■映画鑑賞まとめ■
10月、第5週(2025.10.27~2025.10.31)
■富士山と、コーヒーと、しあわせの数式
■オススメ度
ほっこりする映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.27(MOVIX京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、100分、G
ジャンル:コーヒー好きの大学生が祖父母の人生に影響を受ける様子を描いたヒューマンドラマ
監督:中西健二
脚本:まなべゆきこ
原案:島田依史子『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』
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キャスト:
豆原一成(安藤拓磨:コーヒーにこだわりを持つ大学生)
(乳児期:龍空)
市毛良枝(安藤文子:拓磨の祖母)
長塚京三(安藤偉志:拓磨の祖父、富士山好き)
酒井美紀(安藤綾:拓磨の母、シングルマザー)
八木莉可子(大石紗季:拓磨の恋人、バイト先の同僚、広告代理店のインターン)
市川英三郎(島田:大学の理事長)
林花音(島田依吏子:大学の創業者)
福田歩汰(森田純希:サークル交流会の先輩)
藤田玲(清野蓮:独立開業したコーヒー店のオーナー)
星田英利(角田均:拓磨のバイト先のコーヒー店の店主)
大辻賢吾(コーヒー豆店の店主)
高橋果鈴(桜井桃香:拓磨のゼミの仲間)
岩崎友泰(小島:拓磨のサークルの後輩)
島津尋(夏木道子:夫の介護を終えた生涯カレッジの受講生)
■映画の舞台
都内某所&富士山五合目
ロケ地:
東京都:港区
上島珈琲店 虎ノ門店
https://maps.app.goo.gl/qnZMhqxTc6SG7pSA9
東京都:江東区
The Cream of the Crop Coffe
https://maps.app.goo.gl/8gMMzZw93zhuy7cs8
東京都:国分寺市
Café Slow
https://maps.app.goo.gl/Bo6Zv1cyuZBixVLL8
東京都:荒川区
+h Café
https://maps.app.goo.gl/bEmjYfs6ibDePytH6
東京都:文京区
根津神社
https://maps.app.goo.gl/hQD4VXyD2Ga5GL1w8
文教学院大学 本郷キャンパス
https://maps.app.goo.gl/bJi1oTvaZYe3CWbt8
山梨県:南都留郡
五合園レストハウス
https://maps.app.goo.gl/YbJNQ138RhTZkETo8
上島珈琲店 虎ノ門店(バイト先)
https://maps.app.goo.gl/U1qdrpCskcMyj9PP9
■簡単なあらすじ
コーヒー好きの大学生の拓磨は、シングルマザーの母・綾の海外出張に伴って、最近夫を亡くしたばかりの祖父・文子と一緒に住むことになった
卓磨はコーヒー好きが高じてコーヒー店でアルバイトをしていた、家でもこだわりのコーヒーを淹れていた
職場には恋人の紗季もいて、彼女は広告代理店のインターンに応募をしていた
ある日のこと、祖父の机から生涯カレッジの申込書を見つけた拓磨は、文子にそのことを聞いた
だが、彼女も応募した記憶がなく、大学に問い合わせると、夫が生前に申し込んだものだった
当初はキャンセルするつもりだったが、応募欄の志望動機を見て、かつての夫との会話を思い出し、通うことに決めた
生涯カレッジは拓磨の通っている大学ともあって、構内で鉢合わせすることが増えてきた
ゼミ仲間の桃香との会話の中で、拓磨がおいしいコーヒーを淹れるという話題になってしまう
文子はカレッジ生や拓磨の友人たちも自宅に招いて、懇親会を開くことになった
拓磨の淹れたコーヒーは好評で、自分の淹れたコーヒーが人を喜ばせることに気付き、次第に自分の夢を持ち始めるようになった
だが、開業資金の問題、母親の反対などが予見され、なかなかその道に進む気にはなれなかったのである
テーマ:自分の夢と向き合う歓び
裏テーマ:ひとりで歩む覚悟
■ひとこと感想
ベストセラーか何かの映画化と思っていましたが、まさかのエッセイ本が原案となっていました
実在する文京学院大学の創業者の自伝本が元となっていて、ちゃっかりと映画内にも登場していました
夫の死後に「かつての夢」を思い出すことになるのですが、もっと生前に強く言いたかったのかもしれません
