■盤上の向日葵
Contents
■オススメ度
ミステリー映画が好きな人(★★★)
将棋映画が好きな人(★★★)
■公式予告編
鑑賞日:2025.10.31(イオンシネマ京都桂川)
■映画情報
情報:2025年、日本、122分、G
ジャンル:身元不明の死体遺棄事件にて容疑者として浮上する若き天才棋士を追ったミステリー映画
監督&脚本:熊澤尚人
原作:柚月裕子『盤上の向日葵』
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キャスト:
坂口健太郎(上条桂介:容疑者となる天才棋士)
(幼少期:小野桜介)
渡辺謙(東明重慶:伝説の賭け将棋指し)
佐々木蔵之介(石破剛志:事件を追う刑事)
高杉真宙(佐野直也:事件を追う刑事、巡査、元プロ棋士志望)
土屋太鳳(宮田奈津子:桂介の元婚約者)
音尾琢真(上条庸一:桂介の父、ギャンブル中毒)
ジエン・マンシュー(上条春子:桂介の母)
柄本明(兼埼元治:東北一の真剣師)
片岡礼子(元治の娘)
渡辺いっけい(角舘銀次郎:山形の愛棋家、旅館経営者)
尾上右近(壬生芳樹:天才プロ棋士、竜昇戦の対戦相手)
(幼少期:井上涼太)
木村多江(唐沢美子:光一朗の妻)
小日向文世(唐沢光一朗:桂介の恩師)
橋本淳(若きプロ棋士、新人戦の決勝戦の相手)
吉澤健(バーの店主)
吉見一豊(マムシの米内:賭け将棋の対戦相手)
筒井巧(奈津子の父)
宮田早苗(奈津子の母)
春海四方(予備校の校長)
豊坂淳一(テレビのインタビュアー)
テイ龍進(将棋喫茶の対戦相手)
五頭岳夫(将棋喫茶の対戦相手)
針原滋(将棋喫茶の対戦相手)
渡部遼介(将棋喫茶のサラリーマン)
吉家章人(須藤:桂介の賭け将棋の対戦相手)
【その他の出演者】
高川裕也(捜査一課の課長?)
永岡佑(刑事?)
平埜生成(刑事?)
早織(菊水月の所有者の娘)
越村友一
おむすび(プロ棋士)
藤夏子(雀荘の老店主)
田根楽子(桂介親子を知る老女)
塚本幸男(味噌工場の従業員?)
清水伸(新聞販売店の店主)
大西武志(大学の将棋部の顧問)
八代崇司(大学の将棋部)
山崎将平
武東賢杜
木原勝利
日比杏奈
ニクまろ(新人戦の対戦相手、一回戦)
金野美穂(新人戦の対戦相手、二回戦)
村松和輝(新人戦の対戦相手、三回戦)
西郷豊(旅館の見物客)
仁山貴恵
足立正利
鳥居功太郎(刑事?)
吉村賢人
中山慎吾(奨励会の職員?)
原田大輔(捜査員)
友岡靖雄(捜査員)
小林博(解説者?)
