあらすじ
コーヒー好きの大学生の拓磨は、シングルマザーの母・綾の海外出張に伴って、最近夫を亡くしたばかりの祖父・文子と一緒に住むことになった
卓磨はコーヒー好きが高じてコーヒー店でアルバイトをしていた、家でもこだわりのコーヒーを淹れていた
職場には恋人の紗季もいて、彼女は広告代理店のインターンに応募をしていた
ある日のこと、祖父の机から生涯カレッジの申込書を見つけた拓磨は、文子にそのことを聞いた
だが、彼女も応募した記憶がなく、大学に問い合わせると、夫が生前に申し込んだものだった
当初はキャンセルするつもりだったが、応募欄の志望動機を見て、かつての夫との会話を思い出し、通うことに決めた
生涯カレッジは拓磨の通っている大学ともあって、構内で鉢合わせすることが増えてきた
ゼミ仲間の桃香との会話の中で、拓磨がおいしいコーヒーを淹れるという話題になってしまう
文子はカレッジ生や拓磨の友人たちも自宅に招いて、懇親会を開くことになった
拓磨の淹れたコーヒーは好評で、自分の淹れたコーヒーが人を喜ばせることに気付き、次第に自分の夢を持ち始めるようになった
だが、開業資金の問題、母親の反対などが予見され、なかなかその道に進む気にはなれなかったのである
テーマ:自分の夢と向き合う歓び
裏テーマ:ひとりで歩む覚悟
■ひとこと感想
ベストセラーか何かの映画化と思っていましたが、まさかのエッセイ本が原案となっていました
実在する文京学院大学の創業者の自伝本が元となっていて、ちゃっかりと映画内にも登場していました
夫の死後に「かつての夢」を思い出すことになるのですが、もっと生前に強く言いたかったのかもしれません
映画では、夢はないけど好きなものはあるという大学生が主人公となっていて、そんな彼が祖父母と関わることによって、自分の人生を見つめなおすことになりました
夢にはお金がかかるという誰もが陥りそうな思考回路に対する答えというのは描かれませんが、そこがきちんとクリアだったら神映画になったと思います
起業をして成功している人もいれば、起業を見せかけとして犯罪に関わっているものもいる
その境目にいる拓磨のその後というのはそこまで言及はされていませんでした
物語は、祖父が残した「暗号」を紐解く流れになっていますが、観客の方が早く気づいてしまうでしょうねえ
むしろ彼らがなぜそこまで気づかないのかと思ってしまいますが、他人の夢に興味を示せないゆえに起こっていることのように思います
なので、富士山好きがいれば秒でわかる暗号だったように思います
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、コーヒー好きの主人公が「好きを仕事にするのはどうしたらよいか」という問題に突き当たるのですが、その為に何をすべきかという道は示していきません
成功している清野にしても、大学の創業者にしても、そこに至った道というのはほぼ描かれないのですね
清野は「夢にしがみついた」と言い、創業者は「人見知りを克服するために夜中に神社にお参りをした」というエピソードが登場するだけでした
成功者のロジックはその人のものであり、同じことをしてもうまくはいかないのは真理だと言えます
成功者の行動にヒントはなく、その行動理念について考える必要があるのだと思いました
清野の場合は「夢にすがる」のですが、これはマインドとして逆境に対してどのような方向を向きべきかという命題に近いでしょう
創業者の夜詣りの場合は、自分の弱点の克服であり、ふたりともに「自分が夢を叶えるために自分の内面に必要なもの」というものを理解していたのでしょう
清野の場合は「没入感と非妥協性」、創業者の場合は「人脈構築のための素養」ということになります
この論理で言えば、拓磨に必要なのは「自分の強みと自分の行動の影響力を知る」ということになります
恋人の紗季が気付いていることに本人が気づいていないのですが、それを指摘しても「自分の強み」とは感じないのでしょう
映画では、拓磨が清野の店で働くという行動を描きますが、これは「拓磨が自信をつけるためのファーストステップ」であると思います
実際の店舗運営のノウハウもありますが、清野の語る「何もしていないのに自信がつくはずがない」というのを体現していくことになるのでしょう
そういった意味において、好きを仕事にするために自分が越えるべきハードルを見つけるためには、自分と同じ道を歩んでいる先人に学ぶことは理に適っているのではないでしょうか
■やりたいことと好きなことの間にあるもの
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■夢のために必要なもの
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104010/review/05750723/
公式HP:
https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee/
 
                                    


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