映画では、夢はないけど好きなものはあるという大学生が主人公となっていて、そんな彼が祖父母と関わることによって、自分の人生を見つめなおすことになりました
夢にはお金がかかるという誰もが陥りそうな思考回路に対する答えというのは描かれませんが、そこがきちんとクリアだったら神映画になったと思います
起業をして成功している人もいれば、起業を見せかけとして犯罪に関わっているものもいる
その境目にいる拓磨のその後というのはそこまで言及はされていませんでした
物語は、祖父が残した「暗号」を紐解く流れになっていますが、観客の方が早く気づいてしまうでしょうねえ
むしろ彼らがなぜそこまで気づかないのかと思ってしまいますが、他人の夢に興味を示せないゆえに起こっていることのように思います
なので、富士山好きがいれば秒でわかる暗号だったように思います
↓詳しいレビューはこちらから
*【映画感想】富士山と、コーヒーと、しあわせの数式【後半:ネタバレあり:執筆中】
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104010/review/05750723/
公式HP:
https://gaga.ne.jp/fujisan_and_coffee/
■ミーツ・ザ・ワールド
■オススメ度
「死にたみ」を感じる精神に興味のある人(★★★)
腐女子映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.28(アップリンク京都)
■映画情報
情報:2025年、日本、126分、G
ジャンル:婦女子の銀行員と死にたみを抱えるキャバ嬢の邂逅を描いたヒューマンドラマ
監督:松井大悟
脚本:國吉咲貴&松井大悟
原作:金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』
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キャスト:
杉咲花(三ツ橋由嘉里:擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」好きの銀行員)
南琴奈(鹿野ライ:由嘉里を家に招くキャバ嬢、「死にたみ」を抱える女性)
板垣李光人(アサヒ:既婚のナンバー1ホスト)
くるま(奥山譲:由嘉里の合コン相手)
渋川清彦(オシン:BAR「寂蓼」のマスター)
蒼井優(ユキ:BAR「寂蓼」の常連の毒舌作家、アサヒのミューズ)
筒井真理子(由嘉里の母)
加藤千尋(高藤恵美:由嘉里の同僚、キラキラ系女子)
和田光沙(堺万奈:由嘉里の同僚、メガネ隠キャ女子)
菅田将暉(鵠沼藤治:ライの元交際相手)
安藤裕子(鵠沼藤治の母)
中山裕一郎(鵠沼藤治の父)
佐藤寛太(アサヒの同僚ホスト)
大関れいか(ハナ:由嘉里の腐女子仲間)
東野絢香(サチエ:由嘉里の腐女子仲間)
安藤輪子(アサヒの妻)
■映画の舞台
東京:新宿歌舞伎町
https://maps.app.goo.gl/xmm1qJihhFJZKM88A?g_st=ic
ロケ地:
東京都:新宿区
歌舞伎町
九州ラーメン博多っ子
https://maps.app.goo.gl/68DsnPCnZTTX2x5FA?g_st=ic
らしんばん
https://maps.app.goo.gl/g8FG2MJmV3wVDSSj9?g_st=ic
たこ焼きあっちち本舗 通天閣店
https://maps.app.goo.gl/YJUeRmAFAPnJYi9N9?g_st=ic
■簡単なあらすじ
銀行員として働いている由嘉里は、腐女子としての一面を持っていたが、それは誰にも言えないことだった
ある日のこと、合コンに参加した由嘉里は、その場で腐女子であることを暴露され、悪酔いするほどに飲んでしまった
歌舞伎町の路上で項垂れていると、そこに見知らぬキレイな女性が声をかけてきた
彼女はライと言い、キャバクラで働いていたが、「死にたみ」という感情を抱えていて、「死ぬことはギフトだ」と考えていた
ライのことをキレイだと言う由嘉里だったが、ライは300万あげるから整形したら言いと言い出してしまう
そのまま彼女の部屋に住み着くことになった由嘉里だったが、ライは掴みきれなかった
歌舞伎町に繰り出した2人は、そこで既婚ホストのアサヒと遭遇し、一緒に行きつけのバーに行くことになった
マスターのオシン、常連客のユキたちと交流を持つ中、少しずつ由嘉里は自分を取り戻して行った