長岩健人(旅館の対戦相手)
火ノ口紗彩(予備校の女子生徒)
宮瀬茉祐子(アナウンサー)
戸谷勇斗(アナウンサー)
花ヶ前浩一(対戦相手)
水野直(見物人)
佐野啓(対戦相手)
■映画の舞台
1971年~1994年
長野県
埼玉県:天木山
東京都内
山形
山梨
ロケ地:
長野県:諏訪市
財団法人 片倉館
https://maps.app.goo.gl/zmxa7Fm7RkN6fmKdA?g_st=ic
しもすわ今昔館おいでや
https://maps.app.goo.gl/R7Ba6PDkLi1jJkvKA?g_st=ic
長野県:岡谷市
喜多屋醸造店
https://maps.app.goo.gl/85hzykAknmZgVm936?g_st=ic
長野県:茅野市
蓼科高原 パラグラ イングリッシュガーデン
https://maps.app.goo.gl/ySQv9RiEbmAxwFiZ8?g_st=ic
埼玉県:熊谷市
Endo farm
https://maps.app.goo.gl/s3bYo96NGdmYW64AA?g_st=ic
東京都:中央区
Restrant Luke Weth Skylpunge
https://maps.app.goo.gl/r4pzL5DedaqyUWpCA?g_st=ic
■簡単なあらすじ
1992年、新人王トーナメントを制した天才棋士の上条桂介は、竜昇戦を迎えていた
その頃、埼玉の天木山にて身元不明の遺体が見つかり、捜査一課はその行方を追い始めていた
手がかりとなるのは遺体とともにあった高級な菊水月の将棋の駒で、刑事の石破と佐野はその線をあたることになった
その駒は当初はコレクターのものだったが、学校の校長先生だった唐沢が買い、それが上条桂介に渡ったことが判明する
そこで石破たちは上条桂介の足取りと遺体との関係を洗っていくことになった
桂介は貧困の家庭で育ち、ギャンブル狂で借金まみれの父・庸一の元で育てられていた
小学生時代には新聞配達を行い、配達先の唐沢家の前に捨てられていた将棋の雑誌に興味を示していた
唐沢は彼を不憫に思い、彼に将棋を教えながら暖を取らせて、食事を与えていた
だが、桂介は父親にバレることを恐れ、買ってもらった服などをひた隠しにしていた
桂介の将棋の力はメキメキと上がっていき、唐沢は奨励会に入るように薦めてくる
だが、父親はそれを許さず、桂介は父を捨てることができずに、今の生活を続けることになったのである
テーマ:生き切ることの意味
裏テーマ:消えない絆
■ひとこと感想
サザンの演歌調の主題歌が印象的で、昭和のテイストが匂う作品となっていました
1970年代から1990年代前半までを舞台として、天才棋士・上条桂介の半生を追っていくことになります
刑事2人は死体遺棄事件を追っていきますが、その中で知り得た情報が回想録として展開していくことになりました
映画は、毒親に育てられた桂介の壮絶な過去が描かれ、どのようにして賭け将棋師のと東明と出会っていくのかを描いていきます
そして菊水月の将棋の駒がどのような経緯を経ていったのかを追っていく中で、桂介の人となりがわかるようになっていきます
捜査で知り得た以外のことも回想録では登場しますが、これは映画の構成として、竜昇戦に向かう桂介がこれまでを想起している流れとリンクしていくことになります
東京を起点として、長野、山形など多くの土地をわたり歩いてきた桂介は、奨励会に入ることなく、唐沢や東明から将棋を学んでいきます
そんな中、新人王の決勝で東明の棋譜を真似るかのような将棋を打ち、それがつながりを決定づけるものとなっていました
結局のところ、桂介は彼自身に流れる血からは逃れられないのですが、それ以上に将棋という魔物に支配された人生だったように思えました
↓ここからネタバレ↓
ネタバレしたくない人は読むのをやめてね
■ネタバレ感想
映画は、遺棄された死体の行方を追っていく中で、天才棋士が容疑者となっていくのですが、今をときめく話題の人ゆえに「間違った情報や推測で表には出せない」というものがありました
状況的に繋がったとしても、彼が殺したかどうかというものは特定できず、凶器の刃物は見つかっていなかったと思います
その刀には桂介の指紋がついているので、それが見つかれば終了ではありますが、映画のラストでは「逮捕しても起訴できるかわからない」という感じになっていました
殺人教唆を証明するのはとても難しく、実行犯はすでに死んでいる
この状況で桂介を社会的に抹殺することはリスクのように思えます
ラストでは決戦に臨むけ桂介の前に刑事が立ちはだかりますが、彼自身はプロ棋士にこだわっていないのかもしれません
彼自身の師匠は2人いますが、将棋に対する熱意とかは東明の影響が多いと言えます
その狂気じみたものを拭い去ることはできず、それが全てのようにも思えてしまいます
プロの世界を追われたとしても、賭け将棋の世界で生きていくことに抵抗はないでしょう
むしろ、本当に強い者はプロの世界にはいないとさえ思っているのでしょう
それゆえに、強さを求めた先に、いずれは東明の歩んだ道を追っていくように思えました
■切り離せない過去
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■本物の強さはどこに潜んでいるのか
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■120分で人生を少しだけ良くするヒント
ただいま、鋭意考察中にて、今しばらくお待ちください
■関連リンク
映画レビューリンク(投稿したレビュー:ネタバレあり)
https://eiga.com/movie/101368/review/05764259/
公式HP:
https://movies.shochiku.co.jp/banjyo-movie/