そんな折、由嘉里のスマホで推しアニメを観ていたライは、彼女が母親とうまく行っていないことを知ってしまう
由嘉里は母にも推し活のことは内緒にしていたが、それは薄々気づかれているものだった
由嘉里は普通に恋愛をして結婚したいと考えていて、そこで合コン相手の1人と会うことになった
ライにメイクをしてもらって彼に会うことになった由嘉里だったが、相手は好みとは程遠いもので、現実の恋愛からさらに遠ざかってしまうのである
テーマ:わかりあうことの難しさ
裏テーマ:執着と依存
■ひとこと感想
腐女子がキャバ嬢と一緒に住むと言う物語で、これまでとは全く違う世界にどっぷりとハマっていく様子が描かれていました
キャバ嬢のライの美しさを褒める由嘉里ですが、彼女は300万円あげるから整形したら言いとあっさりと言ってしまいます
腐女子であることを合コンでバラされてしまい、それによって生きづらさを感じるものの、そのキャラでも会いたいと言う男も登場したりします
映画では、アニメキャラの推し活に人生を賭けている由嘉里と、「死にたみ」と言う感情を抱えているライとの関係を描きますが、どちらもが相手の感情に歩み寄ろうとしても歩み寄れそうにない状況が描かれていました
正反対の気質を持っていて、それでも反発し合うこともないのですが、絶対的な価値観が違うように思えます
キャストがうまくハマっていて、どこから見ても腐女子にしか見えない由嘉里と、影のあるキャバ嬢・ライと言うものが自然と表現されていました
腐女子が歌舞伎町の住人になっていく過程を描いていますが、歌舞伎町は何でも吸収しては放り出していく街のように思えますね
実際に行ったことはないのですが、テレビで見るイメージそのものもようでいて、その生態はやはり自分の生息域とは違うんだなあと思わされました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103958/review/05755138/
公式HP:
■ナイトコール
■オススメ度
巻き込まれ系スリラーに興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.28(アップリンク京都)
■映画情報
原題:La nuit se traîne(長く感じられる夜)、英題:Night Call(夜の叫び声)
情報:2024年、ベルギー&フランス、90分、G
ジャンル:訳あり部屋の鍵を開けた鍵屋の長い夜を描いたスリラー映画
監督&脚本:ミヒール・ブランシャール
キャスト:
ジョナサン・フェルトレ/Jonathan Feltre(マディ・バラ/Mady Bala:鍵屋の青年)
ナターシャ・クリエフ/Natacha Krief(クレール/Claire:依頼人の女性)
ロマン・デュリス/Romain Duris(ヤニック/Yannick:金を奪われた冷酷なマフィア)
ジョナ・ブロケ/Jonas Bloquet(テオ/Theo:ヤニックの手下)
トマ・ミュスタン/Thomas Mustin(レミ/Remy:ヤニックの手下)
ナビル・マラット/Nabil Mallat(ウィル/Will:ヤニックの手下、グレッグとの連絡係)
マルコ・マース/Marco Maas(サム/Sam:ヤニックの金を預かっていた男)
サム・ルーウィック/Sam Louwyck(グレッグ/Greg:汚職刑事)
グレアム・ギット/Graham Guit(アベル/Abel:雑貨店の店主)
クレール・ボドソン/Claire Bodson(ジーナ/Gina:娼館のボス)
■映画の舞台
ベルギー:ブリュッセル
ロケ地:
ベルギー:ブリュッセル
シント=ヤンス=モーレンベーク/Molenbeek-Saint-Jean
https://maps.app.goo.gl/iaxG7dvEkJcUuCLD9
■簡単なあらすじ
2020年、学生で鍵屋のアルバイトをしているマディはBlack Lives Matter運動で揺れるブリュッセルにて、クレールという女性からある部屋の解錠を依頼されていた
規定による身分証の提示、前金などの説明をするものの、クレールは部屋の中に財布を忘れたと言い、仕方なくマディは部屋の鍵を開けることになった
クレールはゴミを出すと言って部屋を出て、身分証は机の上に置いてあると告げる
仕方なく部屋に入ったマディだったが、そこに男が入ってきた
思わぬ展開にマディは驚愕し、男はサンドバックから金が盗まれたことに対して激高する
マディと掴み合いになり、マディはやむを得ず自分のドライバーで相手の首を刺してしまう
男はそれによって絶命し、さらに複数人の男が部屋へと入ってきてしまう
隙をついて逃げようとするものの、あえなく捕まってしまい、マフィアのボス・ヤニックのところに連れられてしまった
マディは金については知らないと言い、女の依頼で開けただけだという
ヤニックは女と金の捜索を手伝うようにマディを巻き込み、彼はやむを得ずにテオと一緒にジーナの娼館へと向かった
だがそこで、マディはヤニックと何者かの不穏な会話を聞いてしまうのである
テーマ:生存本能と機転
裏テーマ:背景を知ると沼にハマる
■ひとこと感想
ベルギーのブリュッセルを舞台として、BLM運動が背景にありました
映画ではさらっと説明されていますが、いわゆるアメリカで起きた黒人差別(白人警官が黒人住民を殺害した事件)が起点となっていました
ブリュッセルでも同じような境遇の黒人がいて、映画内ではサミー・ネバ(架空だと思われる)という黒人が殺されていました
ブリュッセルのデモはそれが原因になっていますが、そこには黒人だけではなく白人も抗議側に回っている様子が描かれていました
映画では、そんな暴動の最中にある女の依頼を受けた鍵屋を描いていて、あからさまに怪しい中でも「やむを得ず」という感じで解錠することになりました
本来ならば部屋に入ることはないのですが、女の言葉を信じて身分証を探すことになります
そこに部屋の主が戻ってきてしまい、話し合いをする間もなく攻撃されるという事態に陥っていました
マディが襲われる背景にはBLM運動の発端となったブリュッセル内の黒人差別があり、その中の事件にヤニックたちが関わっていたことが示唆されています
彼らが血眼になって探しているお金はおろさく示談金か裁判費用あたりだと思いますが、そのあたりは察してねという感じになっていました
ブリュッセルのどの事件がモデルになっているかはわかりませんが、おそらくは2020年に起きたものだと考えられます
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/104453/review/05755137/
公式HP:
https://cinema.starcat.co.jp/nightcall/
■やがて海になる
■オススメ度
ゆったりした自伝風映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.30(イオンシネマ四條畷)
■映画情報
情報:2025年、日本、90分、G
ジャンル:故郷で映画を撮ることになった青年と幼馴染を描いたヒューマンドラマ
監督:沖正人
脚本:沖正人&鈴木太一
キャスト:
三浦貴大(沢田修司:島暮らしのうだつの青年)
(高校時代:後藤陽向)
武田航平(岡本和也:修司の幼馴染、地元の映画を撮る映画監督)
(高校時代:市村優汰)
咲妃みゆ(花村幸恵:修司の想い人の同級生、呉のスナックの雇われママ)
(高校時代:川口真奈)
山口智恵(沢田清子:修司の母)
柳憂怜(沢田健三郎:修司の亡き父)
大谷亮介(沢田清一:修司の叔父)
緒形敦(山根功太:助監督)
渡辺哲(大村久信:撮影監督)
ドロンズ石本(名島辰雄:幸恵の不倫相手、牡蠣会社の社長)
武田幸三(羅王:修司の隣人)
高山璃子(渚:幸恵の店のホステス)
占部房子(岡本真紀子:和也の亡き母)
白川和子(花村君江:幸恵の母)
■映画の舞台
広島県:江田島市
https://maps.app.goo.gl/fxQVkcBJKcFW81f7A?g_st=ic
ロケ地:
広島県:江田島市
スナック 梅や
https://maps.app.goo.gl/TC3B11cWedYt1UuJ8?g_st=ic
藤三スーパー大柿店
https://maps.app.goo.gl/iDd2S8iDSRLvJ7PP7?g_st=ic
広島県:呉市
祭や
https://maps.app.goo.gl/jie1fcFVGvjuoFWz7?g_st=ic
スナック三番街
https://maps.app.goo.gl/1Yzt5PSyL9YYLtwy8?g_st=ic
■簡単なあらすじ
広島の江田島に住み続けている修司は、父の死後にやけを起こし、アルコール浸りの毎日を過ごしていた
父が残した畑は母親と叔父に任せきりで、自身は解体工場などで生計を立てていた
彼は時折、島を出て幼馴染の幸恵のスナックに行くものの、彼女は地元の牡蠣養殖会社の名島と不倫関係にあって、良くない噂が島中に広がっていた
そんな彼らの元に、幼馴染の和也がやってきた
彼は地元を舞台にした映画「やがて海になる」の撮影に訪れていて、彼の自伝的な内容になっていた
だが、彼はかつての恋人だった幸恵の元を訪れず、大人だから色々あるだろうとわかったふうな口を効いていた
映画は順調にテイクを重ねていたが、海でのラストシーンに満足のいかない和也は焦りを隠せなかった
そして、そのシーンに海で漂流していた修司が映り込んでしまい、撮影は延期になってしまう
2人は奇妙な再会を果たすものの、かつて幸恵を取り合った奇妙な友情は変わることはなかった
そんな折、幸恵の不倫相手・名島は失踪し、彼女は彼の妻子からあらぬ疑いをかけられてしまうのである
テーマ:見守ること
裏テーマ:人生の奮起に思うこと
■ひとこと感想
どんな内容か知らないまま、何かの小説の映画化だと思って鑑賞していました
映画内で映画を撮る映画で、それが地元を使って自分の回想録を作るのですが、どうやら島民は好意的に受け入れているようでした
和也は母との別れを描きたかったのだと思いますが、ガッツリと元カレや幼馴染が実名で登場する映画なので、そのあたりはどうなっているんだろうと思いました
映画では、回想シーンと撮影シーンをリンクさせていたり、最後のショットは監督が自ら演じていたりするのですが、どんな映画を撮ろうとしていたのかはイマイチわかりませんでした
映画内では、幸恵との別れであるとか、母親との約束を交わすシーンなどがありましたが、それだけだと毒にも薬にもならない映画であるように思います
江田島は舞台設定のようなもので、あのロケーションにこだわる理由も謎でしたね
ラストではサプライズがありますが、あの行為はオフレコなのか、宣伝に使われているのかわかりませんでした
物語は、修司が主人公で、彼が父の死から立ち直ると言うのがメインになっていました
幸恵としては、和也との関係がきちんと終わると言うものになっていますが、修司の思いに対してどう受け止めたのかはわかりません
海が繋がっているので、どこにいても見守れると言うテーマになっていますが、だからと言って、修司が海となって幸恵を見守ると言うのでもないように思えました
↓詳しいレビューはこちらから
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103643/review/05761126/
公式HP:
https://www.yagateumininaru.jp/
■ローズ家〜崖っぷちの夫婦
■オススメ度
夫婦間のグダグダな喧嘩を眺めたい人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.30(イオンシネマ四條畷)
■映画情報
原題:The Roses
情報:2025年、アメリカ、105分、PG12
ジャンル:破綻した夫婦の顛末を描いたコメディドラマ
監督:ジェイ・ローチ
脚本:トニー・マクナマラ
リメイク元:ウォーレン・アドラー『ローズ家の戦争(1989年)』
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キャスト:
オリヴィア・コールマン/Olivia Colman(アイビー・ローズ/Ivy Rose:ローズ家の妻、レストランのシェフ)
ベネディクト・カンバーバッチ/Benedict Cumberbatch(テオ・ローズ/Theo Rose:建築家の夫)
オリー・ロビンソン/Ollie Robinson(ロイ・ローズ/Roy Rose(幼少期):アイビーとテオの息子)
(成人期:Wells Rappaport)
デラニー・クイン/Delaney Quinn(ハティ・ローズ/Hattie Rose(幼少期):アイビーとテオの娘)
(成人期:Hala Finley)
ケイト・マッキノン/Kate McKinnon(エイミー/Amy:テオの友人、バリーの妻)
アンディ・サムバーグ/Andy Samberg(バリー/Barry:テオの友人、テオの離婚弁護士)
Ncuti Gatwa(ジェフリー/Jeffrey:レストランのフロント・ハウス・マネージャー)
スニータ・マニ/Sunita Mani(ジェーン/Jane:副料理長)
ゾーイ・チャオ/Zoë Chao(サリー/Sally:テオの元同僚)
ジェイミー・デメトリウ/Jamie Demetriou(ロリー/Rory:サリーの夫)
アリソン・ジャネイ/Allison Janney(エレノア/Eleanor:アイビーの離婚弁護士)
ブレンダ・ブロミロウ/Belinda Bromilow(ジャニス/Janice:テオとアイビーの結婚カウンセラー)
■映画の舞台
イギリス:ロンドン
アメリカ:ニューヨーク
アメリカ:カリフォルニア州
メンドシーノ
ロケ地:
イギリス:
デボン/Devon
■簡単なあらすじ
イギリス在住の建築家テオは、会社の建築案を飲まざるを得なくなり、不本意なデザインでマンションを建てることになった
その場で上司や同僚たちと険悪なムードになったテオは、席を飛び出して厨房へと逃げ込んでしまう
そこにはシェフのアイビーがいて、彼はそこで弱音を吐いてしまう
アイビーも料理に自分のアイデアが採用されなくて憤っていて、2人は意気投合して、そのままの勢いで結婚をしてしまった
それから10年後、2人にはロイとハティという2人の子どもに恵まれたが、アイビーは夢をあきらめて、子育てに専念していた
そこでテオはサプライズとして古い戸建てを購入し、ここでレストランを始めたら良いと提案した
テオも帆船をモチーフにした博物館の建築に携わっていて、ようやく完成が目の前に近づいていた
だが、未曾有の嵐がカリフォルニアを襲い、博物館は倒壊してしまう
一方その頃、豪雨で行き場を無くした人々がアイビーの店に押し寄せていた
その中には著名な料理評論家もいて、アイビーは一世一代のチャンスに身を投じることになった
その夜は成功を収め、アイビーの店は評論家の投稿によってバズってしまう
だが、その夜はアイビーとテオの運命を劇的に変えてしまったのである
テーマ:夫婦の危機
裏テーマ:逆転現象は起こすもの
■ひとこと感想
過去作のリメイクで、破綻寸前の夫婦関係を描いていました
建築家として活躍するテオが仕事の失敗によって専業主夫をすることになり、さらに捻くれた性格が捻りまくっていました
夫婦間の破綻は色んなことから起こりますが、収入格差が逆転するというのはありがちな話のように思えます
映画では、テオの失敗と転落を描いていて、専業主夫としての楽しみ方を見つけ出していくこといなりました
映画は軽快な皮肉合戦を描いていて、毒舌のレベルがすごいことになっていました
友人たちの方が夫婦間の不穏な空気を感じていて、これはあるあるのように思います
自分たちは大丈夫だと思っているけど、周りにはそう見えていない
そんな中で、2人はどうなってしまうのかというのが描かれていきます
物語としては、どのように破綻に向かうのかを追っていく流れになっていて、その不和に乗じて暗躍しようとする人物がいたりします
経済的な基盤が妻の方に移ってしまうことで起こることは、男女どちらが収入を得る側になっても同じなのでしょう
家計を支えているという自負がいつの間にか配偶者を見下しているのですが、家事や子育ての重労働を知っていても同じことを思ってしまうのですね
それは社会との繋がりによって、自分自身の存在価値を過大評価してしまうところがあるのだと思います
↓詳しいレビューはこちらから
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103997/review/05761125/
公式HP:
https://www.searchlightpictures.jp/movies/theroses
■盤上の向日葵
■オススメ度
ミステリー映画が好きな人(★★★)
将棋映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.31(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、122分、G
ジャンル:身元不明の死体遺棄事件にて容疑者として浮上する若き天才棋士を追ったミステリー映画
監督&脚本:熊澤尚人
原作:柚月裕子『盤上の向日葵』
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キャスト:
坂口健太郎(上条桂介:容疑者となる天才棋士)
(幼少期:小野桜介)
渡辺謙(東明重慶:伝説の賭け将棋指し)
佐々木蔵之介(石破剛志:事件を追う刑事)
高杉真宙(佐野直也:事件を追う刑事、巡査、元プロ棋士志望)
土屋太鳳(宮田奈津子:桂介の元婚約者)
音尾琢真(上条庸一:桂介の父、ギャンブル中毒)
ジエン・マンシュー(上条春子:桂介の母)
柄本明(兼埼元治:東北一の真剣師)
片岡礼子(元治の娘)
渡辺いっけい(角舘銀次郎:山形の愛棋家、旅館経営者)
尾上右近(壬生芳樹:天才プロ棋士、竜昇戦の対戦相手)
(幼少期:井上涼太)
木村多江(唐沢美子:光一朗の妻)
小日向文世(唐沢光一朗:桂介の恩師)
橋本淳(若きプロ棋士、新人戦の決勝戦の相手)
吉澤健(バーの店主)
吉見一豊(マムシの米内:賭け将棋の対戦相手)
筒井巧(奈津子の父)
宮田早苗(奈津子の母)
春海四方(予備校の校長)
豊坂淳一(テレビのインタビュアー)
テイ龍進(将棋喫茶の対戦相手)
五頭岳夫(将棋喫茶の対戦相手)
針原滋(将棋喫茶の対戦相手)
渡部遼介(将棋喫茶のサラリーマン)
吉家章人(須藤:桂介の賭け将棋の対戦相手)
■映画の舞台
1971年~1994年
長野県
埼玉県:天木山
東京都内
山形
山梨
ロケ地:
長野県:諏訪市
財団法人 片倉館
https://maps.app.goo.gl/zmxa7Fm7RkN6fmKdA?g_st=ic
しもすわ今昔館おいでや
https://maps.app.goo.gl/R7Ba6PDkLi1jJkvKA?g_st=ic
長野県:岡谷市
喜多屋醸造店
https://maps.app.goo.gl/85hzykAknmZgVm936?g_st=ic
長野県:茅野市
蓼科高原 パラグラ イングリッシュガーデン
https://maps.app.goo.gl/ySQv9RiEbmAxwFiZ8?g_st=ic
埼玉県:熊谷市
Endo farm
https://maps.app.goo.gl/s3bYo96NGdmYW64AA?g_st=ic
東京都:中央区
Restrant Luke Weth Skylpunge
https://maps.app.goo.gl/r4pzL5DedaqyUWpCA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1992年、新人王トーナメントを制した天才棋士の上条桂介は、竜昇戦を迎えていた
その頃、埼玉の天木山にて身元不明の遺体が見つかり、捜査一課はその行方を追い始めていた
手がかりとなるのは遺体とともにあった高級な菊水月の将棋の駒で、刑事の石破と佐野はその線をあたることになった
その駒は当初はコレクターのものだったが、学校の校長先生だった唐沢が買い、それが上条桂介に渡ったことが判明する
そこで石破たちは上条桂介の足取りと遺体との関係を洗っていくことになった
桂介は貧困の家庭で育ち、ギャンブル狂で借金まみれの父・庸一の元で育てられていた
小学生時代には新聞配達を行い、配達先の唐沢家の前に捨てられていた将棋の雑誌に興味を示していた
唐沢は彼を不憫に思い、彼に将棋を教えながら暖を取らせて、食事を与えていた
だが、桂介は父親にバレることを恐れ、買ってもらった服などをひた隠しにしていた
桂介の将棋の力はメキメキと上がっていき、唐沢は奨励会に入るように薦めてくる
だが、父親はそれを許さず、桂介は父を捨てることができずに、今の生活を続けることになったのである
テーマ:生き切ることの意味
裏テーマ:消えない絆
■ひとこと感想
サザンの演歌調の主題歌が印象的で、昭和のテイストが匂う作品となっていました
1970年代から1990年代前半までを舞台として、天才棋士・上条桂介の半生を追っていくことになります
刑事2人は死体遺棄事件を追っていきますが、その中で知り得た情報が回想録として展開していくことになりました
映画は、毒親に育てられた桂介の壮絶な過去が描かれ、どのようにして賭け将棋師のと東明と出会っていくのかを描いていきます
そして菊水月の将棋の駒がどのような経緯を経ていったのかを追っていく中で、桂介の人となりがわかるようになっていきます
捜査で知り得た以外のことも回想録では登場しますが、これは映画の構成として、竜昇戦に向かう桂介がこれまでを想起している流れとリンクしていくことになります
東京を起点として、長野、山形など多くの土地をわたり歩いてきた桂介は、奨励会に入ることなく、唐沢や東明から将棋を学んでいきます
そんな中、新人王の決勝で東明の棋譜を真似るかのような将棋を打ち、それがつながりを決定づけるものとなっていました
結局のところ、桂介は彼自身に流れる血からは逃れられないのですが、それ以上に将棋という魔物に支配された人生だったように思えました
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101368/review/05764259/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/banjyo-movie/
■爆弾
■オススメ度
佐藤二朗の怪演に興味がある人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.31(イオンシネマ久御山)
■映画情報
情報:2025年、日本、137分、PG12
ジャンル:都内に仕掛けられた爆弾を巡るミステリー&スリラー
監督:永井聡
脚本:八津弘幸&山浦雅大
原作:呉勝浩『爆弾』
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キャスト:
佐藤二朗(スズキタゴサク:飲酒後の暴行で捕まる謎の男)
山田裕貴(類家:警視庁捜査一課、強行班捜査係)
渡部篤郎(清宮:警視庁捜査一課、強行班捜査係)
正名僕蔵(鶴久:野方署の課長)
染谷将太(等々力:野方署の刑事)
寛一郎(伊勢:野方署、巡査長)
坂東龍汰(矢吹:沼袋交番勤務、巡査長)
伊藤沙莉(倖田:沼袋交番勤務、巡査)
加藤雅也(長谷部有孔:問題を起こして辞職した刑事)
片岡千之助(石川辰馬:有孔の息子)
中田青渚(石川美海:有孔の娘)
夏川結衣(石川明日香:有孔の元妻)
遠藤史也(井筒柾:等々力の後輩刑事)
星野翼(職質受ける金髪の若者)
仁村仁弥(和久:辰馬のシェアハウス仲間)
吉田カルロス(山脇:辰馬のシェアハウス仲間)
門田宗大(梶:辰馬のシェアハウス仲間)
■映画の舞台
東京都心
ロケ地:
都内各所
■簡単なあらすじ
10月5日の夜、スズキタゴサクと名乗る酔っ払いが野方警察署に連行されていた
彼は酒を自販機を蹴って、それを止めようとした店主を殴った罪で逮捕されていたが、奇妙な供述を始める
刑事の等々力は「霊感がある」という意味不明の供述を取るものの、男が指定した時間に秋葉原にて爆発事件が起こった
死傷者は出なかったものの、事態を重く見た警視庁捜査一課は、捜査員の清宮と類家を派遣する
等々力から捜査を引き継いだふたりは、男から奇妙な供述を受ける中で、相手のペースに乗るように情報を引き出していく
男は「9つの尻尾」という心理テストを始め、類家はその質問の中から「次の爆発地点」を推理することになった
そんな中、清宮たちの供述を記録していた伊勢は、男からプライベートな話を聞きだすことに成功した
伊勢は信頼できる同僚の矢吹に情報を流し、矢吹はその情報を基に男のスマホを見つける
さらにそのケースには意味深な住所が書かれていて、矢吹は後輩の倖田とともにその住所を訪ねることになったのである
テーマ:翻弄と自己主張
裏テーマ:IQとトリガー
■ひとこと感想
佐藤二朗が爆弾魔を演じるという内容で、彼の奇妙な供述から、次の爆発場所のヒントが隠されているという内容になっていました
予告編の印象だと、ずっと類家が対応しているように見えますが、実際には等々力から清宮を経て、最終的に類家へと引き継がれることになります
それと並行して、所轄の警察官ふたりが爆弾を探すという流れになっていました
映画では、取調室に隔離されているはずの男が予告通りに爆発を起こしていくのですが、等々力の印象のように「無邪気ななぞなぞ」というものが登場します
それでも、単独犯とは思えないところがあり、どのような共犯がいるのか、と展開を迎えていきます
第1章にあたる「男VS清宮」にて、心の形はどんな形なのかという心理テスト「9つの尻尾」というものが行われ、会話の中に強調されたキーワードを拾っていくことになります
なぞなぞ自体は単純なものですが、微妙に正解をズラしていくあたりが絶妙な具合になっていました
その後の「男VS類家」のパートでは、類家の類まれなる洞察力と挑発による心理戦が繰り広げられますが、共犯匂わせあたりから若干陳腐になっていったように思います
原作は続編があるようで、本作でもきちんと終わっているとは言い難い部分がありましたね
それが何なのかはネタバレのところで書きますが、ちょっと唐突な終わり方になっていたように思いました
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■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/103262/review/05764257/
公式HP:
https://wwws.warnerbros.co.jp/bakudan-movie/
